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冬と言ったらやっぱりこれ

<オープニング>

●森の中の惨事 助けて僕らのチキング
 狩人は弓を力強く引き、矢を打ち出す。
 打ち出された矢は茂みの奥に居る標的へと突き刺さる。
「コケーーッ!!」
 茂みの奥から鶏の甲高い叫びを上げて、矢が刺さった。
「よしっ! 晩のおかずゲット!」
 喜びながら、狩人は茂みへと入り、くたばった鶏を取る。
 野生だったが故に、逞しく身が引き締まっていて歯応えが抜群だろう。
「あとは、野菜だな。葱に白菜はっと……」
 振り向いた時、それと目が合った。
 鋭い視線のお目目はぷりちー、尖った口ばしダンディズム。
 白き羽根に身を包み、怒りの鶏冠を真っ赤に染めて、叫ぶ奴は。
「ぐぎょげーーーーーー!!!」
 狩人ほどの身長がある巨大な鶏だった。
「う、うわーーっ!?」
 驚く狩人逃げる! しかし逃げられない!
 体を鶏と同じく位に巨大な根菜類が、と言うか葱と白菜が締め付けているから。
 さあ、鶏よ! 今こそ仲間の怒りをぶつけろ!
 そう言わんばかりに締め付ける根菜類に涙しながら、鶏は口ばしを立てる!
 狩人に攻撃、攻撃、攻撃!
 狩人叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ!
 狩人に攻撃、攻撃、こう……あ、間違えて白菜突いちゃった。
 うーん、瑞々しくてジューシー☆

 とか、言う事が起きた結果、哀れ狩人の命は尽き、白菜と葱はある程度鶏のお腹の中に詰め込まれたのだった。
 ご馳走様でした。

●チキングといっても、チキン野郎じゃないですよ。
「皆さん、辺境の村にマスカレイドが現れました」
 集まったエンドブレイカーに、竪琴の魔曲使い・ミラ(cn0007)がお辞儀をすると説明を開始した。
「近頃辺境の村の森に、巨大な鶏が姿を現しているのを村の住人が目撃していましたが、被害が無く気にしていなかったみたいですが、もうじき……人を殺してしまいます」
 原因はどうやら、自分をボスと称えていた舎弟の鶏1匹が狩人に殺されてしまったかららしい。
「とりあえず、巨大鶏は鶏の王と言うことで『チキング』と呼んでおきますね」
 基本チキングは、森の開けた場所に居るけれど、舎弟の叫びを聞くと疾風の様に颯爽と駆けつけるらしい。
「それでチキングの攻撃能力ですが、口ばしでの攻撃と羽を飛ばす事と……火を吐きますね」
「火ぃ!?」
 絶対それは、鶏じゃない。鶏以外の何かだ。
 そんな鶏が出されるわけがねぇ。
 絶対嘘ですよね、ねぇ、答えてください!
「あと、戦闘時に配下マスカレイドとして、白菜と葱のような巨大な植物が出てきますね」
 先に進められた!? しかも、白菜と葱って……。
「何だか、美味しそうですよね」
 言っちゃった!? 美味しそうって言っちゃったよこの人!!
「ちなみに毒は無いです」
 食べる事前提っ!?
「それでは皆さん、おいしそ……じゃなくて、危険な戦いになると思いますが、頑張ってくださいね」
 そう言ってミラは彼らを見送った。

「それと、調味料類は村で借りる事が出来ますよ」
 だから、言わないでー!!


