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鉄神の将:迷いを断ち切る鋼鉄の杵

<オープニング>

●ある遺跡にて
 アクエリオの情報収集を行ない、巨大な金属扉に擬態したマスカレイドが多く集まる遺跡群を知ったエンドブレイカー達は、このマスカレイド達の目的を探るべく、探索を続けていた。
「今日はよろしくね!」
 沢山の遺跡を探索するために、その日その日で手の開いているエンドブレイカーたちが手を組んで、協力して先へと進む。
「あの遺跡は探索していなかったかな?」
 そして、まだ探索していない遺跡を見つけるとその中へと潜り込み、マスカレイドを退治しようというのだ。
「よし、俺達が一番乗りだ!」
 彼らは首尾よく新しい遺跡を見つけ、探索を開始した。
 そんな彼らが遺跡の奥へと足を踏み入れたとき、突然遺跡の床が震動と共に崩れ、彼らの目に巨大なゴーレムが這い出してくる!
「魔王の心臓を奪った愚か者に死を! この杵で魔王の心臓を取り戻すのだ……」
 そのゴーレムは低く、よく通る声で威圧するように言葉を発すると、目の前に居たエンドブレイカーたちに襲いかかるのだった。

●鉄神の将の脅威
 地面を破壊して現れた巨大なゴーレムの体の一部は封印の氷によって覆われ、その動きを制限されているようだった。ゴーレムがゆっくりとした動きで手に持った杵を振り降ろすが、エンドブレイカーたちはその遅い攻撃を余裕を持って回避する。しかし、ゴーレムのふりおろした杵は遺跡の地面を粉々に砕き、その破片が周囲に飛び散った。
「こいつが、ゴーレム達の親玉か?」
 エンドブレイカーの1人が恐怖を感じながらじっくりとその巨体を睨みつける。ゴーレムの全身は金属でできていて、その風貌は壮年の騎士のようであった。封印の氷によって覆われてはいたが、それでもなお、その威圧感はエンドブレイカー達に恐怖を与えるのに十分だった。
「これは……獣王に匹敵する力……かもね」
 そう言いながら、そのエンドブレイカーはまだその力の全貌を見せていないそのゴーレムから距離を取り、何があっても確実に対処できるように身構える。
「とにかく、あのゴーレムをここから出してしまったらまずい。慎重に入り口を抑えながら戦おう」
 1人のエンドブレイカーの言葉に、仲間たちはコクリと頷き、慎重にゴーレムを取り囲む。ゴーレムは杵を掲げ、
「我が杵よ、我の迷いを断ちきりたまえ……」
 と、何かを念じるような動作をとっている。
「よし……今のうちにいくぞ!」
 合図と共に、一斉にその巨大なゴーレムに向かっていくのだった。


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参加者
白皙・サージュ(c00336)
緑髪の若獅子・アレックス(c00388)
継承者・ハヤテ(c00810)
暗月真理・ノイズ(c03006)
欠けた蒼月・エリザルド(c04798)
緑風を抱く・ヘイゼル(c05936)
鷹忍・ファルコ(c06781)
赤薔薇の守護騎士・ヴァスキ(c14951)
銀海の淵・アイエルクイン(c20800)
群青渡る白翼の鷹・コンヴァラリア(c22980)

