ステータス画面

カシアスの乱:騎士団奪還作戦

<オープニング>

●陥落
 騎士団総帥・ドンチャッカが不在の騎士団本部へ、唐突な来訪者があった。
 訪れた者達の姿に、騎士団員らに否応なしに走る動揺。
 多数の従者を従え訪れた人物とは、かつては騎士団の後ろ盾――数々の不正の露見に現在は捕縛されているはずの、カシアス老であった。
 それだけではない。カシアス老の捕縛と共に失脚した筈の副団長までもが姿を見せ。
 何よりも、『復活した妖精騎士』だと称する女性騎士の存在。
 居る筈のない人物の来訪と、彼らが引き連れてきた多数の騎士らに、本部は大きな混乱に包まれていた。

 騎士団に所属するエンドブレイカー達にもまた、動揺と戦慄が走る。
 なぜならば、訪れた者達は全員が……カシアス老、副団長、そして、妖精騎士だという女性騎士もが、マスカレイドであったからだ。それだけならず、三人が引き連れてきた多数の騎士らもが軒並みにマスカレイドの仮面を有している。一部の漏れもなく、全員がまごうことなきマスカレイドだ。
「今、騎士団に詰めてるのは何人ですか?」
 同胞たるエンドブレイカー騎士らに、素早く確認を促す、アチアチ魔王・イクスプロウド(c01366)。
「総帥不在とはいえ、騎士団本部をおめおめと明け渡すわけにはいかないでしょう」
 その言葉に返る、多くの頷きと肯定の声。
 エルフヘイム騎士団に所属するエンドブレイカー達の多くは、ドンチャッカ総帥と共に謎のマスカレイド追討に向かっていたが、残存の戦力だけでも、決して相手できぬ数では無い、が。
「マスカレイドだけならそうだけど、問題は、マスカレイド以外の騎士達よ。……どうやら、旗色が悪そうよ」
 険しい表情で、氷上のバラ・ミキ(c03502)が見遣る先。
 カシアス老はまるで勝ち誇ったかのように、騎士団員らに告げる。
「このお方こそが現代に蘇った妖精騎士ドロシー様だ。さて、そなた。妖精騎士の御前で、何の許しがあって頭をあげるのか」
 するとどうだ、騎士団本部に残っていた騎士のうち、エンドブレイカーでない騎士達が皆、一様に頭を垂れたではないか。
 それは、本部の騎士達が妖精騎士に従うという意思表示に他ならず。カシアス老を初めとする、副団長や妖精騎士に、実権を奪い取られたという事でもあった。
「妖精騎士の威光はエルフ達には効果的みたいね」
「おいおい、簡単過ぎやしないか?」
「残っている騎士は、今回の総帥の命令に疑問を感じていた奴らだ。是非もあるまい」
「ここで戦えば、マスカレイド以外の騎士達とも剣を交える必要がありそうね」
「戦力的に勝ち目は無くなったな。どうする?」
「選択肢は一つしかないだろう、脱出して総帥に合流する」
 こうして、混乱に乗じ騎士団本部からの脱出に成功したエンドブレイカー達は、真っ直ぐにドンチャッカ総帥の下に向かったのだった。

●奪還作戦
 本部を脱出したエンドブレイカー達は、無事にドンチャッカとの合流を果たす。
「報告、ご苦労だった」
 事の次第を一頻りに聞き終えて、渋い顔を見せるドンチャッカ。まさかここで、カシアス老の名を聞くことに成ろうとは。ドンチャッカが想像していた以上に、マスカレイド達はエルフヘイムの中枢に食い込んでいるようだ。
「どうやら、もう一働きして貰わなければならなそうだな」
 短い逡巡の後、ドンチャッカは集うエンドブレイカーらを見回す。
 別筋からの報告によれば、妖精騎士をはじめとしたマスカレイドらは、現在、レジスタンスの拠点に進軍しているのだという。
「我々は、その隙に、騎士団本部を奪還し、マスカレイドとなったカシアス老達を撃破するのだ」
 騎士団奪還作戦の、始まりだった。

 騎士団本部には、カシアス老をマスカレイド化した勢力からの増援もあるようで、放置しておけば騎士団は完全にマスカレイドに掌握されてしまうだろう。
 加えて、現在、騎士団本部には『伝説の妖精騎士』に従おうと、多くの騎士志望者が集まっているという。この騎士志望者らはマスカレイドでは無いが、それなりに腕に覚えのある者も多く、騎士団奪還の障害になるのは間違い無い。
「お前達以外の騎士団員は、マスカレイドに止めを刺すことは出来ない。なので、まずはお前達以外の騎士団員による攻撃を行い、騎士団本部への道を開かせてもらう」
 市街地図に矢印を引きながら、ドンチャッカは作戦を提示する。
「突破口が開くと同時に、お前達には、騎士団本部へと乗り込んで欲しい」
 エンドブレイカーではないにせよ、同じ騎士団員として、本来ならば肩を並べて戦えるはずの騎士達。
 だが、ドンチャッカは渋い面持ちのまま、エンドブレイカーらを見回す。
「マスカレイドに止めを刺せぬのもあるが……予言者に会い、お前達の存在を確信した俺とは違い、共にマスカレイド追討に参加した騎士の中にも、己の立場に疑問を抱く者が現れ始めている。だから、突破口を開く以上の助力は、できない」
 密告者と予言の戦士。
 それらの存在を信じられぬ者達にとっては、下手をすればただの騎士団の派閥争いにすら見えてしまうかも知れない。戦う理由に納得いかぬまま、同士と剣を交えることなど、出来ようはずもない。
 ましてや、相手方には『妖精騎士』を名乗る者が居る。
 万が一、騎士団奪還作戦が失敗すれば、ドンチャッカは求心力を失い、騎士団員の離反が相次ぐことは想像に難くない。その果てに待っているのは、騎士団の壊滅だ。
 それは結果的に、エルフヘイムの未来をも脅かす事になるだろう。
 絶対に、気の抜けない戦いだ。
「敵戦力は大まかに分けて、『普通の騎士』『カシアス老』『マスカレイド騎士』だ。カシアス老の所には、副団長も居るだろうな。先も言ったが、『普通の騎士』の大部分は我々が受け持つ。お前達は『カシアス老』と『マスカレイド騎士』の勢力を撃破してくれ」
 彼らが、何処にどのように布陣しているのかは定かでない。
 だが、司令塔となりえるマスカレイド……カシアス老や副団長らに辿り着くには、マスカレイド騎士らを突破せねばならないだろう。
 無論、マスカレイドである以上は、マスカレイド騎士らの全てをも撃破せねばならない。
「カシアス老や副団長、マスカレイド騎士とどのように戦うか……は、各人の判断に委ねよう。同じ戦場を目指すならば、チームを組むのもいいかも知れん」
 そうして、一頻りの説明を終えると。
 ドンチャッカは顔を上げて、眼前に集うエンドブレイカー達を見遣る。
「最も危険な仕事を人任せにするのは辛いが……これは、お前達にしかできない仕事だ」
 どうか、宜しく頼む。
 ドンチャッカはそう言うと、深く頭を下げたのだった。


