<◆ピルグリム班 2E南側掃討スレッド◆>

 白翼晶の浮島の北の森……そこに現れるピルグリムの掃討が行われたわ。
 護衛士のみなさんが何人も集まって、協力してくれたの。
 その結果、北の森にピルグリムが現れる事はなくなったわ。

◆ピルグリム班 2E南側掃討スレッド◆

リディアの霊査士・グリシナ(a90053)
場所:ホワイトガーデン各地   2008年03月13日 18時   発言数:14
 
 白翼晶の浮島の北に深く広大な森がある。
 ピルグリム襲来前までは、豊かな恵みを周辺の村々にもたらし、多くの動植物が生命を謳歌する場所だったはずの森。
 だが今は……ピルグリムが闊歩し、ギアが神殿から溢れる場所となって久しい。

 前回、南から神殿に向けて進んだ際、作戦に参加した護衛士達はそのルート付近のピルグリムを倒し、ギア優勢へと傾けてあった。
 その戦いの結果、ギアがピルグリムを殲滅し、倒し終えたギアはまたその周囲の戦いに介入し、とその影響は拡大してゆき、南側の地域にいるピルグリムは減少している。
 この依頼に先駆け、ピルグリム班が偵察を行った際も、ほとんど動いている敵の姿を見ることはなく、以前、ここを通った時が嘘のように簡単に森を進むことが出来た。
 もちろん、神殿付近はまだ敵の数も多く、そこかしこで戦闘が繰り広げられている状態は変わらない。いや、逆に神殿付近の敵は以前見た時よりも増えているようにも思われた。

 今回、ピルグリムの討伐を行う予定なのは、2E地域南側。地図で見れば、森に縦横の線を引いて4等分した右下の部分辺りになる。
 その地域内で、ある程度の数ピルグリムやギアが残っているのは、神殿付近を除けば森の奥南東部のみ。それ以外はふらふらと移動する数体のピルグリムを見かけることはあるが、ギアはおらず、戦闘も行われていない。

 一番奥に神殿を、その周囲には戦いを、そのすべてを取り囲み、北の森は再び挑む護衛士達の前に立ちはだかる。
 森の地面に積もった雪は溶け、僅かな緑も顔を出し始めているけれど、本当の意味での春の訪れはまだ遠い。白く蠢く敵を吹き払う浚いの風とならんと、護衛士達は森へと踏み出すのだった。


■参加について■
・参加可能なのは、ピルグリム班、及び、17日までにピルグリム班への移動を完了できる方、とさせて頂きます。
・このスレッドに参加した場合、第26回の業務はお休みして下さい。

■参加方法■
・200文字以内のプレイングをこのスレッドに記入。
・プレイングの前に、【 】で簡単な行動の概略をつけておいて下さい(文字数には含めなくて結構です)。

■日程■
・プレイング受付は、3月17日23時59分までです。
・アビリティ等のステータスの記録は、18日中に致します。18日が都合の悪い方は、その前にステータスの記録をとっておくことも可能です。
 先に取っておきたい方は、ステータスを戦闘時のものにして、質問スレッドに【記録要請】と記入して下さい。できるだけ1日以内に、こちらから【記録完了】をお知らせ致します。

