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きのこーでいねぃと

<オープニング>

 湿った空気の漂う森に、なにやら甲高い声がする。獣の鳴き声ではなく、人の声に近い。それも、まだ声変わりもしていないくらいの、幼い少女のような声が。
「ふぅ……。今日も、たくさん拾って来たの〜♪」
 背丈の高い草の間で、巨大なキノコが揺れながら喋っていた。いや、正確には、キノコの傘を被った少女達が、何かを抱えて集まっていた。
 赤地に白い斑点のある、大きなキノコを被った少女達。彼女達は、キノコつむりと呼ばれるピュアリィの仲間。
「湿った葉っぱさん、いっぱい集まったの〜♪」
 ある者は、木の皮を丸めて作った簡素な入れ物に、大量の落ち葉や腐葉土を詰めた物を持っており。
「んぐぐ……、こっちは重いの……手伝って〜!!」
 また、ある者は、自分の身の丈程もある朽木に弦を撒き付け、他の仲間達と一緒に引っ張っており。
「こんな物も拾ったの〜。これも使えるかしら、なの〜」
 こちらは、野獣の食べ残した獲物の皮だろうか。元が何だったかも判らない、腐りかけた獣の皮を運んでいた。
「それじゃ、今日も皆で、お家を『こーでぃねいと』するの〜♪」
「「「するの〜!!」」」
 その場に全ての仲間が集まったことで、キノコつむり達は近くにあった洞窟の中へと引っ込んで行く。集めた葉っぱや朽木、そして獣の皮などを、意気揚々と運び込みながら。

「マスカレイドは滅んだが、厄介事は無くならず、か……。まあ、世の中ってやつは、そういうものなのかも知れないけどねぇ」
 漆黒のメイガスの中で、疾風のスカイランナー・マクガフィン(cn0191)は、酒場に集まったエンドブレイカー達を前に話を切り出した。
「実は、うちの姫ちゃんが治める黒の塔の領内で、キノコつむりが住み着いた洞窟が見つかったんだ。まだ、何か事件が起きたってわけじゃないんだが、すぐ近くには小さな村もあるからな。大事になる前に、勇者ちゃん達に調査をして欲しいと思ってね」
 キノコつむりは、一般的に臆病な性格で知られるピュアリィである。自分から村を襲撃するような真似はしないだろうが、問題なのは、彼女達の傘に含まれる毒胞子。
 それらを誤って吸い込んだら最後、場合によっては冗談抜きで死に至る。それに、いかに大人しいとはいえ、相手はピュアリィ。ともすれば気まぐれで男を攫わないとも限らず、村人達にとっては不安の種に他ならない。
「こいつらは、どうやら他の場所から最近になって流れて来たらしいな。何だか、森のあちこちで拾った物を、住処に運び込んでいるようなんだが……詳しい理由は、俺にも判らない。まあ、調べて危険な相手だった場合は、討伐も已む無しってところかねぇ……」
 反対に、討伐が必要ないと判断した場合も、その理由を村人に説明した上で不安を解消して欲しい。必ずしもキノコつむり達を全滅させる必要はなく、状況によっては戦う以外の方法で解決できる可能性もある。
「細かい作戦や方針は、勇者ちゃん達に任せるぜ。俺としても、あまり姫ちゃんに苦労をかけたくないんでね。メイガス騎士団を向かわせるような大騒ぎは、できれば避けたいんだ」
 討伐するにしても、少数精鋭で手早く倒す。それ以外の方法を取るにしても、遺恨を残さぬよう村人達の不安を取り除く。どちらにせよ、名実ともに真の勇者たる人間にしか、任せられない仕事だと。
 そう、最後に結んで、マクガフィンは改めてエンドブレイカー達に依頼した。


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参加者
山猫・リョウアン(c00918)
阿頼耶の狩手・ルーン(c01799)
星輝穿雲・ディーア(c02611)
銀に煌めく星灯り・ラテリコス(c03207)
青空に響く歌声・カイジュ(c03908)
三節棍の赤い群竜士・アヤカ(c14761)
和装の令嬢・アキホ(c19159)
可愛い子と楽しいことが好きな・オリヒメ(c33287)

