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命の為に愛しさを侵す

<オープニング>

 その日、青年が帰宅すると、家中が荒らされていた。ざっと見て回ると、金品が盗られていることが判る。床は土足で踏み荒らされ汚れており、棚という棚は開け放たれ中身がこぼれ落ちていた。家族と共に家を空けていた為に、怪我人が出なかった事がせめてもの幸いだった。
「あ――」
 やがて、自室のチェストの前で彼は膝をつく。貨幣だの宝石だのと一緒に、大切に仕舞い込んでいた指輪までもが消えていた。
 その指輪は、亡くした妻の形見だった。幼い娘が立派に成長したら贈る約束をしていた。
 勿論、金銭が無くては生活に困る。だがそれ以上に、指輪を奪った何者かが許せなくて、彼は絶望に涙する――。

「皆さん、力をお貸し頂けますでしょうか」
 紫煙銃の城塞騎士・レミィが、近々発生する空き巣被害について語る。『革命評議会』からの指示がある為、速やかに対処せねばならない旨も添えられた。人々の評議会への支持、及び警察への信頼を裏切るわけには行かないのだ。
 被害に遭うその家は、市街地の一画にあった。小さいながらもきちんと手入れされており、家人もほどほどに余裕のある暮らしをしている。夕暮れ時、六名から成る犯罪者達は人目を避けるように勝手口の鍵を破り、家中を荒すという。
「彼らは街外れ……貧困街に近い場所に建つ空き家を拠点にしているらしく、手に入れた金品をそちらへ運びますわ。そこに待機する七名と合わせた、計十三名を皆さんの手で捕えて頂きたく存じます」
 相手はマスカレイドでは無く、生活に困り犯罪に手を出した者達の集まりだ。それぞれ刃物を持っているが、エンドブレイカー達にとって難しい相手では無いだろう。腕ずくで抵抗を封じ、ラッドシティ警察本部に引き渡して貰えれば良い。
 そこまで説明して、ただ、とレミィが眉を顰めた。
「皆さんには、出来るだけ現行犯で彼らを捕縛して頂きたいのです。空き巣に入った方々に問い正せば、拠点の場所も聞けるでしょう。その上で改めて、拠点に待機する方々を捕えて頂ければ……と思います」
 無論、彼女が口にした手順と違う形になっても良い。犯罪課の捜査官として、第三者から見て不審に思われないような体裁を整える必要がある、というだけの話だ――エンドブレイカーの力で事件の情報を得た、などという事は、その力を持たない者達にとっては納得し難い故に。
「面倒をお掛けしますけれど、お願い致します」
 レミィはゆるりと頭を垂れて、エンドブレイカー達へ依頼した。


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参加者
那由他刀・ルーン(c01799)
月夜の刃・ライズ(c02228)
楽天弓・アルバ(c03383)
運命の赤い人・ラブ(c04701)
霧氷の蒼剣士・ポウ(c07468)
竜腹の魔術士・ナナコ(c10355)
破滅齎す栄光の剣・ティルフィング(c13871)
寂寞の唄・アニス(c14190)
仕込み杖のスカイランナー・フェイリス(c16412)
碧誓・セフィラム(c22154)

