●残念!

「隠し事すると、嫌われるよ……」
 あなたは真っ青になった。
 もしかして、あのことだろうか? それともあの秘密だろうか?
 相手に知られたくない秘密が、あなたの頭を凄まじいスピードで駆け巡る!
 知られたくない!
 そう思ったあなたは、とっさにその封筒を取ろうとした!
 しゅ。
 どうやら、それを分かっていたらしい。敵はにこにこと封筒をあなたの手の届かないところでひらひらさせている。あなたと敵との封筒奪い取りバトルが始まったっ! ファイトっ!!
 しゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅっ!
 気がつけば、いつの間にかあなたはスタート地点まで来ていた。