＜第４作戦：大神ザウス＞


　ドゥーリルの灯台の最上階、『光の道』の前には、第４作戦旅団の冒険者達が集まっていた。
「みんな、準備はいいか！？」
「「応！」」
　蒼海の剣諷・ジェイク（a07389）が張り上げた声に、皆が応じた。
　第４作戦は、第３作戦に参加する数多の冒険者達の力を借りて空中要塞レアに突入、ランドアース大陸を破壊しようという創造主、大神ザウスと対決する作戦だ。
　自分達のために体を張ってくれる仲間を前に、冒険者達は士気を漲らせている。
「そういえば、オウカはどうした？」
「ちょっと気絶してもらって、あとは後方支援旅団の人達にお願いしたです。放っておいたらついて来そうだったですも」
　淡き翠の花・リアンシェ（a22889）の言葉に、小さく笑い声が広がった。
　それを聞きつつ、ジェイクは再び口を開く。
「俺達は、大神ザウスに挑むことになる。この戦いは、決死のものだ。全滅の可能性は５０％もある」
　唐突に言うジェイクに、雰囲気が一瞬硬化する。魔戒の疾風・ワスプ(a08884) が、同じく堅い口調で続けた。
「全員が、生存する……そんな奇跡的な未来は、万に一つも起こり得ないとも言われている」
　と、二人は息を吸い込み、強い口調で、
「「だから、どうした！！」」
　言い切った。
「俺達は……俺達の全てを賭けて、神にだって勝利する！」
「そして、帰ろう！　このランドアースへ！　俺達の愛する大地へ！！」
「「応！！」」

　そして、第４作戦に参加する冒険者達は、第３作戦に参加する冒険者達に守られながら『光の道』へと足を踏み入れていった。


■作戦詳細

　この第４作戦に参加するには、以下の３つの条件を満たさなければなりません。
・第４作戦旅団に所属している事
・第４作戦開始時点で重傷を負っていない事
・同時に第３作戦に参加していない事（参加していた場合は第３作戦の参加として扱われます）

　第４作戦で参加者がどんな行動を取るかは、プレイングの内容から決定します。

●空中要塞レア・そして大神ザウスについて（重要）
　空中要塞レアには、大神ザウスが存在します。「ザウスの間」にはおそらく、ザウスの意によって動き、ザウスを守る為の最終防衛機構が存在することでしょう。また、「光の道」にいるギア達は現在こちらを追撃する様子はありませんが、反転してザウスの援護にまわる可能性も否定できません。

　しかし、最も重要な事は、大神ザウスへの対応ではありません。
　「ランドアース大陸の破壊を食い止める事」が、今回の最重要任務です。
　空中要塞レアには『ランドアース大陸を破壊する為の兵器』が搭載されており、それは大神ザウスの操作によって発動すると考えられます。大神ザウスを倒すなどしてもこの破壊兵器が止まらなかった場合は、兵器を止める方法を見つけ出し、「何に代えても」兵器を停止しなければなりません。
　それでも、もし、あらゆる手を尽くしても兵器が止まらなかったら……その時は空中要塞レアを墜落させてでも、兵器の発動を停止する必要があります。おそらく避難は間に合わないでしょう。

　この作戦に参加した全員が１人も欠ける事無く帰還する可能性は０％です。
　そのような奇跡は絶対に発生しません。
　それどころか、５０％の確率で、参加した全員が死亡します。
　一人一人が素晴らしいプレイングを掛けたとしても、全体の判定によっては、全滅という結果が避けられない場合も発生します。
　運良く生き残る者がいる場合も、プレイングの良し悪しでは無く『その時、何処にいたか』といった、運不運での生死判定も発生するかもしれません。

　しかし、この作戦に成功しなければ、ランドアース大陸は海の藻屑と沈んでしまう事でしょう。
　それでは、この作戦に挑む覚悟と共にプレイングを登録してください。



■参加作戦選択解説

（１）命を捨てて使命を果たす
　命を捨てて使命を果たします（必ず死亡すると思われます）。
　この選択肢を選んだ冒険者は、空中要塞レアが自爆する……という状況でも『本当に自爆するかどうか、自爆するまで空中要塞レアに止まって見届ける』といった行動を取ります。
　この選択は、プレイングよりも優先されます。
　この覚悟の強さから、大きな活躍ができる可能性も高まりますが、その行動は命と引き換えの物になるでしょう。

（２）ランドアースを救う為ならば、命も惜しくない
　必要ならば、命を惜しむ事無く行動しますが、不必要に命を捨てるような事はしません。
　ここぞという時の覚悟では『命を捨てて使命を果たす』冒険者に劣りますが、最も効率的に命を使う事ができるでしょう。

（３）無駄に捨てて良い命は無い。必ず帰ってきてみせる
　勇敢に大神ザウスとの対決に挑みますが、勝利したからといって自分が死んでしまっては意味が無いと考えます。
　勇者と言える行動ではありませんが、最も人間らしい行動かもしれません。
　勿論、この選択肢を選んだからといって、必ず助かるなどという甘い結果とはなりません。

（４）大神ザウスとの対決には参加せず、仲間の背中を護る
　突入時点では、突破した冒険者達を追撃するそぶりを見せていません。
　しかし、このギア達が光の道を反転して、大神ザウスの援護にまわる可能性は否定できません。
　この危険に備える為、光の道周辺で反転するギアを警戒する事を任務とします。
　この選択肢を選んだ場合は、第３作戦参加者に準じる扱いとなります。


　

＜リプレイ＞


●空中要塞レアへ
　ランドアース大陸を破壊し、海の藻屑にせんとする大神ザウス。
　その目的を阻むため、第４作戦に参加した冒険者達は、光の道を走り抜けた。
「大神ザウスは、任せたわよ！！」
「分かっている、無事を祈っててくれ！」
　自分達を守る夢幻の剣閃・クラウ（a19591）に声を返し、冒険者達はひた走る。
　光の道を越えて突入する空中要塞レアの中は、暗い。
　明るさに慣れた目を数度瞬かせながら、快傑ズガット・マサカズ（a04969）は告げた。
「俺はここで、ギアが戻って来るのに備える」
「お願いね！」
　言葉を言い置いた紅玉の薔薇・レティル（a55131）に頷き、マサカズは光の道に向き直る。ギア達はいつ反転して来るとも分からない。彼はここで、それを防ぐ構えだった。
　孤独な、一人きりの戦いが、彼を待ち受けていた。

　空中要塞レアへと突入する第４部隊の冒険者達は、５つの班に分かれていた。
　大神ザウスの説得を担当するＡ班。
　大神ザウスとの戦闘時に、主戦力となるＢ班。
　Ｂ班を補佐し、部隊全ての回復を担当するＣ班。

　大神ザウスに到達するまで、Ａ～Ｃ班を守るＤ班、Ｅ班。
　最後に、戦闘不能に陥った者を救助するＦ班だ。

　そして今、先頭を行くのは、Ｄ班、Ｅ班を先頭とした一群だった。
「この先に、ギアの製造工場があったはずです。気をつけて」
　かつて、サンダース号の一員としてこのレアの内部に乗り込んだ経験のある白衣の家政夫・ライト（a02311）が、記憶を頼りに皆に注意を促す。彼等がかつて訪れた時と同じく、隔壁はその口を開けていた。
「まるで、僕達を招き入れようとしてるみたいだ……」
　その様子にどこか不穏なものを感じながら、ライト達が通路を曲がった、その瞬間だった。
「早速来たか！」
　通路の向こうから機械音を響かせて迫り来るギア達を、Ｄ班、Ｅ班の冒険者達が迎え撃つ。
「済まない！」
「構いません！　皆さん、最後の……ザウスの間まで、力を温存して下さい！」
　小さな盾・マリエッタ（a63925）の叫びと共に、彼女の手にした対戦斧【月花蝶舞】が、新たな外装を帯びる。
　神獣姫・ミルファ（a25665）が手近にいたギアの一体を殴り飛ばすと、続けざまに雪の黒鈴・ルゥム（a15089）が踏み込み、ギアのエネルギーチューブを斬鉄蹴で蹴り貫いた。
「さぁ、どんどん行きます、なぁ～ん！！　後ろの人達には、絶対に攻撃を通しません、なぁ～ん」
　第３作戦の冒険者達が光の道で自分達にそうしてくれたように、Ｄ、Ｅ班の者達は真っ向からギア達にぶち当たっていった。
「……」
　Ｅ班の古き森の・ユレイラ(a22991)は、静かに仲間達へと鎧聖降臨をかけていく。ギアの攻撃を寄せ付けない、鉄壁の守りがそこには生じた。

　冒険者達はレアの内部をひたすらに走り抜けた。
　往く道々の隔壁に忍者・ハガネ（a09806）らがシャドウロックをかけ、ギアの出現を阻む。
　そして冒険者達は、導かれるようにしてその部屋に辿り着いた。

●ザウスの間
　そこは、機械で出来た大広間だった。
　謁見の間、という言葉が冒険者達の脳裏を過ぎる。
　だが、ここは宮殿や王城ではなく、神の座す機械で出来た空中要塞。
　部屋の奥、階段状になった場所の上に鎮座するのは、玉座ではなく冒険者達のあずかり知らぬ巨大な球形の装置だ。
「あ……外が、見える？」
　球形の装置の表面には幾つもの硝子のような板が埋め込まれ、その板の上にはどこかの光景が描き出されていた。刻一刻と形を変えるその光景は、今現在の外の様子を表したものだろうか。
　光の道で戦う冒険者達の姿が、レアの突入口付近で退路を確保する仲間達の姿が、そして自分達の姿が、そこには映し出されていた。

　そして、その装置の前に立つ存在があった。
　圧倒的な威圧感を放つ一つの男性。
　姿形はヒトと変わらねど、そこから放たれる圧倒的な存在は、ヒトを遥かに超越していた。
　その名を、冒険者達は知っている。
「大神、ザウス……」
　ランドアース大陸を創り出した、創世の神。
　そして今や、ランドアース大陸を破壊せんとする破壊神でもある存在だった。

　大神ザウスを見上げる冒険者達の脳裏に、大神ザウスの『声』が響き渡る。
『……来たか……未だ目醒めぬ竜達よ』
　警戒していた様な、一方的な攻撃は無い。その事実を確認し、【桜】の紅蓮の颶風ルーズリーフ・グウェン（a19529）は思考する。
（「こちらの出方を伺っているのか……」）

　大神ザウスは、時間を稼ぐだけでもその目的、ランドアースの破壊を成し遂げることが出来る。それ故に、一方的に戦闘を仕掛けようとはしていないのだろう。
「聞いて下さい、大神ザウスよ！」
　大神ザウスの前に進み出たのは、ザウスを説得せんと名乗りを上げた者達だ。
『そこで、止まれ』
　脳裏に響くザウスの言葉に、彼等は従い、立ち止まる。
　彼等は手にしていた武器を仕舞い、大神ザウスへの敵意が無い事を示す。

