●残念!

 きゅぴぃーーーーんっ!!
 ギガマッチョーの瞳がとてつもなーーーーーーく怪しく光った。
 だが、ここで怖気ついてはならない。
 この先の丘に愛する人が待っているのだからっ!!
 あなたは勢い良く赤い布の道に飛び込んでいった。

 ぎああああああああああああっ!!!
「いらっしゃあーーーーーーーいww」
 あなたはその後の記憶は無い。
 気が付けば、スタート地点まで戻ってきていた。
 恐らく、あのいやーな男達の運ぶ、強烈にはずかしー神輿で運ばれたに違いない。
 だが、その記憶はないのだから、ある意味、幸運なのだろう。
 とにかく、あなたは、もう一度、スタート地点から歩き始めたのである。