●問題 あなたは見事、正解の道を選ぶ事ができた!
この調子で、またデンジャラスな道を気合で進もうっ!!
丘に向かって歩いていると、何かに足を取られてしまった。体勢を立て直そうとするが、間に合わない。しかも……
「わ!?」
眼下には、断崖絶壁が迫っていた。ここには道があったはずなのに。
と、突然誰かに腕を掴まれる。すんでのところで転落を免れた。
「大成功、引っかかりましたな……わいのかもふらーじゅもなかなかのモンやで」
自分を掴んでいる者がしゃべりかけてくる。その背後を見ると、道が……いや、本物の道と間違えてもおかしくないくらい、山中の道がリアルに描かれた布が広げられていた。
「大丈夫、この崖の下には干し草を敷いてあるさかい……落ちても怪我はせん。まあ、すたーとに逆戻りやけどもな」
彼は続ける。
「このまま引っ張りあげてもええんやが、丘に行くにはこの先の崖を登らんといかん。わいの問題に正解したら引っ張りあげて、元気の出る薬草を分けたるわ。間違ったら……さいならやけど」
どうやら、進むにしても彼の力が必要らしい。この賭けに乗るしかないようだ。
「よっしゃ。あんたが今から会いに行く人が、そうやなぁ……左の手に大怪我してしもたとしよう。大量出血や。周りには助けを求められそうな人影もない。使えそうなのは、自分のハンカチ1枚くらいのもんや。さて……応急処置として有効なのは、次のうちどっちや。答えてみ」
選択肢は2つ。さあ、どうする?
※投稿者追記:大量出血の場合、圧迫止血では間に合いません。血の流れを止める必要があるので、選択肢が決まります。 | ●出題者
|