ステージ喫茶『休暇小屋』

歌、踊り、楽器、演劇…そんな心動かすものに触れる一時を一杯のお茶と軽い食べ物と一緒に過ごしてみませんか?
こちらでは、テントの片隅に小さめのステージを用意した喫茶店となっておりますw
主に団員さん達の歌や踊りを鑑賞しながら一服していくというのはどうでしょうか?
他にも、団員以外の方でもステージを使ってもいい時間を取っておりますので、「ステージの上に立って何かをしてみたい!」という方は是非参加してみて下さいねw
なお、お品書きやタイムスケジュールは旅団のほうに掲載されていますのでそちらのほうを見て下さい。
ゆったりと流れる時間の中、何か感じ取れるものがありましたら幸いに思います。
それでは、楽しんでいって下さいね♪

<主催:ソラミミの丘


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笑顔のヒーロー・リュウ 笑顔のヒーロー・リュウ(a36407)  2006年08月06日 21時
 うぅ、最後にお友達が出来てよかったよ〜(涙)。

青碧の姫君・ユリカ 青碧の姫君・ユリカ(a47596)  2006年08月06日 21時
 ぱちぱちぱちぱちぱち(拍手)

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 ご静聴ありがとうございました♪(一礼


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
  めでたし めでたし

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 こうして、長い長い孤独に捕らわれた女の子は最後の最後でささやかながらも大きな幸福に満たされたのでした。


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 「じゃあ…またあとでね…」と冒険者は優しく微笑んで女の子を見送るのでした……


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 ……次の瞬間、突然女の子の体が光り輝き始めました… 「もう……行かなきゃ…」


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 ……ひとしきり泣いた女の子の心は晴れやかでした…そしてたった一言「ありがとう」と冒険者に告げました。


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 女の子は泣いていました…申し訳なさと、嬉しさと……とにかくいろいろな感情を混ぜて泣きました…

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 「君は……ただお友達の作り方を知らなかっただけだよ。」冒険者は慰めるように女の子を諭すのでした…


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 「でも……こんな事しちゃったのに…いいの…かな…?」少女は弱々しく答えました。


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 その言葉を聞いた女の子ははっとなりました。 そして、自分が何をしたのか…それが分かったのです。


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 冒険者は続けます「それに…お友達だったら僕がなってあげるよ…ダメ…かな?」

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 その言葉を聞いた冒険者は優しく頷き「でも、そのこのお父さんやお母さんが心配しているんだ…?」というのを聞いて、女の子は腕の中にいる小さなお友達を見るのでした…

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 「……お友達を連れて行かないで…」と……


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 それと同時に女の子は冒険者の前に姿を現し、こう頼んだのでした…

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 そしてについに、冒険者は消えてしまった……今は眠ってる…子供達を見つけ出したのでした。


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 しかし、冒険者はそんなことにも負けずに館を探索し続けるのでした…


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 ……これは全て女の子の仕業でした…女の子は直感で冒険者のことを友達を連れて行く悪い人、と感じたのでしょう……

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 壁に掛けてある絵から怪物が飛び出してきたり、食器が独りでに飛んできたりと、不思議なことが起こったのでした。

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 依頼を受けた冒険者は女の子の住み着いてる屋敷の中を調査し始めると……

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 消えずにとり残された子供の話を聞いて、すぐに冒険者に依頼を出しました。


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 …こうなると大騒ぎするのは村の大人達です……

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 女の子は何が起きたのか判りませんでした。 しかし、ただ無邪気にお友達が出来ると喜んでいました。


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 残された子供の目にはお友達が突然消えてしまったように見えました。

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 …不思議なことに、屋敷の近くまで来た村の子供達を数人、屋敷の中に連れ込んでしまったのです……


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 ……ついに抑えきれなくなってしまったその思いは一つの出来事を起こしてしまうのでした……

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 その楽しそうな様子を見るたびに女の子の心はキュンと痛くなり、それが日に日に大きくなるのでした……


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 そして、村の子供達が探検ごっこと称して屋敷にそばまで遊びに来るのを女の子は窓からたびたび見るようになりました。

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 時間の変化とは激しいもので、その間に屋敷の中には誰も住まなくなり、開拓も屋敷の近くまで進んできました。

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 それは100年もの長い間続きました…


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 その腕にもう実態はないはずのうーちゃんを抱えながら……


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 天に昇ることも地に落ちることも出来ず、体を持たないままずっと生まれ育った屋敷に留まり続けるようになってしまったのです…

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 ……残念ながらそれは叶いませんでした…

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 女の子はそのあと顔の見たことのないお母さんと一緒に過ごせるようになったのでしょうか?


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 ……「お友達…欲しかった……」と最後の言葉を残して……

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 しかし、努力も空しく女の子は力尽きてしまいました…最後まで物言わぬ友達を抱えたまま…


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 お父さんは仕事を投げ出して、ありとあらゆる手段を尽くして娘の病気を治そうと努力しました。

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 女の子が重い病気にかかり、寝たきりになってしまったのです……


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 ………それは突然やってきました。


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 それでも、女の子は我が侭を言わずにうーちゃんと一緒に日々を過ごしていきました。

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 しかし、数週間もすると物言わないお友達では物足りなくなり、次第に寂しさが戻ってきました。

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 それからというものの、女の子はうーちゃんを他のどんなに豪華なおもちゃや綺麗な宝石よりも大切にして、いつもぬいぐるみを抱いていました。


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 女の子はその誕生日の夜、いつもの寂しさを忘れて満面の笑みで眠りにつけました。


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 女の子はそのぬいぐるみに「うーちゃん」と名前を付け、最初の友達が出来たのでした。

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 なんの変哲もないぬいぐるみでしたが、女の子はお父さんの手から直接プレゼントを渡されるということ自体にいっそう嬉しく思ったのです。


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 さらにお父さんは女の子に小さくてかわいい白熊のぬいぐるみをプレゼントしました。


優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 女の子はそのお父さんの一生懸命な優しさをとても嬉しく思いました。

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 そして、女の子のお誕生日にお父さんは何が何でもお屋敷に帰って、娘を祝ってあげました。

優しく吹き抜けるそよ風・フロル 優しく吹き抜けるそよ風・フロル(a25437)  2006年08月06日 21時
 そんな女の子を見かねたお父さんはある時、娘の誕生日に本当に喜びそうなものをプレゼントしようと思いました。

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