≪リーフボックス≫思い出のパーティーをみんなで


<オープニング>


 6月末日に解散を控えたリーフボックス。
 パーティーホールでお別れパーティーをと、みんなが集まってくる。
 準備は一ヶ月前から、少しずつ少しずつ……。

 入り口には、見事なフラワーアレンジメント。
 重厚感のある室内は、紙の花や折り紙の鎖で華やかに飾り付けられ。
 テーブルには、パッチワークのテーブルクロス。
 可愛らしいピンで、壁に留められた何枚もの写真には、数え切れない思い出の欠片が……。
 それのどれもが、団員達が想いを込めた装飾。

 みんなで可愛がってきたアフガンハウンドの『おじいちゃん』も、たくさんのリボンや花でおめかししてもらい、ソワソワしているよう。

 お料理は腕自慢の男性陣が中心となって用意。
 豪華な英国式アフタヌーンティーセットに、ローストビーフやサンドイッチ。
 と、思えば本格中華まで! 頑張ってしまってすごい量になっている。
 一体誰が平らげるのか……。

 ドリンクに大きなケーキ、きらきらゼリー、アイスやチョコレート。
 甘いスイーツが、山と積まれたデザートバーの横には。
 何故か、粉々に破壊された体重計……?

 ぽつんと立つ小さな洋館は、いつも大騒ぎ。
 たくさんの笑顔であふれていた。
 最後も湿っぽくせずに、笑って楽しんで。
 ばいばい、またね、と笑顔で別れられるように……。

 これが最後のばか騒ぎ。
 いつまでもキラキラと心に残る思い出になりますように……。

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参加者
風見・玲樹(の弱点は虫・b00256)
水沢・環奈(株式会社リフボ営業部長・b18954)
佐倉・空(翔空・b19754)
織原・聖(疾風の紅き翼・b25302)
唯原・いくえ(野ばらの羊・b26277)
南・亜梨(桜色のポルカ・b27428)
琴宮・弓姫(吟遊雪華・b28771)
後藤・つかさ(菫青のアルビレオ・b30488)
日前・葉里(琥珀のアルビレオ・b31570)
秋風・一夜(風ノ蒼狗・b32944)
アリーセ・エルンスト(颶風纏いし猟犬・b33163)
藤崎・栖(天然フォーヴィスム・b34509)
青園・真燐(萌え雪女・b35459)
黒依・トーリ(桜梅桃李・b35801)
宮村・雛乃(愛色ドルチェ・b36890)
灰谷・雪架(灰華・b37327)
二瀬・颯軌(風のきざはし・b38458)
サキ・リィシャロ(双龍・b43291)
風椿・凛奈(パナシェの雫・b47745)
桜・眞人(マメザクラ・b63156)



<リプレイ>

●想い出のはじまり
 飾り付けられた会場に一人、また一人と集まってくる。

 行ってみたいと思いつつ、今まで来ることのなかったリーフボックス。
 そこでの最後の思い出を楽しいものにしたい。
「短い間しかいられませんでしたが、寂しくなりますね」
 水沢・環奈(株式会社リフボ営業部長・b18954)は、そっと眼鏡を上げながら、笑顔を見せた。だからこそ、笑顔で過ごしたいと思う。
「料理も、装飾も凄いですね」
「こんなに素敵になるなんて、上出来ではないですか! この辺とか、わたしが作って飾りつけしたんだよー」
 環奈の傍で上機嫌な後藤・つかさ(菫青のアルビレオ・b30488)が、指差して皆に教えている。
「何かと混ざってみたが……凄いな、此れは」
 隣で呟くのは、サキ・リィシャロ(双龍・b43291)。振り向いて、後ろに居るはずの使役ゴースト、立天を見ようとしたが、既にその姿はなかった。
「立天?」
「サキくん! 立天くんはこっちよ」
 デジカメを持つ青園・真燐(萌え雪女・b35459)の声に僅かに瞳を細めた。
 いつの間にか立天は仲間の輪の中に。ふと、サキは壁に貼られた写真に目をとめた。その中にサキの写真も。それが何だかくすぐったい様な嬉しい様な。
「で、この状況は何があった?」
 何とも言いがたい惨劇を収めた一枚の写真。その写真を見て、日前・葉里(琥珀のアルビレオ・b31570)が答える。
「それはね……」

