ナビア探索行 〜森に潜む〜



<オープニング>


 地上と異なり、陽光の恵みが無い腐敗の森は、湿気に満ちて乾くことを知らない。
 踏みしめる足がずぶりとめり込む程に、そこの土地は脆く柔らかい。
 湿った腐葉土を覆うのは、苔と、地上のカビ、胞子を巨大にしたような異彩を見せる植物だ。
 そんな世界で、星夜の翼・リィム(a24691)はナビアの住民――ノスフェラトゥでも、ディアブロでもない原住民を探していた。
 ――ナビアの現状を知るなら、両列強のどちらでもない人と会ってみないと判らねーし。
 出発前にナビアでの報告書に目を通し、そしてリィムは仲間達と共にやって来た。
 腐敗の中にあって、川の流れだけが清浄で透明な姿を見せる。
 そんな川の岸辺を沿い歩き、人が住んでいそうな場所を探す。
 ――集落でもあれば、日々の煮炊きや暖を取るために人々が火を使い、煙も出るだろーしな。
 そうアタリをつけたリィムは鬱蒼とした木々の合間から僅かに見えるナビアの空を見上げ、煙の匂いが混じっていないかと辺りを流れる微風に鼻をひくつかせる。

 両列強の冒険者やアンデッド達を警戒する状況ではあっても、旅団で気心知れた仲間達との冒険は心躍る楽しいものだ。リィムは目の前の白いもこもこ菌糸を摘み取った。
「しっかし、こんな妙ちくりんな植物ばっかのトコで、原住民は何食って生活してんだろうな。
 ――もしかして、これって食えるとか……」
 悪戯っぽい微笑を浮かべたリィムが、食ってみねぇ? と差し出した菌糸に、気まぐれ野戦山猫・エル(a46177)は、お断りだよ、と首をふるふる横にふった。

 背の高い奇妙な木々の合間を縫うように巨大な羽虫が飛んでいく。
 その羽音に混じって、鳥の羽ばたきが、希望の腕・サータリア(a65361)の耳に入る。
「――鳥です!」
 サータリアが指さす先を、森の小さな護り人・ミルフォート(a60764)が目で追うと、飛び去る鳥の頭は骨がむき出しになっていた。
「……アンデッドですなぁ〜ん」
 ミルフォートの呟きが意味する事を心に留めながら、リィムは更に水辺の向かう先へと進む。

●森に潜む
「……集落、見つからないですわね」
「まさか、ナビアには、原住民は住んでいない、とか?」
 無垢なる茉莉花・ユリーシャ(a26814)と気儘な南風・フェリアス(a60497)が顔を見合わせる。 
 川沿いを征く探索も丸1日を経過したが、その間、集落はおろか一人の原住民すら見いだせずにいた。清流の川幅は数m、流量も豊富で大勢の人間が生活するにはもってこいの場だと思えるのだが……。
 ふと、辺りの腐臭が強くなったような、そんな気配がして。
 リィムは、チッと舌打ちした。
「原住民を見つける前に、ノスフェラトゥと戦闘か」
 アンデッドの鳥は偵察の骨鳥だろう。探索に時間がかかれば、いずれはヤツらに見つかる。
 だからその前に探索を終えたかったのだが――。
 
 そこは高さ10m以上はある木々と無数の白い胞子が視界を阻み、見通しは20m程度しかない場所だった。川水の真上だけは空まで開け、川の対岸側が見える方向のみ30m程の視界を確保できるだろうか。
 
 植物の影に潜み、マントのような獣を背負った人影の2刀サーベルから、衝撃波が飛ぶ。障害物をものともしないその技を、ユリーシャのダークネスクロークが弾いた。

 身に黒炎を燃え上がらせると同時に、金の炎、銀の氷を纏う人影がエルの目に映る。
 フェリアスを狙った連撃は、太刀を振るう忍びの技だ。
 もう一人、やはり木々を盾に隠れる鎧姿のノスフェラトゥは未だ攻撃はしてこないが、何かのアビリティを使っているらしい。