<リプレイ>

●じめじめこーでいねぃと?
 夕陽の落ちかけた時分の森は、いつにも増して薄暗かった。
 低木の葉影から、何やら楽しげな声がする。洞窟の周りに集まって来たのは、腐葉土や朽木を抱えたキノコツムリ達。
「それじゃ、今日も皆で、お家を『こーでぃねいと』するの〜♪」
 リーダーを思しきキノコつむりが、赤い傘を揺らして言った。彼女達にとっては、もはや日課となっている作業。だが、今日に限って、洞窟の前に現れたのは彼女達だけではなかった。
「キノコつむりなんて許せないですぅ! 時代はタケノコつむりですよぉ!」
 巨大なタケノコの着ぐるみを纏った星輝穿雲・ディーア(c02611)が、唐突に草陰から現れたのだ。
 これには、他のエンドブレイカー達だけでなく、キノコつむり達もドン引きだった。
「ひぃっ! タケノコのお化けなのー!」
「戦争!? い、虐められるの、嫌なのー!」
 早くも気の弱そうな何体かが、頭を抱えて洞窟の中に逃げ込もうとしていた。このままだと面倒なことになりそうだったので、銀に煌めく星灯り・ラテリコス(c03207)が間髪入れずに声を掛けた。
「こんにちは、ちょっといいかしら?」
 最初は驚かせたり、警戒心を抱かせないように、できるだけ優しく。もっとも、先のタケノコつむり登場によって微妙な空気になっていたので、どこまで解ってもらえるかは怪しいのだが。
「あ、怖がらないで! 争いに来たんじゃないんだ。何か素敵なお部屋を作ってるって聞いてね。これ、お近づきの印」
 可愛い子と楽しいことが好きな・オリヒメ(c33287)が、ディーアを止めつつキノコつむり達にサクラやクヌギの原木を渡して行く。最初は恐れていたキノコつむり達も、目の前に置かれた原木には興味を示しているようだった。
 他の者達も、それぞれに持ち寄った物をキノコつむり達に手渡した。その上で、和装の令嬢・アキホ(c19159)は改めて、キノコつむり達に尋ねてみた。
「何故、こんなものを集めているのですか?」
 キノコつむり達曰く、これらの朽木や落ち葉などは、洞窟内をコーディネイトするための素材らしい。だが、果たしてそれが本当に、人間の感覚でいうコーディネイトなのか。真意を問うために質問したのだが、しかし帰って来たのは要領を得ない返事だけ。
「勿論、お部屋を『こーでぃねいと』するためなのー!」
「じめじめいっぱい、気持ちいいのー!」
 なんとなく、解ったような、解らないような……。
 とりあえず、これ以上は話をしていても埒が明かない。彼女達の真意とセンスを確かめるためにも、まずは洞窟の中を探ってみなければ。
「できれば、洞窟の内装を見てみたいな」
 三節棍の赤い群竜士・アヤカ(c14761)が、キノコつむり達の後ろにある洞窟を覗き込むようにして言った。キノコつむり達は、しばらく何やら話し合っていたが、それでも先にプレゼントを渡していたのが功を制したのだろうか。
「それじゃ、人間さんに見せてあげるのー」
 そう言って、リーダーと思しき者を先頭に、キノコつむり達は洞窟の中へと入って行く。ランプを持った阿頼耶の狩手・ルーン(c01799)に続き、エンドブレイカー達も案内されるままに洞窟の中へと続いて行く。
「村の皆さんもキノコさんも、幸せに過ごせる未来を切り拓けると良いですね」
 大魔女が倒れた今、できることなら、誰も傷つくことのない未来を。そんな願いを口にする青空に響く歌声・カイジュ(c03908)だったが、殿を務める山猫・リョウアン(c00918)だけは、未だ油断せずに後ろから様子を窺っていた。
(「人間とは異なる価値観の存在……。話が拗れた場合は、実力行使をさせていただきますよ」)
 キノコつむり達が、本当に話の通じる存在か否か。もしも人に害成す存在だった場合、力づくでも追い払わねばならないと決めていたから。

