●残念!

「それは猫やんっ!!」
 軽そうに見えるお兄さんからの鋭いツッコミを喰らった。
 かなり……痛いかも。
「というわけで、戻りぃ」
 お兄さんの言葉に素直に降りていった。
 お兄さんは素直に降りていかないと、また鋭いツッコミが来るようなオーラを発していたからだ。
 今度は突っ込まれないように……。
 呪文のように呟きながら、あなたはスタート地点まで戻ってきたのである。