●残念!

「こんな選択をするとは……君にはがっかりしたな」
 目の前の男は、更に深く黄昏はじめる。
 そして、その黄昏に引き込まれるように、あなたはいつのまにか出発地点に戻ってきてしまっていた。

「なじょして?」
 その、あなたの疑問に答える者は残念ながら存在しなかった。