<ピルグリムネスト浄化作戦〜支援行動>


●ピルグリムネスト浄化作戦〜支援行動
 浮遊大陸ホワイトガーデンにおける最大の敵、ピルグリムシップを撃破の為の作戦が動き出した。
 ギガンティックピルグリムに匹敵する戦闘力を持つピルグリムシップの内部に突入し撃破する作戦は、精鋭の冒険者達の手によって、戦いの準備が進められている。
 しかし、彼ら突入隊の力だけで勝利を得る事は困難である。
 この作戦を成功させる為には、彼らを支援し、援護する役割を持つ冒険者が必要不可欠なのだ。

「お集まり頂き、ありがとうございます。今回の作戦の目的は、突入する冒険者の皆様がピルグリムシップとの戦いに専念できるように支援する事です。確保した橋頭堡を維持しつつ、周辺地域の制圧や作戦支援など、行わなければならない事は多くあります」
 エンジェルの霊査士・エリアード(a90210)は、集まった冒険者達に、そう口を開いた。

 まずは確保した橋頭堡の維持は重要な仕事だろう。
 この橋頭堡が失われれば退路を失った冒険者達が路頭に迷う可能性があるのだから。
 次が、周辺地域のピルグリムの制圧行動となる。
 橋頭堡周辺は、即ち、他の浮島につながる道の周辺地域でもある。この地域のピルグリムを根こそぎにする事ができれば、ホワイトガーデンの平和に大きく寄与する事だろう。
 そして、ピルグリムシップに突入する冒険者への支援も勿論重要だ。
 ピルグリムシップの中の戦いを支援する事はできないが、ピルグリムシップの外での戦いを有利に運べるように支援する事はできる。突入まで戦力を温存できれば、作戦の成功率が上昇するのは間違いないだろう。
 或いは、負傷者の救助に尽力する事で人的被害を抑える行動を行う事もできる。

「どの行動も、それぞれ重要な行動だと思います。どの支援を行うかは、皆さんの判断にお任せしますので、最善の結果を得られるよう、よろしくお願いします」
 そういうと、エリアードは冒険者達に深く一礼した。


■参加作戦選択解説

(1)橋頭堡の警備・維持を行う
 100名以上の冒険者が参加すれば、橋頭堡を維持する事ができます。
 出発する冒険者を激励する、帰還する冒険者を出迎える、作戦終了後の撤収を行う、といった業務を行います。

(2)周辺地域の制圧を行う
 周辺地域のピルグリムを制圧します。
 強力なピルグリムは殆ど存在しないので、比較的安全に制圧活動を行う事が可能です。
 この選択肢を選ぶ冒険者が多ければ、作戦終了後の残存ピルグリムの数が減少します(より平和になります)。

(3)ピルグリムシップ攻撃の支援を行う
 陽動作戦や支援攻撃によって、ピルグリムシップ周辺の敵戦力を減少させます。
 敵戦力を減少させる事で、ピルグリムシップに突入する作戦の成功率を上昇させる事ができます。

(4)戦闘不能者、重傷者の救出に尽力する
 負傷者の救護を積極的に行う事で、重傷率・死亡率を軽減する効果があります。
 作戦の成功率は上昇しません。

(5)この作戦への参加を取りやめる
 この作戦には、全体シナリオ『ピルグリムネスト浄化作戦』に参加している冒険者は参加する事は出来ません。
 全体シナリオに参加している冒険者の方で、間違えてプレイングを送ってしまった場合は、必ずこの選択肢を選んでください。
 両方に参加してしまった場合、状況により不利な判定が下される場合があります。