●素敵なお部屋?
 洞窟の中に足を踏み入れると、冷たい空気が頬を撫でた。
 鼻腔を刺激する、少しばかりカビ臭い匂い。ルーンの掲げたランプの灯りが周囲を照らしているが、それとは別に、奥の方でも微かに何かが輝いているのが見える。
「すっご〜い! キノコが光ってますよぉ!」
 最奥まで進んだところで、ディーアが思わず目を丸くして言った。暗闇の中で光っていたのは、他でもない朽木に群生したキノコだ。特に集中して生えているところは、文字が読めるほどの明るさを保っている。
「ヤコウタケの仲間かな? 綺麗なキノコだね」
 淡い光を放つキノコの群れを見て、アヤカも洞窟の内装を誉めていた。お世辞を抜きにしても、それは彼女の率直な感想だった。
 これだけ明るければ、もはや灯りは必要ない。ランプを消して、ルーンは改めてキノコつむり達に尋ねてみる。
「これを育てていたんですか?」
「ん〜、『そだてる』って、何のことなの? 私達、お部屋を『こーでぃねいと』してただけなのー」
「そしたら、キノコさんも生えて来たのー」
 不思議そうな顔をして、首を傾げるキノコつむり達。どうやら、保湿性の高い素材を洞窟に持ち込んだ結果、キノコにとっても生育しやすい環境になっていたというだけの話なようだ。
 見れば、他にもそこかしこに腐葉土や朽木、それに動物の死骸などが転がっており、色々な種類のキノコが生えている。
「その辺に座るといいのー。ちゃんと椅子もあるのー」
 キノコつむり達が指差す先に、無造作に転がされた朽木が見えた。なるほど、確かに椅子として使えないこともないが、平たいキノコが何層も重なって生えており、人間が尻を預けるには向かなかった。
「それで、こっちはベッドなのー。ふかふかなのー」
 お次は寝床に案内してくれたが、しかしこれも、単に腐葉土を重ねて作った簡素なもの。キノコつむり達にとっては保湿力抜群なのかもしれないが、人間が横になった場合、瞬く間に全身が堆肥の香りに包まれることだろう。
「なんだか、想像していたコーディネイトと違いますね……」
 そこら中に生えたキノコを見て、アキホは少しばかり残念そうに呟いた。先のヤコウタケは美しかったが、それ以外のキノコは少々不気味な感じが漂っている気がして仕方がない。
 可愛らしい傘や色をしたものもあるが、中には決して食べてはいけなそうなキノコもある。いや、下手をすると、触っただけで手が被れるような毒キノコも混ざっているかもしれない。
「う〜ん、なかなか独創的な……あれ、これは何かな?」
 壁際に生えている白っぽいキノコを見つけて、オリヒメが顔を近づけた。一見して、小さな花のようにも見えるが、これは何の種類のキノコだろうか。思わず手を伸ばしてみたくなったが、次の瞬間、一体のキノコつむりが発した言葉で背中に冷たいものが走った。
「あ、そこに貼ってあるのは動物さんの皮なのー」
「ちょっ……! ってことは、これ死骸!? 死骸に生えるキノコ!?」