マスターからのコメントを見る

<リプレイ>

●吶喊
 市街地に、剣戟の音が響く。
 慌しい足音と怒号。物々しい雰囲気に、エルフヘイムの住人らは固く門戸を閉ざし、ある者は不安そうな眼差しで窓の隙間から表の様子を窺い、ある者は息を呑んで聞こえてくる音だけに耳を澄ます。
 戦う意志を持つ者以外が居なくなった街並みに、真っ先に立ちはだかるのは『妖精騎士』の噂を聞き駆けつけたらしい騎士志望者ら。
 ぶつかり、滞る戦線。高まる緊張に、敵陣――本部に残っていた普通の騎士らもが増援に駆け付けてくる。
「ゆくぞ、活路を開け」
 騎士団総帥・ドンチャッカの号令一過、彼に従うエルフの騎士団員らが声を上げ、向かい来る同士らの動きを止めに掛かる。何も知らぬ仲間を相手に、迷いが無いかといえば嘘になるだろう。だが、ドンチャッカもこのひとときだけは目的の達成のみを胸中に置いて、本部への道を塞ぎ立ちはだかる騎士らへと大剣を振り上げる。
 俯瞰位置から戦況を注視していた、弦奏卿・ハインリヒ(c02642)は史書でも朗読するようにふとごちる。
「……総帥派と守旧派、両騎士団の喊声が樹々に木霊する。この『カシアスの乱』を以って、エルフヘイム戦役は最終章の幕が上ったのであった。……っと」
「進め!」
 壁際へと纏めて吹き飛ばされ、開いた道の先。怒号のように掛けられたドンチャッカの声に応じるように、エンドブレイカー達が一斉に動き出した。

●開戦
 最短の道程を突っ切り、真っ先に飛び出して行ったのは【アームズ】の面々。
「伝説の妖精騎士を騙り、秩序を乱すカシアス老を討つべし!」
 邪剣を繰り、先陣を切る隊員を後方より援護しながら、普通のデモニスタ・ベルタ(c15465)が高らかに大義名分を掲げる。それは、周囲に居るマスカレイドでない騎士達へ向けた言葉。
 市街地での戦闘が開始されて程なく、マスカレイド騎士らが本部前に防衛線を構築しつつあるという話が、斥候を重視した行動を取った仲間から既にもたらされていた。恐らくは、あれがその敵防衛線なのだろう……仮面を付けた騎士が壁のように居並ぶのを見遣り、黒鉄の獅子・オリヴィエ(c04751)がハルバードをV字に振るい上げる。
「貴様の不滅のエンディング。破壊させてもらうぞ!」
 いよいよぶつかる戦線。
 囲い込むように押し寄せてくる異形の仮面騎士を前にも怯まず抉るように前へ進む【アームズ】の中にあって尚、静かなる花筐・サクラ(c06102)は敵の背後を取る為に、囲まれるのすら厭わず颶風に乗り突き進む。自棄にも見えるその素振りは、スフィクスの喉元に迫りながらも今に続く未来を破壊できなかった自身への苛立ちか後悔か。
 そして、怒涛のように進撃する一行に、【チェイサー】がやや遅れて追従していく……。

 矢のように潜り込む一団を囲わんと進み出る戦線、押し戻さんと続いて左翼側からぶつかっていくのは【ドレッドノート】。目指すは指揮官――カシアス老と副団長。
 居場所を問うて返るものならよかったが、とてもそんな余裕はない。だが、竜の掌握・フリオ(c01043)は防衛線の指揮系統がす近くにあるのではないか……臨機応変に動き敵陣と刃を交えるうちに、そんな予感めいたものを読み取る。
「案外、すぐ後ろで指揮してやがるのかも知れねえな」
「ならば突き進むまで」
 城隍の鉾槍・エルンスト(c07227)の握る翼を具えた蛇の如きハルバードの引き起した衝撃波が、仮面騎士を次々に薙ぎ払った。
 その更に左翼に、僅か遅れて合流する【炎の薔薇】を主力とした部隊。続く仲間を前へと進ませる為、斧の城塞騎士・ユスティーネ(c08886)は強引な所作で横薙ぎの衝撃波を仮面の一団へ叩き付ける。
 それらから零れた敵の一撃を黒塗りの短槍でいなし反撃を加えながら、護衛者・バルタザール(c16210)ら【孤月】が徐々に崩れ乱戦と化していく最中へ、少しばかり遅れて進軍していく。
 すぐ隣り合う戦線でも、【破者の声】が正面からの突破に、真っ向敵陣へ減り込む。
「行って来い。此処は我等が引き受ける!」
 そんな声を受け、【破者の声】の開けた穴に目掛けて飛び込んでいく【ブレイカー's!】。目指すは副団長、黒炎の獣・チトセ(c01309)は獣と化した腕で眼前の仮面に喰らい付いて切り裂き、更に前へと進む。

 そうして、【チェイサー】【孤月】が本格的に進軍を開始するより先に。
 右翼側には【決戦カシアス老】【ルメルシュ】を主力とした一団が防衛線に食い込み、激戦の様相を呈していた。
「目指すは大将首のみ! 雑魚はどけっ!!」
 大剣の城塞騎士・ベルナデット(c16310)の鋸刃の大剣が仮面騎士を薙ぎ払う。
 【紅翠の剣】暁の騎士・アゼル(c08246)もまた、相棒が凍りつかせた仮面騎士を白い剣で迷う事無く打ち砕き、前へと進む。
 混戦に劣勢となった仲間の元へは、迸る電撃による援護を仕掛けながら、銀の戦乙女・ヴァルトラウテ(c16152)が駆けつける。生まれる白銀の残像はまるで数を補うかのように、戦線を押し返す超高速の斬撃。
 そうして怯んだ隙を突き、タッグを組んだ、不均等な二律背反・ユミナ(c01686)と、影姫・アレクサンドラ(c01258)は背中合わせに立ち、溜め込んだ力を解放する。
「わたし達が描くは勝利のW!」
「ダブルビクトリースマッシュ!」
 三振りの大剣と二つのV、息の合った攻撃が向かい来る仮面騎士を打ち倒した。

 その更に右翼、戦線を抉じ開けんと、西風の魔想紋章士・オリアス(c16130)がナイトランスで突っ込んでくる。開いた穴に正面突破を試みる【燐虹騎士団】。
 無論、行かせまいと攻勢に出る仮面騎士。それらを迎撃するかの如く、折角の職場を襲われて黙ってなどいられません、とでも言うように、エルフヘイム騎士団員・マリストフィン(c17180)が繰り出す黒鉄兵団。すかさず天高く飛び上がった、月狼・ヒスイ(c04400)が、両手に携えた刃を急降下で突き入れる。
 一方で、襲い掛かってくる異形の武具を受けながらも、ひとにぎりの・ユウキ(c12862)はその幾つかを槍衾の構えでいなし、逆にハルバードの切っ先を相手へと突き入れる。
「キミ達だって、エルフヘイムを護りたかったんだろう!」
 一度棘に侵された者を救う術はない。でも、万が一にでも、この中に拒絶体がいるのなら。ありえないと判っていても消しきれない一抹の優しさ。だが、それ以上に今は先へ進む仲間の為に。ユウキは渾身で仮面の騎士達を薙ぎ払う。
 そんな皆を支えるように【絆】の者達が駆けつける。
 続く【鋼拳の騎士】。カシアス老はなんとなく、『偉い人の部屋』に居る気がする。騎士見習い・パラヴァニ(c00901)は細身の槍で竜巻を巻き起こしながら、まだ遠い本部の建物を見遣る。
 隣り合う戦線、右翼から圧し返すように、真銀のアリア・リセリル(c07186)が翼竜のような槍斧で敵に勝利の紋を刻みつける。
「皆さん、参りましょう!」
 その言葉に、志を共にする【蒼】の面々が頷く。幻魔狼・ロゼ(c02745)は無言のまま、壁のように前に立ち、殺気から転じたかの如き鋭いオーラを纏った刃で、鎧ごと敵を斬り伏せた。
 当たるを幸い撫で斬りだとばかり、ビキニアーマーの城塞騎士・ギロチーヌ(c02927)も【凡兵衛ハウス】の仲間と共に次々仮面を薙ぎ断つ。
 そうして開いた穴へ目掛け、遅れて突っ込む【漆黒の鎖】。道を塞ぐ敵のみをオーラから発した輝く獅子で駆逐し進む、水琉・ファルク(c08807)らの後ろを、今まで【蒼】の陰で居た、狂嵐獅子・ミハエル(c10562)がすかさず追う。願うは大将の首だけ。騎士団の奪還と大将の御印を取る、その栄光の為ならば、仲間の部隊を利用してでも、前へ!

