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大魔女の目覚め:災厄は銀の光と共に

<オープニング>


 三塔戒律マギラント、銀の領地オレキエッテ。
 小麦畑の多い、パンとガラスの街で知られるのどかな土地である。
 異変は、銀の鱗を持つ巨大な竜が空を泳いでいたのをきっかけに始まったのだが、人々がそれと気づく事はなかった。
 それどころか、あの時、空に神々しい光を放って漂っていた竜自体、高熱に浮かされた頭が見せる錯覚ではないかと思っていた。
 銀色の竜が、空から姿を消してすぐの事である。
 オレキエッテの住民達は皆、農作業の途中に突然バタバタと倒れ始め、寝込んでしまったのだ。
 全員が全員病床へ臥せっていては、看病する者もいないし、治りも遅い。
 小麦畑の世話なんて当然できない。
「ああ、頭が痛い……ガンガンする……」
「熱い……体が熱いよぉ……」
 嫌な熱気の籠った家々からは、熱や悪夢にうなされる声が聞こえる。
「吐き気がする、気持ち悪い――!」
 たった一晩で、ひとつの街が全滅の危機に瀕している。
 静かでありながらも恐ろしい、疫病の猛威であった。


「ついに、大魔女スリーピング・ビューティーが目を覚ましてしまいました……」
 沫雪魔想紋章士・レフルティーヴァ(cn144)は、沈鬱な面持ちで説明を始めた。
「さらに、大魔女が目覚めた事で、人間を絶滅の一歩手前まで追い込んだ、スリーピング・ビューティ直属のイマージュマスカレイド達も復活してしまいましたの」
 このイマージュマスカレイドは『災害竜』と呼ばれ、都市国家を文字通り滅ぼす力を持っており、滅びの大地にある数多くの都市国家が災害竜によって滅ぼされたという。
「皆様へは、オレキエッテに現れた月の災害竜を倒しに向かって下さいまし」
 月の災害竜は重い疫病を発生させ、今や住人全員が高熱を出して寝込んでしまっている。
「災害の規模は大きくありませんが、災害竜はこの地域を完全に滅ぼすと、また別の場所に災害を起こす為、その被害は留まる事がありません……」
 レフルティーヴァはそう付け加えてから、災害竜の倒し方へと説明を移した。
「災害竜は、災害の状態では倒す事ができませんの」
 ただ、災害を阻止する、もしくは人命救助を行えば、それを邪魔者と感じた災害竜が竜の姿へ戻って、邪魔者を直接攻撃してくる。
「この時こそが、災害竜を倒す唯一のチャンスとなりますわ。災害竜が竜の姿に戻れば、災害も中断するので、心置きなく戦闘を行うことができるでしょう」
 ただし災害竜は、災害が起きている範囲ならばどこにでも出現できる為、初手は必ず災害竜からの奇襲を受けてしまう。
 また、災害救助などで戦力が分散されていた場合は、より弱い方を確実に殺しに掛かってくるため、常に全員で固まって動く事が必要となる。
「不用意に別行動をとってしまうと、各個撃破されるだけでなく、命の危険も降りかかります……どうか、どうか単独行動だけはお取りになりませんよう、お願い申し上げます」
 必死に懇願するレフル。
「……それと、災害救助に成功して、災害竜を出現させる事ができても油断はなりません」
 災害竜は全長7mにもなる巨大なイマージュマスカレイドであり、その力は並みのマスカレイド以上でなのですから……。
 今回戦う月の災害竜は、封神月破や月光煌星砲に似た攻撃をしてくる。
 一撃一撃の威力が強く、両方とも被害が1人に留まらないため、注意が必要だ。
「大魔女がどんな悲劇を起こそうとしても、皆様方エンドブレイカーならきっと阻止して下さる……私はそう信じております。皆様方のご無事と武運長久をお祈り致します」
 レフルティーヴァはそう締め括って、皆を激励するのだった。


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参加者
ピュアリィ生死不明十二回の男・レイジュ(c00135)
わんぱく戦士・コンラッド(c00353)
幻奏調律士・サクラ(c01323)
凍月の旋律士・リコリス(c01337)
阿頼耶の狩手・ルーン(c01799)
冬花・セレスティア(c02742)
無限光・アウル(c08078)
主なき忠犬・ロベルティーネ(c14813)

<リプレイ>


 三塔戒律マギラント、銀の領地オレキエッテ。
「災害竜ねえ。ピュアリィの大群だったら喜んで出迎えるけど、おっと、そんな妄想している場合じゃないね」
 ピュアリィ生死不明十二回の男・レイジュ(c00135)は、畑に挟まれた道でテントの用意をしていた。
 何をさて置いてもピュアリィのおっぱいへ突撃する事を信条とする彼だが、さすがに病人だらけの街の重苦しい空気の中では、色々自重している。
「復活した大魔女、スリーピング・ビューティー……そして昔、世界を滅ぼしかかった『災害竜』の登場かー」
 ちょっと不謹慎かもしんねぇけど、これは結構滾る展開だぜ!