「創世の御手にして人々に二度の命を与えし偉大なる神ザウスよ！我らはこの世界の行く末についてお話したく参りました。御身とて此度の事は不本意の筈。どうか今一時その手を休め我らの声に御耳をお貸し下さい」
『……』
　無言を保つ大神ザウスに、天壌無窮・シヤク（a14804）が語りかける。
「先の非礼、心よりお詫び申し上げます。神がおられたという事実、突然突きつけられた言葉に、戸惑い、貴方の慈悲を撥ね付けてしまった。けれどその時は、そうしないと民を守れぬ…そう思ったから」
「ザウス様、掛替えの無いこの世界を創造し……守護の為お一人で長くご苦労されてきた事に心より感謝申し上げます。その慈悲を以って今一度機会をお与え下さい。この世界を生かす術をご一緒にお考え下さいませんか？」
　荷葉・リン(a00070) の言葉に、海底撈月・ビルフォード（a15191）が続く。
「貴方の本来の望みは貴方の子供達の幸福でしょう？全てを消しても、それが未達成な事実はきっと貴方の心に刺さる。それは嫌だ。貴方の望みも叶って欲しい。希望のグリモアを軸に互いの望みを近づけたい」
「叡知を持った貴方は、僕達がドラゴン化するとおっしゃいますが、貴方の予見できぬ未来もあるはずです。僕達から希望を奪わないで下さい。僕達はグリモアへ誓った民の守護のため世界を守る努力を厭いません」
『神の知恵は絶対である。故に、汝らがドラゴン化する事も、また絶対である』
　ぐ、と言葉を詰まらせた小さな探究者・シルス（a38751）。
　だが、蒼穹に舞う翼・アウィス（a24878）は続けて言葉を重ねる。
「我々は希望のグリモアの冒険者として、この世界の平和を、生きとし生けるものの幸せを護りたい。その点では貴方と意見が合うと思いますし、その手段を広く後世に伝える方法を模索したく存じ上げます」
『平和を護るための手段はただ一つ。お前達が、我に忠誠を示す事。……そう、言ったであろう』
　再び自分への忠誠を求める大神ザウスに、しかし鱗はお茶の味・オルフェ（a32786）は首を横に振る。
「『敵対する相手なら・守るべき相手ではないのなら、何をしてもかまわない』それを由としているトロウルを見ているからこそ、誓えない。僕たちは『逃げることでしか身を守れない人達を守るため』に冒険者になったんだ」
　その言葉に、ザウスから冒険者達へ、諦めの念波が伝わって来る。
　それは、同盟諸国の冒険者達の度し難さを嘆いているかのようだった。
　異邦人・コウイチ（a00462）が言葉を繋ぐ。
「貴方から見れば安易に剣や拳を振るう僕らは確かに愚かでしょう。でも僕達はただ純粋に力無き民を守りたいだけ……僕達がこの先世界の脅威となるのなら、何故神々はグリモアを……希望のグリモアを遺したのですかっ！？」
『希望の、グリモア……？』
　かすかに興味を持ったような反応が返って来た。潜入部隊の冒険者達は、希望のグリモアのことを大神ザウスに伝えていなかった。
（「もしかすると、大神ザウスは希望のグリモアの存在を知らなかったのか……？」）
　しめたとばかり、朱ぬ運命の復讐姫・シュゼット（a02935）は言葉を紡ぐ。
「古代ヒト族が大きな過ちを犯し神々が世界を見放した時、とある神が残した希望のグリモア。全ての種族で共有できるという特性のこのグリモア、これこそがその神が僕達に与えてくれた希望じゃないの？」
「他の神々は本当に諦めてこの地を去ったのでしょうか？少なくとも僕達に希望のグリモアを託した神は、最後まで人間の可能性を信じてこの地を去ったのではないでしょうか？」
　シュゼット、そして朱の明星・エトワール（a07250）。
　二人の発言に、しばしの沈黙があった。冒険者達の間に一瞬の希望が生まれる。
　だが、大神ザウスの告げた言葉は冷たいものだった。
『汝等は……やはり、かつてと同じ過ちを繰り返そうとする存在だ。
　世界に生きる全ての種が、１つのグリモアの元に統一される……それを為すグリモアとは、かつての繰り返しを生む、悪しき存在に他ならない』
「そんな！？」
　希望のグリモアの特性を否定され……いや、それどころか希望のグリモアこそがドラゴン化を呼ぶ存在であると言われ、冒険者達の間にざわめきが走る。
　だが、あきらめの悪さも同盟諸国の冒険者の美徳の一つだ。
「今貴方が行おうとしている事は問題の先送りでしかない。滅ぼして終わらせようとする貴方はドラゴンの脅威からただ逃げているだけだ。命を生み出した者として、そんな方法で責任を取るのは間違ってる！」
　イゥロスの言葉に、ザウスの反応は微かに変わった。
　それは、ドラゴンの脅威を知らぬ同盟諸国の無知へのものか、それとも図星を突かれたことへの怒りだっただろうか。
「私達に賭けてみませんか？私達も我欲を求める事はありますが、それは力を欲するよりも信念を貫く方に向かうのです。私達はザウス様ほどの強大な力よりも自分の信念に従って行動する道を選んだ存在ですから」
「冒険者の誓いをもって貴方の意志を継ぎたい思うですの。『一つ、過ぎた力を求めず平和を愛する☆』。これを守らない冒険者は、ドラゴン化する前にボク達がやっつけるですの」
　緑薔薇さま・エレナ（a06559）、魔法の三号戦車少女・キッカ（a19505）が続けざまに言葉を紡ぐ。だが、
『我に忠誠を誓わぬ者が、その誓約を守れるはずも無い』
　大神ザウスは、そう断じた。
　それは、大神ザウスと冒険者達の意見が、平行線である事を示していたのだろう。

　次々と言葉を紡いでいく冒険者達。
　だが、大神ザウスは、冒険者達の問い掛けに応じなかった。
　過ぎて行く時間に、冒険者達の間に焦りが募る。
　と、淡雪ノ夢・フリーデルト（a27331）が装置に映し出されたその光景に息を呑み、告げた。

「見て下さい、レアが……！」
　装置に映し出される光景の中、レアに強大なエネルギーが収束していた。レアの中央部には輝きが宿り始めている。その輝きがさらに高まった時、ランドアース大陸を破壊するだけの力が生み出されるであろう事は想像に難くなかった。
「以上が我々の訴えです。もしこれで、今なお大陸の破壊を思い留まって頂けないのでしたら…私達冒険者が最優先すべきは民を守る事。この大陸を守る為、命を捨ててでも貴方を止める覚悟です」
　ムツミが、言って話を締め括る。
　だが、大神ザウスの表情は揺るぐことなく……そしてレアの最終兵器へのエネルギー供給も、また、止まる気配は無い。

「やるしか、無い……」
　冒険者達の顔に、決意が宿る
　大神ザウスとの戦いの、始まりだった。

●神に刃を
「力の善悪はその使い方で判断されるべきだ。俺達にはまだ無限の可能性がある。大神などに、未来を勝手に決めつけるさせな！」
　チャンピオンハート・トウガ（a42909）の叫びと共に冒険者達が一斉に自らの武器を抜く。
『真に世界を救うことなど、もはや出来ぬ。神に弓引くお前達の行いは、ドラゴンへの道を歩んでいるのに他ならない』
　瞬間、
『――我が神意は総てを動かす』
　広間は、冒険者達にとっての敵となった。
『神に刃を向けること……それが、いかに愚かな行為であるか、自らの身をもって知るが良い。
　――発動せよ、最終防衛機構――』

　大神ザウスの言葉と共に、金属を叩いたような音が響いた。
　最初に動いたのは、ザウスの間を形作る壁だった。
　壁を構成する金属板が高速で隆起し、瞬く間に二つの塊となる。
　圧して迫るその形は、冒険者達にも馴染みのあるもの。５本の指を持つ、金属の拳だ。
　だが、その大きさは巨大の一語に尽きた。
　広間の奥にいたザウスの姿が、冒険者達の目から見えなくなる。
　続けて白熱を開始した一対の拳は、ザウスの間の大気を灼きながら冒険者達へと叩き込まれた。放たれる赤熱、そして拳の動きがもたらす震動が、ザウスの間を揺るがしていく。

「危ないっ！！」
　飛び出した正義の矢・リュティーク（a27047）は、最前列にいた説得班の面々の前に身を躍らせる。拳の一撃が、彼女の腹部にめりこみ、そして、
「――！！」
　吹き飛んだ。リュティークの体が、魔炎に包まれる。リュティークを癒すべく、医術士達がアビリティを発動させる。
「まさか……この部屋全てが、ザウスを護る最終防衛機構だっていうのか！？」
　は驚愕を唇に昇らせながらも、傷ついた前衛達のためにヒーリングウェーブを発動させる。
　癒しの波動に傷ついた体を立て直し、氷壁の勇魚・キル（a39760）が拳型防衛機構へとホーリースマッシュを放った。空気を裂いた一撃が、防衛機構の指に大きな傷をつける。
「どうだっ！！」
　だが、その代償は、一度開いた拳が再び閉じる事によってもたらされた。
　赤熱する拳に強力に握りこまれ、キルの体が軋む。一瞬にして護りの天使が消滅し、
「キル！」
　炎よりもなお熱く・ラキ（a61436）の放った黒炎がぶち込まれた事で、彼は解放される。
「助かった！」
「油断するな、攻撃はあれだけじゃないぜ！」

　部屋に生じた変化は、壁から現われた手のみに留まらなかった。
　ザウスの間の床、その一角から、真白き槍が生み出され、宙に浮き始めていたのだ。
　その数は多数。
　先端は鋭く、そして氷槍は、周囲に冷気を撒き散らしていた。
「あれも、防衛機構の一部か……」
「来るぞ！　皆、気をつけるのだ！！」
　中の人などいない・ディスティン（a12529）が警戒の言葉を飛ばした直後、まるで意志あるもののように掌の間をかいくぐり、白の槍は群れを為して、冒険者達へ飛来する。
　間一髪、かざした盾で槍を食い止めた冒険者達。だが、槍は砕け、細かなつぶてと化して冒険者達の体を襲った。多数の冒険者達を続けざまに凍てつく冷気が襲う。
　即座に凱歌を歌い上げ、仲間達の体を癒す薄紅純愛砂糖菓子・マリエッタ（a40646）は、仲間達の受けた傷の深さに戦慄を覚えた。
「だ……大丈夫ですか？」
「ああ……けど、こんなものが、神の力だっていうのかよ！？」
　応じかけた黒紋の灰虎・カラベルク（a03076）の耳に、今度は天井からの音が響いた。

　音の源はザウスの頭上付近の天井。
　そこが開いたかと思うと、筒の様な形状の防衛機構が姿を見せる。
　その筒状防衛機構の先端に光が収束する。紫の光は、雷のそれに他ならない。
「散開しろ！！」
　玄風・アムリア（a38131）の叫びが響く。だが、避ける余地など与えはしないと言わんばかりに、ザウスの間の大気を焦がしながら紫電が飛んだ。

　炎拳と氷槍、そして紫電。
　三種の攻撃は滝のように降り注ぎ、冒険者達の体を傷つけていく。
　召喚獣の活性化からそう力をつけていなかった千個師団・テラ（a48288）の体が、最後の凱歌を発動させると同時に崩れ落ちる。
「しっかりしろ！！」
「……すまん」
　その体を紅華・シュコウ（a04811）が担ぎ上げ、ザウスの間の入り口側へと運んで行く。

　戦闘不能に陥る者は出、そして前進は遅々としたものにしかなっていない。
　だが、冒険者達は一歩も退くことなく最終防衛機構に挑んでいった。

　ランドアース大陸を救おうとする事が、自らの命を捨てることであると知っていたのに。
　自らの命を捨てれば、ランドアース大陸を救えるかもしれないと知るからこそ。
　冒険者達は、神と直接対峙する、この作戦への参加を選んだのだ。
　故に。

　冒険者達は、決して恐れなかった。
　冒険者達は、決して挫けなかった。
　冒険者達は、決して諦めなかった。

　そして、彼等の意志が最終防衛機構の護りを突破する時は訪れる。

　右の掌の中央に、蒼奏・キリ（a00339）の放った黒炎が突き刺さる。
　熱波に体を焼かれながら、宵咲の狂華・ルビーナ（a00172）はがむしゃらに左の拳へと攻撃を繰り返していく。
「諦めるなんて神の言うべき言葉じゃない！」
「大陸を破壊し、民に害なそうとする輩を討たずして何が冒険者か！！」
　冒険者達の攻撃が集中し、前方を遮っていた双掌の間に道が出来る。壁を構成する金属板が再び結集して拳の形を取ろうとするが、冒険者達の集中砲火がそれを許さない。

　前方が開いた瞬間、冒険者達は一気に飛び出した。
　連射で襲う氷槍と雷光が、蒼氷の剣舞神・ヒサメ（a31182）の鎧に突き刺さらんとしたその瞬間だ。
「重騎士の本懐！　今こそ見せる！」
　蒼氷の鎧の表面で氷の槍を受け止め、ヒサメは雄叫びを上げた。
　勇壮な叫びに冒険者達の勢いが増していく。

　そして、冒険者達は大神ザウスへと肉薄する。
　最初に切り込んだのは、愛煙家・ビリー（a03028）だった。
　ビリーは一瞬の隙をついて前へと躍り出ると、素早く紋章を宙に刻む。
「最大火力だ……持って行け」
　だが首を動かし、飛来した炎をかわしたザウスは、返礼とばかりに氷の槍を投射する。凍てつく冷気の塊に貫かれ、ビリーの体が肩から凍結していく。
　凍傷のもたらす痛みに蝕まれ、血の紅に染まりながら、しかし彼は笑みを浮かべた。
「……ふ」
『――』
　ビリーの笑みに戸惑ったような思念が、ザウスから伝わって来る。
　しかし、ザウスが冒険者達の攻撃を回避した、その事実が示す事は一つだった。
「みんな、俺達の攻撃は神にも利くぞ！！」
　応、と快哉が上がり、冒険者達の動きが加速する。
『――人の身で神を試す愚かさを知れ』
　もはや冒険者達を近付かせはしないとばかり、最終防衛機構の攻撃は大瀑布と化して冒険者達に襲いかかる。
　最終防衛機構は、もはやザウスの一部だった。
　神の怒りを体現するかの如く、その威力は留まるところを知らない。