 左翼では、オブスタクル・ダスティン(c01212)の鞭が踊る。
「こちらは、お任せ下さい」
 彼を始めとした【ドライセン】が突破口を開くべく、立ち塞がる仮面騎士を打ち倒していく。
 仮面騎士の振るう獣のような腕を受けながらも、九つ頭の毒蛇・クライト(c17033)が竜の如き業火を吹き付ける。炎に包まれ燃え盛るそこへ、四代目破壊神王・ネメシス(c00683)の召喚した邪剣の群れが乱舞し切り裂いていく。
 それらを見据え、忘却の蛇・ヘルメス(c12060)は些か芝居掛かった所作で紋章を描き出す。
「行くぞ、マスカレイド。私に敗北を教えてみろ」
 突撃していく黒鉄兵団。攻撃陣形に紛れ肉薄した、追走の風牙・リン(c02865)が、抜き打ちの一閃で燃え盛る敵を斬り伏せる。
 そんな戦線からは少し下がった位置。進む仲間を抜けて零れるように迫る仮面騎士には【護衛小隊】が立ち塞がる。
 騎士の誓いを込めたシールドスピアがV字の衝撃を敵へと刻む。引き換えに肩口に受けた異形の剣を振り払いながら、断章の騎士・イクスヴァール(c05338)はふと。
「……総帥、カシアス老達に伝えたい事はないだろうか?」
「いや、構わん」
 挟撃を防ぐべく本部に背を向け戦いながら、ドンチャッカは振り向かずに言った。

●激戦
 敵の流動や続く仲間の合流タイミングなどから、防衛線付近は大まかに八つの戦場に分かれていた。
 時を追う毎に戦いは激しさを増し、皆の表情にも段々と疲労が滲み始める。初めは足並みを揃えていた【アームズ】と【ドライセン】も、今は随分と離れた位置に居る。
 その一番の激戦区と称して相違ない中央最前線で、亜麻色の髪を靡かせ獣が憑依したかの如く爪を振るい敵を屠る、幻燈光・アリア(c00724)。もう目前なのに……共にある、八色を導きし竜・ステラ(c04387)に翳る色濃い疲労。
 混戦の先には――本陣!
 副団長はそこに居る。確信する、深更・アマネ(c00714)。だが、抜け出すにはまだ厳しい。
 膝を折りそうになる仲間の元へと駆けつけながら、氷茨の祭祀長・マウザー(c11248)が蒼氷剣を翳し冬の嵐を戦場へと呼び込み、敵の手足を凍らせ動きを止めに掛かる。それでも尚、向かい来る異形の攻撃を剣とも太刀とも思しき双刃で捌いて返し、事務官・ジェイデン(c08031)は仲間の背へと輝く拳を送り出した。

 隣接する戦場では、【ドレッドノート】が本陣へと戦線を抉じ開けるべく更に苛烈に攻撃を仕掛けている。白百合の剣舞士・ユリアス(c01604)の舞が熱を帯び、輝きとなって戦場を包む。
 その灼熱を隣に、本来ならば奇策を以ってカシアス老の元へ辿り着くはずの【クラウソラス】だが……敵防衛線の分厚さと、懐柔の余裕すらない戦況に、今は左翼戦場の主力として戦列に参加していた。とはいえ、カシアス老の居所はまだ完全には掴めていない。できることはまだある。
 前方では、月影の預言者・クロノ(c03800)が緋色の刀身を掲げ大鎌より巨大な黒炎を撃ち放つと、同じく【炎の薔薇】の皆が突破口を開くべく仮面騎士らに続け様の攻撃を加えていた。隊に属してはいないが、アダマス・グラディス(c06217)も志は同じとばかりに、時には【炎の薔薇】や【紅蓮姫】など隊の列に加わって、優美な大剣を手に仮面騎士を共に掃討していく。
 更に隣り合う戦場では、軋む木製の弓から無数の矢の雨が降る。
「真っ直ぐだ。退かずに迎え撃つ気らしい」
「有難う、応えて見せます」
 援護射撃を加えつつ索敵から見た副団長の所在を告げる、新緑を纏う狩人・アレス(c01633)に短く礼を述べ、白昼の極星・エステラ(c14024)が自身と【ブレイカー's!】の仲間を盾から発した光壁で包み込む。
 それを帳消しにするような猛攻を加える仮面騎士らへと、銅色斧鉞・ジーク(c03342)が庇うようにして魔獣の腕を振るう。
 やあこしか愛せま・センロ(c05314)は朦朧とし始めた意識を今一度に奮い立たせて、傷も厭わず前へと踏み出す。ここで落ちれば【破者の声】は一旦退くことになる。その前にこいつらを行かせてやろうじゃねぇか、副団長の所へ!
「退いて貰うぜ!」
 渾身の爪撃乱舞が、正面に居た仮面騎士の傷を引き裂き、食い千切る。
 それでも尚、行かせまいと防衛線の維持を試みる敵へ、夢壌の壁・エルヴィン(c04498)の撒いた扇が戦場を舞い、殺到する敵を天空より打ち据える。それは、同じ【破者の声】だけでなく【尖兵分隊】など傷く者を多く抱える部隊や仲間達からも敵の目を逸らし惹き付ける。
 そして、そんな仮面騎士らの心に訴え掛けるように、竪琴の魔曲使い・ジェスター(c14716)が魅惑のフレーズを響かせていく。
 左最端の戦場、敵を混乱させるべく吶喊する、大地を翔る鋼鉄の戦乙女・スノゥホワイト(c01692)。その頭上に飛び上がった、エアシューズのスカイランナー・ケイ(c01176)が、サマーソルトキックに上下逆様になった視界で、本部の建物に眼を凝らす。
 その眼下で起きる大爆発。夜空を翔る願い星・シロ(c02654)の因果律を歪めるダンスが、向かい来る仮面騎士を巻き込み蹴散らしていた。
「これから先に進むみんなのためにも、舞台を温めておかなきゃねー♪」
 奇妙なダンスの輪に捕らわれ、爆発の中に消えていく仮面。
 そんな【ドライセン】の躍進に、ナイフのデモニスタ・アイン(c11176)の追撃が加わる。一人でも多く前へ。その為にも、障害となるものを少しでも多く排除する……隊には属さずも、重なる思惑は敵を貫く黒霊剣の群れとなって具現化し、活路へ繋がる助力となる。

