ステータス画面

カシアスの乱:戦火は村々に

<オープニング>

●カシアスの乱
 騎士団総帥ドンチャッカが、騎士団を総動員して森に向かってから数日後。
 閑散とした、エルフヘイム騎士団の本部に彼らは現れた。
「あ、あなたは……」
 受付の若いエルフは、目を剥いて驚きを表す。
 それもそのはず、彼の目の前に居たのは、過去の罪状を暴かれ投獄されたはずの有力貴族カシアス老と、失脚した筈の騎士団副団長。
 そして、ひらひらと飛ぶ小さな妖精を連れた、若い女性のエルフの3人だったのだから。
「よ……ようせい??」

 若いエルフは、カシアス老にも驚いたし副団長にも驚いた。
 しかし、妖精を連れた若い女性のエルフに対する驚きは、それを上回った。
 それは、エルフヘイムの伝説上の存在である証。
 エルフヘイムを救った真実の救世主、妖精騎士の証であった。
「その通り。このお方こそが現代に蘇った妖精騎士ドロシー様だ。さて、そなた。妖精騎士の御前で、何の許しがあって頭をあげるのか」
 カシアス老の勝ち誇った声を聞いた若いエルフは、ただただ平伏するしかなかったのだった。
 現れた3人に、マスカレイドの仮面がある事は、平伏した彼には知るよしもなかった。

●敵襲
 レジスタンスが2人で、拓かれた土地と森との境界を見まわっている。
「ちょっと待って、ロイ。靴ひもが解けちゃったの」
「わかったよ、ついてないな……」
 後ろを振り向くとレジスタンスの女の子がしゃがみ込んでひもを直し始めている。
「寒いしな……急いでくれよ」
「何か言いましたか?」
 ロイは白い吐息を掌に吹きかけながら、周囲を見渡している。
「いや、なんでもない。クローディア。最近、森が騒がしいと聞くからな……」
「あと少しだから、先に進んでていてもいいわよ」
「ああ、先に行っちゃうぞー」
 クローディアがひもを直して小走りに進もうとすると、樹の横にロイが立ち止まっていた。
「おまたせ、あら? 待っていたくれたの?」
「ごふっ、に……、逃げろ」
 胸に突き刺さった矢から血を溢れさせながら、ロイが声を振り絞る。
「はぁ……ええっ!? なに、なにこれ」
 森の中から巨大な弓を持った騎士を先頭に、付き従う兵士の一団が現れた。
「レジスタンスは皆殺しだ!」
「おおぉーっ!」
 兵士の一団が地を踏み込んで走りだし、飛び上がった。
「ハーフエルフを探し出せ!」
「おおぉーっ!」
 騎士は声に応えるように矢を番えると火をつける。身体を翻して走りはじめたクローディアに狙いを定めた。
「大変! みんなに知らせなきゃ」
 瞬間、クローディアの身体は炎に包まれる。
 悲鳴を上げるクローディアに配下の兵士たちが次々と斬撃を繰り出して斬り刻んだ。

