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鉄壁街攻略戦:翻弄と撹乱の街

<オープニング>


「ランスブルグ第二層、鉄壁街の調査報告はもう聞いた?」
 酒場に集まったエンドブレイカー達の顔を見回し、橙天のスカイランナー・ミリカ(cn0128)はそう切り出した。

 秘密の通路からランスブルグの第二層へと侵入した偵察部隊が帰還した。第二層鉄壁街の都市部、都市部から外れた岩山地帯、星霊術師協会、紋章院、闘技場の地下等を探索し、数多くの情報を得て帰ってきたのだ。
「闘技場の地下では死体に紛れて潜伏していたランスブルグの騎士の救出に成功したし、岩山では空飛ぶ巨獣が都市外から戦力を集めている姿が確認されたわ。紋章院ではマギラントのマスターメイガスを発見したのよね。マギラント自身は確認できなかったようだけど、マギラントのマスターメイガスがランスブルグにあるってわかったのは、大きな収穫よ」
 ミリカは嬉しそうに頷き、グラスの水を一口飲んでから言葉を継ぐ。
「そして、都市部の聞き込み調査では、第二層に存在する3つの関所の情報を得られたわね」
 そう言ってミリカは指を3本立てた。
「1つ目は、紋章院のゴーレムが守る関所」
 ここでは、ゴーレムが扉の受けるダメージを全て肩代わりすることによって、扉を守っている。
「2つ目は、星霊術士が守る関所」
 ここは、ノソリン神官と呼ばれる星霊術師が、『最強のドローノソリン』をかけ続けることで扉を守っている。
「3つ目は、狂王アニールの力で守られている関所」
 ここは、街の人々の力を集めることで守られている扉だ。鉄壁街の人間が全て死ぬような事が無い限り、開くことはないと言われている。
「関所は、第三層側から開くことは出来ないの。秘密の通路を通れる人数だけで第二層の制圧をするのは厳しいけど、でも……」
 関所を壊すことに成功すれば、そこから攻め込むことが出来る。
 それが、調査の結果見えてきた第二層攻略への道筋だった。

「第一層、第二層に対する予知を妨害していた儀式は、紋章院に潜入した仲間達が壊してきてくれたわ。だから今は代理者の予知が行える状態よ。でも時間がたてばまた修復されて、予知が行えなくなってしまうでしょうね」
 更に、マスカレイド達が戦力を集めてこちらに攻撃を仕掛けてくることも予想される。そうなれば、今いる第三層の防衛戦となり、第二層の制圧への道のりが遠のいてしまう。
 代理者の予知が行える今こそが、第二層制圧の絶好の好機なのだ。
「もちろん、関所の警備は厳重でしょうね。でも、第二層で同時に多くの騒ぎを起こして、敵の目を引きつけてる間に、3つの関所に同時に攻め込めば……攻略は不可能じゃないと思うの」
 そう言ってミリカは、真剣な表情を浮かべたエンドブレイカー達を見回した。難攻不落の関所への挑戦を楽しむような、不敵な笑みを浮かべて口を開く。
「最低でも1つ。可能なら3つ全ての関所を開きたいわ。協力してくれるわよね?」


 関所の攻略を行う為には、敵の戦力を関所に集中させない事が重要だ。そのために、関所の攻略に合わせて、関所以外の場所で同時多発的に騒ぎを起こす作戦を取る。
「もちろん、ただ騒げば良いっていうことじゃないわよ! 敵にとって放置できないような戦略目標があるように見せかけて、敵の目を引くの。例えば、エンドブレイカー達が秘密の通路を使って勇者の暗殺作戦を行う為に潜入してきた……とかね。そしたら、こちらに戦力を割かないわけにはいかないでしょ?」
 戦力が割かれれば、関所の警戒は緩くなるかもしれない。調査報告を元に、どういった陽動を行うか話し合って作戦を実行して欲しい。
 陽動しつつ、今後の戦いで有利になるような成果を上げる事が出来る事ができれば更に良いだろう。
「陽動作戦が充分に効果を発揮した時点で、今度は撤退よ」
 撤退に失敗し、鉄壁街に取り残されてしまった場合、ほぼ確実にマスカレイドに捕縛されてしまうだろう。捕縛されたエンドブレイカーは状況が許す限り救出作戦を行うが、状況によっては見捨てざるを得ない場合もあるかもしれない。
「くれぐれも、無理はしないでね」
 その状況を想像したのか、ミリカは少しだけ心配そうな表情を浮かべた。気を取り直すように、再び仲間達の顔を見回す。
「説明は以上よ。第二層鉄壁街、取りに行きましょうね! それじゃ、皆の健闘を祈ってるわ!」