 解らないことがあれば、班の相談スレッドで聞くか、質問スレッドまでどうぞ。
 


紅玉の魔眼・ヴィルガスト(a10769) 2008年03月17日 23時
【2E南東部のピルグリム掃討】本隊として活動。後方に位置。なるべく仲間とともに行動し、はぐれないように注意する。行動指針等については仲間の話に耳を傾けよう。ピルグリムが味方の数より多い場合、戦闘前に黒炎覚醒。強敵及び緊急を要する場合はエンブレムノヴァ奥義で各個撃破。他はエンブレムシャワーで複数攻撃。相手の射程距離に入っていたらすぐに離れ、なるべく横に動き、相手に的を絞らせない。野営時の手順はレオニードの記述に準拠。
黒衣の閃迅・レオニード(a00585) 2008年03月17日 23時
【戦闘斥候】林内ではアズサと共に斥候として行動。本隊から200m程度先行して進み、敵遭遇時は打ち合わせた呼子の信号で簡単に状況を伝達。蜘蛛糸は足止めとして1戦闘につき最大2回、敵が6体以上時のみ使用。野営資材(テント・毛布・食料・水)は全員で分担して背負い、夜間は照明と暖房を兼ねて火を焚き2人程度でローテーションしつつ警戒。消耗の激しい者及び回復アビ残数の少ない者を優先して休息させ、アビ回数の回復を図る。
女頭領・アズサ(a66133) 2008年03月17日 23時
【斥候・戦闘要員】2E南東部の敵が密集した地域を中心に捜索。レオニードと共にパーティに先行し斥候を務める。ピルグリムに遭遇し次第味方に知らせ、味方が駆けつけるまでの間「粘り蜘蛛糸」で多数の捕縛を試みる。味方が揃い次第「蛇毒刃」を飛ばし、飛行型や状態異常攻撃を持つ個体から順に撃破。野営時の手順はレオニードの記述に準拠。
食医の紋章術士・アルト(a11023) 2008年03月17日 23時
【2E南東部のピルグリム掃討】本隊の後衛として行動します。斥候や前衛の人の動きに注意しながら森の中を移動。ピルグリムを発見したら、数が多い場合はエンブレムシャワー奥義で飛行型を優先して攻撃。硬そうな敵や一撃が重そうな敵には、緑の業火で応戦。仲間の回復が間に合わない場合は、ヒーリングウェーブ奥義で回復させます。野営時の手順はレオニードの記述に準拠します。
紅陽光の現・セラ(a38962) 2008年03月17日 23時
【2E南東部のピルグリム掃討】本隊の前衛として参加。戦闘開始時に鎧進化を使用。切れたら掛け直す。後衛に攻撃が行かない様にカバーする事を最優先で行動。行動指針については、仲間の指示に可能な限り応えられる様に注意を払う。敵と戦う時は、雑魚相手には通常攻撃で対応。強敵が出た時のみ大岩斬を使用するようにして、アビリティの節約を図る。撤退時は健常なら殿を務める。野営時の手順・方針はレオニードの記述に準拠。
落花流水・ソウジュ(a62831) 2008年03月17日 23時
【2E南東部のピルグリム掃討】本隊において行動、仲間と連携。森の中では単独行動しない。対ピルグリムでは後衛に位置、数が多い場合ニードルスピア奥義で敵が纏った場所を一掃、単体にはヴォイドスクラッチ奥義で応戦します。怪我及び行動に支障があればアビリティの無駄がない様連携しながら高らかな凱歌奥義で回復します。野営時の手順はレオニードの記述に準拠。休息時に幸せの運び手を使います。
蒼嵐・アス(a70540) 2008年03月17日 23時
訂正 【2E南東部のピルグリム掃討】本隊として行動。うちは前衛で戦闘。後衛を敵と接近させない事を最優先。ピルグリムの数が少数の場合は体攻撃。多数の場合は血の覚醒奥義を使用後、攻撃。ガッツソング奥義や毒消しの風奥義は、激しい戦い以外では節約して使用。エンジェルを見つけた時は、速やかに敵を倒し救助。保護した時は用意したマントで防寒。野営時の手順はレオニードの記述に準拠や。
風舞彩月・シリック(a09118) 2008年03月17日 23時
【本隊:前衛にて行動】近接距離ではスピードラッシュを使用、飛行型や遮蔽物が多い場合はソニックウェーブを使用し、出来るだけ傷付いた敵から確実に仕留めて行く。ギアもある程度は破壊し、仲間との足並みを揃え、掃討のみに集中します。南部掃討後に部隊に余力がある場合は、北部の掃討も可能な限り行なう。野営に関してはレオニードに準拠しますが、必要であれば一旦仮拠点に戻り、確実に休息を取った後、森へと再進攻します。
黒影の聖騎士・ジョルディ(a58611) 2008年03月17日 23時
【本隊・戦闘要員】マントの切れ端で経路を残しつつ前進。戦闘時は鎧進化を使い、最前列で味方を防衛。敵の強さに応じて体の通常攻撃と大岩斬を使い分けて反撃。野営はレオニード記述に準拠。エンジェルは即時保護。移動時は召還獣に同乗、戦闘時はギアの残骸の隙間に隠れてもらい、戦闘後に回収。隠れる暇が無い時は全員で周囲を囲み防衛。衰弱が酷い様なら一旦戦列から離れ、休憩を多めにとりつつロトス村まで運ぶ。間に合うなら早駆けで戦列復帰。

剣のなかの竜・アンシャル(a71380) 2008年03月17日 23時
【2E南東部のピルグリム掃討】本隊で前衛で行動するよ。サンダークラッシュやブーメランで攻撃……まずは飛んでる奴らから倒して行きたいね。ダメージを受けた際はガッツソングを使用して傷を治すよ。野営に関してはレオニードの行動に従うよ。掃討完了後に関してはシリックの行動に従うよ。

リディアの霊査士・グリシナ(a90053) 2008年03月18日 00時
《連絡》 参加者の方のステータスの記録を完了したから、もう変えてしまっても構わないわ。結果はもうしばらく待ってね。
蜜色の光を擁く月・アンナ(a07431) 2008年03月18日 00時
【本隊:回復要員】 本隊の後衛でヒーリングウェーブによる回復と保護したエンジェルの方々の護衛に専念いたします。エンジェルの方々に危険が及んだ時は身を挺して守り、声をかけて励まします。

リディアの霊査士・グリシナ(a90053) 2008年03月18日 09時
《連絡》 アンナさんのステータスの記録も完了したから、もう変えてしまっても構わないわ。

◇ピルグリム班 2E南側掃討結果◇

リディアの霊査士・グリシナ(a90053)
場所:ホワイトガーデン各地   2008年04月01日 00時   発言数:1


 外から見る森は春を迎え、瑞々しい緑が萌え出している。
 豊かな土地は幾多の足に踏みにじられても、その奥底の生命力を目覚めさせ、再びこの地を美しい場所にすべく、密やかに、だがたゆまず緑を伸ばしてゆく。
 森南東部へ足を踏み入れてしばらくは周囲に広がるのはそんな景色。そして、時折その上にまたつけられた新しいピルグリムの痕跡が見受けられる。森を出入りする際、ピルグリムがつけたものであろう。

