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「ええっ、カティさん、鬼達の仲間になっちゃったんですか?!」 |
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「プルミー……鬼の言ってる事をそのまま信じてどうすんのよ」 |
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「そんな、良い鬼さんだっているかもしれないじゃないですか!」 |
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「良い鬼がミナモ城を攻めたりするわけないじゃないの」 |
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「あ、そっか………えへ♪」 |
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「笑って誤魔化さないでよ、はぁ……」 |
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「えーと……でも結局、どうなんでしょうねえ?」 |
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「さあねえ、服を着替えて山を歩いている姿が視えたっていうけど、私はカティさんの服装そんなに知らないしねえ。過去が見えたのか未来が見えたのか……」 |
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「生きてらっしゃると良いのですけど……」 |
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「私達の手の届かない所で起こった出来事だし、カザクラの人達に委ねるしかないわねえ」 |
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「そうですね……あ、それと今月はマウサツの方はどうだったのですか?」 |
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「マウサツの方は行方をくらませた元アルガ王のトキタダ公を捜索して、見つけたわよ」 |
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「えええ、じゃあ捕まえたんです? 倒しちゃったんです?」 |
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「お供に元アルガの武士が一杯いたからね、とりあえず見つけただけよ。彼らのマウサツ攻めも明らかになったし、まだまだ一波乱ありそうね」 |
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「そうなのですか……マウサツも、カザクラの皆さんも頑張って欲しいのです! プルミエールは楓華列島の皆さんを応援していますよ〜!」 |
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「いきなり何を言い出すのかしらこの子は……でも私も応援しているわよ、頑張って欲しいわね」 |