●残念!

 あなたは黙って人形を渡す。
 と、落とし主の手が振るえ、ぽとりと縁起悪く人形の首が落ちてしまったではないかっ!!
「これは………どういう事でしょうか?」
 落とし主がじっとあなたを見詰める。
 落とし主は黙ってあなたを見つめるが『あなたがやったのですか?』と言わんばかりである。
 あなたはいたたまれなくなって、その場を後にした。
 一目散に逃げ出したのだ。
 と、気が付いたら、そこはスタート地点。
 悪い事は正直に言わないと駄目だなと思いつつ、もう一度、コース選びを始めるのであった。