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参加者
和風ペンギン・ペンペロン(c03137)
野生の戦士・マークス(c03816)
銀雷閃・ツルギ(c08167)
日晴猫・ファミリア(c14712)
彩風に踊る妖精・シル(c25139)
バルバロッサ・アルバート(c31011)
小さな竜眼・カシム(c31419)
黒仔猫の魂・コヒナ(c31516)

<リプレイ>

●陽動作戦
 どこかで、鋭い笛の音がした。魔法の花火が打ち上げられ、轟音を立てて空に咲く。
 星霊術士協会の前で突如起こった大騒ぎに、協会は一気に混乱に陥った。
 騒ぎを聞きつけて、周辺の住人も集まりつつあった。怒声と罵声。狂乱的な笑い声や叫び声。乱入者に向かって石を投げる者。鼻息荒く掴みかかっているのは、腕に覚えのある者だろうか。
 怒鳴り声で交わされる会話の中身を聞きとれば、どうやら街の自警団も到着したらしい。住人の誰もが状況を把握できぬまま、騒ぎは拡大の様相を呈しつつあった。

 そんな中、協会の裏口に集まる8人の人影があった。全員が協会員服を身に纏っているが、他の協会員のように浮足立った様子はない。
「……潜入するなら、今だな」
 赤茶色の髪の男――野生の戦士・マークス(c03816)が呟いた。その言葉に、エンドブレイカー達は顔を見合わせて頷いた。この格好なら、協会内に入ったとしても怪しまれることはないだろう。ましてやこの騒ぎの最中だ。
 彼らの使命は、星霊術士協会内部への潜入だった。
 忍び込むと同時に、銀雷閃・ツルギ(c08167)は内部の様子に鋭く目を走らせた。星霊術師協会内部は、突然の騒ぎに冷静さを失っていた。悲鳴と怒号が飛び交い、協会員達は状況の把握と収束に慌ただしく駆け回っている。誰も、自分達の潜入を見咎める者はいない。
「おぃおぃおぃ、どうなってるんだ!」
 騒ぎの中に駆けこんで、和風ペンギン・ペンペロン(c03137)は更に場を混乱させるべく大声を上げる。
「三層からの襲撃みたいだぞ! 警備担当はどうした、早く正門へ行ってくれ!」
「何、三層からの襲撃だって!?」
 通りかかった男が足を止めた。おい、自警団は何してる! と怒鳴り声をあげながら踵を返す。
「逃げるならあっちだぞ!」
「違う違う! こっちだぜ! あっちではヤバイやつが暴れてやがる!」
 ペンペロンの誘導に適当な合いの手を入れながら、バルバロッサ・アルバート(c31011)は顎を覆う赤髭をさすった。
「随分派手な潜入になっちまったなぁ……。まぁ、俺は隠密には向かねぇからなぁ。ちょうどいいか」
(「巫女さんは……どこかな」)
 意識してその場の混乱を誘発しながら、彩風に踊る妖精・シル(c25139)はターゲットを探し、素早く周囲に視線を巡らせる。今周囲にいるのは一般人ばかり。だが、この建物のどこかに巫女のマスカレイドがいるはずなのだ。
「にゃにゃっ」
 黒仔猫の魂・コヒナ(c31516)は袖口からわずかに覗く指で、協会内部へと続く扉を指差した。小さな体にまとった協会員の服は少し大きめだ。猫耳のついた黒いフードが、すっぽりと頭を覆っている。
「あれかにゃ……巫女マスカレイド!」
「何の騒ぎなの」
 騒ぎの中、凛とした声と共に現れたのは、巫女服をまとった浅黒い肌の女だった。女はつかつかと受付に立つ協会員に歩み寄る。
「巫女様……! どうかお逃げください! 襲撃です」
「襲撃?」
 巫女は眉根を寄せ、入口の扉へと視線を向ける。一瞬だけこちらから注意が逸れたその瞬間をついて、マークスは巫女に駆け寄り、鋭い鎌を一閃した。
「よう、巫女さん」
 突然の攻撃に肩口を裂かれ、女は一歩飛びすさった。マークスはぶんと鎌を振り、にやりと笑う。
「テメェらの首、貰いに来たぜ」
「……なんですって?」
 巫女は手のひらについた血を振り払い、不快げに目を眇めた。