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参加者
黄昏の鎮魂歌・ナユタ(c00026)
剣のスカイランナー・マコト(c00561)
鬼熊・ガロ(c01737)
千刀狩の守人・ルーン(c01799)
食と星霊の探求者・ミメイ(c02516)
天を駆ける旅人・ラティ(c02703)
無限光・アウル(c08078)
白銀の野良猫・シディアン(c12196)
斧顎熊爪・サキ(c13747)
ミートボールアタック・シャルル(c14658)

<リプレイ>

●チキング現る
 森の中を大量の調理器具を持った一団が歩く。
 何というか、ピクニックを行いそうな状況だった。
「お鍋に、焼き鳥、丸焼き〜♪ 今夜は鶏尽くしで決まりだね!」
「チキング……何て美味そうな響きなンだろうな」
 軽快に歌いながら、飛ぶ様に移動する天を駆ける旅人・ラティ(c02703)と、喉をゴクリと鳴らす鬼熊・ガロ(c01737)。
 きっと、足元を歩いている普通サイズの鶏よりも美味しいに違いない。
 味に期待しながら、森の中を歩く。
「確か、この辺りでしょう?」
 村人から聞いた目撃情報を頼りに歩いていた、食と星霊の探求者・ミメイ(c02516)が呟く。
「確かこの辺りだな……あった。けど留守みたいだな」
 剣のスカイランナー・マコト(c00561)が見渡し、すぐに森の広場を見つける。
 しかし、見つからない。きっと、パトロールに出ているのだろう。
 彼らは広場の近くに見つからない様に調理器具を隠すと、辺りを探し始める。
「周辺には居ないようですね」
 そう言ってホークアイで森の間から周りを見る千刀狩の守人・ルーン(c01799)。
「うーん、見つからないから仕方ないな。舎弟の鶏さんを……」
 そう言って、斧顎熊爪・サキ(c13747)は手頃な鶏を捕まえようと……。
「「コケーーーッ!!」」
 突然の叫びに、サキが振り向く。
 同じことを考えていたであろう、白銀の野良猫・シディアン(c12196)と無限光・アウル(c08078)も振り向いた。
 そこにはミートボールアタック・シャルル(c14658)が普通サイズの鶏、と言うか舎弟を2匹ほど気絶させていた所だった。
「戦いは正々堂々です。ですが食は非情なのです! 弱肉強食です!!」
 そう豪語するシャルルの手には、マジックマッシュが握られていた。
 その直後。
「ぐぎょげーーーー!!!」
 激しい叫びと共に、舎弟の助けの悲鳴にチキングは駆けつけた!
 ついでに、葱と白菜も現れた!!
 エンドブレイカーによるダイナミックな調理の開始だった。

●ダイナミック下拵え
 舎弟を倒された怒りに震えながら、チキングは口ばしを光らせ回転突撃する。
「うわっ!? 危ないですね!」
 驚きながらも柔らかな微笑みを浮かべる黄昏の鎮魂歌・ナユタ(c00026)が、大鎌で弾く様に攻撃を防ぐ。
 そこへ、ラティのダブルサマーソルトキックがチキングのボディへと打ち込まれる。
「どうしよう……敵がおかずにしか見えない♪」
 楽しそうに笑うラティをすり抜け、真紅の刀身を構えたマコトがチキングへと走る。
「俺はテメェら『鍋の常連』を許さねぇ! テメェらのせいで……俺は何度、口の中をヤケドしたか……」
 悲哀というか、八つ当たりの怨みを込めてマコトは脚を剣の横で叩く。
 黄色のもみじ……じゃなかった、脚がコキリと音を立て鶏の巨体は地面に倒れる。

 別の方では、ガロへと白菜がタックルを仕掛ける!
 そんな白菜へと、ガロは大剣を構え……。
「野菜は食べやすい大きさにカットォー♪」
 叫び、大剣で薙ぎ払うと白菜の芯が切り取られた。
 そこに、斧を振り被ったサキが突撃し、力一杯脳天へと振り下ろす。
 ザクリと良い音を立てて、白菜は縦一文字に切られる。
 獣とかだったならば脳天が砕けてしまうことだろう。
「切り刻め、レギオスブレイド」
 アウルがそう呟いた途端、虚空から無数の黒い長剣が姿を現し、回転しながら真っ二つとなった白菜を更に切る。
 ザクザクと音を立て、横向きに3本、縦向きで2本という風に白菜をサイコロ状に切るようにレギオスブレイドは放たれる。

