●残念!

 よし、決めたっ!
 あなたは叫んだ。
 夕飯はカレーだと。
 そうすれば、彼はこの道を通らせてくれるはずっ!!

「……そうか、そうか、御前もカレーを食べたいか。
 ……良い店を知ってるぞ」

 嬉しそうにカレー親父は、あなたをむんずと掴み。
 スタート地点へと向かっていった。
 その先は美味しいカレーの店。
 そのカレーはとっても美味しかった。
 目が涙で霞むくらいに……。