<第12回 プレイングを書いてみよう!>

 皆さん、『プレイングの書き方』はもう確認しましたか?
 この講座では、3つのシーンを使って、実際にプレイングを書いてもらいました。
 そのプレイングを元に、1つのシーン毎に2つずつリプレイの発表を行ないましたね。
 同じオープニングでもプレイングの内容次第で、リプレイの展開が大きく変わったのが分かったかしら?
 この講座は重要な部分が沢山あるから、よく『プレイングを書いてみよう!』を確認してくださいね。

【課題】プレイングを書いてみよう! リボンの紋章術士・エルル(a90019)

場所:勉強室   2005年04月14日 17時   発言数:5
 それじゃあ皆さん、今日は実際にプレイングを書いてみましょう!

 プレイングなんてどう書いていいのか分からない……って人もいると思うけど、でも、今までの講座やガイドの内容を参考にすれば、大丈夫♪
 習うより慣れろ、なんて言葉があるように、実際に書いてみる事が、プレイング上達への近道なのよ。
 それに、今回は課題。本番じゃなくて、プレイングを書いてみる練習ですから
、あんまり気負わず、リラックスしながら挑戦してみてね♪

 今回は、オープニングに対してプレイングを書くんじゃなくて、ちょっとしたシーンに対してプレイングを書いてもらう、という形にしますね。
 下に2つのシーンを掲示しますから、好きな方のシーンへのプレイングを書いてみて下さい♪

 あ、プレイングは『200文字以内』でお願いしますね。
 それから、1人で参加できるシーンは1つまで。同じ人から2つ以上のプレイングが届いた場合は、どれか1つを除いて全て無効としますから、注意して下さいね♪

 今回の課題の締切は、明日15日の朝8時半まで。完成したプレイングは、それまでに私へのお手紙で送って下さい♪
 次の講座は、皆さんからのプレイングを元に、ちょっとしたリプレイを準備して行ないますね♪

 この課題は、一人前の冒険者になるための、とっても大切なステップです♪
 これまでの課題にはあまり参加できなかった、って人も、今日の課題には、ぜひぜひチャレンジしてみてね♪
 それじゃあ、皆さんからのプレイング、楽しみに待っていますね♪

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●シーン1
「村はずれの廃屋に、アンデッドがいるようなんだよ。そんなのが近くにいるんじゃ、怖くてたまらないからな……頼む、このアンデッドを退治してくれないか?」
 ――そんな依頼を受けた冒険者達は、アンデッドがいるという噂の廃屋を訪れていた。
「ここがそうね……じゃあ、順番に探しましょう」
 リボンの紋章術士・エルル(a90019)は皆に呼びかけると、カンテラを手に、薄暗い廃屋の中へ入る。
 冒険者達は廊下の奥へ進んで……やがて、小さなホールのような場所に出る。
「ここにもいないみたいね……」
 きょろきょろ見回しながら歩いていた冒険者達だったが……次の瞬間。
 踏み込んだ足が床を突き抜けて、膝から下がズボッと床下に沈んでしまう。
 どうやら、この一帯の床が腐っていたらしい。この場にいた冒険者達は、みんな同じ状況に陥っている。
 足はすっかり床の中に入ってしまっていて、なかなか抜けそうに無い。これは一苦労そうだな、と、そう冒険者達が思った時……。
「見て!」
 冒険者達が入って来たのとは別の扉から、ぞろぞろとアンデッド達が姿を現すと、冒険者達の方へ迫って来る!

 ――こんな時、あなたならどうする!?