 その近くでは襲い掛かろうとする葱へとルーンが太刀を抜くと、振り下ろした空間ごと葱の根元を切り落とす。
「我が太刀は空間さえ切り裂く」
 言い終えると、太刀を鞘に収める。
「この包丁の切れ味、とくとご覧あれ!」
 シディアンの手には大きな柳刃包丁が握られており、ダブルスイングが葱を真っ二つに、更に均等に4つの束へと変えていく。
「オブシディアンちゃん頑張ってくださいです」
 ミメイの呼びかけに、召喚された星霊バルカンは可愛らしく飛び跳ねながら前足からの火炎弾で葱を焼く。
 葱が焼ける香ばしい匂いが辺りに広がる。
 何名かのお腹が鳴っているが今は戦う時だ。
 食べる前の運動が大事だ。

「きょげーーー!!」
 地面に膝をついたチキングは叫ぶと火を吐く。
 が、一方向へと向かれた火は簡単に避けられ、後に使う為の種火として用意していた木の棒に火をつけられる。
 そんなチキングへと、シャルルは巨体を揺らしながら接近し、棍で吊り上げ……力一杯地面に叩き付けた。
 何度も叩いて、肉を軟らかくするつもりらしい。
「美味しくなってくださいね」
 そう言って笑うシャルルに何だかチキングは腹が立ったのか、羽根を飛ばす。
 しかし……。
「遅いです」
 と言うナユタの声と共に、レギオスブレイドが舞い、羽根を斬捨て、チキングの両手を斬る。
 激しい叫びを上げながら、チキングの両腕から血が噴出す。
 そんなチキングの首を降りてきたラティが首を締め上げる。
「今だよ、マコト!」
 ラティが首を斬られ易い様に、反り上げるとマコトは長剣で横斬りをしてチキングの首を斬った。
 斬られた首からは、血が噴出され……血抜きが行われるのだった。

●三分クッキング
「アー……鶏は羽むしらねェといけないンだよなァ……」
 思い出した様に、がっくりしながらガロは呟く。
 そして、目の前にはチキングと舎弟の鶏が数羽。
「僕も手伝うから大丈夫だ、ガロ」
 調理が出来ない代わりに、鶏の解体をする事にやる気を燃やすラティ。
 そんな彼を見ながら、ガロも諦めて羽を毟る事を始めるのだった。
 しばらくして羽を毟り終え、丸裸となった元チキングと舎弟数羽へと今度は内臓を処理する為に、包丁を持って2人は解体を始める。
 ラティに至っては、森育ちの為にこういう事に慣れているのか凄く楽しそうだった。
 それから、またしばらくして周辺には、食べれる部位と食べる対処が難しい部位の二通りに分かれていた。
「弱肉強食ですね」
 そんな姿となったチキングを見ながら、シャルルは言う。
 分けられたそれを、調理する分に切り分け……彼らは調理を開始した。

 持ってきた大きな鍋に水を入れる為に一度村へと戻ろうかと考えていたが、森の広場のすぐ近くに小さな小川があった。
 どうやら、チキングと言うか、森の動物達にとっては過ごしやすい場所だったりするのだろう。
「うん、冷たくて美味しい。コレなら料理に使えそうだな」
 手で掬い、一口飲んだサキはそう言って、鍋に水を汲んでいく。
 少し下のほうでは、シディアンとラティが米を磨いでいる。
 少し下のほうでは、ミメイとマコトが野菜を洗っている。
 自分達が持ち寄った野菜の他に、ついさっきまで戦っていた葱と白菜が水で綺麗に洗われていった。