●今すぐ反撃を
「奇襲です! このままでは、レジスタンスの村は壊滅です!」
 鞭の魔曲使い・アンナ(cn0055)は、集まっているエンドブレイカーに向けて、大声で呼びかけた。
 語り手・ルーク(c05200)の懸念が現実になってしまった。
 騎士団総帥ドンチャッカが不在隙をつき、戒律至上派と騎士団副団長が蜂起したのだ。
 このクーデターには、投獄されていた筈のカシアス老がマスカレイド化して加わっており、残念ながら騎士団副団長以下全ての騎士達が、マスカレイドとされてしまったようだ。
「カシアス老は、軍獣単位・オズワルド(c09213)の予測通り何者かに拉致され、そこでマスカレイドにされたと推測されます」
 権限を掌握したカシアス老は、新しい騎士団総帥として、同様にマスカレイドとなった妖精騎士を任命し、レジスタンス拠点に向けて進軍を開始した。
 以上があらましだと、アンナは口早に語ると、即座に反撃を加えないと、このレジスタンスの拠点が壊滅すると強い調子で呼びかける。
 マスカレイド騎士の本隊は、レジスタンス拠点を守るマスカレイドに迎撃され足止めされているようだが、いち早く森の守りを突破した奇襲部隊が、レジスタンス拠点へと攻め入ろうとしているのだ。
「私たちが迎え撃つのは、マスカレイドに率いられた奇襲部隊の一つです」
 その奇襲部隊は、大きな弓を持った男性型の騎士に率いられている。6人の部下はナイフや斧で武装しているようだ。
「現在、リーダーのクライブが不在のレジスタンスは、組織的な防衛を実施することが出来ない状況です!」
 強い調子で言い切ると、万感を込めた視線でジーッと居合わせたエンドブレイカーたちの顔を見つめる。
 謎のマスカレイドの追討に協力してくれたドンチャッカと騎士たちは、カシアスの乱で制圧された騎士団本部奪還のために帰還を急いでいる。
「レジスタンスの村は、今が危機です。この危機を救いうるのは、ドンチャッカでも謎のマスカレイドの追討に協力してくれた騎士団でも、クライブでも無く……、皆さんのように純真で気迫溢れるエンドブレイカーだけなのです!」
 今まで出会ったハーフエルフやダークエルフの顔が瞼の裏に浮かび、胸の中に万感が満ちた。
「皆さんにお願いします。どうか力を貸して下さい」
 そこまで言うと、アンナは深々と頭をさげた。


マスターからのコメントを見る
参加者
始まりと終わりの・ティルミーナ(c00307)
歌う犬・カイ(c01046)
黒の旅人・カイナ(c02884)
紅水晶・フィーア(c03049)
銀に煌めく星灯り・ラテリコス(c03207)
梟爪闇翼・フェイ(c03258)
海鳥に憧れて・マリス(c08452)
斧の城塞騎士・ユスティーネ(c08886)
少年記者・ウインド(c16673)
そのひとつは希望・ディルアーク(c18214)