 主人達がそう命じたのか。木陰から出てこない冒険者達の前に、強固な装甲で身を包み、斧を持ったアンデッド達が立つ。
 ハイドランジア・シルキー(a74872)の背後側には、蜘蛛の身体にヒトの頭部を持つアンデッドが忍び寄る。
 ある個体は地面を素早く動き回り、ある個体は木に登って頭上からの攻撃の機会を狙っている。
 シルキーの横に居た、ぶどう科・リルル(a52901)の足元の土が突然盛り上がる!
 とっさに避けたリルルが見たモノはモグラのような巨大な手を持つ屍体。
 普段は土の中に隠れ、攻撃の時だけ地面に出てくるのだろう。腐敗の森の柔らかな土壌では、土を掘るのも楽なのか、すぐに土中に潜っていった。

 そしてリルル達を囲む屍体どもの背に、ふわふわした白い羽毛の塊のようなものが浮かぶ。
 同時に、辺りの地面が淡く七色に光り出した――まるで腐敗の森に、晩秋の陽光が差し込んだように。


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参加者
星夜の翼・リィム(a24691)
黒猫の花嫁・ユリーシャ(a26814)
黄昏の山猫・エル(a46177)
ぶどう科・リルル(a52901)
気儘な南風・フェリアス(a60497)
森の小さな護り人・ミルフォート(a60764)
希望の腕・サータリア(a65361)
ハイドランジア・シルキー(a74872)


