TRPG発売記念コンベンションイベントレポート
 『2004年12月29&30日』に東京ファッションタウン(TFT)ビルにて開催された、
 TRPG版『無限のファンタジア』発売記念コンベンション!
 このページでは、大盛況のうちに終わったイベントの様子をご紹介します。
 ⇒⇒⇒イベント前告知ページ


●駅ポスターでお出迎え!

 記念コンベンションは、東京ビッグサイトで行われる巨大イベント、コミックマーケット67と同日に開催されました。会場となる東京ファッションタウン(TFT)ビルも、ビッグサイトのすぐお隣です。

 という訳で、『無限のファンタジア』のPRとして、コンベンションの最寄り駅のひとつであり、同時に多くのコミケ参加者が押し寄せるJRりんかい線『国際展示場』駅の構内に、TRPGコンベンションの案内ポスターを掲載してみました!
 しかも、エスカレーターの入り口から出口までずらーっと……今まで行われてきたTRPGコンベンションで、ここまでおバカで大掛かりな宣伝はなかったのではないでしょうか?

 予想通り、国際展示場駅は2日ともすごい人だかり! 結果としてポスターは何万人もの目に触れる事となりました。

 コンベンションにも「ポスターを見て来た」という初心者の方も多くお越しくださり、『無限のファンタジア』全体の知名度アップにも役立ってくれたみたいです。
 新年に入ってからの動きを見ても、コミケで見てTRPGを購入してくれた方や、PBWを始めてくれた方も多数の模様いらっしゃるようで、感謝です。

エレベーター横です。

エスカレーター横です。うちとバンダイビジュアルさんで、エスカレーター横を独占しました。 ポスターの拡大版です。



●いざ会場へ!


TFT!
 会場は、こーんなインテリジェンスな外観の東京ファッションタウン(TFT)ビル
 コミケ参加者の皆さんは、朝の時点から早速1階でお食事中。ぎちぎちに混んだホールのエレベータでは、トミーウォーカーがお願いしたコンベンション専属のコンパニオンさんがお出迎え!
 9Fのコンベンション会場を、雪が降るほどの異例の寒さの中、丁寧にアナウンスしてくれました。
 


●会場はこんな感じ

 会場に着いてみると……「ひ、広い……!」
 予想はしていたものの、正直ちょっとこれ埋まらないんじゃないの? というぐらいの広いスペースでした。
 結果としてはこの会場でもいっぱいになる程のお客様にお越しいただきましたが、スタッフが最初に会場を見た時は、流石に焦りました。
ノソリンはマイペース。
緑・ピンク・カレー  会場はもちろんTRPGをする為のスペースがメインですが、他にも関連商品の販売コーナーがありました。
 TRPG『無限のファンタジア』ルールブックはもちろん、2005年の限定イラストカレンダーに、なんといっても注目はノソリンぬいぐるみ
 イベント限定で販売された、「緑・ピンク・カレー」の3色ノソリンたち。あっという間の勢いで、一匹、また一匹と買われてゆきました。
 ここは待合スペース。たくさんの椅子が並べられていて、そこでセッション参加待ちのお客様方がいまかいまかと待機していました。
 待合スペースでは、世界設定・冒険者クラス・モンスターなど、ゲーム内容を説明する為の特別パネルや、会場のBGMも兼ねたバリバリ動きまくりの、FLASHによる美麗プロモーションムービーが上映されていました。
 お客様にもカッコいいと大評判! でもあまりに容量が重過ぎて、ネットで公開できなくなっちゃったのが無念です(ごめんなさい!)。
 会場のパネルはこんな感じでした。冒険者クラスの紹介と、全モンスターを掲載したパネルが見えますね。
 そういえば、TRPG版に登場したキャラクター達が、続々とPBW版の世界にもやってきています。気になるキャラがいる方は、PBWをチェックしてみては? PBWでは、実際にNPCとお話したり、仲良くなったりできるかも!

【TRPG版のキャラクター達(一部)】
 重騎士(オリヒメ)  医術士(ナチュレ)
 翔剣士  忍び  牙狩人  吟遊詩人
 紋章術士

 他にも『PBWユーザー用の交流スペース』なども用意されており、会場の内容を高く評価されたお客様も、多数いらっしゃいました。

 さて、それではいよいよ、実際のセッションのレポートを行います。
 セッションは以下の6部構成で運営されました。

29日午前の部 10:00〜13:00
29日昼の部  13:30〜16:30
29日夕方の部 17:00〜20:00
30日午前の部 10:00〜13:00
30日昼の部  13:30〜16:30
30日夕方の部 17:00〜20:00