 一方の右翼戦場。
 群れる敵に目掛け、無精者・ラグランジュ(c02051)の遣わせたヒュプノスが跳ね回り、眠りの連鎖を引き起こす。
 シスター・ベル(c00107)の構えたシールドスピアから広がる閃光が仲間を癒す。
 比較的損害の軽微な【決戦カシアス老】は、【ルメルシュ】と共に防衛線突破の機を窺っていた。
 黄昏の叢雲・エスティール(c02815)の正拳が、正面を塞ぐ仮面を砕く。すかさずに握る太刀を大きく振るう、黎明の氷花・レオノーレ(c04664)。殺気を孕み空を薙ぐ鋭い一閃は空間ごと仮面騎士を断ち斬り、絶命を以って棘から解放する。
 漸く見え始めた活路、畑で採れたエンドブレイカー・ロック(c14016)は前へ進もうとする者達へと、正確な投擲でライフベリーをばらまく。
 飛び地のようにやや突出した右翼端、果敢に戦う【凡兵衛ハウス】の攻撃に疲弊した敵を、紫水晶の欠片・ティノクス(c08490)が負傷した妹の分まで補うように、渾身の一撃で確実に仕留めに掛かる。密集地には、白蕾・シェーラ(c01095)が突っ込み、横薙ぎに振るった斧槍の衝撃波を叩き付けた。
 そして、それらを徹底的に切り刻む虚無よりの使い。無数に飛び交う黒霊剣が辺りを舞い、仮面を砕いて空へと消えると同時に……窺いでも立てるように地を小突く音がした。
 途端に広がる大治癒の呪紋。その中心で、緋色の魔女・イツワ(c01054)が装飾華美な長い柄を手に仲間の背を見遣る。
「無理は禁物じゃ。倒しきるまでが妾らの役目、先は長いぞ」
 侵食融合した翼の与える力が呪紋を更に大きく広げ【蒼】の皆を光に包み、衰えかけた勢いを取り戻させる。
 確実に薄くなっていく防衛線。至天狼・ユスト(c02236)は掃討戦に持ち込みつつある【蒼】の後ろに付いて、【漆黒の鎖】の仲間と共に駆け抜ける隙を窺う。
 それらに挟まれた右翼の中ほど、蒼穹の月・セレネー(c11812)の喚んだ吹雪吹き荒れる戦場は、中央最前線に継ぐ激戦区と化していた。
 負傷者を多数抱え、だが、ここで躓くわけには行かない。押し返されそうになる戦線、自由神の神官・シュテラ(c03339)は戦槌と騎槍を渾身で振り落とし、大地に発した衝撃波と瓦礫で敵を逆に圧し返す。
 そんな戦況を見遣り、時には隣接する戦場へと状況を伝えに走る、虎咆響刃・フェーン(c04218)。未だに敵に逃走者が出ないのは、仮面騎士が副団長やカシアス老の支配下だからなのか……。
 だが、鬼獅・レオニス(c10184)にはそんな細かい事はいい。その辺は考えてる奴に任せる。深く考えず、目に付いた仮面を片っ端から倒すだけだ。
「俺ぁこうやって暴れんのが、性に合ってるしな!」
 感情赴くまま叩き付けたフルスイングから発した衝撃波が、囲い込む敵を左右に散らした。

●背中
 防衛線が激化する一方、総帥を始めとするエルフの騎士らもまた戦いを続けていた。
 吶喊するエンドブレイカーの背を守る――市街地側からの挟撃を抑える持久戦。ひとさじの紅・デライラ(c11511)はそんな騎士らのために、冬の嵐を呼び起す。
 そんな一般の騎士らの中にマスカレイド騎士が混ざってはいないか。恍惚の燼・サジ(c13051)ら【護衛小隊】もドンチャッカに付き添うように共に抑えに回りながら、警戒に気を張り巡らせる。
 その後方、丁度、防衛線との中間点となる緩衝地帯付近には、負傷し前線から離脱してきた者達が退避している。
「ここは俺に任せて!」
 斧とシールドスピアの自由農夫・ソシエゴ(c14053)の投げたきのこが引火爆発を起し煙を撒き散らしている隙に、【絆】から、緑ノ蝶・ユーリィカ(c02118)と、地上の花咲き星・パトリシア(c17147)が一時離脱、負傷者に肩を貸し素早く緩衝地帯へ退避させる。
 敵方の防衛線が崩れ始めると同じく、エンドブレイカー側の被害も徐々に加速。【アームズ】は三分の一近く、【孤月】、【ブレイカー's!】も半数が負傷に離脱し、二人組みの多くが相棒の負傷に見舞われ、単騎での戦いを強いられるか、共に離脱するかしている。【護衛小隊】もドンチャッカや一般騎士をマスカレイドから護る過程で存外に負傷し、【尖兵分隊】や【鋼拳の騎士】に至っては、三名のうち二名を欠くという厳しい状況に追い込まれていた。
 一度下がった、山猫・リョウアン(c00918)はそれら戦力の変動によって拮抗する戦場を見極めると、再び戦線へと身を投じてゆく。
 入れ違いに、戦闘不能者が出た【破者の声】は戦線を離脱し緩衝地帯まで撤退、同じく戦闘不能者が出た【漆黒の鎖】は、黒鬼・ダリス(c02328)の方針変更の指示に従い仮面騎士の掃討戦へと移行していた。
 突破口が見えた矢先のことに口惜しさは拭えないが……むしろその穴抉じ開けてやる。
 疲労に表情は曇っても、未だ戦線に残る者達の士気は衰えず、逆に勢いを増しているようにも思えた。

●突破
 自らは【ドレッドノート】の壁となりながら、魔獣の刀撃・ダグラス(c04039)が背面から吹き荒れる吹雪に動きを止めた仮面へ向け、抜き打ちに袈裟切りの一撃を解き放つ。
 鞘走る銀光。それは遂に、副団長擁する本陣への道を切り開く。
「さぁて、大将首狙うとするか」
 開いた突破口を押し広げるように、傭兵・クロミア(c04585)の大剣が、大振りの薙ぎ払いで両脇の仮面騎士を荒々しく薙ぎ倒す。
 崩壊し始める防衛線。散っていた戦場は左右で段々と一つに纏まり……いや、むしろ敵を惹き付け纏めるかのように、黒鳳・ヴァレリー(c04916)は見事に生え揃った雄牛の角で以って果敢に突撃、敵を突き上げ、吹き飛ばす。
「カシアスは何処や!」
 掬い上げるように敵の体を派手に舞い上げつつ声を張り上げる。今から行くぞ、そんな素振りに危機感を抱き、咄嗟に足止め走る異形の騎士――戦いが終わってこの異形化した姿を見れば、今は対峙している普通の騎士達も判ってくれるはず。そんな思いをふと過ぎらせながら、今度は魔獣化した腕を振り上げ、殴り倒す。
 結果的に敵が纏まった事で、左翼にまた一際に大きな突破口が開く。
 堰を切ったように、カシアス老を狙う主力が駆け抜け、本陣へと飛び出してゆく。