<リプレイ>

●戦いに赴く者へ送るはなむけ
 冒険者達が築き上げた橋頭堡に、焚き木の煙が上がっている。
 これから戦いに赴く者が十分にその力を振るえるようにと、神に弓引く背約者・イクティス(a57811)、エンジェルの紋章術士・ミルファ(a23180)らが温かい食事や飲み物を提供しているのだ。春とはいえまだ肌寒さも残る時期。出立する冒険者達が少しでも温かくあるようにと。
 執事・ワン(a72844)、執事・トゥー(a72845)、執事・スリー(a72846)、貴族の執事・ウォルター(a72847)、そして、侍女・アイン(a72848)、侍女・ツヴァイ(a72849)、侍女・ドライ(a72850)、侍女・フィーア(a72852)らの執事・侍女の集団は、出発する皆の準備をかいがいしく手伝い、どうぞ御武運をと頭を垂れる。
 準備の出来た冒険者がピルグリムシップを目指し橋頭堡の外へと進んでゆくと、その両側から橋頭堡の維持に残る者達からの激励の言葉が次々と浴びせかけられる。
「ホワイトガーデンの平和の為。でも無理をなさらないで下さいませね」
「お気をつけて。皆さまの帰還をお待ちしております」
「ここは私達が死守いたしますから、必ず戻って来て下さいまし」
 森の花育むご令嬢騎士・ミリーシャ(a19395)、ストライダーの医術士・ブロード(a71960)、蒼き風・サイカ(a37845)が、緊張の中にも優しい笑みで冒険者を見送る。
「アンタ等の武運を心から祈ッとくよ!」
「今日こそがホワイトガーデンに安息の日々を取り戻す記念すべき大きな一歩になるだろう! 罪無き友人達の為、今一度希望のグリモアの力を示そうではないか!」
「向かう方々全て、御武運を!」
 自称トレジャーハンター・ウォルス(a63661)、ダッディダディにしてやんよ・ダディアーナ(a48284)、竜槍騎士・ゼット(a72535)が力強く激励の言葉を飛ばし。
「縁起物ですけど……御武運を祈ってます」
 鈍色の影・ジェス(a68898)は無事を祈るまじないだと聞きかじった情報から、出発する人の背後で火打ち石を鳴らした。
「命は投げ捨てるものではない。気を引き締めておけよ」
 言葉は柔らかだが、粛清するもの・フェルデン(a68909)の目はしっかりと戦いに赴く人々を見据え。
「夢と希望とガッツで頑張るなぁ〜ん」
 ヒトノソリンの武人・ロロッカ(a72439)が元気に呼びかける。
「ピルグリムシップ撃破に向かう冒険者達、月並みだが頑張ってくれ。必ず生還しろ」
 エンジェルの吟遊詩人・カイエ(a72742)は冒険者達に声をかけながら、幼馴染みの後ろ姿をじっと見送った。
「気を付けて……」
 九天玄女・アゼル(a00436)も何人かの知人の背に声を掛けた。
 そう、橋頭堡に残る人々の知り合いの多くが、この厳しき戦いへと挑んでいるのだ。
 彼らが無事帰還できる場所を確保する為、橋頭堡は必ず維持すると、能天気盗賊・リーヴィ(a69781)は誓いを新たにし。
「全力でバックアップするから、頑張ってきてくれよっ」
「待ってるからちゃんと戻ってこいよ!」
 哭影焔・ウェイ(a64577)はそう言って、しっかりと橋頭堡の外へと視線を向けて警戒を行った。
「いってらっしゃい。生きて帰ってくるまでが冒険だよ!」
 橋頭堡周辺を哨戒しながら、緋鷹・ヴィルナ(a61897)は出撃してゆく冒険者を投げキッスで激励した。
 いってらっしゃい。
 そう言って見送った数だけ、お帰りなさいを言えるように。
「よし……皆の……帰るところを……守るぞ……」
 ピルグリムシップに向かう者は攻めの戦い。そして橋頭堡に残る者達を待ちかまえているのは護りの戦い。沈黙の要塞・シグルーン(a70167)は気を引き締め、剣をしっかりと握り直すのだった。

●帰る場所を護る為に
 冒険者を送り出したからといって、ほっとしている暇はない。橋頭堡に残った者達はその警邏へと速やかに移る。
 猫又・リョウアン(a04794)、山猫・クレイ(a19535)、水魔・スミレ(a26863)、白い獣・プライミッツ(a26864)、月飲み・グランスルグ(a26865)、自称芸術家のお嬢様・リタ(a36029)、鋼鎧麟・オウガ(a40498)、叫鴉・エドワード(a48491)、プーカの牙狩人・メレム(a59080)は化猫隊を組み、纏まっての巡回警備を行った。
 噂を求める・ラゼル(a07033)、閃光の彼方へ・ネビサ(a56931)、ヒトの医術士・リリアーヌ(a10261)は仲間同士で雑談をしたりして緊張をほぐしつつも、敵の姿が見られないかと警備は怠らず。
 氷月晶の剣士・コスモス(a17136)、白月翼の護人・リーリウム(a32398)、冬鈴花の旅人・キュアノス(a39108)、陽光花の路・アルビラ(a62470)も、敵の影が無いか、橋頭堡に不審な様子はないかと、万が一の事態に備えての警戒を行った。
 橋頭堡を護る為には、可能な限り速やかに接近する敵を発見し、その排除を行うことが必要だ。
 壊れた家屋を利用して作られた見張り台には、決別を呼ぶ吠響・ファウ(a05055)、南国の黒兎・レミナ(a15991)、金剛を目指す・ヒイラギ(a49737)、龍騎艦隊・イマージナ(a18339)らが交代で立ち、遠眼鏡で周囲や上空を見渡した。
 何か発見すれば地上を巡回警備している者達に方向や数を伝え、対応を請うことになるが、今の処、遠眼鏡には橋頭堡の周囲に広がる荒れた大地と、橋頭堡とは少し離れた周辺地域でピルグリムの制圧を行っている冒険者が小さく見えるだけだ。
「この戦い、持ち堪えることができれば我々の勝利だ……!」
 朱星弓煌・アーチライト(a50501)は空を仰ぎ見る。この空の下、戦う者達がいて。それを支えるこの場所を維持し続けることが、今ここにいる者達の役割なのだ。
 特選素材・タードリィ(a21096)は皆が橋頭堡の警戒をする間も、選りすぐった食材等の物資の搬送や管理を行い、蒼い鴉・アカネ(a51510)も資材運びなどの力仕事を積極的に引き受け、戦いではない面での維持を支えた。
「エンジェルの為にもうひと頑張り頼むぜ!」
 橋頭堡で働きながら、闇の閃光・クインツ(a66672)は周辺制圧を行っている者達へ、心の中でエールを送るのだった。

