≪麻雀同好会【牌の音】≫大麻雀大会!


<オープニング>


「と言うわけで、今日は新しく加わった仲間も元々の団員も、無礼講と思って親睦を深めてもらいたい。……堅苦しい挨拶は肩凝るな」
 挨拶を終えた武内・恵太(ヤドリギ使い・b02430)に団員達から拍手やら冷やかしの声やらが送られる。
「申し訳ないですねぇ、私の為にこんなに集まって貰っちゃってぇ」
「「いやいや」」
 新規団員達の歓迎も兼ねてない事もないが、とにかく団員同士の親睦を深めると言うこと。
 麻雀同好会【牌の音】のメンバー達は、そんな名目で恵太が企画したパーティに参加すべく、ここにやってきた。
「凄いじゃない、自動卓がこんなに!」
 広々としたスペースに、全自動卓が7つ。
 初代結社長で今はOGとして権力を振るっている(?)光もこれには上機嫌。
 ジュースやお茶等のソフトドリンクに、スナック菓子なんかも大量に揃っている。
「そうそう、奥にはキッチンもあるから簡単な料理くらいなら出来ると思うぜ」
 すぐにでも雀荘として立派に営業出来そうだが、今日はあくまでパーティ会場。
「所で風速は……?」
 当然の事ながらノーレートである。

「それじゃ早速、適当に初めてくれ。3麻でも4麻でも、ルールは各卓ごと好きに決めて貰って、もちろん観戦も腹ごしらえもフリートークも自由だから。好きなように楽しんでくれて良い」
 そんな感じで緩く始まった大麻雀大会。
 果たしてどんなパーティになる事やら……。

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参加者
神崎・正人(悲しみを抱く者・b00544)
武内・恵太(ヤドリギ使い・b02430)
山田・龍之介(サーフライダー・b02920)
御剣・光(コミックマスター・b02940)
神楽・ゆずき(恥ずかしがりやの恋する少女・b03223)
風見・隼人(喪失者・b03643)
関・銀麗(天華蒼竜・b08780)
鬼一・法眼(クライマックス馬鹿・b14040)
祖川・夢兎(魔弾術士・b18872)
高天崎・若菜(土蜘蛛の大黄龍将・b19366)
久保田・龍彦(雀と音楽の冒険家・b40406)
森屋・虎狐(こねこねこ・b42451)
高梨・雄祐(魔音融合・b42858)
久遠・翔(お母さんか大将か料理人・b47702)
紅月・黎(暗槓の槍槓は認めない・b50125)
金澤・陽介(心かよわせし者・b50948)
河本蛸地蔵・エロイーズ(雪色の姫狼・b51747)
村瀬・一成(中学生裏ブローカー・b59443)
ササユリ・ノースウィンド(白い花・b60434)
柿木坂・みる(わたしは此処にいる・b63721)
NPC:志筑・涼子(残念な子と呼ばないで・bn0055)




<リプレイ>

●大麻雀大会
 恵太による開会の挨拶もそこそこに、各々の卓へ分かれた一同。
「テスト期間に溜まった鬱憤を晴らすには丁度良いですね」
「ま、今回は親睦がメインなんだ。適当に駄弁りながら楽しく打とうか」
 一成や正人を初めとして、腕に覚えのある猛者達が集うガチ卓。
「さて、あたし達はこれを使って遊びましょうか」
 同種牌4枚中3枚がガラス牌――他家に見えてしまうと言う特殊な牌を用いるガラス牌卓。
「そうそう、トップ者以外は全員400cc献血ね。ただし、18歳以下の翔は200ccでいいわよ」
「有る意味ガチより鉄火場だろ」
 そう思ったのは恵太だけでは無さそうだ。
「良くこんなに有ったな」
「勝っても負けても楽しめそうなの」
 そしてゆずきや夢兎擁するコスプレ卓。
 この卓では振った人間がクジを引き、コスチュームに着替える。
「死人は出るまいな? ま、ワシは只管料理あるのみだがのー」
 一方、キッチンへと入ってゆく法眼。
 料理職人級の腕を持つ彼は、今回調理係に徹してくれるとの事。
 これで心置きなく闘牌に集中する事も出来よう。

