●残念!

「助かる!」

彼女は元気にそう言うと、一枚の紙を貴方に渡した。

「飲み屋の住所だ。ちょっとお店で暴れちゃってな。
すまんが私の代わりに払って来ておくれ。
…近くにいて止めてくれなかったお前にも責任があるぞ!」

無茶苦茶な理論だが、責任を取ると言ってしまった以上、貴方は道を戻る羽目になったのでした。