<リプレイ>

●激突
 武器を抜く音が立ち上がる。
 敵の一群は惨殺した2人のレジスタンスの遺体を踏みにじって、進撃を開始した。
「よくも仲間を!」
 海鳥に憧れて・マリス(c08452)が声を上げた。
 瞬間、鋭い空気音が響き、身体にナイフが突き刺さった。
 何ごとかと……マリスに考える暇も与えず、続けて空気音が響く。
 2本目が命中した。
 抜け落ちた刃がカランと音を立てて地面に落下し、口元に溢れた血の塊を吐き出す。
 巨大な弓を持った騎士――ヘムルートが、進行方向を腕で指し示すと、6人の兵士たちが、鬨の声を上げて前に躍り出る。
 マスカレイドの仮面が、光を反射して不気味に笑っているように見える。
「これ以上の犠牲を……払うわけにはいかないのよっ! リーファお願い」
 踏みにじられた2人のレジスタンスに弔意を示す。
 銀に煌めく星灯り・ラテリコス(c03207)は、新たな犠牲を防ぐべく、リーファと名付けた星霊ヒュプノスを召還する。
 直後、頷いた星霊は身を躍らせて敵前を浮遊して、軽い跳躍をみせる。
 まき散らされたガスに、敵は涙と鼻汁を流し始め、その足取りを鈍らせる。
 マリスは突き刺さったナイフに手を掛け、激痛に歯を食いしばると、力任せに引き抜きいて投げ捨てた。
「ボクは、あらゆる理不尽から子供たちの未来を守るよ!」
 直後、今や弟や妹のように愛おしいハーフエルフの子供たちの寝顔を思い浮かべ、自由の守り手たらんと信念を込めて、蒼い刀刃を振り上げる。
 巻き起こった厳寒の嵐は、暴風となって敵前を吹き抜けその脚を凍らせる。
 息をつかせる間もなく黒の旅人・カイナ(c02884)の起こした続き、大きく渦を広げた。
「なんてタイミングが悪いのっ! いや……クライブが居ないからこそ狙って襲撃をしてきたのかもしれないわね?」
 赤く澄んだ瞳で敵を見据えた紅水晶・フィーア(c03049)は口惜しさに唇を噛みながら、杖を横に構える。
 過ぎた時間は戻らない。
 今は防衛の先駆けとなって散った2人の思いを継いで戦うしかできない。
 フィーアが召還した邪剣の群れが、敵上から鮫歯となって降り注ぎ、命を吸い上げて刀身を赤色を変える。
 猛攻を身に受けながらも、前衛の兵士たちが、鬨の声を上げる。
 瞬間、敵が投擲した斧が緩やかなカーブを描いて飛来する。
「我は魔を断つ刃なり」
 フードを目深に被った瞬間、飛来した斧が、梟爪闇翼・フェイ(c03258)の肉を抉り取る。
 激痛が走り身に走り、溢れ出た鮮血が狩猟衣を、赤黒く濡らす。
「何がエルフヘイムのためだ、戯れるなよ。……マスカレイド!」
 こみ上げる怒り。激高しながらも静かに刃を抜く。
 漆黒の刀身が外光に晒されて刃紋が青銀に輝く。
 目の前に迫った敵に三日月の軌跡が刻まれた。直後、兵士たちが前衛陣に殺到する。
「こっから先は、違う! 俺達が来たからには、これ以上のバッドエンドは許さねぇ!」
 歌う犬・カイ(c01046)も、志なかばに倒れたレジスタンスたちの弔い合戦だと吼える。
 瞬間、カイは頭に巨大な雄牛を角を出現させると、その角を水平に突き出して突撃を開始する。
 直後、激突。だが、兵士は突き上げられる衝撃を、水平に構えた斧で食い止めると、返す刃で横薙ぎの一閃を繰り出し、カイを弾き飛ばした。
 マスカレイドとはいっても、もとは訓練された兵士だった。
 その兵士たちが戦いの場に求めているのは、敵を撃滅し勝利を希求する飽くなき欲求。感傷など一切持ち合わせていない。
「さぁ行けぃ! レジスタンスは皆殺しだ!」
「おおぉーっ!」
 兵士達の雄叫びが響き渡り、ヘムルートの打ち上げた矢が、豪雨のように降り注いだ。
 斧の城塞騎士・ユスティーネ(c08886)は身体に突き刺さった手に掛け、小さな呻きを漏らす。そして一気に引き抜くと、脚を踏み込んで、得物を直突きに繰り出した。