 水を汲み、米と野菜を洗った後、彼らはチキングから取った種火を使って幾つかの焚き火を作るとそれぞれの作業を開始した。
 幾つかの飯盒に洗った米と水を入れたラティとシディアンは取り易い様に棒に吊るして焚き火の両端に設置した棒の上に乗せる様に棒を置く。
 ジュッ、と炎が飯盒の表面に付いた水分を蒸発させる音を立てたが、すぐに静かになる。
「この音って、良いよね」
 ご飯が炊けると言うのが実感できるのが良いのだろう。
 それから暫くすると、グツグツと言う音が中から聞こえ始め、飯盒の隙間から白い泡が吹き出し始める。
 だけどここで蓋を開けたらダメだ。だから2人はジッと待つ。
 段々と、白い泡がのり状に変わり始めていく。
「美味く炊けるといいな……」
 そう呟きながら、シディアンは薪を減らして火力を下げつつ、棒で飯盒を触り振動を確かめる。
 いまだグツグツと言う振動が続いているが、徐々に徐々に弱まっていき……やがて振動は無くなった。
 中の水分が無くなり、後は蒸すだけだ。飯盒を焚き火から移動させ、裏返しにして、蒸らし終えるのを2人はじっくりと待つのだった。

 違う焚き火では、切り分けたチキングの肉と手頃なサイズに切り分けた葱をサキが1つ1つ串に刺していく。
「美味しくなれよー」
 そう言いながら、塩を軽く振って焚き火の周りに突き刺す。
 ジリジリと焚き火の火が鶏肉と葱を焼いていく。時折、燃え盛る薪に脂が落ちてパチパチと弾ける音が聞こえる。
 片面を焼き終えると、焼き面を裏返して同じ様に焼いていく。
 そして、焼き終えた肉はアウルが用意した食器の上へと置かせてもらっていく。
 肉はまだまだ大量にある。

「さぁ、鳥と葱と白菜でお鍋ですね、東方伝来の味噌は美味しいのですよ? 勿論、水炊きも忘れません、出汁は干し昆布で取りましょう」
 そう言って、テキパキとシャルルは鍋を作り始めていく。
 味噌風味の鍋は食べ易い様に、鶏肉は骨の無い部位を、水炊きは骨が付いてる方が楽しいだろうから骨付きの部位を切り分けていく。
 更には、シディアンの持ち込んだ人参も短冊切りにして混ぜていき、
「コレも入れちゃいましょうー♪」
 と楽しそうに、ミメイが自分で作った肉団子や、鍋に合う野菜も放り込んでいく。
「シャルルさんが味噌なら、私は同じ東方に伝わるお醤油で作ってみましょう」
 そう言って、マコトから切った食材を受け取るとルーンは鶏がら出汁となっている3つ目の鍋を作り始める。
 深みを出す為に、塩に清酒と言った調味料を混ぜていき、最後に醤油を加えていく。
「自然の恵みを無駄にしてはいけません、しっかり骨の髄まで味わいましょう」
 それが彼のポリシーのようだ。
 それから暫くして、全ての料理は完成した。