　だが。
「あんた、確かに強いぜ……けどな！」
「ボク達には、守りたい友がいる……命を賭けても、奪わせないよ！！」
　終焉と踊る黒華・クリストフェル（a40491）の放った黒炎、白い月と澄み渡る青い空・リオネア（a27611）の放った轟炎が、ザウスの体にぶち当たり、そして火の粉を撒き散らした。
　焼け焦げるザウスの肌から溢れ出す血の色は、冒険者達と変わらぬ紅だ。
『不遜』
　その身に傷を受けた事への怒りを籠めてか、ザウスの思念が接近していた冒険者達の脳裏に突き刺さる。
　頭の中身を内側から掻き混ぜられているような不快な感覚が走り、ザウスに近付いていた冒険者達の目から、滂沱と血が溢れ出た。
　だが、血に塗れた表情で、それでもなお殺刃衝動・ミシェル（a43211）は凄絶な笑みを浮かべてみせる。
「そんなもんじゃ、私は死なない……私を殺すのは漆黒の意志を持つ刃のみだ」
　繰り出される殺刃、抜き打ちの一撃が、ザウスの体に新たな傷をつける。
　一撃一撃は、大した痛手となっている様には見えない。
　だが、たとえ微かな傷だったとしても、その積み重ねは確実にザウスの体にダメージを蓄積させていくはずだ。

　しかし、大神ザウスは、やはり神と呼ばれるだけの力を持つ存在であった。
　防衛機構が大神ザウスに肉薄していた冒険者達を薙ぎ払い、押し戻し、そして傷つける。
　癒しの力が惜しみなく注がれ、それでもなお、戦闘不能者が続出していく。

●神の最期
　戦いが開始されてから数分、既に冒険者達の中に傷つかない者は一人もいなかった。
　既に幾人もの冒険者が戦闘不能に陥り、ザウスの間から運び出されている。

　対する大神ザウスの体も、べっとりと血で塗れていた。
　人間であれば、とうに行動不能になってもおかしくない、それだけのダメージをザウスは受けていたのだ。
　だが、２００人近い冒険者達を相手にして、その体を血に塗れさせながら、大神ザウスは傲然と冒険者達を睥睨し続ける。
　その姿には、このランドアース大陸を生み出した創世神としての威厳が、確かに宿っていた。

「でも……負けるわけにはいかない……！！」
「……信じるんだ、ボク達は、絶対に神に打ち克つと！」
　冒険者達が叫び、そして、その瞬間はついに訪れた。

　イリュージョンステップを発動させた閃剣の蒼輝竜・ヒリュウ（a12083）は防衛機構の攻撃をかいくぐり、ザウスへと肉薄する。ザウスの視線を避けて右へ、見えざる精神波をかいくぐり、さらに右へ。
　身を翻し、飛来する氷の槍を蹴り飛ばして、翼が宙を舞い飛び、
「――ッ！」
　雷光が、ヒリュウの体を打ち据えた。だが、ヒリュウの武器から飛び出した不可視の衝撃はザウスの体を大きく揺らがせる。
　一瞬の間隙が生まれ、瞬間、断罪の剣姫・ティーザ（a14734）が猛然とザウスの元へ走り込んでいた。最終防衛機構からの攻撃の手がかすかに緩んだその瞬間、一挙に距離を詰めた天武の申し子・シュラ（a13883）は武器の柄に手を沿える。
「剣の道……今、ここに極めた……！！」
「私達は……最後の最後まで、希望を捨てない！！」
　二条の剣閃が、大神ザウスを十字に切り裂く。そして、二人が飛びのいたその瞬間、
「俺らの意地、根性……全て受け取りやがれ！！」
　叡智の勇者・コウ（a15072）の放ったエンブレムノヴァがザウスにぶち当たった。
　紋章の輝きが収まる瞬間、防衛機構の動きが不意に止まる。
　そして、大神ザウスの上半身がガクリと崩れ落ちた。
『我は……愛する世界を……ランドアースを……』
　冒険者達の脳裏に響いていた声が、次第に小さくなり、そして消える。

　――それが、ランドアース大陸の創世神、大神ザウスの最後だった。

「あなたが、ランドアース大陸を愛していた事は……私達にも分かっています」
「後は、任せな。ドラゴンだろうが、なんだろうが。同盟諸国の冒険者が、必ず倒して……この世界を、守るさ」
　世界を護りたい。
　その想いを等しくしながら相容れなかった大神ザウスへ、キルは、静かにそう告げた。


●止まらざる絶望、一筋の光明
「よし、これで……最終兵器の発射は無い！！」
「いや、まだです！！」

　――その瞬間だった。
　冒険者達の足元が、大きく揺れた。
　続けて、大神ザウスとの戦いに傷ついた冒険者達の耳朶を打って、金属の唸りが上がり始める。

　力が、集まっている。

「やっぱり、か……」
　業物収集家・アルト（a49360）の視線は、ザウスの背後にあった装置に埋め込まれた、レアの外部の様子を映し出す機械へと向いていた。
「まだ、レアの動きは止まっていない……」
　戦闘を乗り越え、奇跡的にまだ稼動していたその板の上には、空中要塞レアの各所から漏れ出している輝きが、強くなっている様子が克明に映し出されていた。
「このままじゃ、最終兵器の発射は止まらない！」
「やっぱり、最終兵器自体を止める手段を探さないと……！」
　キッカの唇から、苦いつぶやきが漏れる。
「なら、どうすればいい！？」
「……落としましょう。安全なところに」
　アルトの声に、皆が頷く。

　大陸を破壊するだけの力を持った兵器を内包する空中要塞レア。
　それがランドアース大陸の地表に墜落すれば、空中要塞レアは大爆発を起こし、ランドアース大陸に計り知れない被害をもたらすだろう。
　安全なところまでレアを移動させ、その上で墜落させねばならない。

　冒険者達の足元が、大きく揺れた。
　空中要塞レアは、最終兵器の発動に向けてその力を収束させているのだ。まるで、己の主、ランドアースを破壊せんとした大神ザウスの遺志を継ごうとするかの如く。

　酔生夢死・シラネ（a30299）が、ポツリと呟いた。
「……やろう。ここに来た目的を、果たそう」
「ならば、作戦通りに……」
「ああ。レアを止めて……ランドアースを、護るんだ！」
　決意を固める冒険者達の中、リンは大神ザウスの側にあった装置へと駆け寄った。大神ザウスが、この装置から発射命令を出そうとしていたことは疑いようが無い。
　だが、装置は大神ザウスの死と共に、その機能の大半を失っていた。ろくに動こうとしない装置に舌打ちしつつ、月影の魔術師・バイビレッジ（a13869）は調べを進めていく。
「何か手がかりはないか……何か……！！」
　最終兵器の発動までに猶予がない事は、装置に映し出される外部の様子からも明らかだ。
　ランドアース大陸の消滅を防ぐためには、一秒たりとも無駄には出来ない。
　懸命に装置を探る彼に、同じく紋章術士の久遠の白の探求者・ユリウス（a04661）達が声を掛ける。
「僕たちは、こちらを！」
「頼む！」
　焦りの中で冒険者達が装置を動かすうち、不意に空中へと光の線が放たれる。一瞬ぎょっとしたリンは、その光の中に浮かび上がったものに、彼は目を瞬かせた。
「これは……地図？」
　光の線が為すのは、一つの地図だった。空中要塞レアの内部構造を示すその地図を、バイビレッジ達は手早く書き写していく。
　そして、その中にあった文字に、叡智の勇者・コウ（a15072）の手が止まった。
「これだ……間違いない！！」
「ここが『ザウスの間』……最下層が『動力炉』、最上層に『中央制御室』……！！」
「最終兵器に力を供給しているのが『動力炉』か。『中央制御室』で、この空中要塞レアを動かす事が出来るのか？」
「分からない……でも、行くしかない！」
　光明が、見えた。
　古き神の使徒・サビル（a00958）と紅華・シュコウ（a04811）が、皆に素早く指示を飛ばす。
「残る者だけで部隊を編成しろ。二手に分かれ、目的地を目指す」
「Ｆ班！　戦闘不能者を帰らせるんだ！」
　見出した一筋の光明を、この大陸を救う希望の光へと変えるために。


●命の使い方
　忍び達が隔壁にかけたシャドウロックを解除すると共に、冒険者達は幾つものグループに分かれ、次々と最終の間を飛び出していった。通路にいたギアの群れを、漆黒眼・イゥロス（a05145）の放った暗黒縛鎖が絡め取る。
「急げ！　レアが爆発する前に！」
「外の奴等に、伝えて欲しいであります！！　自分達はレアを動かすと！！　光の道は消えると！！」
　一刻も早く、外にいる者達にも第４作戦参加者達の決定を伝えんと、光の道へ駆け戻っていく者達に、リザードマンの特務曹長・マウザー（a49202）はそう声を投げかける。
　最終兵器の発動は間近い。
　荒れ狂う光の中を、冒険者達は一心不乱の勢いで駆け抜けていく。
「ボクの後ろに乗って！」
　巫女さんふぁいたー・チトセ（a30031）は召喚獣グランスティードを呼び出し、他の冒険者達をその後ろに乗せると全力で走り出した。空ノ蒼色・イオ（a21905）や黒紋の灰虎・カラベルク（a03076）など、グランスティードを活性化していた者達がチトセに続く。無理矢理２人を自分の後ろに乗せたグランスティードは、その能力を遺憾なく発揮する。
「間に合わせる……絶対に！」
　グランスティードの背に跨り、決意を胸に冒険者達はレアの通路を駆け続ける。

●道程の果て
　レアの中に残ることを決めた冒険者達は、レアの奥、動力炉と中央司令室へと至る通路を駆け抜け、破壊を為していった。
　最終兵器の発射まで、残された時間がもはや僅かなものでしかないであろう事は明らかだった。壁や床を時折駆け抜けるエネルギーの奔流が、その事を如実に物語っている。
　大陸を破壊するためのエネルギーは、この巨大なレアにとってさえ、その全力を発揮せねば実現し得ないものなのだろう。
　空中要塞レアの最下層、動力炉へと向かう永遠の・フルヱ（a00598）が両手に構えた大包丁が次々とパイプを切り裂いていく。だが、あまりにも巨大過ぎるレアの動きは、その程度では止まらない。
「ちっ、やっぱこんなもんじゃダメかい！」
「やはり、動力炉を破壊するしかわね……」
　銀ギツネの・ルナール（a05781）の言葉を、皆、理解してはいる。
　だが、果たしてこの広大な空中要塞の中で、動力炉へと至ることが出来るのか？
　一瞬生じかけたその疑問を、朱の明星・エトワール(a07250)の叫びが吹き飛ばす。
「私達は、必ずこの作戦を成功させると……ランドアースを守ってみせると、誓ってここに来たはずよ。その結果として、この命が残るかどうかなんて些細なこと！」
「大好きな人達が暮らすランドアースを失いたくない。ランドアースを守れるなら、この『命』、惜しくはないよ！！」
　長靴を履いた白猫・ミミ(a05801)が応じ、大神ザウスと最終防衛機構との戦いで疲れ果てていた皆の表情に、再び力が宿る。

　冒険者達は空中要塞レアのさらに奥底を目指し、隔壁をくぐり、ギアの製造工場を走り抜ける。
　その背を追って飛び、駆け寄り、這いずるギア達は、ルナール達へと一切の容赦を持たない攻撃を仕掛けて来ていた。
　冒険者達の中から幾人かが立ち止まり、そして振り向きざまに襲い来る無数のギア達へと攻撃を放つ。剣と術との閃きが起こり、金属の断ち割られる音が轟音の中でさらに響く。
「……ここは、俺達に任せてくれ」
「露払いは、私達の仕事ですからね」
「あなた達は、先に行って！」
　振り返り、止めようとする声を発しかけた春告げの櫻姫・カヅキ（a31571）は、発しかけた言葉を喉の奥で噛み殺し、再び前を向いた。
「……それでは、また」
「……ええ、また」
　止まる時間、言葉をかわすその一瞬すらも、今は千金の価値を持つ。
　別れを、惜しみたい気持ちはあった。
　だが、それだけはしてはならない事だった。
　貴重な時間を、ギアとの戦いで浪費させぬために、仲間達を先へと進ませるために、エトワール達はここで戦うことを選んだのだから。
　隔壁の閉じる音が、永遠の断絶を示してギアの製造工場に響き渡る。

