●試練

 あなたはジェラシーちっくな困難に負ける事なく、正解の道を選ぶ事ができた。
 他人のジェラシーなんて、全然怖くないぞっ!!


 トラップをくぐり抜けた冒険者。
 その眼前に立ちふさがる黒くて細長い影!

「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ! カッポォー叩けと叫んでる!
 愛に溢れたランララを! 憎む野郎の正義の味方!
 神罰上等! 煎餅戦士ドラゴンセンベー!
 神に代わってお仕置きYO!!」

 ドラゴ が あらわれた!

「お主、そんなに急いで何処へ行かれる?
 ふふん、言わずとも分かっているでござるよ。
 愛しき人の待つ場所へ行きたいのでござろう?
 しかしこれから幸せが待っている者をタダで通すのは…メチャ許さんでござるよなぁ?」

 ドラゴ は 腹黒い笑みを浮かべている!

「しかし」

 ドラゴ は 巨大な煎餅 と 小さな煎餅 を取り出した!

「いい年をして嫉妬してるのも見苦しいでござるよね。
 と言う訳で今年の拙者は激励をするでござるよ!
 その証としてこのどちらかの煎餅を贈呈するでござる!
 どちらも拙者が手塩にかけた美味しい煎餅でござる!
 これから愛しき人と会う前に腹ごしらえってやつでござるね!
 受け取ってくださればココを通っても良いでござるよ!
 さぁ、どちらか選んでくだされ!」

 ドラゴ は いまだ腹黒い笑顔のままだ!

 どうする?

●出題者



小さな煎餅をうけとってやるぜ
巨大な煎餅をうけとってやるぜ