 さすがに、こんなものを触るのは無理である。しかし、キノコつむり達にとっては、これも洞窟内の環境を好みのものに変えるための道具でしかなく。
「あと、こっちには虫さんもいるのー。捕まえてきたら、キノコが生えたのー」
 その言葉が、オリヒメをドン引きさせる決定打だった。
 部屋の隅に集められた、頭からキノコを生やした昆虫の山。冬虫夏草というやつだ。薬になる種類もあると言われているが、見た目のグロさ故に、とても手を出したいとは思えない。
 人間とピュアリィの価値観の違い。それを、まざまざと見せつけられた瞬間だった。
 キノコつむり達にとって、これらは全て精神的に住み心地のよい環境を作るための材料に過ぎない。保湿性の高そうな素材を洞窟内に敷き詰めることが、彼女達にとってのコーディネイト。しかし、人間からしてみれば、単にカビ臭いだけの不衛生な空気が漂う環境でしかないわけで。
「なかなか素敵なお部屋ですね。ですが、ここは人里に近いですし……もしかすると将来、討伐隊がやってくるかも知れません」
 あくまで相手の気持ちを害さないよう気を配りつつ、カイジュはキノコつむり達に本題を告げた。
「ここは人間たちの家も近いし、何かの際に争いになったら、お互い悲しい思いをするだけよね? ここよりも、もっといい場所見つけたから、お引越しない?」
 畳み掛けるように、ラテリコスもキノコつむり達に提案する。そんな彼らの提案に、キノコつむり達は再び集まって小声で相談を交わし始めた。
「お引越し……。折角『こーでぃねいと』したのに、勿体ないの……」
「でも、戦いは嫌いなの……。痛いのも嫌なの……」
 元より、彼女達は争いを好むピュアリィではない。傘から散布する危険な胞子も、防衛のために用いることが多いのだ。
 人間と戦って、一方的に負けることはないだろう。しかし、自分達がまったく無傷で勝てるという保証もない。野山で生きる者として、キノコつむり達もそれは理解していたのだろうか。
「貴女達が何もする気がないのは分かってる。でも、今のままだと偶然の接触とかで、騎士団が動きかねないんだ。そしたら、お部屋が壊されるだけじゃ済まなくなる。申し訳ないんだけど、もっと人気のない所へ移住できない?」
 新しい住処は、こちらでも一緒に探す。そう、説明するオリヒメだったが、キノコつむり達は戦いになることの不安の方が大きかったようで。
「『きしだん』って、怖い人達? もしかして、バルバより怖いの?」
「仕方ないの……。また、新しいお家を探すの……」
「『こーでぃねいと』の材料、置いて行くのは寂しいの……」
 キノコの傘で目元を覆うようにして、しょんぼりと項垂れて呟いた。臆病な性格が幸いしたようだが、少しだけ可哀想な気もしないわけではない。
「全部を置いて行く必要はないんじゃないかな? 運び出せるだけでも、運び出そう!」
 運搬用の、大トカゲの準備はできている。そんなアヤカの言葉に、気落ちしていたキノコつむり達が、そっと傘を持ち上げて縋るような視線を向けて来た。