●周辺制圧への戦い
 橋頭堡設置の際にも、周辺をうろつくピルグリムの掃討が行われていたが、それだけで倒しきれた訳ではない。
 未だピルグリムの残る周辺地域の制圧に乗り出した冒険者の数は652名にも及んだ。
「巣の掃除の時間だぜー!」
 戯ノ風ト月・イシュ(a68901)は遠眼鏡での索敵を行っては、チーム【礎】のメンバーと共にその撃破に向かった。
 蒼き月の導師・イリス(a00824)、深き蒼に護られし白の娘・フィルミリア(a01877)、黒剣・グランデイル(a02527)をはじめとした総勢64名の竜剣衆が、大がかりな索敵探索を行い、数の利点を生かした全体攻撃で周辺の敵を次々に撃破してゆく。
「ゴミ掃除と参りましょう」
 黒炎覚醒をまといつけた博愛の道化師・ナイアス(a12569)が、周辺に残る雑魚ピルグリムへとニードルスピアを放つ。
「ホワイトガーデンの平和の為……いっぱいいっぱい頑張るなぁ〜んよ!」
 太陽の狂詩曲・シンク(a33542)は孤立しないよう気を付けながら、レイジングサイクロンを撃ちまくった。
「エンジェルさん達の今後の平和な日々の為、頑張りましょう」
 藍色紫陽花の月・ミクリ(a13725)は敵の数によってアビリティと通常攻撃を織り交ぜつつ、ピルグリムの撃破にかかる。
「せっかくなんで徹底的にやらせていただきます」
 人形遣い・トラス(a58973)は容赦なく、エンブレムシャワーをピルグリムへと降り注がせ。
 黒の狼牙・バルド(a16025)、千篇挽歌・テラ(a48288)、流水令嬢・ヴェロニカ(a57286)、水舞の魔女・グレース(a68945)らは敵の固まっている辺りへと突っ込んでゆき、流水撃を連発した。
 怪我を顧みないその攻撃は、
「回復はまかせてだよー」
「エンジェルさんたちの平和のために、おぢさん一肌脱ぎますよ」
 医術士・サハラ(a22503)、貴方に捧げる狂死曲・セドリック(a35874)、蒼穹の小さな守護天使・ゼフィ(a35212)らの回復を受け持つ冒険者達の働きによって癒され、支えられている。
「前は宜しくお願いします」
 ミラージュアタックで敵に切り込んでいる東京オフ会の二代目主催者・ラージス(a17381)の後ろに位置を占め、遠き楽園・ティルチェ(a18627)はニードルスピアを撃った。
 後衛を護る盾となろうと、孤独の騎士・ガスト(a72678)も積極的に前に立つ。
 ヒトの紋章術士・ウィリアム(a71415)がマリオネットコンフューズで、生命至上主義者・セレーネ(a46197)は眠りの歌で、周囲の敵の動きを阻害し、ピルグリムによる冒険者達への攻撃を軽減させた。
「いました!」
 ピルグリムを発見したチーム【暴風】、蒼き仙人掌の華・サラティール(a23142)が即前衛に立ち、攻撃を開始すれば、リザードマンの重騎士・ソーディア(a72319)は鎧聖降臨でチームの仲間の防御を順にあげてゆく。
 幸せいっぱいの腹ペコ人妻・ウェンディ(a28750)、東京オフ会の二代目主催者の妹・ラン(a31409)、猫使い師ミル・フィーユ(a66979)は前衛が戦いやすい様にと、範囲攻撃主体にして援護を行い。
 空を射抜く者・ジン(a72536)、氷纏焔舞・ミルフィリアス(a68773)、迷子の子猫・ラージス(a71005)のナパームアローが派手に炸裂し。チーム【暴風】のメンバーは順調に敵を撃破していった。
 気高き孤高の翔剣士・アセレア(a50809)、深淵をも喰らう者・リスフィー(a51924)らで構成された【銀翼】は、敵に奇襲されたり退路を塞がれたりしないよう目を配りながら、黒炎覚醒等により強化された攻撃を主体に、ピルグリムに浴びせかけ。
 遠近、あるいは敵の多寡によって使い分けられた【銀翼】の攻撃は統制がとれており、一丸となって敵を倒してゆく。
「待ちに待ったときがやってきた。多くのエンジェルの死が無駄でなかったことの証のため……ホワイトガーデンよー! 私は帰ってきたぞー!」
 チーム【無限の翼】の、強引にマイウェイ・ローレライ(a45997)が感極まったように声を挙げる。そこに、白にして黎明・ハウザー(a40489)は、孤立しないようにと注意を投げ、目の前に立ち塞がる敵へと、スパイラルジェイドをみまった。
「圧倒的ではないか、我が軍は」
 次々に倒れてゆくピルグリムを眺め、鉄壁の無色ペリカン・トウマ(a16023)は満足げに言い、踏み込んでの流水撃を放った。
 獅子の遺志を継ぐ者・ピオレッテ(a59029)は攻撃には参加せず、周辺の警戒と回復を受け持ち。
「一体一体確実にしとめていくぞ!」
 最強終末兵器・ネメシス(a15270)の足下から、手の形をした禍々しい影が伸び、黒炎覚醒で高められた力で、ピルグリムを打ちのめし、同時にその護りを砕く。
 孤立を防ぎ、一丸となって敵を着実に倒すことを一とし、【無限の翼】はピルグリムの群れを1つ1つ片づける。
 そしてまた、空唄、風牙、瑶山、連弾、海藍、絆、六門主力、月の蜃気楼、蒼晶華……等々、冒険者達によって構成された多くのチームが、互いの不足を補い合い、特性を高め合いながら、次々に敵を撃破していった。
 周辺地域の多くのピルグリム。それをも圧倒し、冒険者達は戦い続けた。