<リプレイ>

●死者撃滅
 上と周囲に蜘蛛と重装甲、下にモグラ。そして背後には川。
 逃げ道のない戦場となった岸辺に群がる死者の群れ。
 チキンフォーメーションでとっさに自らの置かれた位置を察した女翔剣士は独りごちる。
 ――遭遇はありえただろうけど、即戦闘とは恐れ入る。
 気儘な南風・フェリアス(a60497)は鎧進化を初手に選んだ。
「降りかかる火の粉は払い除けるけど、今は闇雲に殲滅も良くないか」
 ……適当な所でお帰り願うよ。
 故郷の鍛冶屋で鍛えられた愛用のサーベルを抜き、フェリアスは屍の群れを見据える。
「問答無用で攻撃ですか。囲まれたのが痛いですわね」
 無垢なる茉莉花・ユリーシャ(a26814)が呟く横で、星夜の翼・リィム(a24691)は烈火の如く怒りながらも、心の半分は冷静に陣形を整える。
 足元の地面から次々飛び出したモグラの鋭い爪に、敢えて脚を引き裂かれながらも、シャドウロックで防御を固めた身は、爪の威力の大半を削いでいた。
 リィムは、がちゃがちゃと重装甲を鳴らしながらにじり寄るアンデッドの後ろをにらみつけた。
「随分な挨拶じゃねーか。
 もしかしてナビアには探検されたら拙いものでもあるのか、自己ちゅーノスさんや?」
「無益な戦いは望みません。ここはお互い退きませんか?」
 戦意の感じられない無防備な構えをとりながらユリーシャが、木影に潜む者へ向かって声をかける。
 返事はない。
 無視されたのか。それとも。
 多数のアンデッドが出す具足や刃の音が響く中で、屍体共の更に後方の者がその内容を過たず聞き取れたかどうかすら定かでない。ノスフェラトゥ同士の会話も聞こえないのだ。
「みんな足元に気をつけて、土の中からも来るの!」
 仲間と距離を取りながら、ぶどう科・リルル(a52901)は声をかける。その姿はやはり無防備に見える、武道家ならではの構えだ。その戦術を支えるのは、リルルの背に浮かぶ護りの召還獣。
「ノスフェラトゥ……!
 いくら関係悪化したとはいえ、いきなり奇襲してきますかなぁ〜ん……!」
 ともあれ、この状況を突破しない事にはどうしようもない。森の小さな護り人・ミルフォート(a60764)は覚悟を決めて。ハイドランジア・シルキー(a74872)は自分の防具にミルフォートからの加護――鎧聖降臨の力が与えられたことを感じながら、より川のほうへと下がる。
 ナビアという土地……ノスフェラトゥ……そしてディアブロのこと。懸念すべき事が多い所だからこそ、出来れば無闇な争いは避けたかった。
 ……けど。
 仲間が傷つけられた今、戦うしかない……!
 シルキーは携えた『カナリーワルツ』を群がるアンデッドに向ける。
「ある意味、ディアブロより厄介な相手ですね……なんとか、外交問題にならないように解決しないと」
 希望の腕・サータリア(a65361)はこの戦いを止める為の方法――交渉の機会を狙う。ユリーシャの声に応じなかった以上、アンデッドを倒さねば。サータリアは、シルキーと気まぐれ野戦山猫・エル(a46177)を背後に護る。
「リィムさん、無理しないでね!」
 絶対に死人は出さないからね! と心に決めて、エルが癒しの矢を放つ。アンデッドに脚を裂かれたリィムに矢が突き刺さると、みるみるうちに傷は塞ぎ全快した。
 同盟冒険者が攻撃を控える中にあっても、アンデッドの動きは止まらない。頭上から蜘蛛が糸を吐き、長く細い脚をリルルに伸ばす。重装甲が斧を振りまわし、フェリアスに叩き付ける。
 円陣の外側の仲間達が鎧で受け止め、血を流す中、円陣の中央の土が盛り上がった。視覚外から巨大な手爪が伸びあがって現れ、シルキーとエルを真下から狙う。
 屍モグラに注意を払っていたシルキーがとっさに避ける横で、エルの脚が次々と裂かれ鮮血に染まる。力は冒険者より劣るとはいえ、その攻撃は避け難く。もっぱら意識をノスフェラトゥに向けていたエルは屍モグラに対して無防備に近い。
 残像を残し素早くエルの元へ割り込んだフェリアスが、地面から顔を出したモグラを斬り伏せる。
「交渉決裂……でしょうか?」
 アンデッドを殲滅し、ノスフェラトゥ冒険者だけにすれば、交渉もできるでしょう――そう祈りつつ。ユリーシャの勇壮な歌声が響き渡り、仲間達の傷を癒やしていく。
「ナビアに来るまで色々やらせて、来たら来たで防衛要員……探検したら攻撃だァ?」
 沸き上がる怒気を乗せてリィムが叫ぶ!
「雑魚が! ナメんじゃねーぞ!!」
 ヴァイパーのガスを纏わせ叫ぶ紅蓮の雄叫びは、ほとんどの蜘蛛の動きをぴたり、と止めた。何体かの重装甲が持ちこたえ、自らの鎧『クリスティメイル』に鎧聖の加護を与えていたミルフォートを打ち据える。盾を掲げ耐える女重騎士に、木陰から飛ぶ鎧をもくぐり抜ける衝撃波と飛燕連撃が追い打ちを掛けた。ノスフェラトゥの邪竜導士から放たれた金の魔炎、銀の魔氷がミルフォートを包み込んだ時、リルルの勇壮な歌声が響く。
「どうして襲ってくるの、リルたち、ナビアの探検がしたいだけなのに」
 ――だって、同盟とノスさんたちは、仲間じゃないかもしれないけど、敵対関係でもないよね?
 リルルがガッツソングのメロディに乗せて訴えかける事は、まだノスフェラトゥに伝わらないのか。
「次から次へと、キリがありません……このままではわたし達が!」
「まずは鳥を撃ち落とすね!」
 シルキーがきりりと引き絞る矢は天頂に向かい――ぱぁっと眩い閃光が拡散する。光の矢の雨が降り注ぎ、木に登る蜘蛛を巻き込み、重装甲の屍体がよろめく。
 エルが放った鮫牙の矢に撃ち抜かれ、骨鳥は羽を散らして地面に墜ちた。
 背後の白いモノ――護りの天使が犠牲になって、正義の雨を凌いだ蜘蛛型の屍体に、七色に淡く輝く癒やしの波動が届く。別の方向から、今度は虹色の光を帯びていない癒しの波動。それを見たサータリアが気付く。
「ノスフェラトゥに医術士が2人いますね」
 地面に淡く輝く光はヘブンズフィールドだろう、その力でヴァイパーの束縛から蜘蛛が逃れる前に。
 サータリアから竜巻の如き暴風が吹き荒れる!
 デンジャラスタイフーンは八つ脚の屍体を翻弄し、その躯をちぎっていく。