　隔壁の向こう、先を急ぐ足音が遠ざかっていく。
「動力炉は、お願いします」
　呟き、碧刃・リオ（a27356）達はギアとの戦いを開始した。
　広大なレアの中は、ギアの工場であると作戦指令書に書かれていた事を、リオは改めて思い出す。強大な力を持つ魔風ウェルダン達も、この工場で作られたのだろう。
　光の道で襲って来たギア達も、また同様だ。
　だが、光の道での戦いに、大神ザウスは戦力のほぼ全てを注ぎ込んだらしかった。
　いまや冒険者達の前に現われるのは、半完成品としか思えぬような姿のギア達だ。
　敵勢を為すのは、歪な機械の群れのみ。
　その数は、この場にいる冒険者達にとっては、圧倒的とも言えるものだ。
「なんて数……でも、みんな良かったの？」
「こういう時は、みんなの命をくれ、というのでありますよ」
　マウザーは愛用のボウガンを構えて莞爾と笑う。
「愛している人が生きるこの大地を、共に歩みたかった人が残したものを。守るために全力を尽さないのは私の流儀じゃないから……最期まで戦います」
「愚問だね。死の覚悟がないなら最初からここにはいない。犬死するつもりはないけど、死ぬことでしか同盟の人達や大陸を救えないなら……こんな命、喜んで差し出すよ」
　エトワールの問いに、リオと紫の翼・レミリア(a26506)が応じてみせた。
　叡智の勇者・コウ（a15072）は、『ウィスタリアス』を構えて見せる。
「俺は大神ザウスの考えが気にいらねぇ。あいつの考えたこんな結末、命を賭けても止めてやる。……最後に会いたい奴ももういねぇんだ。未練なんてねぇよ」
「それほど残りがあるわけじゃなし、そろそろ死んでもいい頃合いさ。……しかし、こういうのは普通、年寄りが先だろ？　順番は守って欲しいもんだねぇ……」
　コウの放った炎弾が、ギアが防御のために降ろしていた腕を、強烈な勢いでかちあげる。
　その瞬間、フルヱの両手に構えた大包丁が続けざまにギアの脚部に叩き込まれた。
　無様に転倒するギアの頭部へ剣を突き刺し、トドメを刺すのは古き森の・ユレイラ(a22991)だ。
　ユレイラは何も言わず、手にした剣を構えてみせる。ただその行いだけが、雄弁にその決意を物語っていた。
「神だろうが冒険者だろうが死ぬ時は死ぬって事じゃ。楽しくいければ、それで良い」
　宵咲の狂華・ルビーナ（a00172）
「覚悟なんか、とっくに出来ています。……あとは、やるだけですよ」
　深紅の・ヴァルドゥズ（a14643）の繰り出す剣は、ギア達を寄せ付けず、紅華・シュコウ（a04811）の放つヒーリングウェーブは、皆の背をしっかりと支えていく。
「我は剣。誓いには背かず……護るべきこの世界を、護る！！」
　そして、幻影誓・クラウディア（a06135）
「俺は、後悔しない為に此処に居る。譲れないものを譲らぬ為に命を落と時が来るなら、それは詮無いこと。それを覚悟と呼ぶのなら……疾うに出来ているよ。この命、既に賭けてある。まっ、只でくれてやる気は無いがね」
　そして冒険者達は、最後の命を懸けて、魂の叫びを唱和させる。
「命を捨てるというのは無駄死にの事だ。俺達が死んだとしても……それは無駄じゃない」
「ならやろうぜ！　やってやろうぜ！！　俺達は、タダじゃ死なないってところを！」
　そして、死闘が開始される。
　冒険者達の上げる勇猛な叫びは、命を籠めた魂の声は、レアの立てる唸りの中に消えていった。


●天使と死神
　中央司令室へ向かおうとした冒険者達は、思わぬところで足止めを喰らっていた。
　彼等が目指す中央司令室の前には、１つの部屋があった。
　その部屋の名は、『終着の間』。
　そこで冒険者達を待ち受けていたのは、強大な力を持つ２体のギアだった。
　冒険者達の技をコピーする純白の女性型ギアと、ギア達の司令たる漆黒の男性型ギアだ。
　かつてサンダース号の冒険者達を敗退に追い込んだそのギアは、このランドアースの危機にあって、再び冒険者達の前に立ちはだかっていた。
「まともに相手をしている暇は無いわね」
　殺刃衝動・ミシェル（a43211）の言に、数人の冒険者が頷く。
「こういう時、言うセリフは決まっていますよね」
「『ここは俺達に任せて、先に行け！』……だろ。一度は言ってみたいセリフだよな」
　彼等はうなずきをかわし、他の冒険者達を促した。
「聞いてたろ？　……行ってくれ」
「ご無事で……」
「当然、だろ？　また後でな」
「……ええ、また後で」
　幽明境異・クレア（a05571）の言葉に、半分ほどの冒険者達が同調する。
　ギアの相手をすると決めた冒険者達を残し、中央管制室を目指す者達は走り出した。その背を追撃しようとした女性型ギアを、三日月の導師・キョウマ（a06996）が食い止める。
「既に片翼を失った身、今更惜しむ命でもありません。民を護る為に己の命を使う、冒険者の最後としては良い死に場所でしょう」
　背に格納していた翼型ユニットを展開して後退する女性型ギア。追撃のためにキョウマは前に出ようとし、その瞬間に気付いた。追撃をかけようとしていたミシェルの頭上から、昆虫の様な小型のギアが襲い掛かろうとしている。
「敵の増援！？」
　咄嗟に放った攻撃は、そのギアを爆発、四散させた。
　漆黒の男性型ギアが指を鳴らすと、壁の上部に開いた穴から、小型ギア達が現われ始める。
「うじゃうじゃと出て来やがったな……」
「わたしの一番大切な人は既に向こう側だもの、死ぬことは怖くないわ……ただ成すべきことを成せずに倒れるのだけはごめんよ。絶対に」
　リュティークは言い、鋭い視線でギアの群れを見据えると即座に弓を射ち放つ。
「……俺はここに来て、救われた。俺を救ってくれた人々を助けるためならば、この命を代償にしてでも戦い抜いてみせるさ」
　紫雨と共に吹き荒ぶ黒風・エクセル（a53426）は、気の刃で現われたギア達を切り裂いていく。
「いいじゃない。さぁ、最期に大きな花火を打ち上げましょ、パーッと、ね」
　楽しげに言い、ミシェルは皆に視線を送った。
「ところでみんな、アビリティの残りはどれだけあるの？　私、デストロイブレードだけよ」
「最終防衛機構を壊す時に使い切った」
「ヒーリングウェーブが１２回……今ので１１回」
「凌駕だけはあるが」
「そして私のエンブレムノヴァはさっきので打ち止めです」
「……成る程」
　しばし沈思黙考したクレアは、ややあって告げた。
「……つまり、余裕」
「そうか。なら、最後の戦い、負けで終われるはずが無いな」
　そして、冒険者達は、ギア達へと向き直った。
　気楽な声で言いながらも、その表情は真剣そのもの。
　このギア達に、仲間を追わせるわけにはいかない。仲間達には、このレアを止めるという重大な使命がある。
　その邪魔をさせてはならない。故に彼等は、絶対に、勝利しなければならないのだ。
　敗北するであろう可能性は幾らでも存在し、生存出来る可能性は無に等しい。
　だが、その事を、今さら恐れる必要がどこにあるだろう？
「私の望みは、古き神の終焉と共に終った……あとは同盟諸国のために戦うのみ」
　古き神の使徒・サビル（a00958）が拳を繰り出す。その横で、雪の黒鈴・ルゥム（a15089）はギアを蹴り飛ばしていた。
「本心から頑張りたい、と思った上での参加です、なぁーん。後悔のないように全力で頑張るつもりです、なぁーん」
「わたしはザウス様の仰る通り、欲の深い人間です……。だから、わたしの大事な人たちを傷つけるなら神でさえ、許しません！　その望みも、かなえさせない！」
　小さな盾・マリエッタ（a63925）
「覚悟して、此処へ参りました……。この地に住む皆様の為に、未来を守る為に…その為に命をかけましょう」
　淡雪ノ夢・フリーデルト（a27331）は静かに言い、そして仲間達が去った扉の方を見た。
「頑張って。絶対に……負けないで」
　管制室へと向かった仲間達のため、彼等は絶望的な戦いへとその身を投じていく。
　ギアを断ち割る金属音は、終着の間に高らかに響き渡った。


●空に希望を
　中央管制室へと入った魔法の三号戦車少女・キッカ（a19505）をはじめとする冒険者達は、そこで奇妙な声を聞いていた。
『最優先命令権利者・大神ザウスのロストを確認しました。空中要塞レアは、最終兵器発射準備を実行中です』
「何を言っている……！？」
「この声は、何なの？」
　キッカ、そしてキッカのためなら死ねる・マイン（a20600）、二人の問いに対する応じは、再び無機質な声として響く。
『空中要塞への命令は、基本的に精神感応を用いて行われます。音声入力は、人工知能『レア』への質疑に限られますのでご注意下さい』
　どこかズレた返答。
　だが、質問に答えてもらえるのであれば丁度良い。
「なら、今すぐ最終兵器の発射を止めるにはどうすればいい！！」
　声が上がる。だが、その命令に対する返事は冷たいものだった。
『最終兵器の発射停止は不可能です』
「なっ……！？」
『最優先命令権利者・大神ザウスにより、大陸破壊級神罰兵器・レアカノンの発射は確定命令とされました。発射までの時間は、残り１０分。総員所定の位置につき、対ショック・対閃光防御態勢をお取り下さい』
『大陸破壊級神罰兵器・レアカノンの発射に伴い、ランドアース大陸の中央部８割を消滅するものと推測されます。その後、発生する異常気象と津波によってランドアース大陸の全知的生命体は完全消滅する可能性が９８％を越え……』
　あまりにも馬鹿馬鹿しいその威力に、冒険者達は絶句するほか無かった。
　一瞬の虚脱から立ち直り、鈴の音を友に舞唄う栗鼠・ハナメ（a25460）がレアに問いかける。
「なら、動力炉を破壊するとどうなるの？」
　数秒の間があり、そして返答があった。
『非常に危険であるため、推奨は致しかねます。
　動力炉の破壊によって、ランドアース大陸の完全破壊は不可能となります。現地点で動力炉を破壊した場合、余剰エネルギーの爆発によってレアは消滅。大陸に対する影響も、地表面の３０％を吹き飛ばすに止まるでしょう。
　繰り返しますが、非常に危険であるため、推奨は致しかねます』
　律儀に回答を寄越すレアの知能。その内容に眉をしかめながら、ハナメは叫びを上げた。
「だったら……この空中要塞レアを、安全なところに移動させるにはどうすればいいの！？」
　一瞬の間があり、
『緊急事態対応として移動方向の変更が可能です』
『進行方向の変更には、大神ザウスを上回る精神強度での命令を行って下さい』
「精神強度……？」
「つまり、念じればいいんだな！！」
「ザウスと同じ様に、この空中要塞レアを動かすんだ！！　ランドアースに被害を及ぼさないようなところに落とす！！」
「神を殺した私達が、こうして祈っている……なんて、皮肉」
「キッカ、君は、どこに落ちたい？」
「バカ言ってないでさっさと願うですの☆」
　こんな時でもテンポを変えぬキッカとマインの会話に皆は苦笑しつつも瞳を閉じた。
「「心と心を、一つに……」」
　そして冒険者達は、心と心を一つに束ねていく。
　それを為すのは、この場所に残った冒険者としての共感、そして決意と、覚悟だ。

　レアの上げ続ける轟音が、否応なしに死への恐怖をかき立てる。
　だが、その抗い難い恐怖を、冒険者達は乗り越える。
「怖いと思う心はあるです……。でも……」
　震える心と体を、白い月と澄み渡る青い空・リオネア(a27611)は顔を上げた。
　そして、神獣姫・ミルファ(a25665)は決然として告げた。
「そりゃあまぁ進んで死にたいと思った事はないし、死ぬのは怖いよ。けどさ。でもまぁ死ぬときゃ皆一緒だーと思えば何か気が楽だよね。……それに、ボクの後ろには、壊されたくない大切な場所がたくさんあるんだ。その場所がボクと言う盾で防げるなら……幾らでも防ぐ」

　そこには、誇りがあった。
　冒険者となる事を誓った者達の、揺ぎ無き意志があった。
「命を掛ける覚悟は冒険者になると決めた時にすでにしていました。今、悔いを残さない為に出来る事をします」
　リンは、希望のグリモアの冒険者となった日を思い出す。
　終焉と踊る黒華・クリストフェル（a40491）は、己自身に為した誓いを思い返していた。
「『冒険者は力無き民の刃で在れ、盾で在れ』。民の笑顔と平和のために命を張って尽くすのが、我々だと思いますしね」
　氷壁の勇魚・キル（a39760）の瞳は、決然として揺るぎ無かった。
「冒険者になった日から、自分が望む場所で最期を迎えられるとは思っちゃいねぇよ。オレはオレの為に命を使う決意をしてここに来て、動いた結果で誰かが守られた、救われたと思うような事が出来たなら悪くねぇ」
「冒険者になった時に、この地に生きる人たちを命かけても守るって覚悟決めたよ。今はね、特別に大好きな人たちがたくさんいるこの場所が、あの頃よりもずっと好きだから、そのためなら、なんだってできるんだよ」
　ハナメは、心からそう思った。