 1セッションの時間は、TRPGとしては短い3時間ですが、この時間で充分、普通のTRPGシナリオ1本に相当するボリュームの冒険を行うことができました。

『無限のファンタジア』は、同じ時間でより密度の濃いセッションができるようデザインされたTRPGですので、3時間もあれば充分に1回のセッションを完了させることができます。
 異例の6部構成も、無限のファンタジアのシステムなればこそだったのです。


●TRPGセッションレポート

 さて、いざ当日。
 会場してみると、スタッフの危惧を吹き飛ばすように、朝のうちから多くのお客様が詰めかけ、あっという間に部屋は一杯に!
 PBW交流スペースのお客様も合わせ、常に多くのお客様にご来場いただく結果となりました。セッションの整理券も見る間に無くなっていきます。

 各卓のGMを担当したのは、無限のファンタジアをよく知る、PBW版『無限のファンタジア』のシナリオマスターやイラストマスター達。大きなトラブルも無く、どの卓も和気藹々としたセッションになったようです。

 ちょっとここで、実際にTRPG版『無限のファンタジア』をプレイしての感想を聞いてみました。

・ルールが簡単でとっつきやすいですね。
 このとっつきやすさは、GMにとってもプレイヤーにとっても。TRPGを知らない初心者さんでも、セッション終盤には、ダメージ計算や戦略ポイントの使い方もスムーズに出来るようになっていました。

・思っていたより戦略性が高い!
 実際に遊んでみて確信したが、簡単なのに戦略性が高い。仲間とのコンビネーションで一気に圧倒したり、必殺の一撃をこちらも必殺技でカウンターしたり、そして使いどころもかなり頭を悩ませます。

・感情システム。これは絶対面白い。
 旅団結成時に他のキャラの感情を決定するので、知らない人同士でプレイした時に話のネタにもできるし、ロールプレイにも反映できる。グリモアエフェクトって皆がダイスを振って一番低い目を適用するルールがあるんだけど、同時に宣言者は「最も低い目を出した人」に感情をつけなきゃいけない。
 そこで宣言者が一番低い目を出したら「所詮信用できるのは自分だけ……」っていじけながら自分への『信頼』をつけたり(笑)

・参加者が変わる度に展開も変わって面白かったです。
 戦略ポイントとかの使い方で苦戦する場所も全然違うし、全く同じ展開にならないというのはPBW版のゲームとおんなじですね。
 あとキマイラ化はお笑いネタになりがち。
「まだモンスターがいるかも」「団長のこと?」「(ばっさばっさ)」とか。

・グリモアエフェクトが楽しかった。
 皆でダイスを振るから、初対面の人同士で声を掛け合ったりして、まさに心を一つに合わせてる感が良かったです。

・医術士ツヨー!
(訳:低レベルの敵には心能力値が低い敵が多いから、殴って回復も出来る医術士が強かったです)

 ……とまあ、こんな感じで。GMにも参加者にも、多くの方に楽しんでいただけたようで、なによりです。
 結局、コンベンションは予想以上の人で用意されていた卓が全て埋まってしまった事もあったりと大盛況でした。

写真のように、物凄い数の人!
人!
人!
2日とも満員御礼で、とても大規模なコンベンションになりました。
 更にトミーウォーカー主催卓に加えてお客様が自由に遊べるフリー卓にも、多くのお客様に突発で「無限のファンタジア」のセッションを立卓していただきました。

 改めて、本当に多くのお客様に足を運き、誠にありがとうございました!


【セッション参加者数(GM・スタッフ除く)】
時間帯卓数参加人数
29日午前の部 10:00〜13:0010卓39人
29日昼の部  13:30〜16:3010卓44人
29日夕方の部 17:00〜20:0011卓48人
30日午前の部 10:00〜13:007卓31人
30日昼の部  13:30〜16:3011卓45人
30日夕方の部 17:00〜20:0011卓55人
フリー卓7卓37人

総計

67卓

299人

 ※来場者総数・PBW交流者数は多数の為把握できませんでした。申し訳ありません。


●実はコミケにも出てました

 また実は、同日東京ビックサイトで行われたコミックマーケット67にも、トミーウォーカーは企業ブースを出展しておりました。
 主な目的は、新しいお客様への「無限のファンタジア」の紹介でした。コンベンション会場と同様の宣伝・販売も行い、多くの方に「無限のファンタジア」を触れていただくきっかけとなったようです。
 コンパニオンのお姉さん達はこちらでも頑張って、道行くお客様にガイドブックを配布しておりました。
 お蔭様で数万冊のガイドブックもなくなりました。ガイドブックを手に取ってくださった方の中から、未来の冒険仲間が1人でも現れると嬉しいですね。


 さて、長いイベントレポートにお付き合いくださり、ありがとうございました。
 また、コンベンションに参加して下さった全ての皆様、ありがとうございました!
 これからもTRPG版、PBW版共に、『無限のファンタジア』をどうぞよろしくお願い致します。