<解散挨拶>

 終わりよければ全て良しとはよく言ったものだな。
 とにかく、これで我の団長としての役目も終えたのだ。
 もう、語る事はないだろう? それとも……我の薬を煎じたいのか?

■解散挨拶 毀れる紅涙・ティアレス(a90167)

場所:黒薔薇の伝言板   2006年09月12日 09時   発言数:2
 夏の夢は終わりを迎えた。
 貴様らの努力は労いに値する。良く遣った。我が褒めてやる。
 だが、貴様らには未だ遣るべきことが遺されているだろう。
 惜しむ間も無く、元居た場所へと還れ。有能な冒険者に休む暇は無い。

 一月にも満たぬ日々は中々に面白いものだった。
 貴様らは団長の期待に応える優秀な護衛士だった。
 起こした事柄への責任は果たせたと、此処での働きに胸を張れ。

 ……貴様らに護衛士章を配布する。
 皮肉にも護衛士である間は身に着けることが適わぬ品だ。
 しかし「琥珀宮ガランルフレ」護衛士団は役目を終えて解散する。
 以後であれば誰が見咎めることも無い。記念として、受け取っておけ。
 我がして遣れる団長らしいことは此れくらいだな。


■最後に
 日々は常に忙しなく過ぎた。
 思えば、ゆるりと言葉を交わした機会も少なかったな。
 少しばかり悼む機会は設けてやる。気が向けば足を運んでくれ。
 泣きたいと言うのなら独り者の女限定で胸を貸してやる。甘やかそう。
 男は何だ。ええと。酒なら用意するが。


■解散予定日時:14日(木)0時00分

毀れる紅涙・ティアレス(a90167) 2006年09月12日 19時
前述した「悼む機会」を設けた。酒場にてイベントシナリオ「寵姫の愛した薔薇月夜」を参照してくれ。