●ゆずれない思い
 一対一の戦いを挑んだ前衛陣は、目論見どおりに敵を食い止めた。
 だが、それだけだった。
 ヘムルートの放った火矢がフェイを直撃して爆ぜて周囲を巻き込む。
 それは消せない炎となって燃え広がっていった。
 次いで、前進する敵が獣の力を宿らせた腕を振り抜いて、フェイの肉を抉り取る。
 フィーアが得物を地に突き立てると、フェイの足元に癒しの魔法円が広がって光を放つ。
「なによこれ……」
 始まりと終わりの・ティルミーナ(c00307)が、小さく呻きを漏らし、血の塊を吐き出した。
 背後から、ナイフが深々と突き立てられていた。同時に注入された毒が広がって身体を蝕みはじめる。
 数で劣る敵が一対一の戦いを、いつまでも容認する義理は無い。
 指揮を執る者がいるなら尚更である、
 ヘムルートの射撃が狙った一点に攻撃を集中させ、前衛陣に穴をこじ開けると、敵はたやすくそれを突破し乱戦に持ち込む。
「……正義が何処に在るかは問いません。ただ、彼らを殺めた罪の報いは受けて貰います」
 深々と被った軍帽の下で、静かな怒りを露わすのは、そのひとつは希望・ディルアーク(c18214)である。
 See you in heaven one day――遠い日に約束を込めた鞭で敵を指し示すと、空中に描かれた紋章から黒鉄兵団の幻影が現れる。瞬間、敵兵士を目がけて突進して激突する。
 ヘムルートの戦力集中策は敵陣のかく乱には効果的と言えたが、数が優勢な敵を相手に包囲される危険も孕む。
「もうこれ以上無駄な血を流させるわけには参りません……!」
 少年記者・ウインド(c16673)は、黒鉄兵団幻影と斬り結ぶ敵兵の隙を見逃さない。
 流れるような動きで、側面に回るとすれ違いさまに、高速回転させたトンファーをバックハンドのストロークで打ち込む。
 その強烈な打撃は兵士の肉を破り臓物を飛び散らせた。
「引くな! 弔い合戦だ!」
 配下の死にヘムルートがすかさず檄を飛ばす。
 倒れた敵の名を呼ぶ者は居ないが、その亡骸は確かに存在する。
「絶対に、私たちは貫かせない」
 身体を蝕む毒に耐えながらティルミーナは言い放ち、正面に魔鍵を突き出して放り投げた。
 瞬間、弓なりの軌跡を描いて飛翔した魔鍵が、紡錘形の陣の最後尾に位置するヘムルートの影に突き刺さる。
「今よ! リーファ」
 次いで、ラテリコスが魔鍵で指し示すと、敵陣の中央を跳躍しながら、その全てを眠りに誘い、命を吸い上げる。
「僕の考えうる、最善の一手を」
 ディルアークは眼鏡のブリッジを中指で押し上げ、その一瞬の間に思考を巡らせる。
 発動されたのは、コルリ施療院の紋章。
 その伝説な紋章を起点とし、放射状に慈愛に満ちた光が広がりはじめた。
「これは?」
 満ち溢れる幻想的な光の中でティルミーナの体内から絞り出された毒素が、塵のように消え、フェイの身を焼いていた橙色の炎が白い揺らめきに変化して消える。そして紋章から伸びた光芒が、エンドブレイカーたちの傷口に触れて、続々と癒していった。
 光が消えて、風景に色が戻る。
 カイナは穏やかな表情のまま、黒く細い刃をゆっくりと振り回す。召還された渦巻く空気が氷雪を帯び、厳寒の嵐に変化した。吹き荒れる冷気の中で、斧を構えたまま氷柱に封じられる兵士。
「この先には、大事な友達がいるのです……抜かせはしません……!」
 いつか旅をする。指切りをして約束した少年の顔を思い浮かべながら、ウインドは超高速に回転させたトンファーで兵士をめった打つ。
 猛烈な打撃を受けた兵士の口元に笑みを浮かぶ。唇の隙間から一筋の血がながれた刹那、ナイフが投擲される。それは鋭い空気音を伴って飛来したナイフがウインドの頬に一条の傷を残す。瞬間、回し受けの構えから咄嗟に反応し、繰り出したトンファーが兵士の掌を打ち指に挟まれたナイフが落下して音を立てた。直後、フェイの口から射出された毒針が突き刺さり、全身を毒に冒された兵士は血の混じった泡を吹きながら倒れた。
「怯むな! 目の前の敵を蹴散らせ!」
 兵士の大半が討ち取られ、勝ち目は既に無かった。それでもヘムルートは檄を飛ばし、矢を射続ける。
 再び頭上を無数の矢が覆った。
 マリスは降り注ぐ矢を、頭上に翳した得物で払い落とすと、続く動きで地面を凍結させた。
 直後、マリスはしなやかな身のこなしで、後ろ向きに氷上を滑走すると、前向に踏み切って飛び上がる
「こしゃくな!」
 ヘムルートの眼前。空中で華麗に舞い踊って繰り出した斬撃が、その装甲を剥ぎ、肉を抉り取った。