●ガチ卓の面々
「ツモ、1300・700」
 陽介が牌を倒す。
 和了りを意識し、スピード感ある闘牌をモットーとする彼らしい和了りだ。
「ふぅ、あぶねぇあぶねぇ」
 パタリと手前に牌を倒す正人。
 猪突猛進系の彼は、大きく勝ち大きく負けるダイナミックな雀風。
「ここはこれで良しか」
 龍之介も牌を伏せるが、彼の狙いはむしろ振る事にあった。
 わざと運を削る事で、公九牌がバラバラに入ってくるような、国士に繋がる流れを作り出そうというのだ。
「さ、次局に行きましょうか」
 事前に参加者の過去の牌譜を研究し、打ち筋を頭に叩き込んできたと言う一成は、理論に裏打ちされた守備力と、流れを捉える感覚重視の攻撃力を併せ持つ。親を流されたくらいでは慌てない。

 手牌とにらめっこの雄祐。和了りにはかなり遠い気がするが、対子は4個。
 相手の待ちを読むのは不慣れな彼だが、流れに沿って自分の手を作る。
「ふふふ!! 毎日毎日某携帯ゲーム機のファイトクラブで鍛えているワシにかなうと思うてか! カン!」
 自信たっぷりのエロイーズは、まだ手も出来ていないというのに自風牌を大明槓。
 一見物静かな美少女と言った雰囲気の彼女だが、打ち方はやや騒がしい。
 しかし和了りを繰り返す中で、思わぬ大物手を引き込む事もしばしばあり油断は禁物。
「よし、リーチだ!! 一発ツモ来い!!」
 バシンと牌を曲げたのは黎。
 女子中学生ながら符計算をマスターしている彼女だが、聴牌即リーと攻撃的な麻雀を打つ。
 好きな役は嶺上開花と百万石と言うあたりも、中学生離れした感性だ。
「仕方ないですね」
 備えていた受けの牌を落とす虎狐は、門前重視、二鳴きのオールド打法で、やや渋い打ち手だ。

 普段から物静かなササユリだが、今日は特にポーカーフェイスで相手に情報を与えない。
 雀歴はさほどではないが、貪欲に大物手を狙ってゆく雀風だ。
(「ここは見に回る事にするのです」)
 牌姿が冴えないと見て、染め手を匂わす河作りに掛かる龍彦。
 守備的な麻雀で滅多に振ることは無く、和了りは広く黙聴を多様する雀風は堅実そのもの。
(「強い人ばかり……でも、わたしは自分の運を信じて進むだけ」)
 面子の中ではルーキーのみる。
 良い麻雀を打って自分の腕を先輩達に認めてもらいたい所だが、雀風はやや運頼みの超攻撃的打法。幸運の女神は微笑むだろうか。
(「麻雀はいいものですね。私も久しぶりに本気で参りましょう」)
 そんなみるの眼前に立ちはだかる古豪雀士の一人が若菜。
 堅い守りとドラを活かした重い雀風、普段の物静かな佇まいからは想像も出来ない威圧感を纏っている。

