●残念!

 右と左。
 非常に迷うところである。
 この先、待ち受けている運命を考えると、どれを選ぶべきか……。
 慎重に脳内で論議を重ねる。
 そして、出た答えは。

 左!!

 あなたは、とうっと浮島に乗った!

 どぼん。

「あ〜あ。その格好じゃ恋人に会いにいけないね〜。ちゃんと着替えてこようね」

 どうやら、彼女があの看板の主だったようだ。
 泥だらけの服を引きずりながら、あなたは着替える為にスタート地点へと戻ったのである。