キャラクター登録は、2015年3月29日をもちまして終了しました。
エンドブレイカーの活躍によって、悪しき終焉は打ち砕かれました。
皆の望む未来を掴み取るべく、共に歩んでいきましょう。
七勇者の物語:第一節
終焉の定めは変えられぬ。
グレートウォールは、異形なるバルバを十六万体押し留めた末に破壊された。
どのような努力も研鑽も、定められた運命の前では些細な遅延に過ぎない。
いつ、終焉は決したのか。
いつから、我々は敗北していたのか。
七勇者の物語:第二節
終焉を識る者は意志を失う。希望を失う。
失った者に終焉を救うことはできない。
終焉を識る力を授けたのはイヴ・ザ・プリマビスタ。
与えることで、彼女は全てを奪い去ったのだ。
七勇者の物語:第三節
崩壊したグレートウォールの前で、人類の王は尋ねた。
「ラズワルド、何故戦ってはくれぬ」
ラズワルドは答える。
「私は、終焉を識っているから」
七勇者の物語:第四節
母を亡くした少年が問う。
「ラズワルド、何故戦ってくれないのですか?」
ラズワルドは答える。
「私は、終焉を識っているから」
少年は問う。
「その終焉を決めたのは誰なのですか?」
七勇者の物語:最終節
ラズワルドは四百人の勇者と母を亡くした少年を引き連れ、偉大なる探索に旅立った。
終焉を定めた者は誰なのか。
自分は、それを識らねばならぬと識ったからだ。
十二の探索を終えて生き延びた勇者の数は、自らと少年を含め七人。
「七勇者」は、大魔女「スリーピング・ビューティ」の居城へと赴いた。
帰ってきたのは少年ひとり。
されど、世界には青空が戻っていた。