<リプレイ>

●巨大な騎士
「尊敬できる騎士殿とお見受けしました」
 壮年の騎士の姿をした巨大なゴーレムの風格と威圧感を感じた赤薔薇の守護騎士・ヴァスキ(c14951)は柔らかい物腰でそう言いながら、
「私は薔薇騎士団・赤薔薇隊所属 ヴァスキ・ナインヘッドと申します」
 と、丁寧に一礼する。
「迷いは断ち切れても、人そのものは潰せるのかよ、鉄屑野郎。やれるものならやってみやがれ。その鋼鉄すらも、ぶち壊すだけだ」
 その隣では継承者・ハヤテ(c00810)がそう言い放ち、素早く太刀を抜き放つと円月を描くようにゆっくりとその刀身を動かしていき、
「……行くぞ!」
 その輝きが天を突いたとき、ゴーレムに向かって踏み込み、鋭い一撃を繰り出し、
「まずは、動きを鈍らせて頂きます!」
 ヴァスキもくるくるっとロックギターを回転させながら、ゴーレムの足元を激しく強打する。続けて白皙・サージュ(c00336)が魔道書を開いてよび出した呪いの蛇がその足に絡みつき、ゴーレムの姿に思わず威厳を感じて怯んでいた緑風を抱く・ヘイゼル(c05936)も、迷ってなんかいられないと自分に気合を入れると、
「ここで永遠に眠っていて!」
 舞うように剣を放ち、巨大な腕に剣を絡めていく。
「魔王の心臓か……見てみたいな」
「奪い返しはさせないんだぜ」
 さらに、暗月真理・ノイズ(c03006)と緑髪の若獅子・アレックス(c00388)はゴーレムの両足に向けて滑り、ノイズはそのまま滑りこんで足首に突き刺すような蹴りを、アレックスはそのまま蹴ると見せかけてフェイントを入れ、薙ぎ払うような水面蹴りでゴーレムの足を強打した。
「こんな相手を野放しにすればどれだけの被害が生まれることか。ここで絶対確実に撃破しましょう」
 ゴーレムの出自や目的など、鷹忍・ファルコ(c06781)は色々と考えていたが、まずは目の前の脅威を何とかするため、攻撃に移ろうとするゴーレムの懐に鋭く潜り込み、死角から棍を素早く振る。
(「魔王の心臓が何なのかは分からないが、仮面共の企みは防ぐに限る」)
 欠けた蒼月・エリザルド(c04798)はそう考えながらゴーレムとの間合いを整え、
「精々、氷の中から這い出た事を後悔させてやろう」
 と、棍を回転させながら壁を作り、ゴーレムの攻撃に備えた。
「やっぱり強いわね……でも負けられないわ!」
 集中攻撃にも殆どびくともしないゴーレムを見上げながら、銀海の淵・アイエルクイン(c20800)はその強さを認めつつも、自分の強い意志を表したスピリットを放ち、サージュの背中を貫きながらゴーレムにその魂をぶつけ、
「……今迄のゴーレムとは違うな。只の傀儡にしては不具合な程に出来が良すぎる。お前は一体『何者』だね?」
 竪琴で悲しい曲を奏で続け、ゴーレムの感情を揺さぶる群青渡る白翼の鷹・コンヴァラリア(c22980)は、曲に詞を織りこんでそう問いかけた。
「我は魔王の臣。ただ、それだけだ」
 ゴーレムはコンヴァラリアの問いかけにそう答え、杵を振り回しながら自らの身に絡みついた呪いの蛇や剣などを振りほどくと、目の前にいたノイズの脳天目掛けて激しい打撃を繰り出した。