●星霊術士協会の巫女
「ニルちゃんっ」
 シルは妖精の名を呼ぶ。青い妖精がそれに応えるようにシルの前に舞い降りた。
「お願いね、ニルちゃん!」
 シルの合図と同時に、妖精は弾丸のように飛び出す。その反対側から受付の机をひらりと飛び越えて、ペンペロンは巫女に駆け寄った。妖精の攻撃に気を取られた巫女は、はっと振りかえってペンペロンの盾を受け止めた。
「なぁ、巫女さんよ。教えてくれよ。お前らのシャルムーン様はどこにいる?」
 鏡の盾越しに巫女と対峙しながら、ペンペロンは問うた。巫女は妖艶な笑みを浮かべて、赤い髪の男を見上げた。
「……素直に答えると思うの?」
 盾を振り払うように、巫女は片手に握る鋭い刃を一閃する。キンと鋭い音がして、ペンペロンは大きく飛び下がった。
「さて……その力……見せて貰おうか」
 ツルギは見えぬ物に集中するように静かに目を閉じた。闘志を刃にこめ、巫女マスカレイドの位置を探る。
「我が全霊…楽しんでもらおう!」
 感覚が強い殺気をとらえ、そこに向かって太刀を繰り出した。瞳を閉じたままのツルギの攻撃は、過たず巫女をとらえる。
「その身のこなし……お前達、只者ではないわね」
 巫女は唇を噛み、目を開いたツルギに鋭い視線を返す。
「この間ここへやってきた二人の仲間かしら?」
 巫女は再び得物を振るった。刃の軌跡が魔力の奔流となって、小さな竜眼・カシム(c31419)に襲い掛かった。カシムは仕返しとばかりに、得物を手の中でくるりと回して超高速の突きを見舞う。
「魔術師というのは、格闘戦もこなせてこそです」
(「さすが星霊術士協会の巫女マスカレイド……って所かな」)
 後方で竪琴をかき鳴らしながら、日晴猫・ファミリア(c14712)は考えた。華奢な外見とは裏腹に、巫女の攻撃は一つ一つが重く、鋭かった。相当の手練だということはみていてもわかる。
 しかし、1対8では分が悪すぎた。
「くっ……」
 四方八方からの攻撃に、巫女は荒い息をついた。正面に立つアルバートの体をゆらりと騎士の幻影が覆い、アルバートは一歩巫女に近づいた。
「巫女さんよ……歯ぁ、食いしばれ!」
 繰り出された拳に、幻影の拳が重なる。殴打された巫女の体は受付の机にあたり、そのままがくりと首を垂れて動かなくなった。