<リプレイ>


 夕方の閑静な住宅街の一画。とある家の裏、犯罪者達が勝手口を開け家に侵入する。
 それを追う一人が、閉められた扉に慎重に近づき奥の物音を窺う。六名が台所から離れたらしいと判断し、霧氷の蒼剣士・ポウ(c07468)は細く扉を開けた。
 台所は無人。確認の後、まず家に入ったのは四名。息を殺し、足音を殺し、家具や壁を利用し身を潜めつつ、隠れるに都合の良い部屋を探す。
 四名に続くように家へ入り込んだ六名は、彼らの様子を見、まっすぐに寝室と思しき部屋へ向かう。事前に建物の外観から、めぼしい部屋にあたりをつけておいた為、周囲を確認しつつ進む彼らの足に迷いは無い。
 二つあった寝室候補は扉が開けっ放しだった。室内を荒らす物音に依って、容易く現場が判る。
(「当たったみたいだね、凄いんだよ〜」)
 碧誓・セフィラム(c22154)が、先導するかたちになった仲間の判断を無邪気に誉める。頭一つは優に違う相手を見上げる彼女の後方から、暫し別行動を取っていた二名が静かに合流した。
(「皆隠れたようだ。居間の者達も気付いた様子は無い」)
 準備は整ったと、彼女達は告げる。再度六名に戻った彼らは一度目線を交わし、すぐさま行動を起こした。
 開いたままの入口から件の寝室へ駆け込む。突然の足音に、寝室を荒らしていた三名がぎょっとした。その顔に冷気が叩きつけられる。
「警察だ。現行犯抑えに来たぜ、覚悟を決めなっ!」
 角持つ馬を刻んだ氷剣を抜いたポウの台詞とほぼ同時。吹雪と共に駆けた仲間達が各々攻撃を加える。
 セフィラムは回転を伴い、一番近くの敵へと竜巻のように突っ込む。月夜の刃・ライズ(c02228)が続き刀を抜いて薔薇の花弁を舞わせた。破滅齎す栄光の剣・ティルフィング(c13871)は部屋の中ほど、調度から遠い位置に陣取り、敵となる者のみを狙い剣を振るう。寂寞の唄・アニス(c14190)は部屋の入口付近から、開いた本を片手に不可視の力を放つ。竜腹の魔術士・ナナコ(c10355)は取り出した毒茸へと己が力を移すように視線を遣った後、それを力一杯投げつけた。
 三名の敵は完全に不意を突かれる形になり、狼狽えながらも応戦する。幾らかの報復は為したものの、人数差もあり圧されているのは確か。
「畜生、こんな早く嗅ぎ付けられるなんて」
 納得行かないと言わんばかりに一人が毒づく。と、部屋の外で新たな足音がした。
「何があった!?」
 その数三つ。寝室に飛び込んで来たのは居間を荒らしていた者達で、寝室に居た三名が安堵交じりに顔を輝かせた。
「警察だとよ。伸して逃げんぞ!」
 これで人数は対等。故にそれを不可能では無いと考えたのか、勢い付いたが故の根拠の無い言葉なのかは定かで無いが、彼らはエンドブレイカー達を包囲するようにして飛び掛かる――!
「はーい。ようこそ、袋のネズミちゃん♪」
 その勢いを削いだのは、彼らの更に後ろからの明るい声。今また新たに入口を塞いだのは、先に侵入し身を潜めていた四名だった。嵌められたと悟った者達が、怒りとも後悔ともつかぬ色に顔を染める。あるいは絶望かもしれない。
「空き巣が居るなら、犯罪課の捜査官としては捕まえないといけないからね」
 入口から身を滑り込ませ、仕込み杖のスカイランナー・フェイリス(c16412)が穏やかに言う。聞きようによっては、交渉の余地があるように思えたかもしれない。その声が見事な棒読みでさえ無ければ。
「ちゃちゃっと済ませるっすよー。逃がさないっすからねー」
 楽天弓・アルバ(c03383)が弓を構える。放った矢は敵の一人を射抜き、体を傷つけるのでは無く心を縛る。
「大人しくすれば命を奪うような真似はしない」
 那由他刀・ルーン(c01799)が諭すように言う。だが、居間から駆け付けた三名は、逆に自分達が挟まれる形になったというのに退かぬとばかりに首を振り、初めに侵入した三名は、自棄を起こしたようにナイフを振り上げる。彼は小さく嘆息して、彼らの戦意を奪うべく弓を引いた。
「捕まるわけに行くかよ……!」
 振るわれた敵の刃を受け止めたセフィラムは、漠然と悟った。彼らは、他の獣を狩る肉食獣に少し似ていた。他者から奪わねば生きていけないと思い詰めたのだろう。だが。
 お前らに何が解る、と怨嗟。満ち足りている者への憎しみと生々しい悪意に、少女は眉を寄せた。こんな風に世間を呪いながら誰かを踏みにじるなんて事を、看過することは出来ない。彼女は力を込めて、敵の体を押し返した。
「人の大事なもん盗ってたら自分の貧しさは、一生! 変わんねえよ!」
 ナイフを投げつけて来た敵を狙いつつ、運命の赤い人・ラブ(c04701)は、普段とは違う荒々しい口調で吐き捨てる。彼らが裕福な者へ妬みを抱く事を理解することが出来たとしても、心の貧しさ、卑しさまでを許してはいけない。
「加減は出来ん。覚悟しろ」
 ティルフィングが冷徹に告げる。仕方がないと諦めて誇りを捨てた者達の為に、彼女はひどく怒っていた。
「大人しくさせるには……この角度で良かったかな」
 フェイリスの杖が、敵の頭部を激しく揺らす。彼らはそれぞれ手分けして、血を流させるのでは無く、心身の自由を奪う形で敵を無力化させて行く。不運な家の為が半分、彼らから情報を引き出す為が半分。
「ん? ポウ、凍らせたのか?」
「それだけ居りゃ十分だろ?」
 六名のうち二名は、氷の塊に閉じ込められていた。気付いた者がぎょっとして悲鳴をあげたが、すぐに矢に射抜かれて心を奪われ大人しくなった。


