ひとまず、番長達の戦いは終わった……。
 覇王総長ユリシアは倒れ、日本にはまた平穏な日々が訪れたのだ。
 しかし、油断してはいけない。
 今この時も、海の向こうの番長達が、虎視眈々と日本を狙っているのだ。

 戦え、番長達よ!
 伝説の番長ミルカと共に、そして覇王ユリシアの理想を胸に……。


     

第0話:反逆の狼煙
北海道黒水高校
第1話:函館沖大海戦
史上最大の上陸作戦
第2話:出羽三山血風録
ゾンビ学生来襲
第3話:筑波学園牢獄
伝説番長を救え!
第4話:有明大校舎決戦
覇王総長ユリシア
●2005年4月1日(金)
【第0話】
09:00〜 09:30
【第1話】
10:00〜 10:30
【第2話】
12:00〜 13:00
【第3話】
14:30〜 15:30
【第4話】
16:50〜 18:00


<おおざっぱな世界設定>


 日本の学生達は、【番長】と呼ばれる強者の統治により、長きの平穏な時を過ごしてきた。
 番長が振るう力の源は学校の魂『グリモア』であり、列強番長と呼ばれる幾人の強力な番長達により、日本は分割支配されていたのだ。天を裂き地を砕く番長によって築かれた平和。
 だが、その平和を打ち破る者がいた。
 同盟学園連合の代表、『覇王総長・ユリシア』、その人である。

 未来を見通すユリシアの不思議な力の下、急速に支配グリモアを拡大する同盟学園連合。
 この事態を憂慮した列強番長の雄『伝説番長』は、覇道を進むユリシアとの会見を試みた。しかし卑劣な策略により会見は失敗、伝説番長は同盟学園連合に捕らえられ、学園牢獄へと送られてしまったのだ。

 そして覇王総長・ユリシアは、こう宣言した。
「列強番長の時代は終焉を迎えた。これからは、我ら同盟番長が世界を支配する」と。
 もちろん、黙って支配に甘んじる列強番長ばかりではない。
 こうして、番長史上最大最強の戦いが、今まさに切って落とされたのだ!

●列強番長
 ユリシアの同盟学園連合による支配に反逆する、番長達の連合です!
 伝令番長・ツキユーの余計な独走が、狼の牙持つ列強番長の反抗心に火を付けました。
 冷酷なるユリシアの覇道を阻むべく、列強番長達は強大な敵『同盟学園連合』に立ち向かいます!

 囚われの「伝説番長」は何処に……?

●同盟学園連合
『全ての番長を滅ぼし、美しい世界を!』
 理性的で統一された美しい世界を標榜する彼女の元には、番長の力を持たない一般学生の支持が集まっています。
 また、番長の力を恐れた日本政府(軍需産業)からの支援も受けており、機械化された一般学生の戦闘力は、その数も含めて侮れません。
 その他、降伏した番長達や、自校の生徒を人質に取られて従わされている番長を、戦闘員として前線で戦わせてもいます。
 特にユリシアの側近である6人の『円卓番長』達は、並みの番長を圧倒的に凌駕する実力を持っています。

覇王総長・ユリシア
豪傑番長・ディオン
黒旋風・ジンギ
鉄壁番長・ゼルファルド
神機軍師・エスタ
ゾンビ番長・パンドラ
地獄番長・ザンギャバス