 周辺制圧の成果は、橋頭堡確保に動く冒険者達にも影響を与えた。
 星屑の髪飾り・ナハティガル(a05959)、独裁者の庭園・ジニー(a34782)らは橋頭堡外周の巡回を行っていたが、心配されていた襲撃はまったく無く。
 そして橋頭堡から周囲や上空を警戒している、淡蒼露華・ノエル(a36395)、円環の治癒師・アルティ(a08063)らの目にも、危険な兆候は映らない。
 それは、周辺制圧に向かった冒険者が順調なことを如実に示している。
「……どうか……誰一人欠けず無事に……」
「誰一人欠けることなく、帰ってきて下さい。御武運を……」
 無敵の・ギルガメッシュ(a33171)、夜天光・ネヴィル(a64549)はその事を喜びつつ、そしてまた、ピルグリムシップに向かった者達も無事であるようにと願うのだった。

●完全制圧にむけて
 チーム【福寿】は、白銀の聖女・フィア(a27716)と玻璃のみぎわ・アネモネ(a36242)によって遠眼鏡を使用してのピルグリムの捜索をしていた。
 ピルグリムを発見すれば、前衛に舞闘家・グロリオーサ(a42376)、旋風の医術士・ルッフェ(a51358)、くるくる天然パーマ・カラテス(a25961)、アネモネが立ち、通常攻撃を主体に、広範囲アビリティを取り混ぜて敵を叩き、後衛では、我が名は・レヴィアタン(a38708)鉱石は歌う・ニゲラ(a22513)、フィアがその援護や回復をし。自チームが戦闘するだけでなく、疲弊した冒険者を発見すれば、その回復や支援を行ったが、冒険者側の優位を反映して、その頻度は多くはなかった。
 周辺地域の制圧はスムーズに進み、ピルグリムのいない地域が広がってゆく。
 野生の・ロナ(a14373)、なにもかも・シン(a17739)、希望の翼・リゼル(a22862)らは、制圧されてゆく地域の巡回を行い、残存ピルグリムを捜した。
「あちらの物陰にピルグリムの群れが隠れています」
 痕跡から索敵を行っていた白妙の鉄祈兵・フィアラル(a07621)が皆に知らせ、自身はグランスティードでその退路を塞ぐように回り込む。
「やれやれ、そんな処にいたんですか」
 温和な口調と裏腹に威圧漂う剣の構え。チーム【茜】の、貴女ノ為ノ此ノ命・イリヤ(a18802)が流水撃で薙ぎ払い、小白華・ミフィリア(a43397)は幾分気が重そうに、あわせて流水撃を薙いだ。
「せめて、安らかに送ってやろうぞぇ?」
 前衛では蒼護・カヤ(a36127)と氷姫・ゲルダ(a36210)がアビリティを打ち込み、いつも笑っていたい・ツェリ(a41885)がレイジングサイクロンを巻き上げる。黒烏骨鶏・ルスフィード(a43349)も皆とあわせて攻撃し、風月抱きし黄昏の天使・イース(a46330)と晟牙・ユウリカ(a59162)のナパームアローが弾け。陽陽・フォルディン(a25269)の回復に支えられながら、絳河・ゼン(a28701)と闇の緑・ヴェンツェル(a43326)の範囲攻撃が群れへと襲いかかる。
 立て続けの攻撃に、物陰に潜んでいた敵のすべてが倒された。
 『くまなく始末、元から絶つ』を合い言葉としたチーム【群雲】の、猟犬・フォスフィル(a27651)、エンジェルの吟遊詩人・ウィナルド(a27728)達も、残存ピルグリムの排除に取り組み。
「残っているピルグリムでも、冒険者以外の人間には脅威の存在でしょう」
 討ち漏らしがないよう、ボンクラ剣士・ノーマ(a28693)は物陰や茂み等、ピルグリムが潜んでいる可能性のある場所をつぶさに捜索する。
「悪いけど、逃げさせないよ!」
 緑の放浪者・ロウフル(a59698)は戦場を離れようとするピルグリムへと、その射程を生かしてホーミングアローを打ち込んだ。
 ねこ夢、夢想歌、白光里、NSD、ホーリーオーダー、アルテ2……多くのチームが連携を取りながらピルグリムを駆逐していった結果、周辺地域はまったくピルグリムの姿が見られない状態にまで至った。
「もう見当たらないようだが……」
 念のためにと零散夢掬・レイク(a00873)はクリスタルインセクトも併用しつつ捜索を行ったが、それでもピルグリムは発見されず。
 それでも周辺制圧に携わる冒険者達は、より広い範囲、より細かい箇所、と捜索の手を休めず、ピルグリム殲滅目指して動き続けた。