●お引越
 森の中を歩いていると、いつしか日が落ちていた。
 暗闇の中で、ヤコウタケがぼんやりと光っている。洞窟の奥に置かれていたのを、朽木ごと持ち出して来たのだ。
 キノコつむり達の新しい住処。それに使うための洞窟は、程なくして直ぐに見つかった。
 近くに流れているのは渓流だろうか。小さな池もあり、湿度には事欠かない。朽木や腐葉土といった素材も、ここなら遠出せずとも集めやすいだろう。
 場所が見つかれば、後は再び必要な素材を運び込むだけ。庭園管理の経験もあるラテリコスは、キノコつむり達と一緒に住処の飾り付けを手伝っている。
「やってみると、意外と楽しいわね。……あ、毒胞子は飛ばさないでもらえるとありがたい……かしら?」
「大丈夫なのー。お姉さんは、悪い人じゃないと思うのー」
 苔生した流木や腐葉土の塊を運びながら、キノコつむり達は笑顔で手を振っている。あの調子なら、毒胞子を周囲に撒き散らされる心配もなさそうだ。
「単独の洞窟でなくても、木の洞や木立等、全部を含めてコーディネイトするのも素敵じゃないですか?」
 アルバを奏でる手を休め、カイジュもキノコつむり達に告げた。すると、それを聞いたディーアが間髪入れず、ドヤ顔になって渾身の一発ネタを!
「コーディネートはこぉでねぇと! 内装にこだわりはないそうだ! ですぅ!」
 森の中が、一瞬にして静寂に包まれた。
 ちょっと、御嬢さん! 折角、ほんわかとした空気になっていたのに、今ので全部台無しじゃないですか!
「ふふっ……お姉さん、面白い人なのー」
「もっと色々聞かせて欲しいのー」
 あ、でも、なんかキノコつむり達にはウケている模様。笑いのツボも、人間とは微妙に異なっているのだろうか。
 そんなに聞かせて欲しければ、次は歌を歌ってあげよう。調子に乗って、何やら色々と問題のありそうな歌詞の歌を口ずさみそうになるディーアだったが、さすがに他の仲間達が慌てて止めた。
「ま、まあ……それぞれが相応しい場所で、幸せに暮らしていけるといいですよね」
 大魔女が滅びた今、敵対する必要がないのであれば、皆が笑顔になれる道もあるはずだ。そう、カイジュに言われたことで、デーィアもどこか目が覚めたようになり。
「でも、これって人間側のエゴですよね。いつか、ピュアリィやバルバと傷つけあわずに済む時代が来るのかなぁ、ですぅ」
 先程とは変わり、真面目モードに戻って尋ねた。
 異種族との共存。しかし、そのために移住を強要するのが、果たして本当に正しいことなのかと。
「本当はさ、共生がベストなんだけど、それも難しいからね。互いに知らないところで暮らすしかないのかな」
 同じく疑問を提示するアヤカ。現状では、互いに適度な距離を置いて、関わらずに生きることが最適解なのかもしれないが……それでも不安は残る。
 これから先も、人間は己の勢力圏を広げて行くことだろう。その際、互いの生活圏を守るために、争いが起こる可能性も十分にある。
「人以外の種族を全て殺す訳にはいきませんし、人にとって有害だからといって、絶滅させる訳にもいきません」
 悶々とする彼女達に、ルーンが答えた。
「そうだよねー。あの子達も、見た目は抱っこしたいくらい可愛いのに♪」
 続けて、オリヒメが何か言っていたが、それはそれ。いかに外観が可愛らしくとも、一般の人々にとっては人類より遥かに優れた身体能力を持った、バルバやピュアリィの存在は脅威なことに違いはない。
「お姉さん達、お手伝いありがとうなのー」
「お礼に、これをあげるのー。私達の宝物なのー」
 素材の運び込みが終わったのか、キノコつむり達が何かを葉に包んで持ってきた。
「宝物、ですか?」
 いったい、何をくれたのか。少しだけ期待をしつつ、アキホが受け取った包を軽く開けてみる。が、次の瞬間、その中から現れたものを見て、飛び出しそうになった悲鳴を慌てて飲み込んだ。
「……っ!?」
 そこにあったのは、以前の住処でも見かけた冬虫夏草の山だった。
 えっと……これ、なんていう嫌がらせ? 贈り物にキノコが生えた大量の虫とか、マジでないんですけど!
 自分は何も見なかった。そう、心の中に刻み、アキホはそっと包を閉じた。きっとこれは、美的センスの違いによる問題なのだろうと。
「虫さんいっぱい、かわいいのー♪」
「私達も、また新しいの捕まえてくるのー♪」
 案の定、キノコつむり達に悪意はないようだった。だが、それだけに性質が悪かった。
(「今回は争わずに済みましたが、やはり価値観の違いを埋めるのは難しいようですね……」)
 一部始終を後ろから見ていたリョウアンが、思わず苦笑した。
 異種族との共存。本当にそれを望むのであれば、小さな溝から一つずつ、長い月日をかけて歩み寄ることで、埋めて行くしかないのかもしれない。



マスター:雷紋寺音弥 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:8人
作成日:2015/06/01
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  • ハートフル2 
  • せつない2 
冒険結果:成功!
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