●生者への言葉
 ユリーシャ、リルル、サータリア、3人の武道家はいずれも背にダークネスクロークを従えていた。そして多くの敵はアンデッド、1対1ならば彼女達に劣る。
 故に選んだ技――彼女達より能力に長ける敵が相手であればむしろ不利ですらあった『無風の構え』は少なからず攻撃を跳ね返し、攻防一体の効果を見せる。
 ノスフェラトゥ達は未だ木陰から出てこないが、翔剣士と忍び、邪竜導士の技は執拗に騎乗姿のミルフォートを狙う。
 半円状に陣形を組む同盟側の布陣、その正面に立つ間合いと、技、心攻撃の当たりやすさから選んだ相手だろうか。
 シルキーのヒーリングアローとリィムの毒消しの風が彼女を支え、ミルフォートは自身を鼓舞する歌を歌い上げた。
「隙を見せたら、即攻撃するから……覚悟してね」
 蛇のように躯に巻き付く獣の力を乗せ、エルの矢が宙を飛ぶ。その矢は桃色を帯び、数体の重装甲を巻き込んで爆発した。とたん、重装甲達は蜘蛛やモグラに向かって武器を振るう。
 ノスフェラトゥの医術士が毒を消し去る風を吹かす前に。
 攻撃を凌いだ後に巻き起こる2重、3重のデンジャラスタイフーンに、医術士2人の回復も間に合わず、屍蜘蛛が全て、そして顔を地上に出していたモグラも倒された。
「これで10体!」
 あちこちで沸き上がるモグラの動きを追っていたフェリアスは、ミラージュアタックを繰り出し最後の一体を屠り、倒れた敵の数を叫ぶ。
 リィムの放つ蜘蛛の糸が宙に舞い、重装甲の屍体は武器を振りかざしたまま絡め取られた。
 再びシルキーがナビアの空に向かい矢を打ち上げる。
 光矢の雨が、目映い陽光のようにナビアの森を照らして――光が消えたとき、地上のアンデッドは全て大地に崩れ落ちていた。

 その時、サータリアの毅然とした声が響いた。再びとった無風の構えは、知らぬ者が見れば戦意を持たぬかのような無防備な姿だ。
「ここで私たちが争えば、同盟とノスフェラトゥ、国同士の全面衝突になりかねません! そうなればミュントスは焦土になるでありましょう……」
 停戦を呼びかけるその女声に、木陰の向こうで秘やかな反応があった。ある者は武器を止め、ある者は声に耳を傾ける気配がする。サータリアは口上を続ける。
「この場は互いに手を引き、外交で対応することを提案します!」
「……この辺りで引いて貰えないですかなぁ〜ん……」
「お願い、引いてくださいなの。リルたちは、みんなをやっつけたいわけじゃないの」
 ミルフォートが振りかざした『グレーターブレード』を下ろして戦意の無い様子を見せ、リルルは祈るように、請い願う。
「もう、これ以上傷つけたくないの」
 ――リルはケンカしたくないのに。
 まだ敵の冒険者は1人も倒していなかったが、ユリーシャも声を揃えた。
「これ以上の戦いは無益ですわ」