 こちらもやる気満々で設営を手伝っているのは、わんぱく戦士・コンラッド(c00353)。
(「でもオレ、別に医者じゃねぇし、料理上手でもねぇからなー」)
 そう自分を冷静に分析する彼は、力仕事中心にせっせと立ち働いている。
 相変わらず無口な無限光・アウル(c08078)も協力して、街の中心に位置する畑の脇に、大きな4つのテントが出来上がった。
 これらは、住民達の看病が一晩で終わらなかった場合を見越して、エンドブレイカー達が交代で休むためのものである。
「200人も病人がいるというのに、手分けして看病できないというのはもどかしいですね」
 蜂蜜の瓶と塩の袋を乗せた台車を引いてきたのは、阿頼耶の狩手・ルーン(c01799)。
 衰弱して食欲のない病人へ最低限の栄養を取らせたいという思いから、今はそれらを溶かすための水を井戸から汲んでいる。
「いよいよ大詰めというところでしょうか?」
 此処で挫けるようでは、大魔女に敵う訳がありませんしね。
 幻奏調律士・サクラ(c01323)は、持参した人数分の寝袋をテントの中へ置いていく。
「あまり余裕もなさそうですが、いつも通りにやるとしましょう」
 その言葉通り、常日頃から浮かべている余裕の微笑みを、決して崩そうとしないサクラ。
 心細い病人にとって、それは少なからず癒しとなる事だろう。
「人智の及ばない物に対してだからでしょうか?」
 魔女の災害が竜のイマージュとなるのは――冬花・セレスティア(c02742)が、温かいスープに満ちた大鍋を運びながら、小首を傾げた。
「昔読んだお話を思い出しますね。氾濫する河川の治水事業を、八ツ俣の竜退治で例えたお話ですが」
 そんな風に記憶を辿りつつも、セレスティアは最初の家でてきぱきと動いた。
(「原因が災害竜ですからこの程度の事しかできませんが……」)
 それでも、服を着替えさせて、熱冷ましに濡れタオルを額へ乗せ、消化に良いスープを食べさせる……。
「お姉ちゃん、ありがと……」
 小麦農家の末弟ティーニが、辛そうな声ながら礼を言った。
「早くよくなって下さいね」
 子どもや老人の看護を率先しようと決めているセレスティアは、ふわりと柔らかい笑顔で返した。
「有難うございます」
 奥の部屋からは兄リガの声も聞こえてくる。次兄のプガはよく眠っていた。
「大魔女の思い通りにさせるわけにはまいりません」
 今すぐに大魔女の元へ向かいたい所ですが……。
 凍月の旋律士・リコリス(c01337)は、病人でも食べやすく調理したパン粥や擦りおろしたリンゴを、リガのところへ運んでいる。
(「先ずは、目の前の災厄を終わらせる事にしましょう」)
 そう思い直して優しく看病するリコリスは、とても穏やかな女性に見える。
 もっとも、実のところは温厚そうに装っているだけらしいが。
「何かありましたら、遠慮なく仰って下さいね」
 リコリスは持参した乾いた布でリガの身体を拭いてやり、ドレスアップを駆使して清潔な寝巻きも着せた。
「はい、お着替えができましたね」
 ティーニへはサクラがドレスアップして可愛いパジャマを着せている。
「大丈夫ですか……? 少しで良いですから、口をつけて貰えると」
 目を覚ましたプガへは、ルーンが蜂蜜水を飲ませている。
 かくして、1軒目の住民の看病を終えた8人は、次の家へ向かった。
「うふふふ、おっきなおっきなドラゴンさん……早く隠れてないで出てこないかしら……?」
