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皆さん、今日の講座で冒険者の酒場のこと、解ったかしら? でも……だからって、いきなり冒険依頼を受けに行くのは不安よね。 どんな風に行動したらいいのか、どんな風に書いたら素敵なプレイングが出来るのか……まだまだ、心配な事がありますよね。 だから今日は、そんな心配がどこかへ飛んで行っちゃうように、オープニングを読みながら、どんな風に行動したらいいのか考える練習をしてみましょう♪
じゃあ、まずは次のオープニングを読んでみて下さい♪
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●駆け落ちした二人 「はい、みんな注目ー!」 ヒトの霊査士・リゼルは、ぱんぱんと手を叩きながら冒険者達に呼びかけた。
今回の事件の発端は、朝早くに一組の男女が姿を消した事だった。 男の名前はジョージ、女の名前はフラン。どちらも今年で14歳で、小さな頃からの仲良しだ。 そして、二人はそれぞれ置手紙を残していた。……駆け落ちします、と。 「ジョージの方が、両親の仕事の都合で、遠く離れた村へ引っ越す事になったそうなのよ。……離れ離れになることを拒んだ二人は、駆け落ちする事にしたみたい」 その事を知った二人の両親は、大慌てになりながら、二人を探して欲しいと酒場へ依頼にやって来たのだという。 「でね、二人の居場所を調べようと、霊視してみたの。そうしたら……」 二人の居場所はすぐにわかった。彼らは住んでいる村の西にある森を通って、隣町へ行こうとしているらしい。 ところが……霊視によって新たに判った事があった。二人がいるその森には、アンデッドがいるのだという。 「アンデッドがいるのは、村と町のちょうど中間くらいの所よ。このままだと、二人がその付近に辿り着くまで時間の問題……彼らが危ないわ」 だから、今すぐにでも出発して、二人を保護して欲しいとリゼルは言う。 「森にいるアンデッドは、動物が元になっているみたい。鳥のアンデッドと狼のアンデッドが五体ずつ。それから……熊のアンデッドも一体いるようね」 鳥のアンデッドは頭上を飛びながら襲い掛かってくるだろう。 狼のアンデッドは、素早い動きで冒険者達を翻弄するだろう。 熊のアンデッドは、その怪力による一撃に注意が必要だろう。 ……どのアンデッドにもそれぞれ特徴があるから、それに気をつけながら戦うと良いでしょうね……と、そうリゼルは助言する。 「みんな、ジョージとフランの事、よろしくお願いね!」
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……皆さん、オープニングはしっかり読みましたね? じゃあ次は、自分がこの依頼を引き受けたつもりになって、自分だったら、この依頼でどんな行動をするか、考えてみましょう。 実はね、オープニングに対して取れる行動は、一つだけじゃないの。オープニングが一つでも、出来る行動はとってもたくさんあるのよ。 皆さんは、一体どんな行動を思い浮かべたかしら?
じゃあ、ここからが今日の課題です♪ 皆さんが「こんな行動が出来るんじゃないかな?」って思った事を、私宛てのお手紙に書いて送って下さい。 そうね……今回は、一つの行動を50文字以内の文章にまとめてもらう事にしましょうか♪ 一つの依頼で出来る行動はとってもたくさんありますから、答えはいくつ書いても構いませんよ♪ でも、一つ一つの答えは、それぞれ50文字以内になるようにして下さいね。
解答提出の締切は、明日14日の朝8時半までです。それまでに、解答を送って下さい。 皆さんからのお手紙が届くのを、楽しみに待ってますね♪ |