 意識が朦朧としている相手に尋ねたら、拠点の場所はすぐに判った。拍子抜けするくらいあっさり吐いた。
「所詮は小物か……」
 隣室から戻って来たライズが短く息を吐き、尋問の為に連れ出していた相手を放す。腕を縛っているのに加え、ルーンが入口を塞いでいる為、逃げられる心配は無い。その意思すら見せず床に座り込んだ者を一瞥して彼女は、だが、と続け、詳細な情報は得られなかった事を話した。拠点の大体の住所、それが小さな空き家であること、屋根の色、などは答えられても、外に繋がる扉や窓の数と位置、仲間が普段待機している部屋について、などは、ぼんやりしている今の彼らが答えるにはややこし過ぎる話のようだった。
「ライるんが厳しく訊いても、ボクが誑かしても駄目だったっすねー」
 なお後半は、仲間になりたいから教えて欲しい、とこっそり(を装って)尋ねた行為を指す。こうなると訊き方の問題では無いのだろう、と肩を竦めるアルバの横ではライズが、不慣れな呼称に落ち着かぬ風、僅かに眉をひそめた。ころころ変わるので慣れようが無いのだ。
 結局、縛ったままの四名を隣室に連れ出し、氷に閉じ込めた者の一人を助け出して尋ねることになった。拠点の場所とそこで待機している仲間の数を他の者から聞いた旨を告げて尋問を開始する。彼はすっかり戦意を失くしており大人しかったが、答える前に、と他五名の事を尋ねて来た。
「一人はそこだ」
 四名は隣室だと答えてポウが彼のすぐ後ろを指差すと、彼は振り返り青ざめた。目の前で氷付けになっている一名は、姿の見えない四名以上に有効な人質となり得る。
「正直に喋れば仲間の罪を軽く出来るけど、黙るなら重くなるだけだと思うよ」
 フェイリスが静かに告げる。気負い無く、何でもないことのような声だった。
「黙ってたら、キミ達の立場は悪くなるばっかりなんだよ〜。皆の罪が重くなるの、嫌じゃない?」
 セフィラムが首を傾げる。黙秘故に罪が重くなる、などというのは方便だとしても、協力的だったという理由で酌量を求める事は出来る筈だ。
 彼の目が泳ぐ。人質にされている仲間達のこと、その仲間によって既に拠点の場所が割れていること、待機している仲間達のこと、自分達の今後、などを悩んでいるのだろう。小さな盗みを重ねている者、食い詰めたあまりの初犯の者、家族を食わせて行かねばならない者、色々居る。
 沈黙が下りる。それを短いものと成したのはティルフィングだった。
「罪を償うのであれば……もしそれを終えた時、貴様等が必要とするのなら、真っ当な生活を送れるよう、出来る限りの手助けをしよう」
 床に座る彼の前に彼女は膝をつき、目を合わせる。
「好きでこんな事をしたわけでもなかろう。このままでは先が無い事も解っている筈だ。……仲間の為を思うのならば、すべき事は解るだろう?」
 彼女を制止する者は居なかった。それは、彼らの事情も理解出来るが故であったり、彼女の手に収まる範囲の事であるなら咎める理由が無い為であったりする。
 そして。
「さあ、どうするの?」
 戦いの最中とは違う、柔らかな声でラブに尋ねられたのをキッカケに、彼はのろのろと口を開いた。