 とっても大きいようだから、簡単には壊れない玩具になってくれそうね……。
「うふふふふ……」
 主なき忠犬・ロベルティーネ(c14813)は、楽しそうな笑い声を立てて、意気揚々と歩いていたが。
「か、看護ってどうやればいいのかしら……? わ、わたし壊すこと以外は苦手なのよね……うふふふ……」
 いざ2軒目の家へ上がってからは、慣れない看病に戸惑った様子を見せるのだった。
 ロベルティーネの困り顔など本当に珍しい事である。
 しかし。
「あら、この2人……あの時の不倫カップルね……」
 男の看病しようとして力尽きたらしい女を抱え上げて、ロベルティーネは気づいた。
 彼女が、かつてマスカレイドと化した夫に殺されかけた、未亡人メリノだという事に。
(「うふふふ……2人とも元気じゃないけど、生きてて何よりだわ……」)
 ロベルティーネはクスリと微笑んで、恋人達をルーン持参の布団へ寝かせると。
「私と顔は合わせたくないでしょうから、後は看病の上手な人に任せるわ……」
 そう告げて、自分は聴力を限界以上に研ぎ澄ませ、外の物音を聴き漏らすまいとして災害竜の奇襲へ備える。
「はい、お兄さん氷枕だよー」
 レイジュは、メリノの看病を女性のセレスティアに任せて、恋人の男性の方を世話していた。
「これで、大分楽になると思うのだー」
 頭を氷枕に乗せ、果物の汁を飲ませてやるその手つきは丁寧だ。流石、おぼろや本舗で接客に慣れているだけの事はある。
「ルーン、水汲んできたぜ!」
 コンラッドも、病人食をその都度作るルーンやリコリス、セレスティア、サクラのために、その家々のドローアクアを使って水を運んでいた。
「有難うございます、助かります」
 13軒目の家。ルーンは意識が混濁している様子の女性へ、何とかして塩水を与えようと試みる。
 ちなみにこの女性、タリスの仕立て屋『パンデモーニオ』の常連客マルグレーテであった。ルーンと直接の面識はないが、あのネクタイの作り手。不思議な縁である。
 その後もリコリスが丁寧に身体を清めて着替えさせたりと、看病は続いた。
 25軒目。黙々と病人へ水分補給を施し、額へ濡れタオルを乗せてやっていたアウルへも、思わぬ再会が。
「有難う……ございます……あの、お兄さん」
「……?」
「あの時の勇者さんッスよね、オレ……ブランコ隊長の部下のモーブっス」
 また助けられたっス……そう力なく笑うモーブへ、いつも寡黙なアウルも、おもむろに口を開く。
「これは久しいな。今もメイガス騎士を?」
「いえ、あの後辞めて、こっちへ越して来たんス」
「そうか」
 命の恩人に会えた事で、モーブは安心したのか、穏やかな寝息を立て始めた。
 30軒を回ったところで、エンドブレイカー達も疲労の色が濃くなってきたため、テントへ戻って休む事にした。
 この間、8人は常に災害竜の攻撃へ備えて、固まって動いている。
 村人達への看病は、早朝再開した。
 42軒目、ビュッフェ形式のレストランをしているというオーナーは、リコリスの焼いたトーストや、サクラの煮たチキンスープを食べて。
「うん……これは美味しい、是非とも店に来て頂きたい」
 と、2人の料理の腕を絶賛した。
「有難うございます、卵粥もありますので、どうぞご遠慮なく」
 サクラは微笑んでそう奨める。
 その後も、順調に家々を回る8人。
「私達は、病を引き起こした原因を倒す為に来ました」
 必ず倒しますので、もう少しだけ耐えて頂きたいのです。お願い致します。