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●シーン2
「隣村へ行く道がある森に、巨大蜘蛛が現れたんです。巨大蜘蛛は、道の一角に巣を張って、その巣にかかったものを襲うようなんです。これじゃあ危なくて森を通れません。この巨大蜘蛛を退治してもらえませんか?」
 ……そんな依頼を受けた冒険者達は、巨大蜘蛛の居場所を目指して森を進んでいた。
「そろそろよね……」
 リボンの紋章術士・エルル(a90019)は、蜘蛛の姿が無いか周囲を見回す。どうやら、巨大蜘蛛の姿は見えないようだが……。
「――きゃあ!」
 そんな中、エルルが上げた声に、他の冒険者達が振り返る。
 ……どうやら、きょろきょろと辺りを見回しているうちに、正面への警戒がおろそかになって――道に張られていた巨大蜘蛛の巣にかかってしまったらしい。
 慌てて巣を払おうとするエルルだが、払おうとしてもがくと、逆にどんどん巣がエルルの体に絡みるいていく。
 そして……それを待ってましたと言わんばかりに、木の陰に隠れていた蜘蛛が現れ、素早くエルルに襲い掛かろうとする!

 ――さあ、こんな時、あなたならどうする!?


ヒトの忍び・ヴァンブレイス(a25416) 2005年04月14日 18時
シーン1ではアンデットが近づく前にできるだけ遠距離攻撃ができるものは攻撃をして近距離系の人は足を抜くことに専念するシーン2では焼くもがないか調べるつかまった人の周りから焼ききればそのまま落下そしてあとは戦闘

ヒトの武道家・ルフィリア(a25334) 2005年04月14日 18時
シーン2:・・・蜘蛛に接近し、エルルさんが救出されるまで敵の足止めをします。 無事に撃退できたなら、傷を負った人に対し、簡単な手当てをしようとします。

ヒトの武道家・ルフィリア(a25334) 2005年04月14日 19時
すみません、掲示板の方に書いてしまいました(汗  

ストライダーの紋章術士・ヨツハ(a25397) 2005年04月15日 00時
シーン1では、強い光を出して相手の目をくらませその隙に、足を抜く。シーン2では、弓とか剣などを蜘蛛に投げつける。

【講座】プレイングを書いてみよう!〜リプレイ【シーン1】編〜 リボンの紋章術士・エルル(a90019)

場所:勉強室   2005年04月15日 18時   発言数:1
 こんにちは、エルルです♪
 皆さん、昨日の課題はどうでしたか? 初めてのプレイングで「これで大丈夫なのかな?」って不安に思っていた人が多かったみたいですけど、でも大丈夫。
 これまでスプリングスクールでお勉強した事をしっかり覚えていれば、素敵なプレイングが書けますからね♪

 でも、プレイングを書いてみただけじゃ、それが一体どんな結果になって戻って来るのか、解りませんよね?
 だから……ぱんぱかぱ〜ん☆
 今回は皆さんからのプレイングを元に、ちょっとしたリプレイを作成してみました♪
 リプレイを読んで、あなたのプレイングが一体どんなリプレイになったのか、確認してみてね。

 ただ……今回、2つのシーン両方へのプレイングを書いてしまっていた人や、お手紙じゃなくて掲示板へのレスでプレイングを書いてしまった人が、何人もいたの。
 課題のスレッドでも言っていた通り、複数のプレイングを書いた人は、その中から1つだけを選んで、それ以外のプレイングは全て無効としました。
 掲示板へのレスでプレイングを書いてしまっていた人のものは……今回は練習だから、お手紙が届いたものとして扱う事にしましたけど、でも、実際の冒険依頼では、ちゃんとした正しい方法でプレイングを書かないと、無効になってしまいますから、よーく注意しましょうね。

 それじゃあ、このスレッドでは【シーン1】のリプレイを発表しますね♪
 あ、そうそう。今回は、1つのシーンに対して、2つのリプレイがあるの。
 たとえ同じオープニングだったとしても、プレイングの内容次第では、大きくガラッとリプレイの内容が変わってしまうから、両方とも見比べてみてね♪
 自分の参加したシーンなら勿論の事、そうじゃないシーンだとしても、きっと大きな発見があるはずよ。
 つまり、それだけプレイングが大事ってことだから……冒険依頼を受ける時は、どんなプレイングを書くか、よーく考えてみましょうね♪