●迷う者。迷わぬ者。
 エンドブレイカーたちは短期間で決着を付けるため、ゴーレムの動きが鈍ったところを集中攻撃する作戦をとっていた。アレックスはトリッキーな動きでゴーレムの体を足場にして飛び上がりながら、その腕目掛けて強烈な蹴りを放って腕の関節を砕く。それと同時にハヤテの太刀に帯びた電撃がゴーレムに向けて放たれると、ゴーレムは痺れたように動きを止め、
「貴方程の将に恵まれるとは、鉄神とは余程の者なのでしょうね」
 同じタイミングでヴァスキがロックギターで強打しながらゴーレムの堅い意志を感じ取り、思わず言葉を漏らす。
 ゴーレムの動きが鈍り始めると、他の仲間たちは一気に勝負を決めようと強力な攻撃を繰り出していく。サージュが掛け声とともに見えない衝撃を打ち出し、ゴーレムの胸に突き刺さすと、ファルコは棍を回転させて身を守りながら素早い連撃でゴーレムを攻撃していき、少しずつゴーレムに傷をつけていく。
 しかし、ゴーレムは再び戒めを振りほどくとノイズに杵を振り下ろし、ノイズはその攻撃に体を大きくぐらつかせて苦しそうな表情を見せる。
「大丈夫、任せて!」
 しかし、すかさずヘイゼルとアイエルクインが癒しの風をノイズの周囲に吹かせ、激しい打撃による傷を癒していった。
「封印様様だな」
 ノイズは癒しの風に身を包みながら一息ついてゴーレムの凍結している部分を眺め、もし完全に力を取り戻したゴーレムだったらと考えてぞっとしながらも、冷静にゴーレムの足元を狙って滑りこむような蹴撃を繰り出す。だが、ゴーレムはまたもやノイズに向けて杵を振り下ろそうとする。
「魔王の心臓……あぁ、もしかしてアレの事か。さて、どこに隠したかね……」
 これ以上ひとりに攻撃が集中するのは危険だと考えたエリザルドは思わせぶりにつぶやき、ゴーレムの気を引こうとする。ゴーレムはその言葉に反応して彼女の方に向かって動き始めると、エリザルドは不敵に微笑み、振り下ろされる杵の一撃をその身で受け止めた。
「我等の志に迷い等無い! 数多の命が勝利を待っている!」
 すかさず、コンヴァラリアの凛々しい声と共に軽やかなメロディがエリザルドを包みこみ、彼女に勇気を与えていく。しかし、その隙にゴーレムは杵を持ちながら念じることで自らの傷をみるみるうちに癒してしまった。
「……一筋縄ではいかないですね」
 ファルコは目論んでいた短期決戦は望めそうにもない。と、今までつけた傷の半分以上を癒してしまったゴーレムを忌々しそうに見上げた。
「いやはや……危険極まりないな、全く」
 ゴーレムが手に持つ杵による攻撃は、一撃ごとにエリザルドの体を深く傷つけていく。
「……これだけの力の持ち主と戦えるんだ。不謹慎だが、武人の端くれとして心躍るものがあるな」
