●残念!

……!

突然鈍い音が鳴り響いたかと思うと台車があらぬ方向へと向い出した。
どうやら車輪が一つ外れてしまった様だ。
必死で止めよう・降りようと足掻くあなただが、次の瞬間全身を浮遊感が包み込み…


「あー、あれがハズレだったのねー
 おー、坂の脇下8メートルの川に向って華麗なジャンピング!
 見事に翔けて行ったわねーー … … …」


そんな声が聞こえた様な、聞こえなかった様な…