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●シーン1:リプレイその1
「慌ててはならん。まずは体勢を立て直すのじゃ!」
 エルフの牙狩人・シエル(a20724)は皆に大きな声でそう呼びかけると、武器のシールドボウを構え、最前列にいるアンデッドの一体に矢を射かけた。
「いくのにゃー!」
 それとほぼ同時に飛んだのは、エルフの牙狩人・ルミニア(a24232)の放ったホーミングアローだ。
(「アンデッドが攻撃を仕掛けてくる前に、ルーミィみたいにゃ遠距離攻撃ができる冒険者達が、足を抜き出す時間を稼ぐのにゃ!」)
 ルミニアは自分が床から脱出するよりも、他の者のための援護を優先する事にし、続けて貫き通す矢を射るために構える。
「はぁぁっ!」
 その間に、喜びの空・ウィン(a22180)は足元に爆砕拳を叩き込む。その一撃は床を破壊し、ウィンは粉々に砕けた床の破片に埋もれた足を持ち上げる。
「えい、えい、えいっ!」
 エンジェルの狂戦士・パルック(a24944)は、自分の足元や周囲の床へと次々鎌を振り下ろし、ひたすらに床を壊しまくる。時間は多少掛かったが、彼女もまた無事に床から脱出する。
「来たにゃ!」
 その間に、アンデッドは冒険者達の間近まで迫り……ウィンとパルックは足元に注意しながら前に出ると、それを迎え撃つ。
 一方、同様に無事抜け出せたストライダーの忍び・サクラ(a20234)は、アンデッドではなく、まだ足を抜く事が出来ずにいる者を見ると、彼らの脱出の手助けにと、その足元に飛燕刃を飛ばす。
「――よし、抜けた」
 足を抜くのに専念していたヒトの忍び・ヴァンブレイス(a25416)は、一息つくと、改めて身構える。
「そこだよっ♪」
 ウィンはスピードラッシュによる素早い連続攻撃を繰り出すと、目の前にいたアンデッドを薙ぎ払う。
 その脇からは、すぐに次のアンデッドが近付いてくるが、そこにはすかさず、パルックが鎌を振り下ろす。
「あとは、同じ土俵の上で勝負だね」
 動けない状況では自分達の方が不利かもしれない。でも……無事に脱出して、体勢を立て直したあとなら?
「負けないのにゃ〜!」
 ルミニアは貫き通す矢を放ち、エルルが衝撃波を撃ち込む一方で、サクラが飛燕刃を飛ばす。
 そんな冒険者達の攻撃の前に、アンデッド達は一体、また一体と倒れていき……やがて、全てのアンデッドが床に崩れ落ちたのだった。

=====

●シーン1:リプレイその2

「きゃぁぁぁっ! こ、来ないでください!」
 アンデッドに気付いたストライダーの翔剣士・ミマ(a24826)は、大きな声で叫びながら、アンデッド達へ片っ端から目についた物を投げ始めた。
 ……といっても、彼女は別に錯乱している訳でも、怯えている訳でもない。こうして騒ぐ事でアンデッドの気を惹けば、他の者達が動きやすくなるのではないか……そう考えての事だ。
 そんな、一人で騒いでいるミマが目立つからだろうか。アンデッド達は揃って彼女の方を見やると……一斉に迫る。
「そう……こっちです!」
 狙い通り、と思いながらも……彼らがこのままちゃんと自分の方へ来るよう、ミマは騒ぎ続ける。
(「光の出るもの……」)
 ストライダーの紋章術士・ヨツハ(a25397)は、強い光を出して相手の目を眩ませ、その隙にと考えたが……あるものといえば、光源となっているカンテラくらい。強い光とは言い難いかもしれないが……ヨツハはカンテラをアンデッド達の方へ放る。
 飛んで来たカンテラに、アンデッド達は足を止めたが……彼らは、特に気にする様子はなく、すぐに再び歩き出し、ミマの方へ迫る。
「抜けたなぁ〜ん」
 その間に、ヒトノソリンの翔剣士・ヤマト(a25004)は、落ち着いてゆっくりと足を引き抜く。ほぼ同時に、他の者達も無事、踏み抜いた床の下から脱出するが……。
「――ああっ!」
 アンデッドはミマの元へ辿り着き。床を踏み抜いたままで移動できない彼女に、次々と攻撃を繰り出している。
「そこまでだ!」
 駆けつけたリザードマンの武道家・キオウ(a25378)は、爆砕拳を使いながらアンデッドに殴りかかる。更に、ヒトの武人・ウィズアム(a24983)もロングソードを振るい、アンデッドを攻撃する。
「大丈夫ですか!?」
 その間に派遣巡回牧師・アスレイト(a22887)はミマに駆け寄ると、彼女に君を守ると誓うを使い……彼女が床から抜け出すのを支えると、そのまま数歩後退する。
「そこです!」
 新月の黒猫・ポルロ(a24825)は後退しながら、アンデッドの足元に飛燕刃を飛ばし、その動きを牽制して。僅かに生じた隙を利用して、キオウとウィズアムも後ろへさがる。
(「屋外まで……は遠いか」)
 外まで誘き寄せて殲滅を……と考えていたキオウだが、交戦しながら後退するには、その距離は少々長い。先に後退した者達が、部屋の入口付近で足を止めているのを見ると、同じようにそこまで下がって、体勢を立て直す。
「スピードラッシュなぁ〜ん!」
 ヤマトは追いかけて来たアンデッドに素早い連続攻撃を繰り出すと……上手くアンデッドを前方の、腐った床の方へ追いやり。
 ……ずぼっ、という音と共に、アンデッドも床を踏み抜く。
「それっ!」
 ウィズアムが居合い斬りを放つ傍らで、アスレイトがアンデッドに武器を振り下ろし、キオウの拳が次々とアンデッドへと飛ぶ。
 体勢を立て直した冒険者達は、アンデッドを劣勢に追い込み……そして、やがて最後の一体となったアンデッドが倒れると、部屋の中は静けさを取り戻した。

