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「さーて、今回の戦いはいつにも増してシャレにならんぞ。何たって相手は、このランドアース大陸を破壊しようっていう神様なんだからねー。情報局はどうしてくれようかな……」
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「こんにちはリゼルさん。ひとつ、お願いがあるのですが」 |
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「あらユリシア。お願いって何?」
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「今回の情報局、私にやらせていただけませんか」 |
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「えーーーーーっ! ユリシアがーーーー!?」
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「今回の戦いは熾烈なものです。情報局で冒険者の皆様の手を煩わせる訳にはいきません。霊査士の身で赴くのが危険な事は承知しておりますが、誰かが行くと言うのならば、私に行かせて欲しいのです」 |
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「で、でも、それじゃあユリシアが……」
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「私なら大丈夫。危険になったらすぐに逃げ出します。こう見えても、泳ぎは得意なんですよ」 |
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「……泳いで逃げなきゃいけない状況になったらもう死んでると思うけど、決意は固いようね。わかった、今回はユリシアに任せるわ!」
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(と、いうわけで……)
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「ユリシアです。今回の戦争では、私が情報局を担当させて頂く事になりました。一生懸命勤めますので、宜しくお願い致します。情報局では、皆様からの生の声を受け取り、情報ペーパーを発行していきます。投稿は、作戦の間ずっと受け付けていきます。皆様からの沢山の『声』を、お待ちしています」 |
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「今日は、明日の作戦を前に『壮行会』を行います。明日の戦いは、さぞ激しいものになる事でしょう。戦いに赴く前に、言葉として残しておきたい決意やメッセージなどがあれば、お寄せください。皆様からの投稿、お待ちしています」 |