涼子の誕生日 〜明日はどっちだ


<オープニング>


「また一つ歳を重ねてしまうのですねぇ」
 校門で立ち話をしている莉緒と志筑・涼子(残念な子と呼ばないで・bn0055)。
 8日は涼子の18回目の誕生日だ。
「歳を取るのは素敵な事よ。誕生日にしたい事は無いの? 出来る程度の事だったら一肌脱ぐわよ」
「進路についてそろそろ考えたいですぅ」
「え?」
「もうすぐ卒業ですしぃ、これからの人生について色々考えておくべき時期ですぅ。進学や就職、色々と将来の事について調べたり体験したりしたいと思うんですよぅ」
「な、なるほど。って事は、学校見学とか企業の説明会とか?」
「そういう堅苦しいのは嫌いですぅ。『俺さー、かっこいい警官になってみたいんだよねー』『じゃあ俺が泥棒役やってやるよ』みたいなぁ」
「それ漫才じゃん! ……こほん、良く解らないけど、解ったわ」
 溜息をつきながらも、一応莉緒は承知した。

「当日は空き教室を利用して、そこでパーティをする事にしましょう。参加者には志筑さんにお勧めしたい進路(?)を一つずつ探して来てもらって、その進路について説明して貰ったり、実際に演じたり体験して貰って、理解を深めるってワケ」
「ふむふむ」
「志筑さんもボケたりツッコんだり出来るし。楽しそうでしょ?」
「……んー? まぁやってみなきゃ解らないですねぇ。つまらなかったら皆でお菓子でも食い散らかして駄弁る事にするですぅ」
「自分でやりたいって言ったくせに……」
 蓋を開けたらグダグダという事になってそうな気もするが、その時はその時だ。

「さてと……そんな訳だから、もし暇だったらあなたも来て頂戴。ええ、志筑さんに合いそうな進路――実在の職業でも、架空の職業でも何でもいいから考えてきて貰って、その内容を説明するとか、志筑さんと一緒に演じてもらうとかしてくれれば満足みたいだから」
 何だかんだ言っても、友達と一緒に過ごすだけでも涼子には良い一日となるはずだ。
「志筑さんと面識が無くても全然参加OKよ。ただし、恋人と来て二人でイチャついてるだけみたいのは無しね。誕生日くらいは志筑さんに構ってあげても罰は当たらないと思うから」

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参加者
NPC:志筑・涼子(残念な子と呼ばないで・bn0055)




<リプレイ>


 さて、今年もやってきた涼子の誕生日。
 今年は高三と言う事もあって、進路について友人達のアドバイスを聞くと言う一見真面目な趣旨で執り行われた誕生祝いのパーティ。
 はたして涼子に相応しい進路は見付かるのだろうか?

「ラジオDJなんかどうかな?」
 提案者の陣に音響を担当して貰い、即興で番組をやる事になった。
「皆さんこんにちはぁ。『涼子の早朝アーリーモーニング』の時間ですぅ。実はぁ、私今日誕生日なんですよぅ」
 ――オォーッ。
「幾つになったかって? 17歳ですぅ」
 ――エエーッ!
「だってほらぁ、涼子は永遠の17歳ですからぁ」
 ――ブーブー!
「それじゃ早速お便り読みますぅ。神奈川県にお住まいの相崎陣さん。ラジオネーム蒼子さん、かっこ絶対本名は読まないで下さい。……いやー、読む前に言って欲しかったですぅ。それじゃここで一曲、志筑涼子で『ロマンティックが始まらない』聞いてください〜」
 涼子は楽しんでいる様だが、リスナーを楽しませられるかどうかは大いに疑問が残った。

「女流プロ雀士ってどうよ」
 そんな恵太の提案に乗って、実際に打ってみた。
「ロンッ! ロンロンロォンッですぅ!」
 大物手を和了した涼子は牌を倒す。
「勝ったっ! プロになれという天啓ですぅ!」
「……た? 志筑さん」
「え?」
「聞こえなかった? 志筑さん」
「ロン。中ドラ1、頭ハネだ」
 莉緒の声に続き、牌を倒す恵太。
「がっ……ぐぐっ……」
 崩れ落ちる涼子。
「萌えるのかコレ……?」
「無理じゃないかしら。というか符計算できないしね、この人」
 萌え系雀士の道は遠そうである。

「私はアイドル目指してるよ。涼子ちゃんも一緒にどう?」
 アイドル志望の桃香と共に、トップアイドルを目指す事に。
「アイドルと言えばオーディション。自己紹介とか大事だよね。1番、若宮桃香です。音楽が好きで、特に歌が得意です。一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします」
「2番、志筑涼子ですぅ。寝るのと食べるのが好きですぅ。頑張るのは嫌いですぅ。あふぅ」
 どうやら、涼子はオーディションの時点で通過出来そうにない。