●ヒカル ――雀帝の闘牌――
(「張ったが……」)
 手牌から河へ視線を移す隼人。現時点では5索の嵌張待ちだが、河に1枚と翔の手の中で1枚使われており、また4・6索とも透けている為リーチをすればまず出和了りは期待出来そうに無い。
 透けていない黒牌を上手く集められれば良いが、そうでなければかなりの精度で役と待ち牌を絞り込まれてしまうのがこの牌の特徴だ。
(「隼人さんとこはそろそろ聴牌っすかね」)
 一方の翔は自風牌を一つ鳴いてから筒子に寄せている。
 透けている事など知った事かとばかりに解りやすい役を狙い続けているが、持ち前の強運で数回の自摸和了りを達成し、点棒を蓄える事に成功していた。
(「あっちの二人はかなり出来上がってそうだな……ここは安全にいくか」)
 まだ聴牌も遠い恵太は、守備的に回し打つ事を選択。手の対子を崩す。
「……カンよ」
「「えっ?」」
 これまで沈黙を守ってきた光が唐突に動く。2索の暗槓でドラ表示牌は東。
「あたしにせこい打ち回しなど似合わないもの」
 不敵な笑みを浮かべる光。
 牌姿は「2222 南●●3456●●8」と自風の南が一つ見えており、もしあれが刻子であるとすれば即座に満貫まで確定する。
(「いずれにせよこの局で危険を冒す事は出来ないな」)
 隼人はオリる事も視野に入れながらの打ちまわしへシフト。もし3索がくっついて来ても2索が枯れているのでは和了りは薄い。
「……引かぬ! 媚びぬ! 省みぬ! 通らばリーチ!」
「「!?」」
 だが、ここで牌を曲げたのは翔。しかも黒牌の南打。
 ……が、光は動かず。
 自順では8萬を自摸り、打南。
(「なぜ……?」)
 変則的な打牌に3人は首を傾げる。が、8萬を抱えた事で一歩後退したのは確かだろう。今は親リーの翔の方が危ういと判断するのが常道。
「萬子でも崩して回すか」
 対子になっていた2萬を切る恵太。
「ロン」
「え?」
 パタリと牌を倒すのは光。
「タンヤオ! 1600」
「安っ」
 これまでほぼ全局大物手を仕掛けてきていた光には、いささか似つかわしくない安い和了りに拍子抜けする3人。
「オーラス手前でタンヤオか……安い方が助かるけど」
「たまにはね。だって女の子だもん♪」
 点棒を受け取りつつ、にっこりスマイルの光。
「一段落ついた所で、腹ごしらえはどうじゃ? 武内はほれ、これでも飲め」
 料理の載ったカートを運んで卓にやってきたのは法眼。
 肉料理や炒飯、餃子のほかにカットフルーツの盛り合わせ、更には栄養ドリンク各種まで揃っている。
「腹が減っては戦は出来ないっす!」
「そうだな、俺も炒飯を貰うか」
 各々、一息入れつつ栄養補給。まだまだ戦いは始まったばかりなのだ。
 
●麻雀で勝負よ!
 こちらコスプレ卓も、雰囲気こそ和やかだが激戦が繰り広げられていた。
「他の卓は大変そうだが、ここは引き続きほのぼのと行こう」
 穏やかに言う夢兎。
 起家で2連荘、それも親満2回を自摸和了する先行ぷりを見せた彼は、点棒にも気持ちにも余裕がある。
「このままじゃまずいの……」
 静かに闘志を燃やす南家ゆずきは、頭に黄色の大きなリボンをつけ、ピンク色のランドセルを背負っている。
「そろそろ親の座から降りて貰わないとね」
 涼しげに微笑みつつ言う西家は、麻雀の本場中国出身の銀麗。
 彼女も黒ぶちの眼鏡と白衣を身に着けており、なんだか女医さんみたいな格好をしている。
「私もそろそろ本気を出すとしますかねぇ……」
 と、北家の涼子。
 サングラスとサンタ帽と言うカオスな井出達だ。
 そんな4人の思惑を飲み込み、3本場が幕をあけた。

「……話し合おう、何故さっきぶっちぎりトップだったおれがドベなのか……」
 起家で大いに点棒を稼いだ夢兎だが、半荘の終わりに近づく頃にはラス目に転落していた。
 姿も、ウサミミにバニースーツと言った装いに変貌している。
「……っていうか暑いですぅ」
 涼子も数回和了って夢兎から点棒を取り返していたが、先ほどの2つに加えて毛皮のサンタコスを身につけており、見るからに暑苦しい。
 さて、僅差でトップ目を争っているのはゆずきと銀麗。
 この局も互いに手を伸ばしている様だが――。
「ツモ、1300・2600なの!」
「「ごふっ!」」
「一歩及ばなかったね」
 と、ここでゆずきが平和の自摸和了りで銀麗の親を流しトップ目を奪う。
 勝負の行方は、オーラス次第となった。