【講座】プレイングを書いてみよう!〜リプレイ【シーン2】編〜 リボンの紋章術士・エルル(a90019)

場所:勉強室   2005年04月15日 18時   発言数:4
 皆さん『【講座】プレイングを書いてみよう!〜リプレイ【シーン1】編〜』スレッドは見てくれた?

 じゃあ、このスレッドでは【シーン2】のリプレイを発表しますね♪

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●シーン2:リプレイその1

「おい、待て!」
 黒尾・レダ(a23184)は、巣を見過ごしてしまったか……と苦い顔をしながらも、素早く気を練り、飛燕刃を巨大蜘蛛へ放った。
 その攻撃は、見事巨大蜘蛛の背に命中し……何事かと動きを止めて振り返った巨大蜘蛛の体に、今度はストライダーの牙狩人・ジャック(a24002)が射た、貫き通す矢が刺さる。
「エルルさん、今のうちに!」
 続けてエルフの邪竜導士・リィヴィロード(a23707)が、ブラックフレイムを撃ちながら、巣に掛かりもがいているエルルに呼びかける。
 そう、彼らの行動は巨大蜘蛛を倒すためのものではなく、どれも、エルルが脱出するための時間を稼ぐために行なわれたことだ。
「……通しません……」
 更に、ヒトの武道家・ルフィリア(a25334)が、足止めのために巨大蜘蛛に近付く。
 そんな彼女の行動を見た巨大蜘蛛は、自分から一番近くにいたからだろうか。ルフィリアに向けて鋭く前足を伸ばして攻撃する。
「っ……」
 その攻撃を受け止めるルフィリア。そんな両者に割って入るかのように、詰め寄ったレダが巨大蜘蛛の腹部に鉤爪を振るうと、巨大蜘蛛は大きく仰け反り……そこへジャックとリィヴィロードの攻撃が飛ぶ。
「うぅ……」
 その間に、エルルは体に絡みついた巣を取り除こうと必死になる。その感触に、気持ち悪そうな顔をしながらではあるが……やがて、エルルは巣から逃れると、皆の方へ移動する。
「ごめんなさい、もう大丈夫よ」
 そう口にするエルルの言葉に、あとは巨大蜘蛛を倒すだけだと、冒険者達は改めて身構え直す。
「……そこだなぁ〜ん!」
 マッスルチャージを使い、力を溜めていたヒトノソリンの狂戦士・リョウ(a24929)は、ジャイアントソードを思いっきり振り下ろす。
 その行動に続いて、他の冒険者達も次々と攻撃を放ち……ジャックの放った、何度目かの貫き通す矢が突き刺さった直後。巨大蜘蛛は大きく体を震わせると、次の瞬間、大きな音を立てながら、地面に倒れていった。
(「化物とはいえ……生きるための捕食、か」)
 巨大蜘蛛を無事に倒し、他の者達が一息つく中……レダは声には出さず、心の中でそう呟きながら、周囲に残っていた巣の残骸を払った。