　そこには、願いがあった。
　自らよりも大切なものを守りたいという、切なる願いがあった。
　月影の魔術師・バイビレッジ(a13869) が呟く。
「気に入ったもの、大事なもののために全力で生を尽くす。今までだって常にそうして生きてきた。このヤマも同じだ、変わらない。そして、必ず成し遂げる」
「譲れない思いがある……そして、守りたい仲間がいる！！」
　白霧ノ楔・レゾ（a57127）の脳裏を、仲間達の顔が駆け巡る。
　影舞・アスカ（a19931）が決意を述べる。
「命を捨ててでも守りたい人達がいるから此処に来ました。死ぬ覚悟がなければそもそも最初から来てませんね」
「言いたいことは、他の奴がいっぱい言ってくれてるな。ランドアースにゃオレの大事なモンが多過ぎる。命は……捨てねぇよ。守る為に惜しみ無く使うだけだ」
　赤誠ノ餓竜・バルメガ(a10689)の目には、迷いも後悔も、その一切が無かった。
　桜花の唄姫・カヅキ(a31571)が叫ぶ。
「やりたいと思ったことを精一杯やって、その結果死んじゃったとしても、悔いはありません。……私が今やりたいのは、大切な人たちが居て、そして私が大切な人たちと一緒に居たこの場所を守ること、ですから！」

　そこには希望があった。
　未来へ生きる者達に、世界を残せることへの、希望があった。
「後に続くもんがいるからこそ……俺達は、戦えたんだぜ」
　猛る・バルオール（a46927）は苦笑を浮かべ、末期の酒が無いのが心残りだと呟いた。
　冒険の日々の中で出会った、若者達の顔を一つ一つ思い出していた。
　いまだ未熟な者も多いが、彼等のために未来を残せる。
　そのことが、何よりも喜ばしい。
「俺だって死にたくは無い。だが、あいつ等にはもっと死んで欲しくない。娘のために戦うのは、親の務めだ」
　強蝕装甲・バルバロッサ（a40314）は、娘の顔を思い出していた。

　ここにいる者達だけでは無い。
　神との戦いに挑んだ冒険者達、その全ての想いを乗せて、彼等はここにいるのだ。
「「その心が……たった一人の孤独な神に、負けてなるものか！！」」
　そして、冒険者達の願いは、想いは、一つの純なる希望として結実する。

　『ランドアース大陸を、守りたい』と。

　そして、アルトの想いが、レアを揺るがす。
「北へ……誰もいない場所へ！！」


●光の道、崩落
　レアへの突入口付近で、待機していたマサカズは、通路を駆け戻って来るグランスティードの姿を認め、目を細めた。
「あれは……！！」
　一瞬喜びの声を上げかけた彼は、しかしグランスティードに乗る冒険者達の表情の険しさに気付いた。こちらが問うよりも早く、冒険者達からの声が飛ぶ。
「出来るだけ離れて！！　今すぐに！！　レアが……レアが、動く！　光の道が消えるわ！」
「なんだって！？」
　驚愕の声を上げたのも束の間、次々と冒険者達が駆け戻って来る。彼等の表情は一様に険しく、危機が未だ去っていない事を確信させるのに十分だった。

　そして、冒険者達はすぐさま、光の道へと駆け出した。
　最もレアに近い位置にいた冒険者に、喉もかれんばかりの大声で呼びかける。
「レアが動く！　光の道が消えるぞ！！」
　そして、レアから出て来る冒険者達の流れが止んだ瞬間だ。
「光の道が……揺れる！？」
　これまで、数千のギアと冒険者を受け入れ、小揺るぎもしなかった光の道。
　それが、揺れている。
　空中要塞レアの動きによって、崩れ落ちようとしていたのだ。
「ヤバイ……崩れて来るぞ！」
「撤退しろ！　撤退！　ドゥーリルの灯台まで、戻るんだ！！」
　光の道はレアの方から、次第に細かな光の破片となって海上に舞い散っていく。
　光の破片は海に届くことなく、中空でその姿を消していった。
　美しき破壊の光景。
　それを眺める余裕など一瞬たりともなく、冒険者達は光の道を駆け下る。そして、ドゥーリルの灯台最上階に飛び込み、振り向いた冒険者達は見た。
「レアが……」
　先程までランドアース大陸に近付きつつあった空中要塞レアは次第に速度を増しながら、北の空へと飛んで行く。
　数十人の、冒険者達を、その内側に乗せたままに。
　光の道で戦っていた冒険者達、そして脱出を果たした者達は、その光景をただ呆然と見送るより他に無かった。


●地に涙を
　最下層へと向かった冒険者達は、動力炉に併設した制御室にいた。
　そこから見える動力炉は、不気味なうなりを上げ続けている。
　制御盤を操作しようとしていた久遠の白の探求者・ユリウス（a04661）が、小さく一つ舌打ちし、皆に告げた。
「クソ、動力炉を停止させる方法を調べてるのは無理だ……破壊するより他に、手は無いね」
「なら、やるか……俺達の、最後の戦いを」
　暁天の武侠・タダシ（a06685）は、言って動力炉に通じる最後の扉を打ち破った。

　歪な無数の枝を持つ、金属の樹木。
　空中要塞レアにエネルギーを供給する動力炉は、そんな印象を与える形をしていた。
　だが、今の動力炉はエネルギーを溢れさせ、まるでそれ自体が稲妻と化したかのような有様だ。
　危険を示す赤い光が、動力炉の中を照らし出していた。
　
　暴走する動力炉から溢れるエネルギーは、冒険者達の体に傷と痛みを刻みつけていく。
　しかし、その事に怖気づくような者は誰一人としていなかった。

「死ぬ覚悟はあるわ。もっとも、無駄死にするつもりはサラサラ無いけどね。無様でも構わない。最後の最後まで足掻いてみせる。１％でも上げて、それでも死ぬならその時は潔く逝くだけ！」
　ルナールはそう覚悟を口にすると、動力炉室へと突入し、そして次々に攻撃を繰り出していった。
　爆発の時は間近い。
　そして、もはや空中にある要塞レアから脱出する事は不可能だ。
　だが、今、この場にいる冒険者達のいずれもが、突入の時より既に、二度と戻らぬ覚悟を、その命を投げ出す覚悟を固めていた。
　彼等が癒しの力を受けながら放つ、その一撃一撃に迷いは無く、そして強い想いが宿っている。
　閃剣の蒼輝竜・ヒリュウは、続けざまにソニックウェーブを放っていった。衝撃波は走るそのたびに、不可視の波が皆を襲う。
　大神ザウスを葬った彼女の剣は、死地に及んで一層冴え渡る。
「本来ならもっと昔に失くしていた人生なんだ。それを今までこの大地に住む皆のお陰で長らえてきたから……その皆の為ならば、喜んで差し出そう」
　ディスティンは、ただひたすらに、攻撃を繰り返し続ける。
　鎧聖降臨を帯びた彼の鎧は、エネルギーの奔流を受け付けようとはしない。
「重騎士は身体を張ってナンボよ。例え我が命が砕かれようと、この矜持だけは何人たりとも砕けはしない」
　笑みすら交えて、彼は言う。

　閃く武器の切っ先が、硬い鋼板へと次々に突き刺さる。だが、その返礼はエネルギーの暴発としてもたらされた。
　傷つき、吹き飛ばされながらも、断罪の剣姫・ティーザ（a14734）は剣をよすがに再び立ち上がる。
　剣の名は断災の大刀。
　彼女の剣は罪を断ち、このランドアースを襲う災いを断ち切る剣だ。
「剣の道を歩む者は、いつでもその生を終える覚悟を持つ……私も、その例外ではない」
　漆黒眼・イゥロス(a05145)は月暈蒼火を振りかざした。
「僕は……明日を生きる為にここへ来た訳じゃない。この戦いに勝つ。その為に、僕は今ここに居る。　僕が僕として存在する限り、戦い抜くと自身に誓う」
　噴きあがる炎は、彼の命の最後の灯火。
「早いか遅いかだけの差でしかないですから。無為に過ごした生涯、最後に意味あるものにできるか否かの方が重要です」
　荒れ狂うエネルギーの奔流が、冒険者達の体を傷つける。だが、それを癒す一介の衛生兵・エルム(a18957)と青い記憶・ユファ（a27054）がいる限り、冒険者達が倒れる事は無い。
「正直、怖くないって言ったら嘘になるけど、ここで逃げたら今までに散っていった人たちに顔向け出来ないよね。……今度は、僕等の番だ」
「どうか、希望のグリモアの、ご加護を……！！」
　ヒーリングウェーブを惜しみなく使い、襲い来るエネルギーの奔流から皆を守りながら、エルムとユファは、歯を食いしばる。

『警告します。
　動力炉に、外部からの衝撃が加えられています。
　破損率が限界を超えた場合、動力炉周辺にある全ての存在は消滅します』
　先程から、無機質な声が冒険者達へとこの場に留まる危険を告げ続けている。

　だが、それでもなお、冒険者達には為さねばならない事があった。
　それこそが、冒険者達がここに来た意味なのだから。
　故にタダシは、機械音声を黙殺する。
「守るために死に、失わぬために奪う。この言葉が俺の誇りゆえに」
「譲れないものがあります。散り逝く理由は……それだけで、十分ですね」
　毒癌龍・ルックス(a07578)の振るった錫杖から、黒炎が撃ち放たれた。命の最期のひとかけらまでも乗せて、その炎は動力炉を燃やし尽くさんばかりの劫火となる。
「覚悟は出来ている。護りたい人や場所その為の礎に成ればそれで良い」
　ヒサメは、己の武器をしかと握り締める。
「覚悟を持って、意義を成しに来た。……最期まで愉しもう」
　シラネが、そっと微笑んだ。

「――みんな。世界を、頼む」


　動力炉で生じた爆発は、その衝撃によって、レア全域へのエネルギー供給を停止させた。
　同時に起こったエネルギーの逆流は、動力炉周辺にあったもの全てを吹き飛ばす。
　そこにあった命も、想いも、全てのものを飲み込んで。

●せめてその時までは
　空中要塞レアは、その速度と高度を急激に落としながら、北へ北へと飛んでいく。
　中央管制室に残った冒険者達は、この空中要塞レアが墜落するのを待つばかりだった。
　レアが墜落する時とは、冒険者達に死が訪れる時でもある。
　だが、来るべき死を前に、冒険者達は平静だった。
　いや、平静を保とうとしていたのかもしれない。

「……夕日、キレイだったにゃぁ」
　キリがポツリと口にした言葉に、全員が静かな微笑を浮かべる。
「夜になったら、大陸も見えなくなっちゃうね」
「けど……夜があるから明日があるんだ。俺達は、明日へとつなぐ鎖……その為なら、命は惜しまないさ」
　シンヤが、断固としてそう告げた。
　管制室の壁に映し出されるランドアース大陸は、夜の闇に沈もうとしていた。
　だが、太陽が巡り、明日になれば、大陸は再び日の光に照らされるだろう。
　ランドアース大陸には、明日が訪れるのだ。
　それこそが、冒険者達の成し遂げた成果に他ならなかった。

　ランドアース大陸。
　そこは冒険者達の護るべき場所にして、護りきった場所。
　愛する人々が住まう、愛しき大地。
　だが。
　愛する大地に、護り切った大地に、冒険者達は二度と帰る事は出来ない。
　愛する人々に、護り切った人々に、冒険者達は二度と逢う事は出来ない。

　その事実に悲しさと寂しさを感じながら、それでも、冒険者達は微笑んでいた。
　重力に引かれ、次第に海面へと近付いて行く空中要塞レアの中で。
　冒険者としての誇りを、大陸を護れた喜びを胸に、彼等は、最期の一瞬まで微笑んでいたのだ。


●神との戦い、その帰結
　ランドアース北方の海に墜落した空中要塞レアは、墜落の衝撃と共に、内包していた莫大な破壊のエネルギーを周囲に撒き散らした。

　その破壊エネルギーはランドアースの北東部、チキンレッグ王国と北方セイレーン王国の沿岸地域に及び、大地の一部は消滅した。
　ランドアース大陸の地図は、書き換えられる事を余儀なくされたのだ。

　だが、その影響は、ランドアース大陸を破壊せんとした大神ザウスの意図からは、遠く及ばないものでしかなかった。
　ランドアース大陸の破壊は、阻止されたのだ。
　
　しかし、最終兵器の発動を阻止し、ランドアースの破壊を食い止めた、53名の冒険者達は二度と戻らない。

