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「さーって、いよいよ明日は、キングスマインドを倒す大作戦!
私も久しぶりに、情報局の重鎮として、満を持して大・出・陣!」 |
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「……と、言いたいところなんだけど……おーわーらーなーい〜」 |
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「情報局をやりたいのはやまやまだけど、私は同盟諸国の『今』をみんなに伝えるため、この『リゼルの同盟かわら版』を完成させなくっちゃ……!」 |
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「となると、私の代わりに誰か、この重要な役目を託せる人を探さなくちゃいけないけど……」 |
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「(ぴくっ)」 |
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「うーん、ノエル君にお願いしようかしら。それとも、プルミーにお菓子でも持っていってみようかなぁ」 |
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「(じーっ)」 |
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「あ、でもプルミーだとちょっと不安だから、安心して任せられそうなエルルちゃんって手もあるわね」 |
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「……リゼルさん、誰か重要な人を忘れてないかな? かな?(どきどき)」 |
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「あ、しまった。盛り上げてくれそうなポルックくんって選択肢も!」 |
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「しくしく……リゼルさんってば、ヒドイんだよ〜」 |
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「や、やだなぁ。もう、冗談よ冗談。女の子の可愛い冗談じゃないの♪」 |
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「……リゼルさんてば、もう女の子って年でもな……」 |
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「ん? 何か言った?」 |
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「な、なななんでもないんだよっ。
そういう事なら情報局はボクにお任せ、って言ったんだよっ!」 |
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「ふーん……?」 |
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「ほ、ホントだよ。ホントなんだよっ。
じゃ、じゃあ、ボクは早速、情報局の準備をはじめるんだよーっ!」 |
(というわけで)
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「今回はボク、レナが情報局を担当するんだよっ♪ 情報局では、皆の生の声を受け取って、情報ペーパーを発行するんだよ。作戦の最中はいつでも投稿を受け付けているから、皆、どんどん投稿して欲しいんだよ♪」 |
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「で、今日は前日だから壮行会をやるんだよっ! 戦い前の意気込みや伝えたい事とかあったら、どしどし投稿してねっ! 皆の投稿、待ってるんだよっ♪」 |