●残念!

 左の道を進んでいくと、そこは崖っぷちだった。

「たまには人の言うこと信じなよ? 恋人に嫌われても知らないぞ。
 ということで、最初から頑張ってな」
 笑みを浮かべた彼女に崖から突き落とされて……あれ? 痛くない?
 下に引いてあった沢山のマットで、怪我一つ無く着地できたのだ。
 が、そこはスタート地点。
 もう一度、最初からやり直すとしよう。