 このパーティを立案したのは、葉里。
 解散前の最後のパーティ。皆で一緒に騒ごうと計画した。
(「皆でわいわい騒ぐのも、これが最後なのね……」)
 団員に色々と想い出を語りながら、葉里の胸はきゅんとなる。
「今まで、色々ありましたよね」
 にこっと微笑みながら、アリーセ・エルンスト(颶風纏いし猟犬・b33163)も今までの思い出を振り返る。
「何か、最後のパーティーって言われても実感沸かないんだよなー」
 そういって、藤崎・栖(天然フォーヴィスム・b34509)は頭をかいた。

「リフボ解散か。寂しくなるなー」
 グラス片手に秋風・一夜(風ノ蒼狗・b32944)は呟く。
「……もうアリスさんが壁を直す所も、れーじゅさんがぶちのめされている所を見る事もできないんですね」
 隣で琴宮・弓姫(吟遊雪華・b28771)も。
「うん。あの盛り上がりっぷりが見れなくなるのは寂しいけど、出会いあれば別れあり。そして別れがあれば、また出会いがあるって事だよねっ」
 二人の言葉に頷き、笑みを返すのは、織原・聖(疾風の紅き翼・b25302)。
「心ではみんな繋がってると信じてるのですよ」
 南・亜梨(桜色のポルカ・b27428)も頷く。
「最後まで思いっきり楽しもうっ!」
 聖の言葉に一夜達は嬉しそうに頷いた。

「あら。いつの間にか、トーリくんでデーターが一杯だわ!」
 そそくさと、カメラのカードを取り替えるのは、真燐。取れる枚数を確認し、ファインダーを覗く。
「次はマメちゃんね!」
「んで、マリリンねーちゃん何やってんだ? カメラ持って、すげー怪しいんだけど……」
 汗を浮かべて桜・眞人(マメザクラ・b63156)が真燐に尋ねる。
「見て分からない? 写真係よ。写真なら任せて! あ、ちゃんとメンバー全員満遍なく写真は撮るわよ。その辺りはぬかりなく」
 そういう真燐の傍で、眞人はというと。
「うわはっ! すっげー食いもんが一杯だぜー♪ これ、食い放題で良いんかー?」
「マメちゃん……」
 眞人が真燐に捕まった。

●いつもの風景、いつものパーティ
 食事も始まり、会場は一層、賑やかに。
「今まで本当に有難う。この結社で過ごせてよかった」
 食事を食べていた風見・玲樹(の弱点は虫・b00256)がフォークを置いて、聖の所にやってきた。
「そいじゃ、僕から愛の篭ったはぐはぐをー! あ、女の子には熱いちゅ〜もしてアゲル♪」
 抱きつこうとする玲樹を、聖は華麗な蹴りでぶっ飛ばした。
「今日位は静かに……」
 アリーセが怒りマークを浮かべながらも笑顔で、全力で。
「うう、聖さんの蹴りもすご……」
 どごぉーんっ!
 また、壁に穴があいた。傍にいた一夜と栖を巻き込んで。
「あ……」

 老犬の隣で、ちょこんと座り。黒依・トーリ(桜梅桃李・b35801)は、微笑んでいた。
「うん、いつものリフボの光景だ」
 老犬を撫でて、トーリは続ける。
「おじいちゃん、僕、この光景大好きなんだ」
 葉里と事件を起こした者達が、わいわい騒いでいる。トーリは楽しげに眺めていた。

