＜第２競技：カニカニ担ぎレース 途中経過（区間２）＞

区間２は、ふかふかの巨大花がたくさん咲いた、植物トランポリン峡谷！ 　この区間のポイントは、どれだけタイミングよく踏み切ることが出来るか！ 　巨大花の上でタイミングよく踏み切れば、大きく跳び上がって次の花の上に飛び移ることが出来るんだ。連続でジャンプに成功すれば、一気に距離を稼ぐことだって出来るんだよ。 　チームの３人が、どれだけ息の合ったところを見せられるかが問われる区間なんだ。 　もちろん、スピードだけじゃ勝つことは出来ないよ。 　次にどの花に飛び移ればいいか、どれだけの力を入れて飛べばいいのか……。 　そういう見極めもやらなくちゃいけないんだ。それも、ジャンプしながら！ 　こんな時こそ、冒険者として培った勘の見せ所だよね！ 　でも、ジャンプに失敗してゴールとは違う方向に飛んじゃったり、最悪、谷底に落っこちてしまったりなんてことも……。 　他にも、巨大花の間をジャンプで飛び越えた時の衝撃で、驚いたカニさんが逃げ出してしまうチームなんかもあって、思わぬ難所になったみたいだね。 　序盤戦では慣れないトランポリン花でのジャンプに苦戦していたチームが多かったみたいだけど、中盤戦以降では一気に速度を上げるチームと慎重にコースを選ぶチームで分かれたみたい。 　何チームもごぼう抜きにするチームとか、逆に違う方向に飛んでしまって一気に順位を下げるチームとかも出て来て、ドキドキのレース展開になったんだ。 　そんな波乱の区間２を制したのは、夏組、【十代に負けない】。その名の通り２０台の美貌の女性３人のチームなんだ。歌でカニさんの機嫌を宥めながら、星夜の翼・リィム（a24691）さんの上手いコース選択で、見事トップを獲得！ 　続けて、２位でチェックポイントを通過したのは、秋組【ジャイアンツ】！ 　３人の気合の篭った走りに、思わず僕も拳を握っちゃったよ！ 　３位の夏組【技監】は、前２人、後ろ１人の体勢でカニさんをがっちりキープ。逆十字の白術師・ライ（a51231）さんの『イチ、ニ、イチ、ニ』の掛け声で、上手く踏み切りのタイミングを取って、区間賞を勝ち取った。 　次の区間で上位に入賞するのは、どのチームかな？

●区間賞（区間２）