「小学校の先生が合うんじゃないかな」
 そんな龍麻の提案で、教師と生徒を演じてみることになった。
「先生先生、跳び箱5段飛べたよー♪ 先生は10段くらい飛べるよね。必殺飛びを見せてよ」
「え、あぁ……任せておけですぅ」
 ――ドンガラガシャーン!
「い、今のは悪い見本ですぅ」
「志筑先生、隙ありーッ」
 ――バサッ。
「いやーん、まいっち……ってこらぁ! このクソガキ、体罰ですぅ!」
「やたー、逃げろー♪」
 子供達には好かれそうだが、威厳はゼロだ。
「もっとこう、持ち前の『くーる』で『せくしー』な魅力を前面に振る舞ったらどうかしら」
 助け船を出すのは摩那。ただし泥の船。
「あらぁ、どうしたの黒木さん。何か悩み事かしらぁ?」
 足を組み、アンニュイなムードで尋ねる女教師涼子。
「あのー、カンは鳴いた後牌が足りなくなるんですが、どうすれば上がれるんですか?」
「他家の河からこっそり必要な牌を貰ってくれば良いのよぉ」
「コラコラ、嘘を教えない。黒木さん、それアンカンの事? リンシャン牌をつもるのを忘れてない? ちょっと実際にやってみましょうか」
「はい、莉緒先生」
「……あのぉ……」
 放置される涼子。
「涼子先生、先生たるものチョーク投げ技術が重要だと思いますっ!」
 そんな涼子に助言するのは小夏。
「私が後ろの方の席に座って、お昼寝してる生徒になるから、私の頭目がけて思いっきりどうぞ、涼子先生っ!」
「出雲さん、そこまでして……解ったですぅ」
 ――ひゅっ。
「あたっ!」
「出雲さん、授業中に寝ちゃ駄目ですぅ」
「うぅ……先生ゴメンなさいっ」
「出雲さんが居眠りなんて珍しいですねぇ、何か悩み事とかあったら遠慮なく先生に言うですぅ」
「先生っ……」
 心なしかサマになっている気がしてくる。
「そのノリで男子校の先生なんかどうだ?」
「男子校ですかぁ……」
 更に教師案を広げてゆく湊。
「はい、授業始めますよぅ」
「志筑先生〜」
「何ですかぁ柴崎くん」
「彼氏いますかぁ?」
「こ、こらぁ。授業に関係ない質問をするなですぅ! 全くもう……それとそこ、御門くん」
「……え?」
「授業中に寝るんじゃないですぅ!」
 ――ビュオッ!
「ぐはあっ!!」
 高速で飛来したチョークの直撃を受けて倒れる高次。
 先生が比較的男子に厳しいのはお約束である。

「先生繋がりだが、保健室の先生なんかはどうだろうか?」
「じゃあ私が保健室の先生をするんで、式銀さん来て下さい〜」
 これまでの結果を踏まえ、新たな提案をする冬華。涼子も白衣を纏ってキャラ作り。
「失礼します、先生?」
「どうかしたですかぁ?」
「ちょっと体調が悪いんで、ベッドで休んでも良いですか?」
「駄目ですぅ」
「……さすが先生、仮病でサボろうとしてるのを見抜かれたか」
「ベッドは今私が寝てますからぁ」
「ダメだろうそれは……」
「しょうがないですねぇ、そっち側半分使うと良いですぅ」
「いや……」
 悩み事の相談等はしやすいかも知れないが、保健室がサボる生徒達の溜まり場になってしまいそうだ。

「相手に多少我慢してもらえて、コミュニケーションとりながら行う医療系……整体師とか」
 ジローは涼子の一般技能から合いそうな仕事をチョイス。
「今日はどうしましたぁ?」
「ええ、ちょっと腰が痛くて」
「この辺ですかぁ?」
 ――グキッ!
「うぐっ?!」
「それともこの辺ですかぁ?」
 ――ゴキッ!
「いだっ!!」
「ん〜? 間違いましたかねぇ?」
 その後、参加者達の必死の救命作業によりジローは一命を取り止めた。

「ナースなんて良いんじゃない? 妄想的な意味で!」
「僕もリョーコにぴったりな職業はナースさんだと思うんだ!」
「ふーむ、じゃあカイトさんに患者さんになってもらいましょうかぁ」
 優姫とカイトの提案を容れて、早速ナースに扮する涼子。
「カイトさん検温の時間ですぅ。……ちょっと熱があるみたいですねぇ」
「それは君にお熱だからさ!」
「解熱と言えばやっぱりネギですぅ。これをブッ刺せばたちどころに熱は下がる筈ですぅ」
「ちょっ……待っ……らめえぇっ!!」
 ――。
「や、やめといた方がいいね。……そうだ、人命に関わらずにナースコスが出来るお仕事なら、萌えで済むじゃん」
「人命に関わらずナースコス……お客さん学生さんですかぁ? こういう所初めてぇ?」
「は、初めてです」
 ――コホン。
 わざとらしい咳払いをする莉緒。
「あれ? ダメ?」
 ナース案も没の様だ。