 強烈な杵の一撃がエリザルドの肩を襲い、その激しい衝撃と痛みで彼女はバランスを崩してふらっと倒れかける。しかし、エリザルドは戦慄をおぼえながらも笑みを浮かべ、ぎりぎりの戦いを楽しんでいた。そしてゴーレムは慌てて追撃をかけようとはせず、やはり戦いを楽しむかのように、ゆっくりと彼女に杵を振り下ろす。
「止めてみせるぜ!!」
 そんな2人の間にアレックスが素早く飛び込み、ゴーレムが放った杵の一撃を自らの足で受け止めてエリザルドを守る。しかし、ゴーレムはそのまま杵を振り切り、アレックスは少し離れたところへ飛ばされ、足の感覚がなくなるほどの痛みを受けてその場にうずくまった。
「まだまだいけるよ」
「簡単に仲間をやらせはしませんよ!」
 すかさずヘイゼルが癒しの風を呼び、ヴァスキは雄叫びを響かせて仲間たちを鼓舞する。それと同時にゴーレムも傷を癒そうと念じ始めるが、傷が癒えることはなかった。ゴーレムが顔を上げてその原因を探り始めると、
「断つべき迷いがあると?」
 淡々と悲しみの旋律を奏でるコンヴァラリアと目があい、彼女が浮かべる微笑みにその答えを見つけ、
「是、それは貴様の奏でる忌々しい旋律だ」
 最初に倒すべきは彼女だ。と、ゴーレムは一番遠い位置にいるコンヴァラリアに向けてその巨体を動かし始める。エンドブレイカーたちは彼女に攻撃の手が届かないように陣形を組むが、ゴーレムは巨体を動かし続け、前進を押し止めようとするエンドブレイカーたちの陣形をぶち破って突き進む。しかし、その目の前に覚悟を決めたエリザルドが立ちはだかり、ゴーレムの首に棍の先端を引っ掛け、
「……砕くッ! 後は、任せたよ」
 全体重をのせて引き倒す。ゴーレムはバランスを崩し、激しい音と共に頭から地面に叩き付けられて倒れるが、全力の攻撃を繰り出したエリザルドは倒れるゴーレムの下敷きになって押しつぶされ、そのまま意識を失ってしまう。
 激しく倒れこんだゴーレムだったが、すぐに起き上がってコンヴァラリアに迫る。咄嗟に彼女の隣にいたヘイゼルが彼女をかばうように立ちはだかる。しかし、仲間たちを癒し続けて疲労が溜まっていたヘイゼルは、ゴーレムの痛烈な一撃にはじき飛ばされてしまう。
「ぐっ……ぁぅ……」
 壁に叩きつけられたヘイゼルは、愛しい人を想い、絶対帰ると強い意志を持ちながら、ゆっくりと体を地面に転がした。
「心臓はおれが持っている! そら、壁に穴開けて逃げてやるよ!」
 サージュはコンヴァラリアに向いたゴーレムの目を逸らそうと、嘘をついて入り口から離れた場所へと走る。
「見え透いた嘘だな」
 しかし、ゴーレムはサージュの方を見ることすら無く、コンヴァラリアの目を見つめたまま、鋭く杵を振り下ろす。
「さあ奴を塵に還そう。護るべきものを護り、待つ者達の元に帰る為に!」
 コンヴァラリアは表情ひとつ変えずに悲しい旋律を奏で、最後の最後までゴーレムの心を揺さぶり続け、その耳に余韻を残した。

