<壮行会>

ヒトの霊査士・リゼル 「侵略機動を開始したドラゴン界……これまで、絶体絶命の危機は何度もあったけど、これはまたとんでもない状況ね」
ヒトの霊査士・リゼル 「今こそ、ドラゴンウォリアーの力を結集して、ドラゴンロード・ヴァラケウスを倒す時!
 私も華麗に変身して、情報局から全身全霊最大限の支援を……」
ヒトの霊査士・リゼル 「……って、あっという間に気絶して迷惑かけるだけよねぇ。
 あーもーダメじゃんっ」
ヒトの霊査士・リゼル 「こうなったら、この私の想いごとドラゴン界まで行ってくれる人材を探さなくっちゃ!
そうよ! ここは前回、私の超教育によって鍛え上げられた、超美青年タトゥーイン君の出番じゃない!」
おひさま笑顔な翔剣士・レナ 「……タトゥーインさんなら、リゼルさんが何か言い始めたあたりで、そおっと酒場から出て行ったよ?」
ヒトの霊査士・リゼル 「ぬわぁぁぁんですってー!」
ヒトの霊査士・リゼル 「……くすん」
おひさま笑顔な翔剣士・レナ 「もー、リゼルさんってば、元気出してよっ♪
ほらほら、ここにリゼルさんの志を大きく受け継いだ、愛弟子のボクがいるんだよっ!」
ヒトの霊査士・リゼル 「あのレナちゃんが、そんな立派なセリフを言うようになるなんて……ほろり」
ヒトの霊査士・リゼル 「ようし、私のこの想い、あなたに託しましょうっっ!」
おひさま笑顔な翔剣士・レナ 「もっちろん! 情報局の事は、どーんとボクに任せて欲しいんだよ♪」

 (というわけで)

おひさま笑顔な翔剣士・レナ 「今回の情報局はこのボク、ドラゴンウォリアー・レナが担当するんだよっ♪
 情報局では、みんなからの生の声を受け取って情報ペーパーを発行していくんだよ。
 戦いの間、みんなからの投稿を受け付けるから、どんどん投稿して欲しいんだよ♪」
おひさま笑顔な翔剣士・レナ 「今日は、作戦の決行を前に『壮行会』をするんだよっ!
 ドラゴンロード・ヴァラケウス……。
 きっと、みんな、いろいろな事を考えてると思うんだよ。
 だから、みんなの今の想いを聞かせて欲しいんだよ。
 たくさんの投稿、待ってるんだよっ!」