●皆美味しくいただきます。
 巨大な切り株を中心に、彼らは座る。
 彼らの前には、ナユタとアウルとガロが持ってきた食器類。
 その1つには、ホカホカの炊き上がったご飯(お焦げ付き)が盛られており、切り株の中心には巨大な鍋。
 自然の恵みに、糧となる物への感謝と追悼を込めて、彼らは手を合わせ、
「いただきます!」
 と大きく言って、食事を開始した。
 まず最初に、シャルルが味噌鍋に蓮華を入れて、スープを掬うと。
「サキさん、はいあーん」
 何時も感謝になっている礼を込めて、サキへと蓮華を差し出す。
「お、すまないな。いただきます」
 笑顔で受けて、シャルルからの蓮華に口をつける。
「あむ……は、はふはっ!? あ、あちゅ?!」
 口を押さえながら、すぐにカップに入った水を口に含む。
「うぅ、言い忘れてた。実は、猫舌なんだ……」
 思い出し、軽くがっかりとするサキ。
 同じ猫舌仲間のマコトが、共感する様に肩をポンと叩く。
「フーフーしてもなかなか冷めないし! 次を取ろうとした時にはもう無いし! この悲しみがテメェらに分かるか!?」
 猫舌の魂の叫びだった。
 可哀想だったが、小さな鍋に入れて食べれる様にしてあげるのが精一杯だ。
「ふぅ……、熱かったけど、美味しいな。お礼にねぎまをやろう。美味いぞ?」
 サキがシャルルへとお礼を言いながら、ねぎまを差し出す。
 シャルルはねぎまを受け取ると、食べ始める。
 濃厚な脂と肉の弾力が口一杯に広がると同時に、ザクシャクと言う焼き葱の食感。
 振られた塩の軽い辛味と、葱本来の甘みが喉を通っていく。
「……うん、すごく美味しいですねぇ」
 そう言って、シャルルは笑うのだった。
「うん、大丈夫みたいだな。じゃあ、僕も食べる事に」
 そう言って、シディアンも取り分けた味噌鍋に口をつける。
 濃厚でまろやかな味噌の風味が口一杯に広がり、白菜のシャクシャクとした食感、葱のザクシャクの食感、人参のサクサクとした食感、そして鶏肉の硬くも噛む度に千切れていく食感が口一杯に広がる。
 更に後から、味噌と一緒に混ぜていた刻み唐辛子の辛さが舌を襲う。
 その味を残したまま、ご飯を口に含み、もう一度汁を飲むとまた違った旨みが生まれ、食が進む。
「うん、美味しいな……」
 アウルは水炊きを口に含む。
 じっくりと煮込まれた白菜はトロトロの食感で、葱もトロトロの上に甘い。
 そして、次は肉を食べ始める。手袋を外し、少し豪快に骨を掴むとそれを口に入れる。
 鶏肉は繊維に沿う様に簡単に千切れていき、口の中へと収まっていくと、プリプリの食感が口の中で生まれると同時に、汁を吸い込んだ表面の脂が口の中を鶏肉で満たしていく。
 ほんの少しの塩で味付けをして肉本来の旨みを生かす出汁の作り方をしており、飽きる事は無かった。
「ンまぁぁぁぁィ!!」
 余りの美味しさにガロが叫ぶ。
 そして、ルーンが3つ目の鍋を食べ始める。
 汁を飲むと、口一杯に広がる鶏の味、更に醤油独特のまろやかさと辛さ、まるで醤油の海をチキングが泳いでる様なものだ。
 汁に浸った白菜に葱はシャクシャクと食感を出して、汁の味を広げ、鶏はモモ肉胸肉の混合であり様々な食感が口の中で生まれる。
 ガロの持ってきたキノコ類が、クニャ、サク、モシャと言う表現が似合うような食感を立てて口に入り、色んな味を生み出す。
 そして、ミメイが作った肉団子を口に入れるとクニャリという食感と、コリコリという食感が生まれる。
「軟骨を混ぜてみました、どうでしょうか?」
 ねぎまを貰い、作った肉団子を焚き火で焼きながらミメイは言う。
「美味しいです。こういうのも役得って言うのかな?」
 肉団子を頬張りながらナユタは微笑む。
 マコトはひたすらフーフーしている事に諦めていたが、サキからねぎまを貰い、数本ほど串から引き抜き、ご飯の上に乗せる。
 その上から、ルーンの持ってきた醤油を垂らしてみた。
 きっとその上に目玉焼きか半熟卵を乗せたら最高だろう。
「鍋が無理なら、俺はこっちで行くぜ」
 掻っ込む様に焼き鳥丼をマコトは口の中へと入れていく。
 ご飯の食感、肉の食感、焼き葱の食感、醤油の味と香りが鼻をくすぐり、口一杯に広がる。
 熱くて鍋が食べれなかったとしても、コレは美味かった。
「まだまだ食べることが出来ますけど、村の人達も招待してはどうでしょうか?」
 食べながら、ミメイが提案する。
「うん、こうやってみんなで食べるご飯って美味しいよね♪ だったら、もっと一杯だともっと美味しくなるよね♪」
 ラティが頷くと、アウルとナユタ、シディアンを連れて村へと向かう。。
「だったら、もっと一杯作ろうじゃないか!」
「村人総出の鶏鍋パーティーですか、いいですね。私の腕が鳴ります」
 シャルルがやる気を出す。
 美味しい事はまだ始まったばかりだった。



マスター:清澄ゆかた 紹介ページ
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知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:10人
作成日:2010/11/09
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