「『ネコミミ職人』とか素敵ですよねぇ」
「なにそれぇ」
 雅樹が進めるのは、まだ知名度の低いそんな職業。
 ――ネコミミ職人の朝は早い。
 午前4時、志筑涼子はアトリエへ入る。
「……ってぇ、そんな時間に絶対起きられないですぅ!」
「別に早朝じゃなくても良いと思いますが」
 上質の猫毛を一本一本土台に植毛してゆく。まさに匠の技である。
「あのぉ、眠くなりそうなんですけどぉ……」
「なんとなくですがのんびりとした気性の志筑さんには合うかと思ったのですが」
 口調がスローなだけで、意外と短気な涼子に職人は向かないかもしれない。
「つけるのは良いですけどねぇ。猫になってひなたで寝ていたいですぅ」
 ネコミミ職人よりネコの方が向いてそうだ。

「わかおくさまとか、どうだ?」
 誰か一人位は言って欲しい所だった進路を提案する高次。
「朝なんか、まな板の音で目を醒まして……」
「承知ですぅ」
 ――トントントン。
「あなたー」
「ん、お早う」
「朝ごはん出来たですかぁ?」
「俺が作るのかよ」
「そりゃもう女性も社会進出の時代ですからぁ」
「仕事するのか?」
「しないですけどぉ」
「家事も仕事も旦那かよ」
「美人の若奥様ってのは生きてるだけで偉いんですぅ。それに子供の教育なんかはぁ」
「しっかりやるのか?」
「放任主義ですぅ」
「……」
「その代わり、仕事から帰ったらお出迎えしますよぅ」
「そうか? じゃあ、ただいまー」
「あなたお帰りですぅ。お風呂? ご飯? それともぉ」
「それともって何だ……風呂にするよ」
「はい、これブラシと洗剤」
「掃除させんのかよ、いい加減にしろ」
「失礼しましたぁ〜」
 ベタな漫才みたいになったが、余り良い奥さんにはなれそうもない。

「野球がお好きな涼子さんですから、鎌倉を本拠地としたシニアリーグチーム『いざ鎌倉』のオーナー兼監督と言うのはどうでしょう〜♪」
「ほっほぅ。それは面白そうですねぇ」
 さくらの提案に、思わず涼子も食い付き気味。
「監督、今日の試合は如何でしたか?」
「見ての通りですぅ。ヒット多くして点少なし、それがうちの野球ですぅ」
「明日からの三連戦に向けて一言お願いします」
「いざ鎌倉はワシが育てた」
 涼子的には気に入った様だが、その莫大な運営資金がどこから出るかは不明だ。

「涼子さんには大富豪のメイド→玉の輿なんて王道がお勧めですよ」
「良さそうですねぇ」
 涼子の好みを突いたサーシャの提案。
「冬に雑巾がけなんてやる気しないですぅ。新入り、お前やるですぅ」
「な、なんで私が」
「頑張ってるみたいですね。あなたは確か……」
 雑巾がけするめぐるの元にやってきたのは大富豪役のサーシャ。
「あっ、めぐるです」
「寒い中大変でしょう、こんなに手が冷えて……」
「……あっ、ご主人様」
 手を取り見詰め合う二人。
(「キーッ! 新入りのクセにご主人様と馴れ馴れしくしやがってぇ、徹底的に苛めてやるですぅ」)
 先輩メイドに苛められながらも、やがてめぐるは大富豪と結ばれ幸せに暮らしましたとさ。
「……って脇役化してるですぅ!」
 しかも悪役。

「じゃあ……フライトアテンダントなんてどうだい?」
「ふむふむ」
 是清が提案したのは、女の子の憧れる職業の花形。
「アテンションプリーズ×2。右手を」
「おっと、右手の先を見させて、中指とか言うのは勘弁な!」
「……只今、当機は気流の関係で揺れておりますがぁ、墜落の心配はしてもしょうがないですぅ」
「……ステーションアテンダントの方が良いかもな」
 という事で某私鉄のSA姿に着替えた涼子。
「最近は外国からの観光客も多いから、英語が話せると更に高得点だね」
「オーケイ! マイネームイズリョウコ・シヅキ。モストビューティフルガールインジャパン。センキュー」
「全然鎌倉の紹介出来てない上に捏造だろ……」
 どうもダメらしい。見た目だけは似合ってなくも無いので、一日駅長くらいなら出来るかもしれないが。