　誇らしく、そして悲しい……それは、神との戦いの帰結であった。


　

＜結果発表＞

⇒⇒⇒命を捨てて使命を果たす
⇒⇒⇒ランドアースを救う為ならば、命も惜しくない
⇒⇒⇒無駄に捨てて良い命は無い。必ず帰ってきてみせる
⇒⇒⇒大神ザウスとの対決には参加せず、仲間の背中を護る

●命を捨てて使命を果たす

１位

小さな盾・マリエッタ（a63925）　死亡
小さな盾・マリエッタ（a63925） わたしは、とっても幸せでした。ありがとう、みんな。
●応援コメント

頑張ってね。リエの無事を祈ってるよ！
リアは、あなたを。…まって、いるのですからね？

順位 戦功点 名前 一言
2 68 死亡
 古き森の・ユレイラ（a22991） こんなところで…

ふーむ…

2 68 死亡
 一介の衛生兵・エルム（a18957） バイバイ

………エルム…
4 67 死亡
 天武の申し子・シュラ（a13883） ・・・悔いは、ありませんよ・・・。

5 66 死亡
 長靴を履いた白猫・ミミ（a05801） …全ての友にありがとうを…（謝礼）

ちゃんと帰ってくるように！　あと、お土産よろしく～
後はお願いしますです～（ガクリ
悔いの残らない選択をしてくださいですよ？
6 64 死亡
 永遠の・フルヱ（a00598） これはこれ、さ。

7 61 死亡
 叡智の勇者・コウ（a15072） ・・・まったくもって・・・くだらねぇ・・・。

9 52 死亡
 毒癌龍・ルックス（a07578） ……では、お先に。

御武運を。
10 51 死亡
 月影の魔術師・バイビレッジ（a13869） ……お前は、生きろ……

…頑張るのだぞ
…命を粗末にしないように…な。
紅華・アスカ（a04303）
11 47 死亡
 白霧ノ楔・レゾ（a57127） 俺が選んだ道。

まだやり足りないことが沢山あるでしょう？　生きて帰って。
12 46 死亡
 幽明境異・クレア（a05571） シオン・・・元気でね

13 40 死亡
 神獣姫・ミルファ（a25665） 受け取れザウス！ボクの命の煌きをぉぉ！！！

13 40 死亡
 朱の明星・エトワール（a07250） この大地がある限り、それは僕達の生きた証になる。

最後まで諦めちゃ駄目ですの。
エト様……どうか、ご無事で。
燃え尽きろ！！
大神ザウスを止めてきなさい。
無逆王・ロゼ（a05515）
15 37 死亡
 紅玉の薔薇・レティル（a55131） ……ここは私に任せて。ザウスを、止めて……！

精々足掻け……貴様の選択を信じるがいい。
黒陽・ソエル（a59975）
諦める事だけはしない事…信念なのでしょ？
15 37 死亡
 古き神の使徒・サビル（a00958） 古き神の時代に終わりを告げる…か。

…どうか…ご無事で…（祈り
18 33 死亡
 終焉と踊る黒華・クリストフェル（a40491） …ごめんなさい…

死なないで。……どうか、ご無事で。
18 33 死亡
 白い月と澄み渡る青い空・リオネア（a27611） 自己満足でも大陸を…守れたらいいんだ。ごめんね…

無茶をしてもいい。…だから、絶対に帰ってきて。
20 29 死亡
 雪の黒鈴・ルゥム（a15089） お役にたてずごめんなさいです、なぁん…。

お預かりした物、返すのですから…必ず、お帰り下さいね。
22 25 死亡
 酔生夢死・シラネ（a30299） ん、眠い

22 25 死亡
 正義の矢・リュティーク（a27047） ごめんなさい…ありがとう、みんな。あなた…今いく

どうか、どうか、あなたの正義を貫けますように…。
24 23 死亡
 荷葉・リン（a00070） 休ませて頂きますね。

無事に帰ってきて下さいますわよね？
……出来れば、もう一度逢いたいね。
きっちり仕事を果して、自分の足で帰ってこいよ
25 22 死亡
 閃剣の蒼輝竜・ヒリュウ（a12083） 終わらない・・・ぼく達が紡ぐ物語は、決して・・・！

26 20 死亡
 紫の翼・レミリア（a26506） ・・・・ばいばい

27 17 死亡
 断罪の剣姫・ティーザ（a14734） ・・・ふ、後悔など、ない・・・。


●ランドアースを救う為ならば、命も惜しくない

１位

中の人などいない・ディスティン（a12529）　死亡
中の人などいない・ディスティン（a12529） 悔いは無い！
●応援コメント

御武運を……
その綺麗なメイドさんをふっとばしてやる！
メイドさん、ファイトじゃ～
……頑張っ　て…。
無事に…なのデスっ！
（①ｗ①）ノ　頑張るにゃー！
お気を付けて
Ｄ・Ｖ・Ｄ！！！　　Ｄ・Ｖ・Ｄ！！！
無事にお戻り下さいね
おれたちの　せかいへ！
同じ重騎士として応援するぞぃ
帰って来られますよう…頼みますぞ鎧の人
つ【チェーンソー】
敵を倒しても、死んだら負けですからねー。

順位 戦功点 名前 一言
2 79 死亡
 蒼奏・キリ（a00339） 夕日がきれいにゃー・・・

3 78 死亡
 氷壁の勇魚・キル（a39760） 悔いはねぇよ。・・・ありがとな

ブレイク！ブレイク！
信じてますなぁ～んっ！！！
命を大事に！
頑張って帰って来てくださいだよ…
まだまだ、一緒に見たい景色があるんだから。な？
死ぬんじゃねえぞ！
キル様は、ぜったいぜったい大丈夫ですの…
4 76
凱風の・アゼル（a00468） さぁてと、これからが大変ですねぇ。

5 72
巫女さんふぁいたー・チトセ（a30031） ランドアースを滅ぼすってんなら、神様だろうと斬るっ

死なないで下さいねぇ
どうか御無事で
御武運を
死ぬな
5 72 死亡
 碧刃・リオ（a27356） なんでこんなところで

死んだらぶん殴るからな
僕の分までがんばって
必ず帰ってくるなぁん
しんじゃだめですぅ
生きて帰ってくるなぁん！！
（無言で蹴っ飛ばす・ぇ）
がんばって
5 72 死亡
 赤誠ノ餓竜・バルメガ（a10689） なぁ、ランドアースは…無事かな…

どうか、ご無事で…。
バルメガ・・・ぜってー戻って来いよなっ！
・・・戻ってきてくれるって、信じてるからねっ
負けちゃダメだよ、バルメガさん！
…頑張れ
気をつけてな。
亜麻色の天使から伝言よ。「帰ってこい」
皆、まってるから。
死んでも帰って来い！（無茶言うな）
ちゃんと戻ってくるのですよっ！
…がんばって、ね…。
生きろ。
頑張って、下さい
明日は闘技場なんだから！帰ってきなさいよ！
頑張って、なぁん。
8 71
天に抗う誓約者・トワイライト（a43304） うまくいったかね?

死んだらあかんよ
ちゃんと戻りなさいよ！
気をつけて。
…どうか、悔いのないように…！
9 70 死亡
 春告げの櫻姫・カヅキ（a31571） …えぅ

10 69 死亡
 淡雪ノ夢・フリーデルト（a27331） 申し訳…ございません…

頑張ってなぁ～ん！　ちゃんと帰ってくるのなぁ～ん！
頑張ってください
10 69
蒼盾・フェザー（a10115） …さて。

ファイトでっせ～
…
12 68
チャンピオンハート・トウガ（a42909） よっしゃあああっ！！

生きて使命を果たすなぁ～ん！
……待ってるからなぁ～ん……。
力ある風に・・・導かれますように。
……。（空を、見上げた）
……必ず、生きて帰ってきてください！
ご武運を……！！
12 68 死亡
 宵咲の狂華・ルビーナ（a00172） ま、なかなか楽しかった…かのぅ？

ルビーナさん…ファイトだよ…
14 67 死亡
 業物収集家・アルト（a49360） まだまだぁ！！

15 66
空に焦がれる翔剣士・シファ（a40333） …やっぱり儂は、この世界が大好き。

無理しないでなぁ～ん！帰ってきてなぁ～ん！
シファちゃん♪ダリィったら応援してるから！無理はめっ！
待ってるから、な。シファ。
どんなことがあっても。
お願いだから、帰ってきて。…ご武運を。
15 66
玄風・アムリア（a38131） …例え散ろうとも一矢くらいはな

15 66 死亡
 漆黒眼・イゥロス（a05145） 悪くは無かったな――最後に、そう思えた――

15 66
銀花紫苑・ヒヅキ（a00023） ……誰も欠けさせない為に、参ります

ちゃんと帰って来るんだよ！絶対だよ！
ご無事をお祈りさせていただきますよ、フフ・・・
御武運を。無事なお帰りをお待ちしています。
19 65
空ノ蒼色・イオ（a21905） だっ…だからだいじょーぶだって言ったでしょ？

どうか、ご無事で…。
19 65
黒紋の灰虎・カラベルク（a03076） 生きる明日を掴むために戦う。神なんざ知るか！

21 64
終りを担う悪しき夢・ヒヅキ（a30896） 俺達の…勝ちだ！

21 64
愛煙家・ビリー（a03028） さて…どう転ぶ………

23 63 死亡
 殺刃衝動・ミシェル（a43211） 剣はただ、折れて朽ちるのみ…か。

24 60
阿蒙・クエス（a17037）

負けるなよ
頑張るがいい
がんばって・・・帰ってきて、なの。
25 59
炎よりもなお熱く・ラキ（a61436） （手を打ち鳴らして）よっしゃぁ！

…行ってこい。
25 59
聖魔弾劾す深紅の絶望・レオン（a42618） 未来を切り拓き！


必ず帰って来い！
頑張れ
25 59
巨剣の傭兵・アレグロ（a10145） …前に、進まねばな。

生きて帰れ
兄貴の代理ですが、願いは一つッス。
28 58
小さな探究者・シルス（a38751） これで、ランドアースは守られましたね。よかったです。

どうか、希望のグリモアの加護がありますように。
29 57
彼岸謳・ユフィア（a27088） 己の意思の無い生ならば、生きてないも同然なのだから

無理しないようにがんばってくださいね
今までしぶとかったんだから、今度も帰って来い
29 57
魂と心の調律師・リリス（a20616） 未来への希望断ち切らせたりはしません

31 56 死亡
 蒼氷の剣舞神・ヒサメ（a31182） まだだ！まだおわらんよ！

待ってるぜー、旦那。
がんばるんだぞぉ～
31 56
海底撈月・ビルフォード（a15191） …少しは俺、変われたよな。

…納得出来るまで、やってきなよ。
ふふははは！(応援してるらしい←)
ご無事を祈ってますですぅ（ぺこり）
31 56
異邦人・コウイチ（a00462） この身この命を懸けて・・・

どうか…………（祈）
わたしは…貴方を信じてるわよ。戻ってきて頂戴ね。
34 55
深奥の剣・エッセン（a52445） まだまだ……！

34 55 死亡
 猛る・バルオール（a46927） 若い者達だけに任せるわけにはいかんだろ？

34 55
侍魂・トト（a09356） オレは…戦う為にココに来た。

がんばってきなさいなぁ～ん！
34 55
白狼の傭兵騎士・シーナ（a02280） 必ず生きて帰るぜ！

2枚目キャラは絶対死なないっていったなぁ～ん！！絶対かえってきてなぁん…。
行ってください、貴方の望む通りに…！
シーナ、ちゃんと戻ってくるなぁ～ん？！
シーナおにいちゃん・・・絶対、帰ってきて・・・（祈）
38 54
光纏う黄金の刃・プラチナ（a41265） ふん、当然じゃ。

プラチナちゃん、ちゃんと戻ってきてだよぅ・・・
39 53
千個師団・テラ（a48288） 生きて…いるのか？

39 53
薄紅純愛砂糖菓子・マリエッタ（a40646） 護る事、ただそれだけを望みたい

41 52
姫揚羽・ミソラ（a35915） だいすきだよ、みんな。すごくすごく。あいしてる。

ちゃんと帰ってきてくださいね？絶対、お約束ですから。
…信じて、ますから！全て終わったら一緒に歌いましょー！
41 52
睡獅子・バルア（a31559） ……。

差し出がましいかと思いましたが、どうぞご無事に。
41 52
医術士のくず・ナオ（a26636） 神様、あんたちょっと俺たちを見くびりすぎてたぜ？

ちゃんと旅団帰ってきて欲しいんだぞー？
生きてかえって来いよなぁ～ん！！
頑張ってくださいですの！負けないで下さいですの！
行ってらっしゃい。気をつけてね。
（無言で握った拳を突き出す）
生還してこそ地獄の護衛士です。ご武運を。
どうかご無事で・・・帰りを待っています。
頑張れ、応援してっぞ！
41 52 死亡
 深紅の・ヴァルドゥズ（a14643） ……っ！まだ…っ