●陽動と誘導と
 天空に向けて大きくせりだすそれはまさしく、船としか言いようのないフォルムを持っていた。
 遠くから見ている時もその巨大さが感じられたが、ピルグリムシップ攻撃の支援を行おうと近づけば、その威容に押し潰されんばかりの威圧感を感じる。
 だが怯んではいられない。支援を選択した彼らの役割は、ピルグリムシップの中枢部を破壊しに赴く冒険者達の負担を減らし、任務遂行を助けること。依頼に参加する冒険者の生命を守り、依頼成功への追い風とならんと、支援の者達は気を引き締めて戦いに挑んだ。

「この辺りでいいですね」
 天上の演奏家・フィーナ(a18985)はピルグリムシップに突入する冒険者とは別方向に位置取りし、【紅幻影隊】のメンバー、青い海の誘い手・フィオリス(a37257)、黎明の閃光・ヴェローナ(a51653)、桜桃の恋歌・セレーナ(a59578)と共に派手に攻撃を仕掛けた。
 ワイルドキャノンやサンダークラッシュをピルグリムシップ周辺にいる敵へと打ち込むのは、1体でも倒して援護する為、そしてこちらに敵の注意を引きつけることによって突入を容易にしようという狙いの為。
「私達が相手です!」
 百合の舞刃・クーヤ(a09971)が、突入する冒険者達に向かおうとするピルグリムの目を、スーパースポットライトで惹きつける。クーヤへと向かってきたピルグリムを、チーム【風】のデタラメフォーチュンテラー・メルフィ(a13979)、天照・ムツミ(a28021)、奏でる弓・レイチェル(a30882)が攻撃し、英精連隊・ヒマワリ(a36446)が回復を受け持った。
 が、惹きつけられてきたピルグリムの攻撃の前に、じりじりと押されてゆく。
「何方か手を貸して下さい!」
 戦況に気づいた漆黒の焔蛇・フィズ(a28944)が、他の冒険者に声を掛けつつ、自身も緑の縛撃で援護する。
 その声に応え、蒼然たる使徒・リスト(a01692)、動物愛好魔術師・ミサリヤ(a00253)らのニードルスピア、エルフの紋章術士・エリー(a70305)のエンブレムシュートがピルグリムたちへと放たれた。
 暁へ向かう黄昏・ライオル(a12876)、癒しの加護を宿す小さき花・エイミー(a15148)らが回復を手助けし、周囲の冒険者の傷を塞ぎ。花色飴細工・ナーテュ(a31267)はその回復役の前の盾となり、周囲の皆に鎧聖降臨をかけていった。
「シップへ突入する皆の邪魔はさせねぇ」
 必ず成功して欲しいからその為の助力は惜しまないと、天漆風・ナオ(a32775)の緑の業火が燃え上がる。
 突入作戦参加の皆の成功を願い、深緋の蛇焔・フォーティス(a16800)、桜・フィリス(a18195)らで構成されたチーム【常緑樹】も、突入する冒険者を助け、立ち塞がるピルグリムへと攻撃を仕掛けた。前衛の連携を大切に、後衛を護りながらの戦闘だ。
 向こうでは、
「六風の旗は戦風に靡かん! 押せぃ、押し慕えぃ!」
 六風の・ソルトムーン(a00180)が掲げる六風旗の下に集うチーム【六風旅団】23名が鬨の声を上げ。
「シップの方は頼むぜ!」
「絶対、失敗なんかしてくるなよッ!」
 黒焔大剣・クレイ(a46491)、ヒトリの武人・ナツルォ(a61049)が突入してゆく冒険者達へ届けとばかりに、声を張り上げる。
 【白蒼】、【紅幻影隊】、【紅翼】、【剣と盾】、【虚奏】、【覇軍】……等、多くの冒険者集団がそこかしこで陽動に奔走している為、ピルグリムシップの周辺は派手なアビリティが炸裂する戦場となっていた。
 それに惹かれて集まってくるピルグリムからの攻撃が、陽動の冒険者達に容赦なく襲いかかるのを、癒し手達が必死に回復させている。
 受ける傷は浅くはない……だが、本来突入する冒険者が受けるはずの傷を陽動部隊が引き受けることによって、その分の消耗が押さえられているのだと思えば、その痛みも成功への礎だと耐えられるのだった。