●まだ見ぬ者は何処に
 アンデッドが動いて出す音が無くなり、あたりの空間に一瞬の静寂が戻る――彼女達が交渉のタイミングに選んだのは、正にこの瞬間だった。
 おそらくは最も適した刻であったろう。
 言葉をしかと聞き取ったはずのノスフェラトゥ達から、攻撃は――無い。
 ひそひそと囁き合う声がして、頑丈な鎧具足を鳴らし、初老の重騎士が木陰から現れた。アンデッドを盾に、仲間達に鎧聖降臨を与え護りを誓っていたその男は、まじまじと女性8人の集団を見つめ、苦虫を噛み潰すような顔で唸る。
「確かに同盟の者だな」
「……何故いきなり奇襲をかけてきたのですかなぁ〜ん……」
 ミルフォートの問いかけに、木陰から顔を覗かせる蒼白い肌の口元が歪んだ。
「この地は我らとディアブロの戦場……紛らわしい真似は謹んで下さいませ」
 丁寧な口調の中に、非難めいたものが滲む。
 見通しの悪い森の中で、ディアブロでない事を確かめずに仕掛けた、ということだろうか? フェリアスはそう感じた。
 フェリアスの耳に、別の木陰からの声が届く。
「敵の偵察部隊の迎撃に忙しいのに、無駄足踏まされた上にアンデッドを減らされて踏んだり蹴ったりだ」
 しかしノスフェラトゥ達は木陰に身を潜めたまま退いていかない。何かを待っているようだ。
 しばらくして、冒険者達が一度殲滅したアンデッドのうち、何体かが動き出した。ここは地獄、一度倒れようとも、再び死者は動き出す。
「行きますよ」
 瀟洒な聖衣を翻し、医術士がアンデッド共に命じると、ボロボロになりながらも足腰の立つ屍体はゆらりと立ち上がり、温和しく列を成す。
 ノスフェラトゥが放置したまま退いたなら、自分達が粉微塵に砕くまで、再び復活した死者と戦う羽目になる。リルルはその事に気付いて、黙って死者の行進を見守った。
 胴体からもげ落ちて、腕だけになった屍体もまた、手指をにじりと地面に這わせる。
「……追いつくことも叶わないのに、主人の後を追おうとするのですか」
 一抹の哀れさを感じながらユリーシャは左手の『轟』で、足元のそれを粉々に砕いた。
 胞子の重なる森の中へ――おそらくは骨の城へと。去って行くノスフェラトゥの背に、ミルフォートは一抹の不安を覚えた。
(「……ノスフェラトゥは……同盟がナビアを探索するのを嫌っているという事なんでしょうかなぁ〜ん……?
 ……ちょっと面倒な事になりそうな予感もしますなぁ〜ん……」)
 そんなミルフォートをよそに、リィムは悪態をつく。
「あっかんべー! 二度とくるな!」
 子供じみてると解ってはいても、せっかくの探索行を邪魔された、という思いが強かったから。少しだけスッキリした面持ちで、リィムは仲間に声をかける。
「疲れたー、探索は今度にしようぜ」
 ノスフェラトゥ冒険者が退いたのなら原住民の探索を、とエルは期待していたが、戦闘音に気付いたディアブロが襲ってくるかもしれない。
「ギガンティックガウンドまで戻る道のりもあります。アビリティを消費した今、探索は打ち切り、退くべきですよっ」
 エルに教え諭すように、シルキーはぽん、とエルの肩に手を置いた。
 ふと、リィムは自問する。
 ――そもノスフェラトゥ遭遇の前に、探索しても見つからなかったのは何故だ?
 粛々と木々を伝い、胞子の影に消える死蜘蛛。モグラは地面に潜り隠れて見えなくなる。

 ――潜む?

 それに気付いたのは、彼女が隠れる事に長けた忍びのせいもあっただろうか。
「そうか……目立つような集落があったら、とっくにディアブロとノスフェラトゥの奪い合いの戦場になってるかもな……」
 潜む。隠れる。
 それは、まだ見ぬナビアの原住民もまた同じなのかもしれない。
 そんな思いを胸に、冒険者達はギガンティックガウンドへ戻って行った。


マスター:星砂明里 紹介ページ
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作成日:2008/11/27
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ジョーカーエクスト・リィム(a24691)  2009年11月16日 01時  通報
今でも悔やんでいる冒険。
ここで連中をボコれば何か変わったか…結局ノスは皆消えちまった。
ボコった反応次第では強引なことになってももしかしたら…。
たられば言ってもしゃあないのかねぇ…。
まぁ思うことの多い冒険だ。

希望の腕・サータリア(a65361)  2009年09月12日 20時  通報
この時はかなり焦りましたね……有形無形のプレッシャーが辛かったです。