45 51
黒い爪・グラリア（a44018） ふむ。

応援
45 51
白焔の夢・ハルキ（a31520） ・・・・よかった・・

頑張れよー？
どうか、どうかご無事で・・・・！
47 50
白翼の炎天使・ルナ（a18266） 最後まで諦めない、その力ですよ。

47 50 死亡
 紅華・シュコウ（a04811） 回復手が、この様とはな…

49 49
黒蟷螂・ヨイチ（a42044） こんな戦い、誰も望んじゃいないさ。誰も、な。

…死んだら大泣きしてやる、てお姉ちゃんが言ってたデス、よ？
…ヨイチ先生…！
49 49
生命の監視者・ラシェット（a40939） …よし。

…何があっても、必ず生きて帰ってきて…！
喩え可能性が低くても。貴女の無事を祈ります。
・・・頑張れ。また、一緒に遊ぼう。
応援
49 49
ネオ・ギルガメッシュ（a33171） ん？　生きてる…？

嬢ちゃん、がんばれよ
ギルガメッシュ。死んででも、神を止めて。
49 49
黄昏の賢者・デューク（a10704） 髭】・ハ・）

49 49
鋼鉄の乙女・ジル（a09337） 自らの民を守り、助ける為…その誓いに偽りは無いから

49 49
漆黒の凶剣・レギオン（a05859） ふんっ

49 49
裏方活動家・シャーリー（a05234） 皆は先へ。露払いは任せて

任務遂行の報を待ってますね。
どうか・・・！（ひたすら祈り）
56 48
黒騎士・アルファルド（a31480） まだ、我が命運は尽きぬぞ。

56 48
蒼穹に舞う翼・アウィス（a24878） ネム、見てるかい？

頑張って帰ってくればいい。生きて帰ってくればいい。
59 47
金平糖より零れし光彩・リシャロット（a58790） ……。……よかった…

無事で、帰ってきて下さいねぇ。
生きて帰ってきて下さい…お願いです。
頑張ってくださいなぁん。
59 47
輝ける道へと歩みだす・ファムル（a46695） みんな、有難う…やったね…！

59 47
流星撃・ジーン（a43783） ふぅ…また生き残っちまったね。

がんばれ～！
59 47
箱槍リターンズ・ラティクス（a14873） さぁて、とりあえずは無事っと。

弟とともに応援しているよ。
頑張って帰ってきてね～。
63 45
神隠謳者・ヤーウェ（a46375） 気は抜けないが

…武運を祈っているよ。
…武運を祈る。
気をつけて…。
…帰って、きてね？
やーやんふぁいとなぁんっ！
美味い茶菓子作って待ってるぜ？
63 45
暁焔霞藍・ティラシェル（a33651） 何とかなりましたね。

帰って来て…ください…ね…
63 45
空炎の盾・エファ（a11158） 皆どうなったの？

66 44
黒翼の蒼兵・グロック（a52706） 上手くいった…か？

死ぬな！絶対に帰って来い！
この状況で、あえて、お祈りいたそう。生還を。
どうか、ご武運を…！
66 44
鱗はお茶の味・オルフェ（a32786） …………

無理をせず…、帰還を祈るよ…。
66 44
モノクロームドリーマー・カナタ（a32054） …まだ、立っていられるみたいだね。

頑張って…！待ってるわョ（ニコ
ご武運を。…どうか気をつけて。
帰ってこなかったら怒りますからね・・・（微苦笑
ふぁいと、おー！応援してるのなぁん
66 44
蒼月の夜猟者・ヤト（a31720） かくあるべき、だろ？

66 44
オウカのためなら死ねる・モルバ（a19666） ……これでランドアースは救われるでしょうか

代理です。生きて帰られて下さいね
いろいろ応援してますなぁ～ん。
66 44
夜護りの巫女・ナユタ（a17580） 生きてる…のか…私は、まだ…

66 44 死亡
 幻影誓・クラウディア（a06135） これは己が択んだ結果。だから――

生きて帰ってくるなぁ～ん！
帰って、顔見せにきなさい
まぁ……頑張って下さいな。
無事の帰還、お待ちしています。
・・・思うままに。
73 43
光風霽月・ウィルカナ（a44130） 命は惜しくないけど、無駄にはしたくないだよ。

頼むよ。
74 42
氷雪の魔女・ルミナ（a55176） 私は…無事なの…？

ご無事でなぁん。
妹の代わりに応援させてもらうよ。頑張ってくれ。
74 42
晦冥なる月・マヒナ（a48535） あの人は生きてる…なぁん？

……どうか、ご無事で。
マヒナさんの帰りを祈って待ってます…だから最後まで諦めないで！
74 42
雪月花のように・サクラ（a44030） 皆、大丈夫ですか……。

必ず帰ってきなさい
…待ってるからね。帰ってくるの、待ってるから。
74 42
哉生明・シャオリィ（a39596） 約束を果たしに…帰るよ。

ちゃんと、絶対帰ってきてや！
負けるな、勇者・・・！
どうか…ご無事で…！
ずっとお留守番なんていやだから帰ってきてね！
絶対絶対絶対帰ってきてねっ！！
74 42
戦場にて華を想う刃・ランベルト（a26692） 勝てた…？

74 42
漂う黒影・ジャンカルロ（a15873） …。

74 42
夢見ぬ唄歌い・メイム（a13542） ・・・。





81 41
業炎・セツキ（a49318） バツ悪ぃなぁ…。

務めを果たせ。
81 41
闇色の医術士・モニカ（a46747） …うん。

帰ってきて下さりませんと、此方も不都合がありましてよ？
…何も言う事はありませんわ。ただ、祈っております。
81 41
笑顔のヒーロー・リュウ（a36407） ザウス神様、僕達を作ってくれて、愛してくれて、ありがとうございました

必ず、生きて帰ってくださいまし。御武運を
81 41
鉤島審議委員会専属メイドガイ・イズミ（a36220） 私は、必ず戻ります…。

ＨＧＶ様のために！
絶対、ぜったい負けたらアカンで？！
最後まで頑張って、いこかー！
このバトン、確かに渡したよ！
ふたたび会えると、信じても良いですか・・・？
81 41
紅華の忍び・アヤナ（a20363） 何故なら、アヤナは強い姐さんだから。


ご武運をお祈りします…。
おかーさん、ファイトだなぁ～んっ（ぐ）

帰ってこないと後が怖いらしいわよ？（何）
…ん、頑張ってな？
やれやれ・・・死ぬなよ。
オロナイソ炊いて待ってるぜぇっ！？
無理せず、頑張ってくださいね
信じてる・・・ですっ
86 40
南国の薔薇・ジョージィ（a44355） なぁ～ん♪

最後まで悔いのないようになぁ～ん
どうぞあなたの思う通りに。頑張って下さい…！
絶対帰ってきて下さいなぁ～ん…！
86 40
灰被り・シンデレラ（a43439） ……さぁ、逝くとしましょうね（微笑）

86 40 死亡
 キッカのためなら死ねる・マイン（a20600） これで、終わりだといいなぁん

マイン、死んだらヤなのじゃ～～～！！！
御武運を！
なぁ～ん
86 40
朱ぬ運命の復讐姫・シュゼット（a02935） …よかった…のかな

無事で……っ…！
がんばりや、ほんまに。
86 40
狂犬・ジェイド（a00565） …ふむ。

86 40
翡翠色のレスキュー戦乙女・ナタク（a00229） 見たかボク達の底力！！


げんきでかえってきてくださいなの～☆
帰りを待ってますよ。
92 39
蒼海の剣諷・ジェイク（a07389） 良し、これで終わるか…？

気をつけてくださいませ……ご無事で。
どうか、無事で……
負けんなよ！
92 39
諒闇黎明・ユリア（a03563） ここから、でしょうか

94 38
裏切りと災厄の天使人形・マサト（a47419） 奇跡……？

死んだら洒落にならないよ！！
だ、誰でもいいから、皆を助けてください！！
導き手・カナ（a59024）
94 38
天照・ムツミ（a28021） …どうか、世界が無事でありますように。

94 38
永劫超えし斬魔の剣・リシュナ（a24607） 光差す世界に、涙を救わぬ正義なし！

94 38
葬醒・ハーウェル（a18412） ………、……生きて、る……（ほう

ちゃんと、帰ってきてなぁ～ん…！
お前の帰りを待ってる奴はたくさんいるんだからな。
94 38
白衣の家政夫・ライト（a02311） ……終わったの、でしょうか？

気をつけて～。
94 38
グリモアシーカー・アカシック（a00335） …有り得ないと思っていました

100 37
流鎖の射手・レイティス（a42194） これからだね

多くは言いません…。ただ、御武運を…（祈）
頑張れ～
任せた。
100 37
孤山の老木・ヴァルター（a34611） 護るべき者を持つ者こそが一番強いのじゃよ

100 37
死翔する漆黒の矢・ナイトハルト（a20119） …よし…

100 37
囁かれし者・テスタロッサ（a08188） どうなりました…か？

希望のグリモアの加護を・・・。
どうか無事で
どうか、無事で…（祈り）
久遠槐・レイ（a07605）
104 35
金色の魔術師・リゼル（a22862） 必ず帰るよ。

104 35
桃空空如・リャオタン（a21574） 一番は、ひとつ。ただひとつ。

死なないで
無駄死には勿体ないでしょ？　帰り待ってるよｗ
104 35
魔戒の疾風・ワスプ（a08884） 成功？当たり前だぜ。

無事に帰ってきてください…伝言ですが。
107 34
太陽王子は尻尾まで美味しい・キリアル（a42282） っはぁ…はぁ…まだまだだよ。

出来る事なら、無事に、かえってきて。
107 34
黎明に響く青雷・フーリ（a26627） 皆・・・大丈夫かな・・・？

ちゃんと帰って来るんだよ？じゃないと怒るからね・・・！
107 34
護りの蒼き風・アスティア（a24175） 守りたいから。大切な人達を、懸命に生きる命を

107 34
天壌無窮・シヤク（a14804） …………。

……どうか、無事のご帰還を。
がんばってくださいー…
107 34
白銀の舞風・セルフィ（a09437） 絶対に・・・止めます・・・！

114 33
闇夜を舞う影・ヒリュウ（a28973） やったな。

必ず、かえってきてくださいよ！
せんせー　ふぁいとー　おー
114 33
ふははははやってやった・レジィ（a18041） まだ読みたいマンガがあるのよ！

116 32
虚無の少年鏡・ゼロ（a50162） ふう、終わったか。

116 32
蒼海の水面・キュール（a36040） シルスくん、がんばったよ。あなたの番よ。

118 31
鏡夜奏想・リア（a13248） ……力になれたらって、思うから

希望のグリモアの加護を。もどれよ?
可愛い貴女の祈りが、空へ届きますように。大好きよ。
118 31
緑薔薇さま・エレナ（a06559） 終わり良ければ全て良しですわね。

118 31
春霞遼遠・ハル（a00347） 務めを果たす。――唯、それだけです。

……貴様らの望むように振る舞え。
（故郷の地から、心配そうに空を見上げている…）
…ハルさんは、絶対死にませんーっ！！
121 30 死亡
 鈴の音を友に舞唄う栗鼠・ハナメ（a25460） ・・・ここで倒れるワケにはいかないよ

ちゃんと約束は守るのじゃぞ！お気をつけての
彩士・リィ（a31270）

121 30
風舞歌・リオル（a17014） ……

帰ってこなかったら怒るからね？
121 30
濁りなき紅玉の魂・オルネラ（a15875）

124 29
冽月の蝶・ユズリア（a41644） 為すべきことを為すだけ。

言わずもがな、だよな？
124 29
迷時の紅狗・シャノン（a32103） 俺でも少しは役に立てた・・・・？

ホラ、ちゃんと帰るんだろ（にっこり）
帰ってこなかったらでこぴんなぁ～ん（泣き笑い
無茶ばかりだな・・・ほんと、帰りを待ってるよ・・・。
朱鬼・オルカ（a31978）
待つほうの気持ちもたまには考えろ（苦笑）待ってるからな。
帰ってこなかったらなくからね・・・にーさん・・・。
124 29 死亡
 久遠の白の探求者・ユリウス（a04661）

