<巻頭特集>

■ヴォルカノン洞窟のドラゴン撃破

ヴォルカノン洞窟の背後にある、この火山の噴火を防いでいました

 5月31日、ランドアース大陸東方の中央山地にあるドラゴンズゲート『ヴォルカノン洞窟』にて冒険者達がドラゴン、ヴァルヴァラーフを撃破し、火山の噴火を防ぐ事に成功しました。
 ヴォルカノン洞窟が発見された当初、洞窟の最深部には壊れた古代の機械が残されていました。
 この機械によって洞窟背後にある火山の噴火を制御していたようなのですが、肝心の機械が壊れていた為に冒険者達がこまめに洞窟の奥底まで赴き、火山が噴火しないように気を配らねばならなかったのです。
 しかし、これではその場凌ぎでしかありませんし、根本的な解決にはなりません。そこで、火山の噴火を完全に止める為に同盟は調査隊を派遣する事にしたのです。
 調査隊は順調に機械を調べ上げ、無事に機械を修理する事が出来たのですが、機械を修理すると突如左半身が紅蓮の炎、右半身が白骨という禍々しいドラゴン、『ヴァルヴァラーフ』が現れて機械を壊してしまいます。
 ヴァルヴァラーフを打ち倒す為、決死の調査を行う調査班の面々。そしてついにヴァルヴァラーフの弱点が右半身にある見えない瞳だという事が判明したのです。
 体勢を立て直しヴァルヴァラーフと相対する冒険者達。ヴァルヴァラーフの右目を攻めると、ついにヴァルヴァラーフは本来の姿である黒竜へと変貌します。
 本来の姿を見せたヴァルヴァラーフは、更にまして強大な敵でしたが、冒険者達は辛くも勝利を得る事に成功したのです。
 ヴォルカノン洞窟の機械は修復され、火山が噴火する恐れもなくなりました。
 こうして、足掛け1年程にも及ぶヴォルカノン洞窟調査は一応の終わりを迎えたのです。

●関連リプレイ
⇒⇒⇒ヴォルカノン調査・紅虎の咆吼
⇒⇒⇒ヴォルカノン調査・炎より生まれしもの
⇒⇒⇒全ての人に愛の手を〜ヴォルカノン調査
⇒⇒⇒【燃えさかるもの】最後の霊査(炎竜編)
⇒⇒⇒【燃えさかるもの】最後の霊査(炎虎編)
⇒⇒⇒【燃えさかるもの】決戦! ヴァルヴァラーフ(前編)
⇒⇒⇒【燃えさかるもの】決戦! ヴァルヴァラーフ(後編)

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ヒトの霊査士・リゼル 「プルミーはヴォルカノン洞窟って行った事ある?」
はじまりは・プルミエール 「一回だけありますよ〜」
ヒトの霊査士・リゼル 「あら、なんで一回だけ?」
はじまりは・プルミエール 「あはは、暑くてダウンしちゃったのです……あと、マンドリルさんにやられちゃって」
ヒトの霊査士・リゼル 「マンドリルって……本当に冒険者なのかしら、プルミーは……」
はじまりは・プルミエール 「あ、でも巨大な虎の、石像……なのかな? あれがカッコ良かったのです!」
ヒトの霊査士・リゼル 「いくらなんでもアレは自然には出来ないわよね。きっと古代ヒト族が作ったんだろうけど、彼らは本当に凄かったのね、あんな像彫っちゃうんだから……」
はじまりは・プルミエール 「センパイ、虎の代わりにノソリンの巨大石像を掘って欲しいとか思いませんでした?」
ヒトの霊査士・リゼル (ぎくり)
「な、なんの事かしら。でも巨大ノソリン像だったら可愛いわよね、ノソリンの背中まで上ってすべり台〜! とか」
はじまりは・プルミエール 「誤ってマグマに落ちたら大変なのですよ、それは……」
ヒトの霊査士・リゼル 「さて、そんなヴォルカノン洞窟なんだけど、ほっといたら背後の火山が噴火しちゃうところだったのよね?」
はじまりは・プルミエール 「そうなのです、洞窟の奥にある機械を修理すれば噴火は防げるっぽかったんですけど」
ヒトの霊査士・リゼル 「出てきたのよねぇ。ドラゴン、燃えさかるもの・ヴァルヴァラーフが」
はじまりは・プルミエール 「はい、ヴァルヴァラーフは左半分が真っ赤に燃えてて、右半身がホネホネだったのです。とても強そうな外見なのです!」
ヒトの霊査士・リゼル 「なんというか、無茶苦茶な外見よねぇ」
はじまりは・プルミエール 「私は竜のことはよく知りませんから、なんだかそういうモノなのかな〜、って思ってしまったのですけど」
ヒトの霊査士・リゼル 「実際、それは幻影で本当は黒い竜だったのよね。強力な炎を吐いて冒険者を苦しめたわ」
はじまりは・プルミエール 「よく勝てましたよね……皆さん凄いのです」
ヒトの霊査士・リゼル 「これで火山の噴火も未然に防ぐ事が出来たし、ひとまずはめでたしめでたしよね」
はじまりは・プルミエール 「そうですね、これから無理してヴォルカノン洞窟へ行かなくてすむのです!」
ヒトの霊査士・リゼル 「プルミーは元から一回しか行ってないけどね……」