 68軒目。少女ミレイの家で、リコリスが丁寧に街を訪れた理由を語っていた時のこと。
「みんなっ!」
 開け放した玄関先からホークアイで外の様子を伺っていたレイジュが、慌てて走り込んできた。
 何が起きたかは言わずとも判る。エンドブレイカー達は外へ飛び出す。
 月の災害竜が、ミレイの家へ向かって月の魔力を撃ち出したのと、ほぼ同時であった。
「くっ!」
 奇襲を想定していたアウル、前衛たるレイジュにコンラッド、ロベルティーネが、度重なる空間断裂連鎖からの連射にも耐え、フルムーンバーストからミレイの家を我が身で庇ったのだった。
「大魔女の時代にも暴れてくれたみたいだね。けどね、その時とは違うんだよ、僕達がいるんだからね!」
 イマージュにそんな事を言ってもわからないかもしれないけど、きっちり退治するからね!
 レイジュは自信満々に啖呵を切ると、頭部に宝石を生やす。
 腕の宝石化を狙った紅蓮の光が、災害竜へ苦痛をもたらした。
「うふっ……やっと出てきたわね……そろそろ暴れたいと思っていたの。付き合ってくれるかしら……?」
 頭に2本の雄牛の角を生やして、災害竜へ突進をかますのはロベルティーネ。ミレイの家の近くで戦って万が一病人を巻き込んではいけないと危惧したのだ。
 ドーーーン!
 蹂躙体勢からの角による突き上げで、目論見通り災害竜を吹き飛ばす事ができた。
 何せ小麦畑の多い街である。どこへ吹き飛ばしたところで他の家屋へ当たるという心配は要らない。
 それだけ、オレキエッテの家々はどこも間隔が空いていた。店の密集地たる硝子工房通りとて、今は無人である。
「これで街の人への心配は要らないでしょうか」
 セレスティアはホッとした面持ちで災害竜を追いかけると、楓焔で荒波を招き寄せた。
 奔流に押し流され、月の災害竜は苛立たしげに頭を振る。
「まずは、私が回復致しましょう」
 ルーン達へ断って、治療の重複を避けるのはリコリス。
 氷月を爪弾いて不屈の讃歌を歌い、レイジュとアウルの怪我を癒した。
「まずは災害竜をキッチリ倒して、大魔女の出鼻を挫いてやるぜ!」
 見てろよな! と空へ向かって指差すコンラッドは、スリーピング・ビューティーへ挑発したのだろう。
 すぐに紅の暴君を構え舞旋槍を繰り出し、災害竜の腹をぶっ刺した。
「よっし!」
 少々の怪我など気にせず突っ込む戦闘スタイルを取るコンラッド。まさに暴れん坊である。
 サイクロンドライブで凄まじい突風が吹き荒れたせいだろう。災害竜は月球結界の拡大にしくじった。
 それでも放たれた月の光は、サクラ1人にのみ命中する。
 白いマントとインナーが破れ、抉れた肩から血が溢れた。
「災害竜を倒せば、竜殺しの称号が貰えたりするんでしょうか?」
 地面にボタボタと血が滴っても一向に余裕の微笑を崩さないサクラ。
「ま、そういうものにはあまり興味がないですけどね」
 そんな事を呟いてから、幻奏楽杖 -Quartet-を振るう。
 穏やかな声で歌われる友情のメロディーが、災害竜の感覚を鈍らせた。
 そのせいで、ムーンライトシュートを撃とうとも眩惑の輝きには乏しく、ただアウルへダメージを与えるだけに留まった。
「…………」
 どれだけ負傷しようとも眉ひとつ動かさないアウル。
 ただただ淡々と、実体化させた棘を射出して、災害竜の胴体を刺し貫くのであった。
「我の幻想は再大魔女の幻想も超える。いでよ神竜、我が敵を滅ぼしたまえ」
 ルーンはドラゴンのスピリットを召喚し、災害竜へとけしかける。