127 28 死亡
 紫雨と共に吹き荒ぶ黒風・エクセル（a53426） …っ、しくじったか………すまない…

頑張ってくださいましね
127 28
聖痕少女・イコン（a45744） ……終わり？

絶対に生きて帰って来いよ、チビィィィィ！！
127 28 死亡
 青い記憶・ユファ（a27054） まだ…これからですっ…

127 28
紅輝翼の炎鳥・ミーナ（a15330） ・・・希望は捨てない、例え、絶望の化身でもね

127 28 死亡
 夜鎖・シンヤ（a14569） ごめんね……

133 27
永久凍土・グレゴリー（a35741） ランドアースは必ず護ります！

133 27
明鏡なる観測者・ルナ（a32606） 負けない、負けられないっ！

覚悟はあるか‥？ふぅ。全力で戦場を駆け抜けて来い。
133 27
紅蓮の颶風ルーズリーフ・グウェン（a19529） さぁ、どう来る？

頑張ってくださいですのっ！（ぐっ
頑張って下さい…どうかご無事で…
133 27
邪龍導師・ムーンリーズ（a02581） ・・・まぁこんなものでしょうか（微笑）

応援してるんですよぉ～♪
ひっはぁ～団長ファイトッ～イェイイェイ
必死に動いて来いよっ！！
・・・頑張ってくださいませ。
137 26
狂気月哮・ルビィ（a25979） まだ？まだあるの？

武運を・・・。
137 26 死亡
 魔法の三号戦車少女・キッカ（a19505） 今日は死ぬにはいい日ですの

死ぬなよ
貴女が無事である事を、心より祈ります。武運を。
137 26 死亡
 三日月の導師・キョウマ（a06996） 此処まで、だと言うのですか……

140 25
濃藍の鷲・キースリンド（a42890） …生きてる…のか…？

頑張って！　…そしてどうかご無事で…！
140 25
憂いの聖職・エルサイド（a41993） やり遂げたのですね。

何が一番大切か。どうか見誤らないで下さい。
無事にとは言えませんが、生きてお戻り下さいね
任せた、思う存分やってきなよ！
ちゃんと帰ってこないと駄目なぁ～ん、って伝言だから！
140 25 死亡
 影舞・アスカ（a19931） …そうですか。

140 25 死亡
 暁天の武侠・タダシ （a06685） 無念だ

貴方を倒すのは私なので、こんな所で死なないで下さい
144 23
白穿・ラセッド（a52956） さて

144 23
紫銀の灯・リア（a26220） 全力でいきます

144 23
忍者・ハガネ（a09806） ・・・死力を尽くすとしましょう。

144 23
風と戯れし詭導師・ウィン（a08243） この抒情詩が皆に語り継がれる為に…。

生きて帰りなさいよ
頑張ってくださいね。また、後ほど。
がんばんなさい。
きっと、きっと帰ってきてくださいっ
148 22
漆黒の焔蛇・フィズ（a28944） もう二度と失わない！


荊蛇・ユダ（a48713）
貴殿の健闘と無事を祈る
・・・おや・・・ぶん・・・帰って・・・きてね
148 22
ねむねむ人形ひめ・マサキ（a28599） この調子で行くよ…！

無茶すんじゃねーぞ。絶対帰ってこいよ
皆待ってるんだからな、ちゃんと帰ってこいよ？
貴方が無事に帰ってきてくれることを祈っています・・・。
148 22
貪欲ナル闇・ショウ（a27215） たとえ神であろうと俺の前に立ち塞がるなら斬る！

頑張って…！
生きて…生きて帰ってこい…
座頭・イチ（a31110）
148 22
淡き翠の花・リアンシェ（a22889） 皆皆ありがとーなのです。

亜麻色の天使から伝言です。「帰ってきてください…」
152 21
陰陽拳士・ルナード（a45764） ほんと……死ぬかと思ったよ

お互い、まだ死ぬには早いですよ
ルナードさんっ・・！死なないで・・・！
帰ってきなよ、それだけさ
152 21
灰燼・ティーフェ（a35938） …お疲れ様でした。

154 20
沈みゆく雪・ロウラン（a22375） …………どうか…

…太陽の加護を。
狂刃鉄・ジズ（a24565）
…待ってる、な。…御武運を…
朱嗄す・ユユ（a27098）
154 20
魔王様・ユウ（a18227） 所謂一つの奇跡って奴ですね

……説得？……抹殺？……何れでも……成功を……
156 19
天に抗う蒼き抜剣者・ラス（a52420） 皆は無事か！！？

なぁ～ん

156 19
芳香の医術士・ヨナ（a25570） 皆で、帰りましょう……私たちの、大地へ!!

156 19
いつも心に太陽を・クリューガー（a11251） ・・・・・・・・・・・生きてる、の？ふ、えぇぇぇっ

どうかご武運を。思うままに
胸を張って行ってこい。帰ってくるのを待ってるからな
どうかご武運を。思うままに
159 18
静煉奏護・ヒカミ（a52468） ったく、だりぃ事（肩すくめ。だが、表情はにこやか

159 18
紅黒揚羽・ミン（a20429） 必ず勝って、笑顔で帰るんだ!!!

無事な帰りを心よりお待ちしております（祈り）
応援してるのよぅーっ！
ウチの分まで……頑張っておくれやす
162 17 死亡
 リザードマンの特務曹長・マウザー（a49202） メロス殿、大隊の皆。同盟（このくに）を、頼みます。

162 17
闇に踊るコッペリア・クーヤ（a40762） まだ…行けるわ……！

…頑張ってきな（にこ）
…このくらいしか…出来ないけど…応援、してる…（微笑）
水唄・スィ（a27816）
……頑張って…自分がやるべき事を…。
162 17
七天狐・リョウマ（a37240） ……良かった。俺はまだ生きてる。

どうか気をつけて……
162 17
叶想朱華・プラム（a19706） ……終わったの…でしょうか……？

無理を…、とは言えませんが、無事の帰還を祈ります。
プラムちゃんがんばれーっっっ！！！
死んではだめですよ。
死ぬなよ。
絶対に帰ってきてください…待ってますよ
ラウレック様・・・。
166 16
自然を巡る旅人・クフェロ（a32628） 未来を切り開くために・・・！

166 16
紫焔揺らめく宵闇の虚空・ルフェル（a07584） ……やり遂げたか。

168 15
幻装・ティニーク（a34336） ふぅ、無事か。

どうかご無事で…戻って来てください…っ！
168 15
朱焔心韻・オウリ（a15360） 大切なものがあるからこそ、頑張れるんです

お気を付けて、お戻りを待っておりますよ
店長君の代返だけど。…また庭園に遊びにおいでね。
168 15
ノージェンカの殿様兼史家・シリア（a12232） 成功？ってありかい？

168 15
楽風の・ニューラ（a00126） 欲しいのは、未来。

…納得して、帰ッて来いよ？
絳河・ゼン（a28701）
絶対帰ってきて、皆でクネンホフやろう、って伝言です
己が思うままに！
頑張って。それしか言えないけど――皆を信じてるからね。
どうか御無事でなぁ～ん
美味しいお酒とおつまみ用意して待ってるわね！
ご武運を…。
馨風・カオル（a26278）
――…。
172 14
黒使無想・クロウハット（a60081） クロウハットはクールに決めます

我は只々、お主の無事を祈る
どうか、ご無事で。
クロウハットさん、お気をつけて下さい。
頑張るのよ！
172 14
蒼銀の風謳い・ラティメリア（a42336） ふぅー…よし！

絶対に、みんなの元に返ってきてください！
大丈夫。信念がある人は、ぜったい強いんだよ。
希望のグリモアの加護を。
…貴女が元気で戻ること、お祈りしています。
172 14
赫色の風・バーミリオン（a00184） 最後まで生き抜くよ、それが滅ぼす者への最大の対抗っ

武運を。そして何よりも帰ってこい、必ず。
こんな事しか出来ないけど生きて帰ってきてほしいんだ
175 13
黒影の聖騎士・ジョルディ（a58611） 光が…見える…

必ず帰れよ！
ルワの代理になってしまうけれど、応援してますよ…
が…頑張って…っ！！
黒猫・クロ（a59364）
――…。
生きて帰ってこいな！
175 13 死亡
 強蝕装甲・バルバロッサ（a40314） ぐっ・・こんなことで・・・！

団長、頑張ってください。そして、必ず帰ってきてください！
…必ず、帰って来いよ。
175 13 死亡
 銀ギツネの・ルナール（a05781） くッ。まだ、諦めないわッ！

178 12
母猫翔剣士・ニナ（a12953）

絶対生きて帰ってね。
179 11
深緋風籟・ズュースカイト（a19010） …うん

御武運を。
待ってます
花影・マサキ（a17214）
（遠くから仰ぎ見る）
180 10
戦場の鍛冶屋・ザウフェン（a50117） オレ達が見せるのは次世代に托す同盟魂だ！人々の魂だ！

180 10
闇夜光明・クライシス（a37371） 大丈夫

死なないで・・ね・・・・がんばって・・・！
180 10
コードネーム・ヴィラ（a26144） まだまだ倒れるわけにはいかないんだよｗ

思うままにいくがよい。なれど、待っておるぞ
生きて戻って来いなぁんっ！！

●無駄に捨てて良い命は無い。必ず帰ってきてみせる

１位

煉獄の風・ミスティ（a54145）
煉獄の風・ミスティ（a54145） 僕が生き残れたのはみんなのおかげだよ
●応援コメント

頑張れよ、帰ってこないとどうなるか
出来心パラダイス
汁・シル（a56308）
頑張っていって来い
行くのじゃー！がんばるのじゃー！
さて、行って来いよ？
気が済むまで、行って来い
ふれーふれーなんだよ
がーんばれーぃ！
頑張るネ


順位 戦功点 名前 一言
5 40
蒼炎華・ルヴェンダ（a45027） 生きてた…か？

5 40
獅子の魂を継ぎし者・ディラン（a17462） …ハハッ、やったんだな…オレ達…ッ！

希望のグリモアよ。どうか彼らをお守り下さい…。
…生きて帰れ。それが何よりの親孝行だ。
ぜったい…ぜったいかえってくるなぁ～ん！！
信じていますわ！！
7 38
籠の兎・シルクロード（a55488） やりました！

ふぁいとですわ、早くこちらへお帰りになって。

がんばりなさって
あんたの無事、祈ってるから。
頑張ってくださいましね
硝華・シャナ（a52080）
キリキリ働いてくるんやでー
猫・リーゼ（a51208）
ふぁいおっなのだ！
頑張るの、です
頑張ってくださいませ…
帰ってこなくちゃ駄目だからねー！
はいはーい、頑張れ
がんばれよー！
絶対に帰ってきなさい、約束ですよ！！
なぁ～んなぁ～ん！
8 34
緑風の探求者・アリア（a05963） 生きて帰るって約束しましたから

10 27
灰色の貴人・ハルト（a00681） みんな、大丈夫？

届け俺の愛
11 23
煌蒼の癒風・キララ（a45410） まだまだ救える命はあるはず！

頑張れよー！生きて還ってこい！
回復手として頑張ってね♪コケ♪
11 23
靡ぶ銀縷・リモーネ（a08466） みんな無事かな・・・？

13 21
輝ける蒼き星剣・カイン（a44957） どうだ。分からず屋。

無事に帰って来てにゃ。
ご無事をお祈りしてますの。
どうか無事にね。
生還しての勝利って事、忘れちゃダメだからね？
13 21
希望への前奏曲・カズハ（a01019） 僕の歌は…あなたの耳に届きましたか？

パパ～、帰りまってるよ～。
16 17
笑顔でコロス・イオン（a49716） 皆さん無事ですね？

無事に帰って来い、それだけだ。
心配入らないと思うけど、無茶はほどほどにね。
生きて帰れよ。
頑張って戦ってきてくださいね！
　
17 16
黄金の林檎姫・ルゥル（a14115） 皆、無事かなぁ～ん？

18 13
蒼闇の朧月・クレア（a46703） みんなも、無事だよね…？

無理だけはしないでくださいね。
お帰りなさいと言ってあげるから、戻ってきてね。
無茶はしないように。
必ず帰還してください。
絶対帰ってきてね～。
19 10
時間と空間の支配者・ルイ（a02276）

…頑張って、ね（にこ）

●大神ザウスとの対決には参加せず、仲間の背中を護る

１位

快傑ズガット・マサカズ（a04969）
快傑ズガット・マサカズ（a04969） ・・・俺には帰る場所が有るんだ。
●応援コメント

死ぬんじゃないなあ～んっ！！
頑張って、みんな応援していますっ
生きて帰って来て、お願い。
絶対帰って来て下さい。
行きなさい、私たちの想いを彼に……！！
神だろうが蹴り倒してきて欲しいのじゃ！
生きて帰って来て下さい、死んでいい命なんてありません

順位 戦功点 名前 一言