 傍に壊れた体重計。宮村・雛乃(愛色ドルチェ・b36890)は、それを足でぐりぐり。
「やっぱリフボっ子、皆料理上手よねー」
 デザートを食べている。
 その隣で、幸せそうに料理を食べているのは、唯原・いくえ(野ばらの羊・b26277)。
「相変わらず料理が美味しすぎるよぅっ」
「ええ、凄く美味しいです。料理の腕もさる事ながら、皆さんとご一緒だからでしょうか?」
 雛乃といくえの言葉に同意しながら、環奈もご馳走を食べていく。
「あれもこれも目移りするけど、んーむ」
 ご馳走を前に栖は悩む。でもそれは一瞬。
「まあいっか、これで!」
 ぽんぽん自分の皿に好きな物を乗せて。
(「料理の腕がいい人材を揃えているという点だけは、高く評価している」)
 箸を掲げ、皿を持ち、いただきますのポーズを決めて。
「今日は食いに来た。故に食う!」
 灰谷・雪架(灰華・b37327)も食べ始めた。
「セッカ! もそっと味わって食いやがれー!」
 食べる雪架に眞人がちゃちゃを入れる。と、眞人の手が止まった。その視線にあるのは、雪架の皿に乗った最後のおかず。
「あ、それ最後の一個じゃんか!」
 自分のフォークでぶっ刺し、ぱくり。
「うまー♪」
 と笑顔の眞人が取った行動は。
「あ、代わりにコレやるなー」
 自分の野菜を雪架の皿に乗せていく。
「マメ。ちゃんと野菜も食べないと大きくなれないぞ?」
 傍にいた一夜がそう言う。ちなみに雪架に擦り付けるのは、彼だけではない。
「どうせ食うのに必死で、見てない見てない」
 好きな物だけ食べて、他を雪架の皿に乗せているのは、栖。
「って栖も! 好きなものばっか食ってるなっ」
 くすくす笑う二瀬・颯軌(風のきざはし・b38458)も。
「一夜君お母さんみたいだね」
 そう言いながら、実はこっそりと擦り付けている。
「あ、颯軌まで!」
 ついでに雛乃もこっそりと嫌いな物を雪架の皿へ。雪架の皿の上は、かなりの量のご馳走が。
「皆、好き嫌いはいくないとも思うんですがっ」
 弓姫も苦手な椎茸を入れている。
「……てか、お前らな、ばれてるっつーの。残飯処理係か俺は」
 やっぱり雪架にはバレていた。
「ほら。セッカを見習って……」
 一夜が叱ろうとした時。
「がつがつがつ。おかわり」
 あれだけあった皿の上が、綺麗さっぱりなくなっていた。
「……胃袋無限大か!?」
 思わず一夜が突っ込んだ。

「はぁ、皆の美味しい料理を食べられるのも最後なのかな」
 その颯軌の言葉は、誰の耳にも届かなかった。
 そう簡単に会えなくなるなんて、思ってないけれど。
(「やっぱり寂しいや」)
 その言葉は心の中で。

●演奏と共に
 亜梨はギターを持ってきた。
 ぽろんぽろんとギターを弾いていく。それは優しい音色。
「亜梨さん。そんな端っこでなく是非真ん中で、ねっ」
 そう声をかけるのは颯軌。その手には同じくギター。一緒に演奏しようと来たようだ。
「にゃ? サッキーさんも一緒ですか?」
「俺もいいか?」
 口を拭って、雪架もやってきた。
「ピアノねえの、ここ?」
「ああ、そういえば、場所が狭くなるから、別の部屋に運んだそうだよ」
 颯軌の言葉にむうと眉をひそめる雪架。
「じゃあ、歌うか。声出るかわからねぇけど」
 そういう雪架に亜梨と颯軌は微笑んで。
 その後、二つのギターと綺麗な歌声が部屋中に優しく響いた。