 一方の右翼側にも、巨大な球体が持ち上がる。
 裂帛の気合に漲る力をこの一振りに込めて、虎を倒し龍を落とす・フィーダ(c04137)が全身で叩き落す必殺の一撃!
 無骨な玉錘は仮面ならず目の前に居た人型の全てを縦に破壊し尽くし、地面へと減り込んだ。
 そんな【凡兵衛ハウス】の奮迅振りに、【燐虹騎士団】も的確に前後を入れ替え上手く負傷を回避しながら、正面の敵をひたすらに蹴散らす。
 なおも立ち塞がる仮面を前に、出て来たのなら潰すのみと、アンサング・リーリヤ(c06157)が柄長のワンドで種を一粒零して地面を叩けば、見る見ると茎を伸ばし花を咲かせて膨らんだ巨大なホウセンカが、溜め込んだ鋼鉄の種子を連射して、居並ぶ敵を蜂の巣にした。
 しかし、活路を切り開く者達へ浴びせ掛けられる攻撃もまた、途切れることを知らない。異形の刃に爪に牙に、或いは毒に痺れに侵されて、動きを鈍らせる仲間。
 其処へ、迷わずに駆けつけてくる【絆】。
「後方支援って言うのも、楽じゃないわね」
 右翼と左翼と構わずに、不利と見た見方の元へ駆けつける。双弦のラプソディ・ユフィ(c02457)は弾む息遣いもそのままに、激励の戦果を堂々たる熱唱で歌い上げ、波動に乗せて力を届ける。
 この活路、塞いでなるものか。
 激しいオーラを噴出し戦線を抉じ開けるパートナーの作った好機を逃さずに、真赤な勇者・エイカ(c14993)が手にした杖に力を注ぐ。いや、杖がエイカに力を与えているのか。零れ出た剣戟の如き光は空を裂き、覗く虚無から無数の吸血剣と黒霊剣がまろび出る。
 仮面の影に潜む棘を鋭く討つ刃。
 更には、【炎の薔薇】の布陣後方から、きのこ法師・カーク(c00056)が邪剣を解き放つ。その中へ飛び込むかのように、天高く舞い上がった、空駆けるペンキ屋・ポーシャ(c01607)が連続ジャンプで次々に仮面を砕く。
 禁色を纏う獣・インディア(c04103)の吐き散らした火炎に花道のように揺らめく突破口。
 今だ、駆け抜けろ。そんな意思の聞こえてきそうな光景に、黒柩と紅いリボン・リネア(c00018)ら【ブレイカー's!】の者達は、真っ直ぐに副団長を目指す!
 突破していく後に続きながら、穴を渾身の衝撃波で更に押し広げる、【イージス】白亜の城壁・サーヴァイン(c00188)。全身全霊の障壁・サークル(c03518)も追撃の敵を振り払い、カシアス老を目指す一団に続き駆け抜ける。
 【ハイド】の面々は本陣……ではなく、本部建物の勝手口側へと迷わずに突き進む。
 そんな背を舞い上がった空中から見送る、ヴァン・フォン(c15174)。むつかしいことはよくわかんない。だけどマスカレイドは終焉させる。強そうなのは頼もしい皆に任せ、自身は眼下の仮面騎士へと急降下。
 崩壊した防衛線を抜け、主力が次々に本陣へ向かい行くのを確認すると、【ドライセン】はいよいよ殲滅戦へと移行する。仲間と同じ標的を狙い、自適の心・ヤマダ(c15080)が畳み掛けるように竜の弾丸を撃ち込めば、目くらましに怯んだ一瞬のうちにマスカレイドの仮面は見事に打ち砕かれていた。

●副団長
 本部建造物前に設けられた本陣。副団長は表情を歪め、眉間に深い皺を刻む。
 利き腕は長剣と一体化して螺旋状の刃を具え、背には脈動に波打つ血塗られた異形の翅。逆手の肩口は大きく分厚く広がって大盾の如く側面を覆い、その表面に彫像のように無表情な仮面が張り付いていた。
 分厚い防衛線を突破し突っ込んでくる者達を迎撃するべく、本陣に残っていた仮面騎士らが迎撃の態勢を取る。
「反目あれど護る意思は同じと思いたかったが……この様な形で道を外れた以上は斬らせてもらう。いざ、推して参る!」
 前方に布陣する仮面騎士に小手打ちを見舞い、剣の城塞騎士・エクリス(c00891)が広げた脇を抜け、副団長へと攻撃を仕掛ける【ブレイカー's!】。させまいと背面から追撃を加えようとする仮面騎士……その正面、追従していた、昼の月光・ラヴェンダー(c00803)がくるりと踵を返すと、副団長に肉薄する【ブレイカー's!】らの背を守るかのように、輝く獅子のオーラを威風衝撃波へと変えて敵に叩き付けた。
 だが、いとまなく浴びせ掛けられる、異形の攻撃。
 耐え凌ぐ姿を支えるように、遅れて駆けつけた、反転・クラウス(c12274)の召喚した星霊ジェナスが津波を伴い仮面騎士の身体へ食らい付く。肩を並べ辿り着いた、突貫鉄杖の紋章士・フィード(c04728)は波打つ潮に力を得て、振り上げたハンマーで必殺の一撃を叩き落した。
 その隙に、一気に距離を詰める、みんなの恋人・アデルバート(c01702)。カシアス老とは合流させない。回り込んだ副団長の背面から奇襲斬撃を仕掛け、振るう氷細剣に幻の薔薇を散らせる。
 脇を固めに掛かる仮面騎士は、緋霧・レイル(c03187)が激しい蹴りの連打で揺さぶり、パートナーの歪めた因果律の爆炎に消し去った。
 一方で、鋭い衝撃が対峙する者達を襲う。副団長の繰り出した螺旋の切っ先は回転する衝撃波を生み出し、巨大な風の壁は触れた者の体を抉り取りながら通り過ぎていく。
 そんな壁に押し返されそうになりながらも、本陣に居ないカシアス老を探し、更に奥へと進軍していく者もあった。
 再び唸りを上げる副団長の腕。だが、膝を突きそうになる仲間の前に立ち塞がり盾となりつつ、呼気を練り迎撃の構えを取って耐え凌いだ、刃を砕く者・ヴァルブルガ(c11855)が、手にしたハンマーとトンファーを裂帛の気合で以って大きく振りかぶる。
「ここはわっちらに任せろ!」
 仲間を更に先へと行かせる為に。全身を使い強打した大地、生まれた振動派が地震の如く副団長と周囲の仮面騎士を揺さぶる。
 隙を突き、カシアス老を目指す者達が次々に本部内へと雪崩れ込んでいく。
 その一団の後ろについて、水の袱紗・エリナ(c00076)が大鎌を振るう。流れる水の如き刃より召喚された津波に乗ったジェナスが、我が身をバリケードに通路を塞ぐ仮面騎士に上空から体当たりを食らわせる。
 その間にも、【鋼拳の騎士】を始め殲滅を終え防衛線から進軍してきた者達が次々に合流、仮面騎士らに攻撃を加えていく。
 そして、撒き散らした雲に身を隠した、歪曲詐欺師・マルシャンス(c05246)の喚び出した邪剣の群れが虚空より溢れ出し、戦場に血飛沫の花を咲かせて乱舞する。
 崩れる仮面騎士。その向こう、盾の半身に身を隠し欠けた翅から異音を放つ副団長を見据える、努力の天才・テオバルト(c02419)。恐慌の叫びにも似た不快な音波。集中を削ぐ音の波の中に過ぎる、副団長への思惑……。それらも纏めて消し去るように、肩を並べ立つ、玄人・シンヤ(c03028)が盾より形成した結界の中に浄化の気流を流し込む。
「俺達はただ貴様らを滅するのみ!」
「貴方の進むべき道、ここで閉じさせて貰うわ!」
 力強く告げると共に、テオバルトの指先がソードハープの金糸を荒々しく爪弾く。
 荒れ狂う真空の波。
「こんな、はずでは……」
 最期に吐き出された副団長の言葉は、異形の身を切り裂く音波の中に掻き消えていった。