●滅ぼす戦い
 フィーアが杖先で指し示すと、邪剣の群れが舞い乱れて、満身創痍となった兵士を嬲るように、あらゆる身体の部位の肉をそぎ落として行く。
「だけどな、だけどな!」
 目を覆いたくなる凄惨な加虐が繰り広げられていた。
 構わずに、カイは魔獣の力を帯びた獣腕を繰り出した。その爪は苦痛に喘ぐ兵士の傷を裂き、殴打は臓物を飛び散らせて、その地獄に終止符を打った。
 ヘムルートに従う兵士は、いなくなった。
「行け!」
 フェイが指し示すと、銀に輝くコヨーテのスピリットが大きく身を回転させて勢いを増すとヘムルートに噛みついた。
 直後、ヘムルートはそれを払いのけるように腕を振りまわし、直後に繰り出した波動がV字の衝撃となってユスティーネに刻みつけられる。直後、ティルミーナに尻尾を掴まれて投擲された、星霊スピカがユスティーネを優しくなでた。
「貴様らは、なかなかの強敵だな!! だが、まだ……」
「殲滅せよ! 黒鉄兵団!」
 ヘムルートが言い終わる前に、ディルアークの描いたジェノサイドの紋章から現れた騎士の幻影が、徹底した破壊の刃を乱舞させる。それは鎧の装飾品を打ち砕き、血肉をも飛び散らせた。
「まだまだぁ!」
 もう一本……そう言いながら放った火矢がカイに命中した。
「この胸の真ん中で燃え上がる魂は、俺の獣は、そんなもんには負けはしねぇ!」
 燃え広がる炎に身を焼かれながらも、カイ獣の如き疾走を見せる。
「見せてやんよ、俺の獣を!」
「退かん! 退かんぞ!!」
 騎士と獣が交錯した。カイが無造作に、振り子のように振るった斧先が、強靱な弓の弦を切断した。
 緊張を失って弦がただの糸に変わり宙を踊った。
 切れた糸を呆然と眺めるヘムルートの前に、光り輝く巨大な獅子の口が牙を剥き、ひと呑みに、ヘムルートを喰らった。
 ユスティーネのライジングレオだった。
 兜が脱落して地に落ちた。ヘムルートは弓を地に突き刺して杖代わりにすると、渾身の力で踏みとどまる。
 その顔面を覆う仮面には無数のヒビを走っていた。
「魔剣よ、来たれ! 舞い狂う剣嵐となりて、我が敵を打ち倒せ。レギオスブレイド!」
 フィーアが呼び出した黒い邪剣が舞い乱れると、仮面は粉々に砕け散り、ヘムルートは立ったまま息絶えた。

●戦いの終わりに
 戦いの跡を踏み越えて先に進むと、まもなく黒こげになったクローディアの遺体が転がっていた。
 その少し先、樹の根元に、胸を赤く染めたロイの遺体が村の中央を指さして倒れていた。
 このままにはしておけないと、ラテリコスは開かれたままの2人の瞼をそっと閉じさせると、ユスティーネと協力して、丁寧に葬った。
「……助けられなくてごめんなさい。どうか……安らかに眠って」
 ラテリコスは静かに黙祷する。
 そして、ロイとクローディア。今は知ることの出来ない2人の志に思いを巡らせ、その志を無駄にしないと決意した。
「名も無き人にも、レジスタンスも、ハーフエルフにも、生きていく権利はございます」
 ウインドは呟いて遠くを見つめる。
 切り拓かれた森を吹き抜ける、風はとても冷たかった。
「……決戦が近いのかも知れないね……」
 フェイがぽつりと呟く。目の前の危機は取り除いたが……、時代の大きな流れが堰を切って流れ始めているかもしれない。そんなことを予感した。
「よし……ここはどうにかなったわね。まだやれることがあるかもしれないしね」
 フィーアは、そう言うと前を向いて歩き始めた。



マスター:もやし 紹介ページ
この作品に投票する(ログインが必要です)
楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:10人
作成日:2011/02/07
  • 得票数:
  • カッコいい3 
  • せつない8 
冒険結果:成功!
  • 生死不明:
  • なし
   あなたが購入した「2、3、4人ピンナップ」あるいは「2、3、4バトルピンナップ」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 マスターより許可を得たピンナップ作品は、このページのトップに展示されます。
   シナリオの参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。