 奇しくも竜同士の対決。ドラゴンの吐き出したブレスは災害竜の銀の表皮を激しく焼き尽くし、確実にダメージを与えていた。
「魔女の思うようになんかならないってことを、きっちり教えてあげるよ」
 そう宣言するなり、原初の獣へと姿を変貌させたレイジュ。
 災害竜の尻尾へと魔獣終焉撃をぶちかまし、かなりの激痛を味合わせた。
「攻撃一本、力押しあるのみ!!」
 コンラッドも同じくアルティメットビーストに変身して、災害竜へ殴りかかる。
 魔獣剛撃を喰らって災害竜の顔面が醜く歪み、サラサラとまるで砂のように乾いた体液を零した。
「やはり手強い相手ですね……」
 セレスティアは侵食する黒いオーラを顕現させて、災害竜へ一気に浴びせかける。
 暗黒大瀑布の威力は絶大で、災害竜は黒い雨の中身を捩らせてもがき苦しんだ。
「うふふ……簡単には壊れないでね」
 そう楽しそうに笑うのはロベルティーネ。
 腕から生やしたカマキリの大鎌で、災害竜の腹部をバッサリと斬り裂き、体液を噴き出させた。
「次は私が回復させますね?」
 サクラは聖戦の行軍歌で、自らとロベルティーネの傷を治した。
「我が弓弦は呪髪を縒り合せし物なり、たとえ竜であろうと引きちぎれはしない」
 細糸で災害竜の巨体を容赦なく締め付けるのはルーン。
 ルーンの手に力が篭るにつれて、災害竜の腹へギチギチと糸が何層にも食い込む様は、何ともシュールである。その反面、与えるダメージは絶大だ。
 アウルはやはり無言で、痛苦の棘を飛ばしている。
「銀鱗の輝きは失われ、災厄は終焉を迎える」
 今こそ生命の幕引きの時 翼を休め、永遠の眠りへ――。
 リコリスは、荘厳なる葬送歌を見事な歌唱力で歌い上げ、遂に月の災害竜の息の根を止めたのだった。
 ズズーーン……!
 全長7mを誇る巨竜は輝きを失い、地面へ墜落して頽れる。
 それと同時に、全身を銀色の砂へと変え、地面に吸い込まれるようにして消滅したのだった。
「疫病は無くなっても、失った体力は戻っていないでしょうし、私たちの戦いはこれからですね」
 ルーンが看病を続ける意志を見せて言うのへ、アウルも頷いて。
「ああ。もう災害竜へ襲われる心配はないのだから、手分けして訪問しても大丈夫だろう」
「そうですね。すぐに万全の体調に戻るとは思えませんし、様子を伺うついでに引き続き看病して回りましょう」
「オレもまだまだ力仕事手伝えるぜ!」
 サクラとコンラッドも同調する。
「病気で失った体力を一時的にでも回復して差し上げられると良いのですが」
 セレスティアも楓焔片手に意気込んだ。
 かくして、無事に月の災害竜を倒した8人。
 1人ずつ分担して家々を回り、快方へ向かう病人達の姿を、その目で確かめ安堵するのだった。
 その際、病人の名前、家の場所、大まかな症状を書き留めたレイジュとアウルのメモが、大いに役立ったという。
 全滅の危機から解放されたオレキエッテの夜空に、リコリスが爪弾く氷月の音色が、優しく響いた。



マスター:質種剰 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:8人
作成日:2014/11/21
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冒険結果:成功!
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