●舞い降りる女
「ひっ……巫女様!」
「巫女様ぁーーー!」
 巫女が倒れるのと同時に、状況を静観していた周囲から悲鳴が上がった。
 まさか、自分達の巫女が負けるとは思っていなかったのだろう。恐怖に顔をひきつらせる者。泣き崩れる女もいる。エンドブレイカー達は臨戦態勢を解きながらも、油断なく周囲に目を走らせた。
「シャルムーンの巫女様が殺されたぞ! 殺人鬼だー、助けてくれー!!」
 取り押さえろ! という声と共に、協会員達が襲い掛かってくる。
「今回はコヒナ、囮猫にゃん。捕まるわけにはいかないにゃ」
 伸びてくる腕をかわし、コヒナはぴょんと駆けだした。そのまま、協会内部へと続く扉を抜ける。
 背後からは追手が迫る。攻撃を受け流し、時に相手を無力化しながらエンドブレイカー達は協会内部を奥へ奥へと進んでいく。
「待てー! こら待たんかー!」
 紋切り型な台詞が聞こえ、アルバートは呵々と笑った。
「わはは! 待てと言われて待つバカがいるか!」
「う〜〜。走りながらじゃ、メモが取りづらいにゃん」
 コヒナが紙にペンを走らせながら頬を膨らませた。
「せめて、来た道を覚えて……撤退時のルートを想定しておくにゃ!」
 協会内の廊下を走り、目の前に迫った扉をあけると、ふわりと外気が頬を撫でた。どうやら中庭に出たらしい。後ろからは追手が迫っている。中庭へと駆け出ながら、再び建物の中へ入るべく他の出入り口へと目を走らせる。
「シャルムーン様!」
 その時、追手の一人が声を上げた。
「え?」
「シャルムーン? まさか」
 一瞬、エンドブレイカー達はぴたりと足を止めた。「そんな言葉に引っかかるか!」と言おうとしたのは、それがこちらを撹乱するための嘘ではないかと疑ったからだ。

 しかしそんなエンドブレイカー達の上から、その声は降ってきた。

「――……あなた達ですね。私の大切な巫女を殺した犯人は」

 思わず視線を上げた8人の前方。
 見上げるほどの高さにある窓から、その女は軽やかに舞い降りた。
 浅黒い肌の上で、シャランと音を立てる金の飾り。緩く波打つしなやかな黒髪が、風を受けて大きく膨らむ。
 音もなく地面に降り立ち、女は舞うようにくるりと身を翻した。同時に、細い足が獣のそれへと変わる。不気味な仮面が顔を覆い、鋭く光る瞳が8人を見据えた。

「……今すぐ殺して差し上げましょう」

 甘く囁くような、それでいて殺気を帯びたその声。
 その場の空気が変わったような気がして、ぞわりと背筋が粟立った。
 8人が対峙したのは――勇者シャルムーン、その人だった。