 デザートのある卓。
「わわっ! 凛奈ちゃ、凛奈ちゃ! こっちのお菓子もすっごくおいしいよおー♪」
「はい! 空様、こちらもとても美味しいです! これなら沢山食べれる予感ですね♪」
 佐倉・空(翔空・b19754)と風椿・凛奈(パナシェの雫・b47745)が美味しいデザートを食べている。でも、実はもう限界。
「お菓子は……お持ち帰りしましょうか?」
「お腹いっぱい、にゅはは……」
 準備の良い凛奈。しっかりお菓子を容器に詰めている。
 いつの間にか、先ほど演奏していた亜梨が、少し泣きそうな顔でケーキを食べていた。でも最後には微笑んで。その隣で聖もデザートを食べている。
「今度、遊びに行こうねー」
 つかさは、皆と約束を取り付けている。

 葉里はしゅんとしているいくえを発見。
 老犬と一緒に葉里はいくえの傍へと向かう。
「お屋敷、二人だけで淋しくなるね」
「うん、そうだね」
 葉里は老犬の頭を撫でながら、そう頷く。
 寂しいのはいくえだけではない事を、葉里は感じていた。
「もうこんな風に、ここで騒ぐ事も無いのかなぁ」
「今はこんなに騒がしいのに、想像するの、難しいわね……」
 葉里がいくえを見つめた、その時。
「はいそこ、すとーっぷ!」
「きゃ!」「わっ!」
 つかさの体当たりが二人を襲う。
「つかさ、ちょっとくらい浸らせて……!」
 葉里はつかさの背に圧し掛かる様に抱きしめた。有難うの気持ちも込めて。
「わたしはずっと遊びに来るよ!」
 その言葉に二人は目を丸くして。
「毎日って位にね。いや、むしろわたしもここに住もうかしら?」
 そう続けるつかさに二人は笑顔を取り戻す。
(「でも、さよならじゃないから。別れる為に出会ったんじゃないから」)
 浮かんできた涙を拭って、いくえは笑顔で応えた。
「みんなと一緒に最後まで騒ぐっ」

●たくさんのありがとうを
 パーティも、そろそろ終盤。
 最初に葉里の所に来たのは雪架。
「お疲れさん、今後も気苦労は多そうだがな」
 囲まれる前にと思い、声をかけたのだ。
「いつもみんなで大騒ぎして、僕ここが大好きだよ。葉里さん、皆、ホントにありがとね」
 颯軌もそう声をかける。
「日前さん、短い間でしたが今までありがとうございました。リーフボックスに関われて、皆さんと知り合えて本当に良かったです。ここで過ごした日々は絶対に忘れません。ありがとうございます」
 丁寧にお辞儀をするのは、環奈。あげた顔に笑顔が溢れて。
「葉里ちゃ、あっりがとうだっよよー! あいらびゅー!!」
 ぎゅっと葉里を抱きしめて、空はその気持ちを伝え。
「葉里、お疲れ様でしたっ。リーフボックスの皆も、ありがとうっ」
 とびきりの笑顔で弓姫も。
「今まで本当に有難う。ここで過ごした1年半の事忘れないよ。お疲れ様なのだ」
 玲樹の手には手作りのクッキー。葉里に手渡し、そして、皆にも手渡した。
 ぱんっ! クラッカーだ。ちょっと驚いたが、葉里はすぐ笑顔になる。
「今までお疲れさまっ。そして沢山のありがとうをっ♪」
 驚かせちゃってゴメンネとクラッカーの犯人、聖も。
「ホント、お世話になりました。今までありがとう」
 一夜はそういって、色鮮やかな花束を手渡す。
「沢山の思い出、沢山の気持ち、ありがとう。そしてこれからもよろしくね。お疲れ様、団長さん!」
 一輪ずつ思いを込めて作ったトーリの大きな花束も葉里へと。
「はーちゃん、ご苦労様でした」
 真燐からは、マリリン秘蔵リフボ写真集!
 結社で作った想い出がたくさん詰まった写真集。
(「思い出は色褪せず心の内へ……ね」)
 そんな真燐の気持ちも込められていて。
 最後に雛乃といくえがやってくる。
「ありがとう」
 いくえは、小さな羊のぬいぐるみ。
「ヒナからは小さなクマさん。いくちゃの羊と合わせて、寂しくないように」
 雛乃はクマのぬいぐるみ。
「葉里、ありがと。お疲れ様……っ」
 雛乃の瞳がちょっぴり涙目なのは、ご愛嬌。

