●試練

 あなたはリラックスして、正解の道を選ぶ事ができた。
 この調子で、幸せスキップしながら、丘を目指そう!


やわらかな草の絨毯を進み、愛しいヒトの下へと急ぐあなた。
特に罠がある気配も無く、足早に通り抜けようという時、
なんだかとてつもなくおかしな光景が飛び込んできた。

褐色の肌のドリアッドが、湯飲みに浸かっているのだ。
湯飲みが巨大なのか、はたまた彼が小さいのか。
落ち着いて考えれば分かる気もするが、なぜか目眩のようなものが思考を阻害する。

ふと気づくと、何かのスープを差し出すドリアッド。
ごく普通の、オニオンスープの香りがする。
これは飲めという意図なのだろうが、どうしたものか。
「誤汁いかがですかぁ〜?」

●出題者



否、拒絶する。
とりあえず頂戴する。