 黒衣の閃迅・レオニード(a00585)と女頭領・アズサ(a66133)の2人は、本隊から200mぐらい先行して森へと入った。……といっても、見通しの良くない森の中、実際、本隊とどのくらい離れているかは不明な上、これだけ離れていると、本隊がきちんと追ってきてくれているのかさえ、斥候側には解らない。
 その後を追う本隊では、黒影の聖騎士・ジョルディ(a58611)が細く切った布きれを、木の枝に結びながら進んでいた。これを辿れば、本隊が進んでいった経路のおおよそを後からでも知ることができそうだ。これを斥候が結んでいたならば、本隊がその後を追うのはもっと楽だったに違いない……。

 森に入ってしばらくは、ほとんど敵の姿を見かけることはなかった。
 前回の依頼時と比べても、敵のいない地域が広くなっているのが感じられる。
 南側に残したギア達が、その範囲にいたピルグリムを倒した後も移動しながら、ピルグリムを倒していっている為に、手を出していない場所にも影響が及んでいるのだろう。
 それでもまだすべてが倒れたわけではない。
 森の南東部から奥へと進んでゆくと、最初はごくたまに出くわすだけだったピルグリムの数が増えてくる。
 ピルグリムを発見すると、レオニードが呼び子の鳴らし方で簡単な状況を本隊に伝え、アズサが粘り蜘蛛糸でピルグリムの足止めを行いながら、本隊の到着を待った。
 が……粘り蜘蛛糸を投げかければそこで戦闘開始となってしまう。回復を持たない2人で持ちこたえるのは、ピルグリムの数の多い時にはなかなかに辛い。
 レオニードからの合図を受けると、本隊はその呼び子の音を頼りに斥候を捜した。案外近くにいてすぐに到着できることもあれば、思いの外距離があって、到着するのに手間取ることもあった。
 そして……ピルグリムの数が多くなり、また、本隊との合流がスムーズになされなかった際、拘束から解かれたピルグリムの攻撃に耐えられず、本隊の到着前にアズサが戦闘不能になり……それを回復する手段を誰も持っていなかった為、途中から斥候はレオニード1人となった……。

 ピルグリム班がなおも森の奥へと進んでゆくと、やがて、ギアの姿が見られるようになり、両者が戦っている場面にも出くわすようになってきた。
 斥候の笛に導かれ、戦場に到着した本隊は、ギアを含めての掃討を開始する。
 風舞彩月・シリック(a09118)がスピードラッシュで敵を刻み、敵が6体を超える場合にはレオニードが粘り蜘蛛糸でその拘束を図った。
 ひらひらと頭上をうるさく飛ぶ蝶型を中心に、食医の紋章術士・アルト(a11023)のエンブレムシャワーが放たれ、落花流水・ソウジュ(a62831)もニードルスピアの全体攻撃で敵の一掃を狙う。
 ジョルディと紅陽光の現・セラ(a38962)は、鎧進化で守りを固めた上で前衛に立ち、通常攻撃で、ピルグリムを仕留めていった。
 黒炎覚醒をかけた紅玉の魔眼・ヴィルガスト(a10769)が、エンブレムシャワーを放ち、蒼嵐・アス(a70540)は敵の数によって血の覚醒の使用の有無を判断し、斧での体攻撃主体で攻撃し。
 剣のなかの竜・アンシャル(a71380)は飛行型優先でサンダークラッシュを撃ち、その電撃はピルグリムの体内を駆けめぐる。
 蜜色の光を擁く月・アンナ(a07431)は回復に徹し、それでも足りない時には、他に回復を持つ者が、攻撃の手を休めてそちらを助けた。
 神殿付近の混戦地域を避けての討伐ならば、この人数の護衛士でかかれば、ピルグリムより固い分、ギアを倒すのに手数がかかる他、それほど苦労する戦いはなかった。

 戦闘を重ねて奥へと進み、南東の地域の敵を順に倒してゆく。
 夜になれば火を焚いてテントを張り、交代で見張りをして休息する。ソウジュは幸せの運び手を使用して、食料の節約を図った。
 明るくなれば、再びその場から掃討開始だ。
 斥候のレオニードの姿が見えなくなってから少し置いて、本隊が出発する。
 森の中ではアビリティが回復するほどには休息出来ないが、最初に毎回使っている補助アビリティが切れた以外、攻撃も回復もまだ十分に残っている。
 その日は南東地域のピルグリムと一部のギアの討伐に明け暮れ、途中でもう1泊してからピルグリム班は森を離脱した。

 広い範囲の為、完全に駆逐とはいかなかったが、見かけたピルグリムのすべてを倒した結果、森を離れる際には一度もピルグリムの姿を見かけることはなかった。
 少なくとも今この時点では、森の2E地域南側の地域は、ほぼピルグリムから解放されている、といっても良いだろう。
 立てた目標を達成し、ピルグリム班は仮拠点へと帰還したのだった。

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