「シップ警護のピルグリムを引き離しまひょ! よって来たピルグリムを始末しておくれやす!」
 チーム【御霊天宮】の碧澪瀑布・オカミ(a05622)、白霊烈震・アンナ(a05624)らが攻撃支援の冒険者へと呼びかけ、青き雷鷹・ヴェック(a19321)、真経津の姫巫女・トゥシェ(a05627)らがピルグリムを惹きつけながら、シップから離れた場所へと誘導する。
 チーム【黄珠】の月下翠雨・キョウカ(a42913)と黄珠を擁きし龍の器・ヒサギ(a43024)の2人、そして、眠らぬ車輪・ラードルフ(a10362)らもピルグリムの誘導を行い、シップ周辺の危険度の軽減に尽力する。
 誘導されてきたピルグリム達を、蒼珠花の歌癒師・ディナ(a22024)、銀の薔薇・アスフィア(a26002)、紫箭の姫狐・シーマ(a27003)ら、総勢37名で構成されたチーム【黎明】が取り囲み、一気に殲滅を図る。
「ホワイトガーデンの興亡はこの一戦にあり! 各自尽力を!」
 優しき止まり木・ラフェル(a27225)は、前衛で戦う仲間達の鎧の防御力を上昇させていった。
 トリの武人・ジリアン(a35655)、忘却の仮面・ハクオウ(a72222)の流水撃が、霞燐の舞姫・リオーネ(a27006)の薔薇の剣戟が、ピルグリムを斬り裂いた。後衛からは範囲アビリティが次々に投げかけられ、一度に多くの敵にダメージを刻む。
 木漏れ日の微笑・ミアル(a27220)、華焔剣・ジュディ(a35213)、未熟者・シェイン(a69168)らは、仲間の援護を信頼し、レイジングサイクロンで敵を屠り続けた。
 夢をかなでる翼・チェルニー(a27602)、天鐘を揺らす歌声・ヒルデブランド(a34918)、天河煌剣・エルバート(a36098)、群青の医術士・セフィ(a39318)、伽羅の医術士・ティップトップ(a67298)ら、回復を担う者達は、状態異常に陥った者達の回復と、傷の回復を手分けしながら行った。飯綱姫・ミフユ(a50820)はその回復役を護りつつ、手近な敵へとソニックウェーブを撃った。
 そこかしこでナパームアローが弾け、デンジャラスタイフーンが巻き起こる。
 行雲流水・ケイン(a05024)、漆黒の医術士・サリア(a34717)ら5人の【黎明】小隊は、本隊に注がれる戦力を軽減ようと、その援護を行った。
 四方八方から浴びせかけられる攻撃に、誘き出されたピルグリム達は体液をまき散らしながら次々に倒れ、どろりと白く大地を汚した。

 ピルグリムシップ中枢を目指す冒険者達がすべてシップ内部へと消えて行ってからも、外での戦いは続けられた。
 【銀閃】、【黒狐】、【屠龍】、【灼月】、【庵】……等、多くのチームが己のアビリティを尽くしてピルグリムの排除を行い、ピルグリムシップ周辺には白い死骸が累々と転がった。
 うろつくピルグリムの数は確実に減ってきていた。それは即ち、シップを離脱してくる冒険者達の身の安全へと繋がっている。
 時間が経つに連れ、持てる力を注ぎ終えて帰還するシップ攻撃支援の冒険者達の姿も目立つようになってくる。
「出来る限り戦力維持を保って支援を果たすんだ」
 チーム【海誓山盟】の海神の赤槍・トバイアス(a15257)は、共に戦う仲間へと声を掛けた。アビリティは有限。それをどう使って支援を果たすべきか。
「少しでも長く戦線に留まらねばなりませんの」
 チーム【三柱】、エンジェルの重騎士・メイフェア(a18529)は鎧聖降臨で防御力を上げ、皆の前に立つ盾となってチームの体力維持を心がけた。ダンディ・クロコ(a22625)もシャドウロックの堅さを盾に、術者を護りながらの攻撃を行い、樹上の射手・ヴィン(a01305)はアビリティを使い分けての弓攻撃。
 より長く、効果的に支援を行えるようにと、願いの言葉・ラグ(a09557)は皆の戦いの様子、怪我の様子に目を配り、声を掛け合って回復を施した。
 1体でも多く、ピルグリムを排除すること。
 1戦でも長く、戦場に留まって支援を行うこと。
 ピルグリムシップ破壊へと向かった冒険者の成功と無事を願い、シップ攻撃支援の者達は戦い続けるのだった。