●力の差
「シャルムーン……この人が……!」
 カシムは小さく声を上げ、焦茶色の髪の下の目を大きく見開いた。
 シャルムーンの腕が、つと動いた。長い髪の先に光る刃がヒュッと空を裂き、ツルギの体を一閃する。
「……え?」
 シルはゆっくりと目を見開いた。隣にいたツルギの体が一瞬宙を舞い――。
 どうと倒れ、そのまま動かなくなった。
「にゃにゃっ! ツルギ様!!」
「……うぅっ」
 慌ててコヒナが駆けよると、ツルギは小さくうめき声をもらした。コヒナに助けられ、ようやく身を起こす。その傷は深く、一目見ただけで、戦線復帰出来る状態ではないことが分かった。
「我が怒り……我が慟哭を込めて……」
 カシムは棘(ソーン)を餌に、鴉の群れを召喚した。禍々しい黒羽が一斉にシャルムーンへと襲い掛かる。
「吹き飛びな!」
 アルバートの足が地を蹴った。走る勢いを殺さぬまま、獅子の紋章が刻まれた斧を横薙ぎにする。コヒナは大きな岩を足掛かりに高く跳び上がり、空中から続けざまに紫煙の弾丸を放った。
 シャルムーンは、立て続けの攻撃にも微動だにしない。その様子に、自分達の攻撃が彼女にとってどれほど些細なものであるかを思い知る。
 再び、シャルムーンの刀が閃いた。刃から放たれた斬撃はファミリアを直撃し、ファミリアの体がゆっくりと崩れ落ちた。斬撃の余波はシルの背中を切り裂き、シルはその場にがくりと膝をつく。一瞬の出来事だ。回復さえも間に合いはしない。
 戦線を離脱させられるまでに、たったの一撃。
「……嘘だろ?」
 ペンペロンは頬を引きつらせ、乾いた笑いを漏らす。
「……これが勇者の強さかよ……」
 コヒナに支えられたツルギは、荒い息の下から声を絞り出した。
「駄目……強さの桁が違う! 撤退を……!」
「……くそっ!」
 ふらふらと立ちあがろうとするシルに、マークスは手を伸ばした。このままでは、本当に全滅してしまう。
 シャルムーンの足が動いた。大きく地を蹴ると同時に、カシムに向けて鋭い爪を振るう。カシムは小さく呻き、傍にあった大岩に背を預けるようにして倒れた。
「こんな奴相手に、どうやって全員無事撤退しろって言うんだよ……」
 背中に冷たい汗が流れるのを感じながら、マークスが呟く。
「背を向けた瞬間に、やられちまうぜ……!」
 ペンペロンはファミリアの体を支えながら、険しい顔で仲間達の顔を見回した。その時だった。

「この都市、いや、この世界の未来の為にも、シャルムーン! 討たせてもらうっ!!」

 凛々しい掛け声と共に、何かがマークスの隣を駆け抜けていった。声の主は目つきの鋭い細身の少女だ。
 内部へ続く扉から、次々と人影が躍り出てくる。魔鍵を手にした黒髪の男性が、ちらりとこちらに目を向けた。
「此処は任せて……退け」
 ずいと一歩歩み出たいくつもの背中に、ペンペロンは目を見張った。
「……お前たちは……」
 共に星霊術士協会へ侵入した、仲間達の援軍だった。
 駆け付けた仲間達は傷ついたエンドブレイカー達をかばうように、シャルムーンに対峙した。自分達が入ってきた扉を指し、逃げるよう促す。
「しかし……」
 それでは、ここに残る皆は――。
 躊躇の色を浮かべるも、強い口調で促され、8人は後ろ髪を引かれる思いで中庭を後にした。

 撤退時のルートが走り書きされた紙を手に、8人はほうほうの体で星霊術士協会を抜けだした。無事に全員が脱出できたのは、変装のおかげで一般人に紛れることが出来たせいもあるし、正面入り口での騒ぎが収束していたせいもあるだろう。
 街の方からは、喧騒が聞こえてくる。きっと戦いの舞台は街の中へと移ったのだ。そこでは今もたくさんの仲間達が戦っているに違いなかった。
「皆……大丈夫でしょうか」
 アルバートに背負われたカシムが絞り出すような声で呟き、そっと瞑目した。一瞬背後で、恐ろしく巨大な力と殺気が膨れ上がったように感じたのは、気のせいだろうか。
「祈ろう。彼らが無事に逃げてこられることを……」
 ペンペロンに支えられたファミリアは、不安を押し隠すようにぎゅっと竪琴を胸に抱いた。
 ほんの一瞬で、勇者シャルムーンの強さは身に沁みてわかった――わかってしまった。自分たちの前に立ち塞がった仲間の背中を思いだすと、罪悪感がちくちくと胸を刺す。
 それでも自分達は、自分達に出来ることを、自分達の使命を果たすしかない。それはおそらく、あの場に戻って、圧倒的な力の前に共に無力感を感じることではない。

 仲間を信じ、前進するしかないのだ。

 エンドブレイカー達は、疲れ果てた体と心を引きずって、第二層を後にした。



マスター:蓮見 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:8人
作成日:2013/10/22
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  • 怖すぎ9 
冒険結果:成功!
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