<プルミエール、決死の突撃現地レポ!>

■同盟諸国漫遊記:水着強奪盗賊団


はじまりは・プルミエール 「先月のリスアットカーニバルは楽しかったな〜♪」
ヒトの霊査士・リゼル 「なんかそれ、この前も似たような発言を聞いたような……」
はじまりは・プルミエール 「あ、センパイなのです。ごきげんようなのです!」
ヒトの霊査士・リゼル 「ご、ごきげんよう……えーと、諸国を漫遊する時間よ〜」
はじまりは・プルミエール 「あっ、もうそんな時間なのですね、了解なのです!」
ヒトの霊査士・リゼル 「今回プルミーに向かってもらうのは、ここよ!」


はじまりは・プルミエール 「ここは、昔パンポルナの護衛士団があった付近……ですか?」
ヒトの霊査士・リゼル 「そよー」
はじまりは・プルミエール 「この辺りはあったかくて、海に近いのですよね……海水浴かな?」
ヒトの霊査士・リゼル 「毎月毎月、良い依頼を受けられると思ってたら大間違いよ」
はじまりは・プルミエール 「うっ……やなオーラなのです」
ヒトの霊査士・リゼル 「今回の依頼は水着強奪盗賊団よ」
はじまりは・プルミエール 「………はい?」
ヒトの霊査士・リゼル 「自らも水着姿に扮し、海で泳いでいる若者、それも女性の水着を奪って逃げていく盗賊団よ。女性は恥ずかしいから追いかけられないし、そこを狙って犯行を繰り返すのよ」
はじまりは・プルミエール 「こ、困った人達ですね、いったい何のためにそんな事を……」
ヒトの霊査士・リゼル 「そ、そりゃまあ色んな事の為でしょうね」
はじまりは・プルミエール 「?」
ヒトの霊査士・リゼル 「と、とにかく、夏はこの辺りは頭が沸いちゃったのが多いのよきっと! 詳しい事は冒険者の酒場で他の冒険者の皆と一緒に説明するから」
※現在、募集は締め切られています。
はじまりは・プルミエール 「そうなんですね、はーいっ!」

はじまりは・プルミエール 「ただいま帰りましたー!」
ヒトの霊査士・リゼル 「見事なまでに遊び呆けてたわね、あんた」
はじまりは・プルミエール (ぎくり)
ヒトの霊査士・リゼル 「海を満喫できてヨカッタワネー」
はじまりは・プルミエール 「あ、あははは……そ、そうだ! 水着をくださってありがとうございましたなのです!」
ヒトの霊査士・リゼル 「ああ、あれは私が13歳の頃の水着だったんだけど……着れた?」
はじまりは・プルミエール 「はい、ぴったしだったのです!」
ヒトの霊査士・リゼル 「プルミー、今、何歳だっけ?」
はじまりは・プルミエール 「私ですか? 19歳ですけど、なんでそんな事を聞くんですか?」
ヒトの霊査士・リゼル 「そう……ま、頑張んなさいな……そのうち大きくなるわよ」
はじまりは・プルミエール 「え? えっ? なんで泣くんですかー?」