●進軍
 主戦場たる外の喧騒とは裏腹に、妙に静まり返った本部建物内。
 防衛線を突破した段で本陣との交戦を避け、一足先に侵入を果たした者達が、密かにカシアス老の所在を探っていた。
 物陰を辿り慎重に移動する、遥碧・セレスト(c03512)。
 防衛に全戦力を注ぎ込んだのか、内部を巡回する仮面騎士の数はそう多くない。だが、マスカレイドは一人とて逃しはしない。赤い目のにゃんこ・ユエ(c13620)は乗り込んだ【孤月】の皆と共に片っ端から本部内の部屋を訪れ、潜む敵が無いかを調べて回っていた。
 その耳に、俄に聞こえてくる剣戟の音。
 エルフ耳を付けてのカムフラージュを施し、遭遇した敵に『カシアス老に報告がある』と案内の要請を持ちかけた、悠久の騎士・ショウ(c00212)だったが……最早、状況的にありえないと判断されたのだろう。異形の騎士は言葉を終えるよりも早く、襲い掛かって来た。
 なし崩しに戦闘へと突入する【クラウソラス】。こうなれば小細工を弄している間は無い。天に叛く抜刀者・ラス(c05348)は太刀を抜き放ち、幻華舞踏からの突きで相手の生気を奪う。
 喧騒にすぐ様駆けつける【孤月】。降妖宝杖の群竜士・ラグレス(c06530)の大鎌が衝撃波を伴い相手を切り伏せ、その後ろから……多数の勇ましい足音が近づいてきた。
 本陣を抜けた【アームズ】【決戦カシアス老】【ルメルシュ】らカシアス老を目標とする部隊が、いよいよ乗り込んできたのだ。
 パートナーを負傷で欠きながらも、斥候として乗り込んでいた、晨明・クオリア(c03232)がそんな皆を真っ直ぐにカシアス老の居る場所へと導く。
 一方、ステルスで所内を進む、妖眼の斑猫・パーフ(c10803)。図らずも同じ志で所内を巡る【チェイサー】などの面々と情報を交換しつつ、唯一ここに辿り着けた【尖兵分隊】として……団長室の中にある気配を捉える。
 瞬間。
「ここまできたか」
 聞こえた声と共に、開け放たれた扉からまろび出る仮面の騎士と――カシアス老!
 そのまま進軍し、通路を使い面で圧すようにして攻撃を仕掛ける仮面騎士に、【紅蓮姫】の面々が露払いだとばかりに対峙する。そんな皆の退路を確保するべく、翠緑なる探究・スイセツ(c01342)は後方の角に陣取って、星霊ヒュプノスを立ちはだかる仮面騎士へと遣わせる。
 もう少しだ。青剣・スケード(c12673)は残り少ない気力を託すように、癒しの拳を団長室を目指す精鋭達へと解き放つ。
 ここまで来たら構うことはない。主力を先導したその足で、獅子星・ウセル(c00535)は異形の姿を晒す敵陣へと、一気に飛び込んだ。

●決着
 佇まいはそのまま、かつて見たカシアス老と同じであるのに、纏う着衣は不気味な程に豪奢で、広がり重なる裾は草の根さながらに複雑に絡み合って蠢き、歩き出した樹木に老人が包まれているかのようにも見えた。
「エルフヘイムは唯一の意志により統一されんとしている。その邪魔をすることは許さぬ」
 告げるカシアス老の表情は、仮面に覆われて窺い知る事はできない。
 ただ、苛立ったようにざわめいた着衣の裾が急速に花実をつけたかと思うと、毒々しい色をした果実が弾丸のように戦場へとばら撒かれる。
 逃走の防止に裏口から踏み込んできた【ハイド】の者達が、丁度、カシアス老らの布陣の背面に辿り着いたのはその時だった。
 着弾と同時に爆ぜて、戦場を包む毒の煙。飛び散る果肉は腐敗したような傷を体に刻み、痛みを増す。そして、邪悪な果実に侵され苦悶の表情を過ぎらせる者達へ、容赦なく追撃を加える仮面の騎士。
「しっかりするのである! 癒せよ、鍵よ!」
 すかさず、朝露に濡れる菫・ヴァイオレット(c04389)の掲げた鍵に完成した呪力が、体を蝕む毒を浄化し、腐ったような傷を塞ぐ。
 結局、カシアス老や副団長に逃走の気配がなかったのは、ここで生き延びても後が無いからか――。
 狭い戦場、前に出られるものは限られているが……一人の欠員もなくここまで辿り着いた【蒼】らは、最前線に在る者達が一刻も早くカシアス老への肉薄が果たせるよう、護衛の仮面騎士へ向けて後方から惜しみない援護攻撃を叩きつける。
 前後右左と入れ替わり、射線を塞ぎに掛かる仮面騎士。それらの動きや攻撃を後方より見定める【アームズ】の司令塔が、共にここへ辿り着いた皆へと檄を飛ばす。
 それに応じ、【アームズ】だけでなく隊に属さぬ者達もが、的確な動きでカシアス老らへの攻撃を繰り出し、敵を追い詰めてゆく。
 氷結晶の輪舞曲・フィオナ(c01645)もまた煌びやかに冷たく輝く細剣の切っ先を差し向けると、蟠る力を収束する電光に換えて解き放った。
「目障りよ、消えて」
 輝き貫く稲妻に、帯電する仮面騎士の体が崩れる。
 真っ直ぐに通った射線。全員健勝な【ルメルシュ】の後方、砂塵に翳む静焔・ジゼル(c08357)は掲げた仕込み杖の先に集めた力を、火炎の玉へと換える。髪に翳るくすんだ琥珀色の瞳が、仮面に隠れたカシアス老の視線とぶつかる。
「あの妖精騎士は、何者なの?」
 ジゼルのその問い掛けに、答えはなく。
 ふん、と鼻を鳴らすその音は、解き放たれた炎のつぶてと大火球の爆音の中に掻き消えた。
 燃えて包み込む炎。だが、カシアス老の着衣は炎を纏わり突かせたまま蠢き、今度は数多の蔓が鞭のようにしなりながらエンドブレイカー達を絡めとり、締め上げる。
「私達には……騎士団には、まだやるべきことが、ありますから」
 締め付けに薄っすらと苦痛の色を滲ませながら、白い羽根・ニーナ(c01336)はままならぬ腕で冬の嵐を喚び起こす。
 追撃に振り上げた腕が凍りつき、動きを止める仮面騎士。間を置かず届く後方からの数多の支援に仮面を砕かれたその身を踏み越え、最前列に布陣する【決戦カシアス老】の中から、光を纏う魔法騎士・サイラス(c02023)が槍を繰り、華麗なる一閃を見舞う。
 肩を並べるように全身する正面、振り下ろされた異形の刃を円月の構えで切り返し、逆に斬り伏せる、世界を駆け巡る萬屋・ジョバンニ(c00896)。
「負けてられねぇ!」
 そのまま全身、カシアス老の正面へ踏み込み、渾身の直突きを繰り出した。
 深く突き刺さる攻撃に、ぐらりと傾ぐカシアス老の身体。
「お前たちが邪魔しなければ、こんなことには……」
「おじさんの守るスカードってなぁこの世界なのさ」
 ギ・ア(c01635)の軽口に、仮面の下で歪むカシアス老の表情。
 その頭上に、俄に影が差した。
 加速に研ぎ澄ませた心は無我の境地に達し、手足に絡み付く蔦のようなものからその身を解放する。
 煌くナイフを手に、【ドレッドノート】の布陣の中から天井へと舞い上がる、チェルヴィエーロ・シルヴィオ(c05317)。身を捻り、天地を返した足元で天井板を思い切り蹴り付けて、カシアス老へ目掛け急降下!
 そして、回転を加えた切っ先は見上げる額へと突き刺さり。
 禍々しい仮面ごと、邪悪な気配を粉々に砕き割った。