 みんなの言葉と思い。素敵なプレゼントに囲まれて、葉里は言葉に詰まっていた。
 今までの事が思い出されて、ぐっと堪えて、言葉にした。
「結社を作って良かった。沢山の思い出をありがとう。……みんな大好きっ」
 葉里の瞳から、涙が零れ落ちた。

●さあ、わらって!
 わいわいとみんなが並ぶ。
 想い出の建物を背景に、みんなとの記念撮影が始まった。

 サキは立天を前に押し出してやる。ちょっぴり嬉しそうな立天。当のサキはというと、狼の姿で老犬の隣にちょこんと陣取っている。
 ニカっといい笑顔を浮かべる眞人。これでよしと準備万端。
 いろいろ巻き込まれないようにと隅に居た雪架。だが、近くに眞人がいるのを発見してその考えを改めた。
 むぎゅう。
「ってか、俺を絞めるなぁー!」
「マメが絞められたいそうなんで、手を貸しただけだ。で、マメそれ何だ?」
「あっ……」
 雪架に言われて気づいた。眞人の手には、なぜかフォークが握られていた。
 その傍では、トーリがキラキラの笑顔でスタンバイ。
 聖も環奈も、満面の笑顔で待っている。
 一夜はアリーセの後ろに立った。さっきのお返しと、一夜は自分の手で角をつくり、アリーセの頭に近づける。
 泣きそうだったいくえ。でも、一夜とアリーセの様子に思わず笑みを浮かべている。颯軌もそれを発見して、噴出すのを堪えていた。

 全員並び終えて。
「みんなー! 撮るわよ!」
 タイマーをセットし、最後に真燐が列に加わる。浮かぶ涙を拭いて。
「年かしらね?」
 ふふっと笑みを浮かべた。

 しゅんとしている雛乃の隣で、アリーセはそっと彼女の頭を撫でた。
「また何時でも会えますからね」
 アリーセは笑顔でそう諭して。その言葉に励まされ、雛乃は涙を浮かべながらも、笑顔で前を向く。
「……えへへ。葉里、みんな、だいすき!」
 それが合図となった。
「葉里様、お疲れ様でした&本当にありがとうございました!! リフボの皆様、大好きですっ!」
 ぼろぼろと涙を零す凛奈の声が響き。
「リフボのみんなだいっすきー♪ みーんな、ありがとうだよっよー!!」
 凛奈と共に空も花吹雪を散らす。一面に広がる花びらが、とても綺麗で。
「お疲れ様でしたー! ありがとうなのですよ〜。大好きですー!」
 亜梨も葉里の頭の上に、花びらを降らせてゆく。感謝の気持ちを込めて。

 これで終われば、良かったのだが。
「みんな、いい顔してね……」
 その泣き笑いの葉里の顔は一変する。
「撮影のタイミングむずいよ。これでいいじゃーん」
 栖は箱を奪い、葉里の頭にどさぁーと花びらをかけた。
「……栖! あなたって人は最後までどうしてそう」
 ぱしゃり。
 決定的瞬間が写真に収まって。弓姫の笑い声と、みんなの笑い声が響いた。

 もう一枚、写真が撮られる。今度はちゃんとした笑顔できちんと。
 写らない所で握られた葉里の手とつかさの手。
(「寂しくないわけ、無いじゃん……!」)
 その腕には『leaf-box』と刻まれた腕輪が輝く。

 そしてパーティは終わった。
 玲樹は、一番最初に屋敷から飛び出していく。
「これからもよろしくね!」
 さよならは言わずに、その言葉を……。


マスター:相原きさ 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:20人
作成日:2009/06/29
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冒険結果:成功!
重傷者:なし
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