●生命のリレー
 聳えるピルグリムシップ。その中に入ってしまえば、そこから先の戦いは突入した冒険者達の力のみによってなされる。
 その成功を信じようとしながらも、湧き起こる不安はぬぐえない。無事であって欲しいという願いが強ければ強いほど、不安は色濃く心を塗り込め、心配が募る。
「だぁれも、傷つかんかったらええのに……ね」
 時を待ちながら、笑顔を願う・ユーリィ(a70876)は呟いた。厳しい戦いになることは予想されていたが、それでも誰にも傷ついて欲しくはない。
 戦闘不能者、重傷者の救助をしようと志す者達は、それぞれの受け持つピルグリムシップの外で、少しでも中の様子が分からないかと神経をとぎすませていた。

 それは不意に起きた。
 威容を誇っていたピルグリムシップに僅かな振動が走った……と見る間に、シップはたちまち溶け崩れてゆき、白くドロドロした溜まりにまで溶解した。
 一瞬、己の目を疑いそうになったが……。
「勝ったのか!?」
 業の刻印・ヴァイス(a06493)が挙げた声に、その場にいたチーム【ER】、【星時計】のメンバーは、急ぎピルグリムの死骸の溜まりへと足を踏み入れた。一面気味の悪い白泥が埋め尽くす中、突入した冒険者の姿を探す。
「怪我をなさっている方はいらっしゃいませんか?」
「聞こえたら、返事して……」
 安寧を求め彷徨う蒼月・リクリス(a48424)、白銀と闇の星天使・アティ(a69364)らが、周囲へと声を掛ける。
 と……。
「……っ!」
 目の前でどろりと白い粘液が持ち上がり、飛熊・ティエン(a33937)は一瞬息を呑んだ。が、すぐにそれが冒険者であることに気づいて駆け寄った。
 あちらでもこちらでも、白にまみれた人影が立ち上がる。
「怪我はないか?」
 保険医・クリセナ(a48485)らは気味悪い粘液をこそげ落とし、内部の冒険者を確認していった。立ち上がれないでいる冒険者を発見し、紅灯の光と成る太陽・ジェイド(a46256)は全身全霊で抱きしめ、命の抱擁で包み込む。
「絶対、助かるから……!」
 死なせやしない。その為にこうしてやってきたのだから。
 突入した冒険者すべての状態を確認すると、救助班は怪我人を連れてこの場からの離脱を開始した。

「………セフィア様……こちらにも負傷者が……」
 別のピルグリムシップでは、黒曜の魔女・セフィア(a58721)の結成したチーム【大鴉】が同様に救助を行っていた。怪我人には出来る限りの回復を施した後、背負い、肩を貸し、橋頭堡へと連れて行く。
「グランスティード持ちの人は搬送に協力して下さい」
 小さき護りの楯・アドミニ(a27994)は、空炎の盾・エファ(a11158)、破壊王・デューク(a41012)、嵐を呼ぶ風雲児・ミミュ(a42672)らに協力を仰ぐと、重傷者をグランスティードに乗せ、まとまっての移動を開始した。
 ヒトの狂戦士・ゼフィー(a51157)も負傷者の搬送を行い、それをチーム【檻】に所属する皆が護衛し、残存しているピルグリムから護りつつ、橋頭堡へと急ぐ。
「手が必要な所は無いか?」
 雷陣紅燐・マディン(a34736)は終焉謳う蹂躪姫・ラスト(a42554)と組み、救護の必要な所はないかとグランスティードで巡り歩いた。

