●残念!

 あなたは、先を急ぐため、こう言った。
 そんな暇はないと。
 すると、女性は目を細め。
「急がば回れって言葉を知らないですの!」
 突然、あなたを縛り上げたっ!
 しかも、それだけではないっ!
「お仕置きですのv」

 あなたは忘れないだろう。
 あのとき女性が見せた、勝ち誇ったような微笑を。
 そして、あの恐ろしいお仕置きの事も。

 あなたは、スタート地点に戻された。
 だが、ここで挫けてはいけない。
 この先には、大切な人が待っているのだから。
 気を取り直して、あなたは再び、試練の道を歩き出したのであった。