●残念!
「あらあら、やっぱり間違っていたようですわね」
紫の髪の女性は、そういって嘆息すると、意識が朦朧としていたあなたの手をとって介抱してくれた。
「ここでは、応急処置しかできませんから……出発地点に戻ってゆっくり休んでくださいね」
介抱されつつ、振り出しに戻る。