「ここで一気に勝つっ……勝たざるを得んっ……ですぅ!」
 オーラス、親の涼子はここから一気に逆転をもくろむ。
 配牌も「中一二四五八(2)223568」とそこそこ形になっている。
「これ以上は負けられないぜ……」
 南家夢兎の配牌は「東中二四五五(57)45799」。
 最低でも3位を捲くらねばならず、やはり苦しい。
「ぅ……」
 一方でトップ目の西家ゆずきも、配牌は「北南西白三四五八九(28)15」と余り速度は期待出来そうに無い。
(「さて、それじゃドラの女帝の打ち方を見せますか」)
 追いかける北家銀麗は「發發中南(5567)156789」と中々の好配牌だ。
 ドラは7索と出て、オーラスの戦いが幕を開けた。

 鳴きも入らず、静かな展開で10順目。
(「張ったけど……」)
 ここで銀麗は「發發(55667)567789」と聴牌。
 赤ドラ2枚に加えドラの7索2枚を抱えており、和了れば確実にトップ終了となる。
 7筒なら出和了も効くので一先ず黙聴。
(「うーん……ダメかもなの」)
(「全然伸びてこねー!」)
 一方、ゆずきと夢兎は手が今ひとつ伸びず、形が見えてこない。
「くっくっく……リーチですぅ!」
 と、先にリーチをかけたのは涼子。
「(23488)12233456」と三面待ち。
 一発でトップを取れるほどの手ではないが、親なので迷い無く曲げてきた。
「……仕方ないね。あたしもリーチ」
「な、なにぃ?!」
 間を置かず自摸切りリーチを掛ける銀麗。
 降りないと決めた以上、リーチで両面待ちに取る。
「ここは降りるしかないの」
「くっ……」
 ゆずきは当然オリ気味に打つ。夢兎は回し打ちで奇跡的展開に望みを掛けるしかない。
「しかし所詮は自摸切りのリーチ……私の待ちの広さに勝てる筈が無いですぅ」
「あ、それロン。リーチ一発一盃口……裏は無しでドラ4。12000で終了だね」
「ぶふっ!」
 銀麗、ゆずき、夢兎、涼子と言う順位で半荘が終了した。
「う、うさぎさんですぴょん……」
「鬼一さん、こっちにもケバブ一丁ですぅ!」
 大きく凹んだ二人は半ば自棄になりつつも、折良く法眼が運んできた料理で心を慰める事にした。
「おう……あ、涼子嬢はダイエットメニューを渡した方が良いのかな? もう直ぐ水着の季節じゃし……」
「カロリーが怖くて麻雀が打てるかですぅ!」
 関連性は謎だが、法眼の心遣いも他所に猛然と料理を平らげてゆくのだった。

●激闘! ガチ卓
(「聴牌っ……!」)
 これまで常に国士無双の為に流れを整えてきた龍之介が、ついに国士無双を聴牌する。だが、待ちは既に3枚見えている9索。
(「よーし引き込んだっ……和了れば跳満だ」)
 その一方で正人も聴牌。
 ただし明らかな染め手でシャボ待ち、片側は残り1枚(実際には龍之介の面子なので0枚)の西と苦しい。
(「うわー、みんな目がとても怖いです」)
 相手を飛ばしてやろうと言う気で挑んでいた陽介だが、この局の一同の気迫には並々ならぬ物を感じていた。
(「手もイマイチ進まないし、ここは安全策で……」)
 面子を崩し、安牌を切る。
「毟ります、ツモ!」
 ――バシッ!
 この局で和了りを拾ったのは一成だった。
「あと一歩だったんだがなぁ……」
「俺もだ」
 苦笑いの龍之介と正人。
 麻雀は簡単には和了れない、だからこそ和了ったときの快感が人々を魅了するのだろう。