 空き巣が入った事とそれを逮捕し未遂に抑えた事、家が荒れた事への謝罪を家人宛の手紙として残し、逮捕した六名を連行した――急ぎたいところではあったが、市街地では悪目立ちしかねない風体をした彼らをこの場に放置し(て後で回収する事にし)た場合、その心身の安全が保障出来ないと判断した――後、彼らは拠点付近へ移動した。
 遠くから、得た情報を元にアニスが書いた地図と、空き家の外観を見比べる。そうして見る限りでは、情報に嘘は無さそうだと思えた。家というよりは小屋と呼ぶ方が近い小さなその家に出入り口となる扉は一つしか無い。幾つか窓はあったものの、高い位置の明かり取り用以外は全て塞がれていた。でなければ隠れ家として使えなかったのだろう。
 ぐるりと路地を回って裏手を確認して来たルーンが戻り、問題無しと報告した。
 故、後は小細工無しに正面から突入すれば良い。例え壁を壊して、なんて行動に移られたとしても、それを阻止する事は叶うだろう。
「一気に制圧するぞ」
 ライズは冷静にそう言って、玄関の扉を蹴破った。
 と。
「何だお前等!?」
「何しやがんだ!」
 屋内に居たうちの数名が驚きに声と腰をあげる。丁度、仲間達の帰りが遅いと心配し始めた頃で、入ってすぐの部屋に七名全員が居た。
「悪が栄えた例し無し、ってね。大人しくしてもしなくても、捕まって貰うよ」
 先程の焼き直しのように足を踏み入れたフェイリスが、にやりと笑う。開閉を判じ難かった細い目が見開かれ、薄闇に煌めく青色が七名を射竦める。
 警察か、なんでここが、まさか奴らまで、等々。皆一様に浮き足立つも、唯一の出口は侵入者たるエンドブレイカー達によって塞がれている。
「仲間達はもう帰って来ない。大人しく捕らわれろ」
 静かにルーンが言い、弓を構える。抵抗するならば容赦は出来ない。
「アルバさん、援護を頼めますか」
「了解っすよー」
 して、うって変わって丁寧に、彼は少女へと罠を撒くよう頼む。それは彼女の意思とも合い、二つ返事で引き受けられた。
「まさか、アイツらが裏切ったのか!?」
 先の言に、七名が眉をひそめる。信じたく無い、と言うような顔。その言葉に対し、ポウが首を振った。彼らは仲間達を、更なる罪を重ねる事から守ったのだと。発端がどうあれ、仲間たる者達が憎み合うような事にはなって欲しく無かった。
 そして、彼らは。
「畜生、綺麗事を……。やるぞ!」
 そう、足掻く事を選んで各々武器を構えた。