「必ず送り届けるよ」
 三菱・フソウ(a36489)が帰還する者達に襲いかかろうとする敵の前に立ち塞がり、盾となれば、その動きに呼応してチーム【蜥蜴】のメンバーがピルグリム排除へと動く。皆が攻撃する間に、黄金の魔女・イセ(a48597)は、ミイラ取りがミイラになることのないようにと、凱歌での回復を行った。
「早くこちらへ」
 ピルグリムの群れと出くわして逃げている冒険者達を見つけ、鱗の乙女・リサ(a57094)が手招きし、リサのチーム【亜麻】も合流めざしてそちらへ急ぐ。
 帰還の邪魔をさせるわけにはいかないと、協力してピルグリムの群れを倒すと、共に手を携えて、戦闘不能者の搬送を行った。
 これまでにシップ外のピルグリムの多くが倒されている為、搬送は予想以上に捗った。
「怪我人の方はあちらに……。戦闘不能状態になっている方は、向こうに命の抱擁のできる人がいますので……」
 エンジェルの医術士・リリア(a72539)は橋頭堡近くに待機して、怪我の手当や、安全な所への誘導を行い、
「静かに寝てなきゃ、ダメなんですよー!」
 マシュマロ医術士・ユナ(a70656)は受け入れた重傷者達が快適に過ごせるようにと、雑務に飛び回る。
 救出、搬送、治療、そして休養。
 消えずに済んだ生命の灯を決して消すまいと、救出班の皆は疲れを忘れて働き続けるのだった。

●おかえりなさいを言える幸せ
「よくご無事で。ご苦労様でした」
 永久不変の美貌・マリアーヌ(a68766)は橋頭堡の見回りを続けながら、帰還した冒険者の労をねぎらった。
「怪我の具合はいかがですか?」
 懐かしき歌・サリエット(a51460)をリーダーとしたチーム【森陰】は、帰還した者達の怪我の度合いを見極め、その必要に応じて、治療、休息、食事等、一番必要だと思われるものが供給できるテントへと振り分けた。
「休みたいなら、こっちの道が最短だ」
「恐らく向こうの治療は手一杯だ。すぐ治療するなら、この先にあるテントまで運んだ方がいいぜ」
 あらかじめ、テントの位置や人員を把握しておいた、活字中毒紋章術士・カエデ(a53480)、深き海の雫・マトル(a51632)らが手際よく案内する間も、未来へ放つ矢・コイユール(a56042)は周囲の警戒を続け、攻撃やタスクリーダーでの連絡に備えている。
 冒険者を受け入れるテント内では、
「皆、これで身体と心を暖めてくれ」
「お腹がお空きでしょう? さあ、たくさん食べて下さいまし」
 閃紅の稲妻・アズマ(a17378)、癒しを奏でる蒼・セナ(a36511)らが温かい茶や料理をふるまい、紫菫一色・カザト(a09308)が毛布を配り、厳しい戦いの疲れをねぎらった。
「何事もなく終わりそうだね」
「撤収に備えて荷物をまとめておきましょうか」
「この料理を置いてきたら僕も手伝うですぅ」
 まだすべての冒険者が帰還した訳ではないが、このままなら何事もなく作戦は終わりそうだと、天空庭園の癒し手・ユリシス(a24432)、凛と輝く光の導・ディアナ(a50365)、天を貫く矢を放つ・バルドル(a25600)の【空飛夢】は、作戦終了時の準備に取りかかった。

 次々に帰還する冒険者達。
 突入作戦に参加した者、シップ周囲での支援を行っていた者、重傷者を連れた救護の者……誰かが帰還するたび、笑顔と歓声がそれを迎え、ねぎらいの言葉や物品が差し出される。
 そんな笑顔の裏で……生きて再び橋頭堡に足を踏み入れることの叶わなかった者もいた。その事実は待つ者に涙と悲しみを刻み、支援した者に深い憂いを残し。
 それでも、ピルグリムシップはすべて溶解し、周囲を徘徊していた多くのピルグリムを排除することも出来た。犠牲を出しながらも、一連のピルグリムネスト浄化作戦は成功した、といえるだろう。
 生き残った者達の休息の時間が終わると、冒険者達は橋頭堡を撤収し、ランドアースへと戻って行く。
「何か壊しておいた方が良い物があれば言って下さいね」
 小さな叙事詩・シモツキ(a65894)は必要なものをとりまとめながら、撤収作業をする冒険者達に声を掛けた。自称イケてる予言者・スピン(a36734)はノソリンに変身し、撤収の荷物を運び出しにかかる。
 ピルグリムシップは溶け去り、この浮島を支配していた白の冬は雪解けを迎える。今はエンジェルが住めるような状態ではない荒れ地だが、いつかこの地にも生命の息吹が訪れることだろう。その日の為に、チキンレッグの牙狩人・ピン(a66960)は、いつエンジェル達が戻ってきても大丈夫なようにと、橋頭堡跡を片づけ、きちんと整備しておいた。
 テントを撤収し、物資を搬送し、橋頭堡の撤去をすべて終えた後、ヒトの武道家・ミオ(a71446)は橋頭堡のあった場所……エンジェルの村跡に小さな花束を供えた。
 ピルグリムの犠牲となったすべてのエンジェル、すべての冒険者へ……哀悼と、そしてこれからの未来への誓いをこめて。


<参加者人数>
橋頭堡の警備・維持を行う   324名
周辺地域の制圧を行う   652名
ピルグリムシップ攻撃の支援を行う   925名
戦闘不能者、重傷者の救出に尽力する   246名