『ズルズル、ズルズル……。』
(体を引きずるようにして酒場に入ってくる、ボロ布のようなリゼル)
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「こ、今回の団旗もキツかった……。冬組なんか何故かツキユーまで描かなきゃなんなかったし……。さて、次はときめき情報局の準備を……」 |
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「わっ、どうしたのリゼルさん! ボロボロだよっ!!」 |
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「あっ、レナちゃん……。何か徹夜で団旗描いてたもんだから、流石に今回は疲れたかな〜って……。でもまだ情報局の準備が……」 |
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「そんな事はあとあと! 今はゆっくり体を休めなきゃ! はい、食事と温かい飲み物」 (何故か即座に出てくる) |
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「ううっ、ありがとう(ぱくぱく、むしゃむしゃ、ごくごく)」 |
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「さぁさぁ、温かい布団もあるから、横になってね〜」 (何故か酒場に敷かれた布団) |
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「ううっ、ありがとうレナちゃん〜(ごそごそ)。ああっ、おふとんさんがあたたかい……」 |
ZZZZZZZZzzzzzzzzz……。 (熟睡するリゼル)
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「………………」
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「ふ……………」
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「ふっふっふっ、作戦大成功! この様子なら、明日いちにちグッスリだねっ♪」
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「というわけで、眠っちゃったリゼルさんの代わりに、ボクが情報局をやっちゃうよっ! 勿論担当はボク、おひさま笑顔な翔剣士・レナだよっ」
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「情報局では、ミラルカ芸能祭当日に、皆様の生の声を受け取って、情報ペーパーを発行しているよっ。お祭の最中はいつでも投稿を受け付けているから、みんなどんどん投稿してね♪」
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「で、今日は前日なので『壮行会』をやります。お祭の前の意気込みや文化展の宣伝など、どんどん投稿してねっ。みんなの投稿、待ってるよ〜」
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