「通信販売のアシスタントなんてどうでしょう。すぐに反応出来そうですし」
「あぁ、適当に相槌を打つ奴ですねぇ」
 智明が提案したのは通販のアシ。意外と難しそうだが……。
「今日皆さんにご紹介するのはこのフードプロセッサー。とっても多機能なんです」
「ええっ? てことは、大型ロボに変形して泥棒を撃退してくれたり」
「しませんが……今回は色違いをもう一つお付けして、何と……何と、5千円を割りました」
「一つで半額にはならないんですかぁ?」
「なりませんが、値段は何と3980円。10回払いでも金利手数料は当社が負担致します」
「今お遣いの古いプロセッサーは当社で下取り」
「それもしませんが、お電話お待ちしております」
 涼子が居ない方が売れそうな気がする。

「このわたくしが最高の進路をご紹介致しますわ」
 ハードルを上げるのは菜々香。
「やはり吸血鬼は良いですわよ、吸血鬼」
「ジョブチェンですかぁ?」
「あ、今回はジョブではない方の吸血鬼ですわ」
「化け物じゃないですかぁ」
 難色の涼子。
「まずはあの姿。高貴なイメージが醸されていて素晴らしいですわ」
「私は確かに高貴なイメージかもですけどぉ」
「次にあの歯。あの尖った歯があるから血が吸いやすいと思うのですわ」
「血って不味そうなんですけぉ」
 渡されたトマトジュース片手に益々懐疑的な涼子。
「そして、蝙蝠に変身出来る事! これがまたカッコイイのですわ!」
「あんまり魅力を感じないですけどぉ。まぁ日中余り活動しないあたりは近いかも知れませんけどぉ」
 菜々香はその後も延々、吸血鬼の魅力について語り続けるのだった。

「ズバリ、サンタクロースをオススメしますっ! 子供に夢を与えるんですっ!」
「どっちかって言うと貰う方がぁ……」
「スポンサーである玩具会社からは報酬も約束されますよっ!」
 つかさが紹介したのは、何とサンタクロース。
「タダイマですぅ。今日は冷えますねぇ」
「ご苦労様、サンタクロース。子供達、喜んでましたか?」
「『誰だー、泥棒ー!』って追い返されちゃいましたよぅ。サンタを信じる子ももう居ないんですかねぇ」
「……あの、実は我が社も……今年限りでサンタのスポンサーから撤退する事に……急な話で申し訳ないんですけど、若社長のツルの一声で決まってしまって」
「そうですかぁ……いえ、薄々解っていましたぁ。これも潮時って奴ですねぇ。私も年ですしぃ、暖かい所でゆっくり余生を過ごす事にしますぅ」
 しかし、それからも涼子は自腹で玩具を購入し、クリスマスが来る度にサンタクロースとして活動し続けた。
 ――そして更に時は流れ、ある年のクリスマス――。
「あらまぁ、屋根の上から? こんな雪の日にどうして……」
「赤と白の派手な衣装を着て、玩具の入った袋を抱えてたそうよ」
「年も年だったからねぇ、あのおばあちゃん……元々変わった人だったけど」
 立ち入り禁止と書かれたイエローテープの外、近所の主婦達ががやがや騒いでいる。
「おい、あの野次馬ども追い払え。うるさくてかなわんよ」
「警部、こっちはどうしますか?」
「あぁ良い。事件性は無いな……このばあさんは自分でのぼった屋根の上から足を滑らせたんだろう」
「なんだって屋根に上ったりしたんですかねぇ? 物盗りでも無いみたいだし」
「……お前サンタクロースって知らないか?」
「さんた……? 何ですかそれ」
「いや、何でもない。忘れてくれ」
 若い刑事の返答に苦笑した老警部は、雪上で眠る様に横たわる老婆へ振り返り、小さく呟いた。
「おやすみ、サンタクロース……」
 FIN.
「FINじゃねーよですぅ! 死亡エンドじゃないですかぁ!」
「でも割と良い最後でしたね!」
 いずれにせよ、涼子には相応しくなさそうだ。


「で、良い進路は見付かった?」
「ええ、決めましたぁ!」
 皆から意見を聞いた涼子、どうやら良い進路が見付かった様子。
「私ぃ、高校を卒業したら……大学生になる事にしますぅ。適当な大学なら殆ど遊んでても卒業出来るみたいですしぃ、高校よりダラダラ出来そうで私にぴったりですぅ」
「……」
 呆れ顔の一同を他所に、にっこりと笑む涼子。
 この調子で行くと、彼女の前途はかなり多難な事になりそうである。


マスター:小茄 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:21人
作成日:2009/06/24
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冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
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