●終焉の静寂
 エンドブレイカーたちはゴーレムの行動を戒める攻撃を続け、頑丈なゴーレムも全身に傷を負い、次第に動きが鈍くなっていく。しかし、ゴーレムの心を揺さぶり続けてきたコンヴァラリアの旋律が消えたことでゴーレムは自らの傷を癒してしまい、エンドブレイカーたちは徐々に窮地に立たされていった。
「大丈夫、すぐに回復するわ」
 回復役の仲間が倒れる中、アイエルクインは絶対にこれ以上誰も倒れさせたりなんてしない。という強い意志を声にのせ、傷つく仲間たちを優しい風で癒し続ける。しかし、ゴーレムの勢いは止まらず、ファルコ、そしてヴァスキに杵の痛烈な一撃を振り下ろす。ファルコは霧を発して自らの残像を作り出し、ゴーレムの攻撃を逸らしながら心と体を落ち着け、
「全力で行きます!」
 回復は間に合わないと判断したヴァスキは残った力を振り絞るようにしてハンマーを強く握り、自分に向けて杵を振り始めたゴーレムの一番深い傷跡に狙いを定めて必殺の一撃を振り下ろしてゴーレムの動きを一瞬止める。しかし、それと同時にゴーレムの杵がヴァスキの腹に深く突き刺さり、ヴァスキは体をくの字に折り曲げながら、悔しそうな表情を浮かべてそのまま地面に倒れた。
「俺の心(つるぎ)はまだ折れてねえ。折れて、ないんだ……!」
 ゴーレムの苛烈な攻撃はハヤテに向けられる。ハヤテは太刀でその攻撃を受け止め、必死の形相で耐えぬきながら自分の後ろから吹く優しい風に包まれ、攻撃を避けようと集中し始めた。
「残念だが、お出掛けはさせられない」
 ハヤテを狙うゴーレムの隙をつき、ノイズは大きくジャンプすると、自らの太刀に稲妻の闘気を篭め、ゴーレムが頭に被った兜を叩き割りながら激しい稲妻をその体に走らせる。その攻撃を見て、ハヤテもゴーレムに向かって跳びかかり、稲妻の帯びた太刀をゴーレムの胴を袈裟掛けに切りながら、
「――臥龍、天醒!」
 素早く太刀を逆手に持ち替えて反対方向に斬り裂き、ゴーレムにVの字のような深い傷を負わせた。しかし、その攻撃で確実に深手を負ったにもかかわらず、ゴーレムはにやりと笑みを浮かべ、ハヤテが攻撃し終わり無防備となったところを狙って重い杵の一撃を放ち、ハヤテを地面にたたき落としてその巨大な足で踏みつぶす。
 ゴーレムは、仲間たちを鼓舞しながらやわらかい風を吹かせて傷を癒すアイエルクインに狙いを定め、突進しようとする。それに対してアレックス、ノイズとファルコは彼女にゴーレムが近づかないように壁を作り、ゴーレムの突進を防ごうとした。
「こいつできめてやるんだぜ!」
 アレックスがゴーレムに飛びかかり、正面から激しい蹴撃を叩き込み、
「偶には退けない戦いも燃えるかもな」
 ノイズはゴーレムの下に潜り込んでゴーレムの足を挟み込みながら鋭い蹴りを放ち、足を払おうとする。
「ここで止めなければ一気に押し切られますね……」
 ファルコはそうつぷやき、自分たちに後がないことを周囲に伝えながら、アレックスとノイズが作り出した死角からゴーレムの背後に回りこんで、鋭い太刀筋でゴーレムの腰に斬りかかった。
 このままゴーレムを倒しきれるかと思われたが、ゴーレムは杵をゆっくりと振り上げて自分の足元を叩き割り、地面の破片や衝撃波を周囲に飛ばす。突然の強力な攻撃に、3人は瓦礫に飲み込まれながら大きく開いた地面の亀裂に挟まれ、激しい振動に意識を失った。
 守るものがいなくなったアイエルクインにゴーレムが迫る。彼女の横にいたサージュは、彼女を守ろうと1歩前に出ようとする。しかし、アイエルクインはそれを制して1歩踏み出し、ゴーレムを自分の目の前へと誘いだす。
「『魔王の心臓』を奪い返されるわけにはいかないの。だから、ここで倒されて……ね?」
 そして、おっとりとした口調でそう告げた瞬間、ゴーレムの足元から無数の罠が伸び始め、ゴーレムの全身を力強く捕らえようとする。ゴーレムは力任せにこの罠を引きちぎろうとするが、何人ものエンドブレイカーたちの捨て身の攻撃で力は弱まり、引きちぎることができないでいた。ゴーレムは祈るような気持ちでその様子を見つめるアイエルクインに咆哮を浴びせながら、必死に力をこめる。
 次の瞬間、ぶちぶちぶちっ! という激しい音と共に、ゴーレムがそのトラバサミや網を突破するのを目の当たりにしたアイエルクインは、ちらっとサージュを見つめてから、ゴーレムの激しい攻撃に身を投げ出した。
(「アクエリオの民を、仲間を、そして離れた場所で他のゴーレムと戦っている恋人を護るために」)
 次々と仲間たちが倒れていく姿を見ながら、サージュは自分に襲いかかる巨大なゴーレムにはっきりと立ち向かう意志を示し、心が押しつぶされそうなほどの恐怖と共に迫るゴーレムに向けて魔道書を突き出すと、呪いの言葉をつぶやきながらゴーレムの全身を蛇影で覆いつくして物言わぬ石に変えようとする。
 大切なものを護る。それを心の支えとして、どれ程辛い状況下であろうと戦い抜く。ゴーレムが杵を大きく振りあげてサージュを叩き潰そうとするが、彼女がその決意を曲げることは無く、最後の一瞬までゴーレムに立ち向かい続け、次の瞬間、あたりは静寂に包まれた。
「……」
 1分、2分……それ以上の時間がたち、サージュはその場に静かにへたりこむ。その目の前には、彼女に対して杵を振り上げたまま、二度と動き出すことのないゴーレムが彼女を睨み続けていた……。



マスター:きゅう 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:10人
作成日:2011/09/24
  • 得票数:
  • カッコいい18 
  • ハートフル1 
冒険結果:成功!
  • 生死不明:
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