 刀を抜いた面々がエンドブレイカー達に迫り、応戦すべく数名が前へ出た。
「じゃ、少し痛い思いをして貰うわよ? ――覚悟しやがれ!」
 斬り付ける刃を交わしてラブはひゅんと跳び、敵の脳天へと蹴りを叩き込む。そうして成った戦場に、蒼い嵐が吹き荒れた。ポウが放った妖精達が、数名の刀使いを蹂躙する。
「行くよ、捕まえちゃうからね!」
 続き、セフィラムが駆ける。ぎん、と金属が打ち合って、
「――っ!」
 弾いたその間隙。敵の、刀を持たぬ側に携えた杖が火を吹いた。炸裂した無数の火球の被害者は彼女のみならず、アニスがすぐさま琴の弦に指を掛けた。それは彼女自身と、肌を灼かれる痛みにしかし悲鳴をあげることを拒んだ少女騎士へ力を与える。
 して、ライズが黒く青く、風となる。紫色が幾重にも閃いて、敵の杖使いを巻き込み――その一人を斬り捨てた。
「次」
 彼女の冷たい声が、もう一人の杖使いを射抜く。敵の得物を確認した時から皆が、杖使いを放置しては厄介だろうと判断していた。
 床に蹲った者は血を流していたが、死に至る傷では無い。この戦いの目的を思えば彼らの命を奪う意味は無く、また、ライズにとってはそうする価値も無い――彼らの首に賞金でも掛かっていれば、話は変わったかもしれないが。
「はい――っと」
 普段と変わらない色で、フェイリスは仲間への応えとも掛け声ともつかない言葉を一つ。彼は残る杖使いの頭部を殴り、頽れる様を見届けた。
「どうか覚悟を。一人も逃がしません」
 身に宿る魔力を手を通し武器に込めてナナコが棍を薙ぎ、衝撃に敵が仰け反る。
「……命までは取りません。はい」
 敵を見据えた彼女は生真面目に告げ、故に観念しろとばかりに武器を突き付けた。
 だが抗うと決めた敵達の意思は勿体無いほど強く、応えは宙を切り裂く斧だった。腿が裂かれ血が流れたが、ナナコは眉一つ動かさず、
「空いたそちら、カバーをお願いします」
 敵が倒れた結果に出来た隙間を一瞥し、仲間へそう依頼した。
「暴れると痛いっすよー」
 アルバがばら撒いた罠の一つが敵の足に噛み付いた。抵抗を諦める以外に、巡らされた罠から逃れる術は無い。
「大人しくして欲しいっすよー」
 網を投げる彼女の言葉は、折角皆がほどほどの所で済まそうとしているのだから、と続く。過去の彼女は彼らと同種の存在で、そしてそれ故に罪を犯した者に掛ける情けの持ち合わせは無い。ただ、仲間達が彼らの為に怒り、嘆き、心を砕くのであれば、それを妨げる必要は無いと思うだけ。警察に属する者としての体面とやらの為にもその方が良いらしいし。
 敵の逃げ道を塞ぐ位置をとったライズが雷を放つ。同じくルーンが銀の獣を呼び出し放ち、敵の数をまた一つ減らす。
 して、飛び交う斧も止んだ頃。
「貴様等。覚悟は良いか」
 は、と短く息。道を塞ぐ都合で多くの傷を受けたティルフィングが吐いたそれは笑い声にも似ていた。血まみれの彼女は剣を構え力を溜める。獲物を映すその目は理知的な色を薄くし、血に狂わされたが如くぎらつく――時折彼女を侵す悪い癖。敵の攻撃に動じた風無く彼女が剣を振るう。巻き起こった風は鋭く敵を飲み込み、標的の体を床に叩きつけた。
 そうして、これ以上は、とナナコが投げた毒茸が弾ける。ポウが操る剣が、残る一人の身を氷に覆い結んだ。
「――全員、頭冷えたか?」
 彼はそう室内を見渡し、皆大事無いと確認して微笑む。
「キミ達を窃盗、及びその幇助の容疑で逮捕する。……一度言ってみたかったんだよね」
 静かに告げるフェイリスの目は、気付けば元の細さに戻っていた。



マスター:スガツキ 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:10人
作成日:2011/11/04
  • 得票数:
  • カッコいい15 
  • ハートフル1 
冒険結果:成功!
  • 生死不明:
  • なし
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