 ――異形の騎士が残らず倒れ、静まり返った防衛線。
 残された負傷者達と、エルフの騎士団員、そして、ドンチャッカは、本部内より溢れるように響く勝ち鬨を、確かに聞いた。



マスター:BOSS 紹介ページ
この作品に投票する(ログインが必要です)
楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:243人
作成日:2011/02/07
  • 得票数:
  • カッコいい81 
冒険結果:成功!
  • 生死不明:
  • なし
   あなたが購入した「2、3、4人ピンナップ」あるいは「2、3、4バトルピンナップ」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 マスターより許可を得たピンナップ作品は、このページのトップに展示されます。
   シナリオの参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。
 

<戦闘結果>

●Battle1(勝利!)


順位戦功点名前
144幻燈光・アリア(c00724)
144アトラスの言鍵・アレクシア(c02594)
342ギ・ア(c01635)
438氷茨の祭祀長・マウザー(c11248)
537事務官・ジェイデン(c08031)
635翠緑なる探究・スイセツ(c01342)
635みんなの恋人・アデルバート(c01702)
834八色を導きし竜・ステラ(c04387)
834静かなる花筐・サクラ(c06102)
1032黒鉄の獅子・オリヴィエ(c04751)
1131普通のデモニスタ・ベルタ(c15465)
1228白影・ジェス(c11669)
1326深更・アマネ(c00714)
1425無銘の騎士・フェミルダ(c04105)
1425靡く千の藁・ヨゼフ(c04167)
1622白狼紅盾・ライナス(c03263)
1720荒野の渡り鳥・ファー(c13649)
1819海緑を纏いし御魂狩之護刀・ショウキ(c10227)
1917城塞のような全身鎧を着た・サクラコ(c02942)
2010オルレアンを駆ける聖少女・ジャネット(c05732)
217太刀の魔想紋章士・アルト(c03764)
226なんだただのアフロか・キヨカズール(c01091)
235裸足の舞姫・ミランダ(c15405)
244剣の城塞騎士・アラストール(c02801)
244砂海を渡る風・ルーイッヒ(c10234)
263細弓の狩猟者・グラッド(c10516)
263鉄鎧う風・ステュクス(c14743)
263砲撃娘のレヴァリエ・シャーロット(c16581)
292街の雑音・ギャレット(c02948)
301紫水晶の涙・アキナ(c12140)

●Battle2(勝利!)


順位戦功点名前
146竜の掌握・フリオ(c01043)
241チェルヴィエーロ・シルヴィオ(c05317)
338赤い目のにゃんこ・ユエ(c13620)
437魔獣の刀撃・ダグラス(c04039)
535傭兵・クロミア(c04585)
535城隍の鉾槍・エルンスト(c07227)
733鬼綱・ライデン(c04776)
832水の袱紗・エリナ(c00076)
832玲瓏の月・エルス(c00100)
832白百合の剣舞士・ユリアス(c01604)
832護衛者・バルタザール(c16210)
1231ヒイラギの小葉・タキーヤ(c13660)
1329蝶恋花・マリベル(c11345)
1428白亜の城壁・サーヴァイン(c00188)
1428降妖宝杖の群竜士・ラグレス(c06530)
1626緋霧・レイル(c03187)
1725聖者の右手・キリク(c04206)
1824七封鍵の主・クレア(c16107)
1922吟遊剣士・ソオラ(c06146)
2018赤錆腐朽の城塞騎士・ランカー(c11040)
2116蒼星の鳥・アルフレート(c08186)
2213閃光の白騎士・ラヴェイン(c03052)
2312雇われ騎士・フリーデン(c01922)
2411フェアリア・シアラグナ(c03011)
2411途切れぬ路の先へ・リーフィルーナ(c04055)
2610藍色の盾・レンリ(c02684)
275探究ホリック・クリスタ(c03925)
284蒼氷の流れ星・ルリハ(c00710)
284アチアチ魔王・イクスプロウド(c01366)
303青い目のわんこ・レンマーツォ(c07929)
312海色の護り人・シルク(c12306)

●Battle3(勝利!)


順位戦功点名前
144砂塵に翳む静焔・ジゼル(c08357)
243努力の天才・テオバルト(c02419)
339黎明の氷花・レオノーレ(c04664)
438白い羽根・ニーナ(c01336)
535世界を駆け巡る萬屋・ジョバンニ(c00896)
634黄昏の叢雲・エスティール(c02815)
634銀の戦乙女・ヴァルトラウテ(c16152)
833玄人・シンヤ(c03028)
931不均等な二律背反・ユミナ(c01686)
1029シスター・ベル(c00107)
1029猛毒の射手・ショーティ(c01093)
1227影姫・アレクサンドラ(c01258)
1227畑で採れたエンドブレイカー・ロック(c14016)
1426光を纏う魔法騎士・サイラス(c02023)
1524無精者・ラグランジュ(c02051)
1615暁の騎士・アゼル(c08246)
1714シュテュルマー・クレーエ(c03948)
1812薔薇の貴公子・アロルオン(c00851)
1911自由の空・ディーナ(c00728)
209大剣の城塞騎士・カイン(c05523)
218蒼炎月花・カレン(c03490)
218魁刃・ナガミ(c08545)
236閃光の・エクレール(c02687)
236黄金瞳の獅子・レオン(c06178)
236鴉羽根の紋章士・ツクヨ(c12314)
264水底の・フリフレリア(c00079)
264白銀の射手・ラーファガ(c04886)
282虚ろの従者・ゼフィリス(c01487)
282嫉妬の鋼鉄魔人・ヘルマン(c03206)
282闇明の魂葬者・スィーン(c11355)
311福音の楯・エヴァンジェリン(c09091)

●Battle4(勝利!)


