●残念!

「みればすぐにわかると思ったんですけどね。ひっかかっちゃいましたね?」
 にこやかにネオチンピラのリオンは、そう言った。
 あなたも、一瞬そう思ったが、希望あふれる夢に賭けたのだ。
 だが、それも夢と共に終わる。
「狭いなぁ〜ん」
 案の定、中から屈強な戦士が飛び出て、あなたを鮮やかな手つきで担ぎ上げ、そのままスタート地点まで運んでいったのである。
 流石は屈強な戦士。
 もがいても無駄だ。
 戦士の手によって、あなたはゆっくりとスタート地点に立たされ、ちょっと途方に暮れるのであった。