=====

●シーン2:リプレイその2
 巨大蜘蛛が姿を現した次の瞬間……周囲には、誰かの歌声が響き始めた。
 声の主は、ドリアッドの医術士・ツバキ(a25425)だ。彼女は、巨大蜘蛛の気を惹こうと、歌を歌い始めたのだが……。
「………」
 巨大蜘蛛は一瞬足を止めて、声の源であるツバキの方に一瞬だけチラリと視線を向けたが……どうやら、あまり歌には気を留めていないようだ。すぐに、再びエルルの方へ向かって進み始める。
 ――だが。
 次の瞬間、巨大蜘蛛の近くに何かが飛ぶ。それに気付いて、何事か再び動きを止める巨大蜘蛛。
 それは、ヒトの武道家・カイーナ(a25417)が投げた石だった。何か無いか見回したカイーナは、それを掴んで投げたのである。
「それっ!」
 ドリアッドの医術士・フィリス(a22078)も、近くに落ちていた木の枝を拾い、巨大蜘蛛が張った巣へと投げる。
 投げる物は何でも良いのだ。巣に向けて投げられた物があれば、きっと蜘蛛はそれに気を取られるはず……そう考えて、二人はそれぞれ、手近にあった物を投げたのである。
 そんな二人の行動に、巨大蜘蛛も無関心でいはいられなかったようだ。巨大蜘蛛の視線は、次々と飛んでくる品々へと向けられて……その動きはすっかり止まってしまっている。
「エルルさん、今のうちですぅ〜」
 ドリアッドの翔剣士・サクラ(a20990)は拾った小石を巣に投げつつエルルに近付くと、彼女の体に絡まっている巨大蜘蛛の巣を払う手伝いをして、脱出させようとする。
 が……。
「いけませんわ!」
 どうやら巨大蜘蛛は、冒険者達が投げているのが石や木など、決して餌にはならない物ばかりだと気付いたらしい。彼らの投げている物に背を向けると、一気に巣に掛かった獲物……エルルを襲おうと迫る!
「させないにゃ〜!」
 そこに割って入ったのは、ドリアッドの医術士・ユナ(a24557)だった。
 ユナは護りの天使を呼び出すと、蜘蛛とエルルの間に割り込みながら、衝撃波を放つ。
 その衝撃に、一瞬足を止めた巨大蜘蛛……だが、その直後すぐに再び動き出すと、その前足をユナに突き刺す。
「ぅぅ……」
 その攻撃は、護りの天使だけでは受け止め切れなかったらしく、ユナの体に痛みが走る。
「取れた!」
 その間に、エルルは体に絡まっていた糸を全て剥がして、無事に巣から逃げ出し……それを見た冒険者達は、次々と巨大蜘蛛への攻撃を放つ。
「そぉれっ!」
 そして、レイピアを構えたサクラが、スピードラッシュによる連続攻撃を放つと……それを受けた巨大蜘蛛は、大きく体を揺らしながら倒れていった。


ドリアッドの医術士・ユナ(a24557) 2005年04月17日 00時
なんていうか・・本当のプレイングだともしかしたら重傷とかそういうのになってそうにゃん・・。精進するにゃーん;

ヒトの武道家・カイーナ(a25417) 2005年04月17日 08時
今思ったら…縦糸って粘着力無いんだよな…それ使ったプレイングにすりゃ良かったw

ドリアッドの医術士・フィリス(a22078) 2005年04月17日 22時
あう〜、巣ではなくクモ本体に投げた方が気を散らせることができたかも知れませんわね。(うなだれ)
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