順位戦功点名前
146黒鳳・ヴァレリー(c04916)
243悠久の騎士・ショウ(c00212)
243月影の預言者・クロノ(c03800)
438天に叛く抜刀者・ラス(c05348)
537昼の月光・ラヴェンダー(c00803)
636禁色を纏う獣・インディア(c04103)
636ひとさじの紅・デライラ(c11511)
636斧とシールドスピアの自由農夫・ソシエゴ(c14053)
935きのこ法師・カーク(c00056)
1034アダマス・グラディス(c06217)
1133空駆けるペンキ屋・ポーシャ(c01607)
1229斧の城塞騎士・ユスティーネ(c08886)
1328晨明・クオリア(c03232)
1328星月夜の・ベルカント(c03591)
1527青剣・スケード(c12673)
1626大剣の城塞騎士・ベルナデット(c16310)
1723雨色の雨傘男・ルーシルベルト(c06023)
1822銀月・アルジェン(c02363)
1822氷上のバラ・ミキ(c03502)
2021紅蓮姫・サラ(c10601)
2120月仰ぐ翠鴉・シャラ(c03272)
2215蛇の瞳・ベルファ(c01267)
2313鎧充・フランシスカ(c01490)
2412アリアーヌ・エシラ(c00097)
2412白銀を纏う黒百合・リィナ(c01845)
2412太刀影・マキシム(c08141)
278傭兵騎士・アイオス(c09182)
285突撃剣士・ラズラル(c09309)
293煉朱・カイン(c17183)
302剣闘獣士・ゼロ(c08351)
311弓の魔法剣士・フレディ(c02150)

●Battle5(勝利!)


順位戦功点名前
146ひとにぎりの・ユウキ(c12862)
241アンサング・リーリヤ(c06157)
336双弦のラプソディ・ユフィ(c02457)
336鬼獅・レオニス(c10184)
336負けるな皆の・エィージ(c13324)
336西風の魔想紋章士・オリアス(c16130)
734騎士見習い・パラヴァニ(c00901)
832自由神の神官・シュテラ(c03339)
832歪曲詐欺師・マルシャンス(c05246)
832エルフヘイム騎士団員・マリストフィン(c17180)
1130月狼・ヒスイ(c04400)
1229虎咆響刃・フェーン(c04218)
1328蒼穹の月・セレネー(c11812)
1426山猫・リョウアン(c00918)
1426緑ノ蝶・ユーリィカ(c02118)
1426地上の花咲き星・パトリシア(c17147)
1725真昼の月・ディアナ(c01140)
1822虹の橋の護り手・ナツミ(c04761)
1822変化狐・ミヤビ(c06299)
1822半熟重騎兵・ロイ(c14920)
2121終焉を踏む嗜虐の赤薔薇姫・エヴァンジェリン(c01501)
2121黒鋼・エドガー(c01811)
2319くろねこの守護騎士・マージュ(c05678)
2416紅の剣閃・ヴァーニシュト(c02243)
2511緑風の守護騎士・ステラ(c01833)
2610ひよこ・ナハト(c00101)
2610流焔の黒騎士・ブレイズ(c14643)
288仕込み杖の魔想紋章士・フレデリーク(c16421)
296騎士の卵・ウーイル(c17261)
302密林の守り手・コルヌコピア(c14689)

●Battle6(勝利!)


順位戦功点名前
144やあこしか愛せま・センロ(c05314)
242刃を砕く者・ヴァルブルガ(c11855)
338新緑を纏う狩人・アレス(c01633)
338夢壌の壁・エルヴィン(c04498)
537黒炎の獣・チトセ(c01309)
537白昼の極星・エステラ(c14024)
734剣の城塞騎士・エクリス(c00891)
829黒柩と紅いリボン・リネア(c00018)
829妖眼の斑猫・パーフ(c10803)
1028弦奏卿・ハインリヒ(c02642)
1127銅色斧鉞・ジーク(c03342)
1226紫ノ氷騎士・ルナ(c01436)
1325突貫鉄杖の紋章士・フィード(c04728)
1423反転・クラウス(c12274)
1423竪琴の魔曲使い・ジェスター(c14716)
1621まるでダメなおっさん・セイジ(c14235)
1720疾風怒濤・エルティス(c10202)
1818薔薇色の鎖・センリ(c16477)
1917白雪の騎士・メイフェリア(c01621)
1917不撓の藍鍔・カルディア(c05263)
2114徹甲鉄火・コバヤシマル(c07389)
2211勇猛可憐なお嬢様・アーティリア(c01494)
2310星呼び・シャルル(c00340)
2310穿つ鉄拳の・デリック(c13022)
258滄海の大剣士・イェルシュナ(c00486)
267月白鳳蝶・ユエ(c04453)
273銀灰・クニカラ(c01967)
282魔犬の猟兵・エン(c00652)
282蒼のカプリス・アイザック(c01072)
301赫赫と赫ける夜が月・スノーサ(c01027)

●Battle7(勝利!)


順位戦功点名前
144緋色の魔女・イツワ(c01054)
243虎を倒し龍を落とす・フィーダ(c04137)
340真銀のアリア・リセリル(c07186)
439狂嵐獅子・ミハエル(c10562)
538幻魔狼・ロゼ(c02745)
636白蕾・シェーラ(c01095)
636氷結晶の輪舞曲・フィオナ(c01645)
835至天狼・ユスト(c02236)
835水琉・ファルク(c08807)
1033獅子星・ウセル(c00535)
1132黒鬼・ダリス(c02328)
1228銀陽狐・シキヤ(c01155)
1326遥碧・セレスト(c03512)
1422ビキニアーマーの城塞騎士・ギロチーヌ(c02927)
1422紫水晶の欠片・ティノクス(c08490)
1620蒼き蠍火・ティファリス(c01468)
1719熊殺しの・リゼルグ(c03551)
1719流浪の番犬・ギア(c06073)
1917紅涙の微笑・ケルヴィン(c06528)
2015億千万の棘茨荊・エターナル(c05517)
2114駆け巡る青空・ウィスラム(c14633)
2212ジャッジメンクロスツーナイト・トリニティ(c04578)
2212水月・アーシェス(c11972)
2212フルフラッター・コットン(c16776)
259シールドスピアの城塞騎士・フウスイ(c02863)
267藍沫シュヴィーエ・ハル(c13123)
275トリック・アーツ(c15136)
284木漏れ日のタピール・ポウ(c07468)
292絢獄・カルディノ(c02329)

●Battle8(勝利!)


順位戦功点名前
146真赤な勇者・エイカ(c14993)
242ナイフのデモニスタ・アイン(c11176)
339夜空を翔る願い星・シロ(c02654)
339断章の騎士・イクスヴァール(c05338)
538朝露に濡れる菫・ヴァイオレット(c04389)
538自適の心・ヤマダ(c15080)
735大地を翔る鋼鉄の戦乙女・スノゥホワイト(c01692)
833恍惚の燼・サジ(c13051)
932忘却の蛇・ヘルメス(c12060)
1031エアシューズのスカイランナー・ケイ(c01176)
1127ヴァン・フォン(c15174)
1226追走の風牙・リン(c02865)
1325オブスタクル・ダスティン(c01212)
1325全身全霊の障壁・サークル(c03518)
1524四代目破壊神王・ネメシス(c00683)
1623九つ頭の毒蛇・クライト(c17033)
1719虎熊童子・マクシミリアン(c00495)
1719軋む雑音・イツカ(c00567)
1918斧剣使い・ゼク(c00842)
2014剣の魔法剣士・カナト(c02601)
2111風を抱く・カラ(c02671)
2210ヴェルシュッツァー・ラズヴィス(c04720)
2210仕込み杖の群竜士・セレンディ(c05708)
2210白銀の騎士・ジェイナス(c15904)
2210黒鉄の紋章士・ロレンツ(c16437)
269武具の魂・アクス(c02064)
277盾の城塞騎士・エスリル(c16719)
286斧と斧剣の自由農夫・フォムルス(c16410)
293未完の蒼剣騎士・セルベス(c07846)
302陽だまりの中の笑顔・リィナ(c13285)
311活人拳・ウァッド(c02372)