 一方、こちらの卓では雄祐とエロイーズが万点棒を奪ったり奪い返したり、苛烈な打ち合いを展開していた。
「ふ、ふふふふふふーー……嶺上開花!!!」
 ――バシンッ!
 更には黎の嶺上開花も飛び出し、混迷の度合いは深まる一方。
「もう一回カン! 嶺上牌は……」
「待ってください、ロンです」
「「な、なんだってー」」
 牌を倒したのは、これまで荒場に苦しんできた虎狐。
「槍槓、三色、ドラ2……12000です」
 正統派の打ち筋に徹してきた虎狐に、この局、牌は微笑んだ。

(「高めに伸びないわね」)
 ササユリの手は順子方向に伸びるが、ドラも無く余り役がついてこない。
(「大きい手ですが……」)
 トップ目の若菜は、ドラ3含みの刻子二つを抱えており、この局も牌勢が強い。
 ただ、黙聴での和了りが難しい事とトップ目で有る事も踏まえると、無理をしてまで和了りにいく状況では無さそうだ。
(「ラス目でも役満和了れば問題ないよ」)
 手練揃いの卓で苦しい戦いを強いられていたみるだが、この局は中發の対子、白一つを抱えてのスタート。
「ポン!」
 早々と中を鳴き、一発逆転の大三元を見据える。
(「直撃なら3900で捲くれるのです……が」)
 僅差でトップ目を追う龍彦だが、ドラも無く手の伸びは今ひとつ。
 若菜の捨牌を見つつ、直撃狙いの手作りにせざるを得ない。
「ポン!」
 ここでみるが發を鳴いて三元牌二副露。
 白を抱えていた龍彦は勿論、他の2人もある程度のまわし打ちを余儀無くされる。
「残り3巡……」
 ようやくここでみるの手に二枚目の白が入り、大三元聴牌。
「これは切れませんね」
 盲牌した若菜は微かに笑み、安牌の2萬を切る。
 引き込んだのは四枚目の白。
「ラス牌……っ!」
 ――パシッ。
 結局和了には至らず。
「うーん、残念」
「お疲れ様でした! 良い勝負だったのです」
「ギリギリ逃げ切れましたね」
 互いに健闘を讃えあう4人。
 雀歴の若い2人も、立派な戦いぶりを見せたと言えるだろう。


 外が夕焼けに染まる頃、恵太により閉会式が執り行われる。
「……それじゃ涼子、発表してくれ。ちなみに賞品は涼子のキス……マジか?」
 さて、涼子の独断によるMVPの発表。
「MVPは……私ですぅ」
「……」
「今の無し。こほん……改めてMVPは〜御剣光さんですぅ」
「私?」
 長い物には巻かれるのが涼子。絶大な権力を誇る光を選ぶのはある種当然……いや、実際ガラス牌卓における彼女の麻雀は凄まじかった。
「燃え尽きたっす……真っ白に」
 それを示す様に、翔はすっかり灰になっている。
「では、賞品の授与を〜」
 ――チュッ。
「そこかよ!」
 光の前に跪いて手の甲に口付けする涼子。
「じゃあ、一先ず麻雀大会はこれで閉会だ。……この場所は今日一杯借りてるから、希望者は引き続き遊んで行ってくれ」
 恵太の言葉を聞いて上がる歓声。まだまだ打ち足りない面子も多いようだ。
「料理も注文があればまだまだ追加で作るぞ? 栄養ドリンクもある事じゃしな!」
 法眼も引き続き腕を振るってくれる様子。
「じゃあ、卓シャッフルするか」
「所でこのコスプレいつまで続ければ……」
 結局帰る者は居ない様だ。

 牌の音はまだまだ、絶えそうに無い。


マスター:小茄 紹介ページ
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いまいち
参加者:20人
作成日:2009/06/19
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