≪銀誓館学園・居合道部≫GH派遣事務所業務日誌 〜魔鏡歪像〜


<オープニング>


「皆さんお揃いでどちらへ?」
 若い男の掛けた声に、その一団は足を止めた。
「ん……竜一さんこそ、どうしたの?」
 一団の1人、礎・彼方(刃金の戦巫女・b46121)は若い男……柏木・竜一に、そう問い返した。
「私ですか? 行きつけの古書店がこの近くにありまして」
 手にした古書を掲げて見せながら、竜一は「少し長居し過ぎました」と笑った。
「竜一にそういう趣味もあったとは、意外だな。 俺たちは……まあ、見ての通りさ」
 少しからかうような口調で、桐生・カタナ(修羅龍眼・b04195)はそう言い、一団へ軽く視線を投げた。
「ああ……、『例』のお仕事ですか」
「強敵ではあったが、見ての通りだ」
 得心した風の竜一に、片崎・澪(白星紅風・b05292)はそう肯定した。
「もう少し、歯応えが……」
 布津・祭理(神聖不可侵・b00603)がそう言いかけ、言葉を切る。
 彼女の視界の片隅を、不可思議な影が通り過ぎたからだった。
 やはりソレに気付いた一同は、顔を見合わせると直ぐに駆け出した。

 一同がたどり着いたのは、とある高層ビルの屋上であった。
 地上よりも幾分か涼しい風が、強く吹き付けている。
 中天に浮かぶ月が、動くのには支障が無い程度の明るさをもたらすものの、その代わりに構造物の深い影も生み出していた。
 そんな濃い影の中に、それは奇妙な気配を放ちながら佇んでいた。
「ん……其処の居るのは誰?」
 彼方の問いに、それは答えない。
 闇にたゆたうそれは、はっきりとは確認できないまでも、生物的な四肢を持つ円形の異形であることは、見て取れた。
「まさか、これが噂のメガリスゴースト……」
 九櫛・宿禰(十六夜白光・b03017)がそう呟いたその時、鏡はきらり、と光を放つ。
 直後に現れたそれを見つめ、鬼塚・龍也(鬼龍・b03442)はつまらなさそうに鼻を鳴らす。
 彼等の眼前に現れたのは、まるで同じ姿をした彼等の写し身達。
「残業ってヤツだな。もう一戦、働いてもらおうか。竜一も乗りかかった舟だ、付き合って貰うぞ」
 不敵な笑みを浮かべるカタナの言葉に、竜一は軽く笑みながら「承知」と答える。
「残業……にしてはずいぶんな相手だ」
「だが、出会った以上、退けるわけがないな」
 ぼやきにも似た久我屋・明彦(アズラクバハルの狼・b54539)の言葉に、澪はそう切り返す。
「……相手が何だろうが、ゴーストであれば斬り捨てるだけだ」
 龍也の言葉を合図とするように、能力者達は一斉に起動する。
「培い……刻み込んで来たものがなければ……所詮、夢幻……!」
 得物を突きつけ、祭理が発するのは宣戦の言葉。
「居合いの理は技に在らず。努々忘るること勿れ」
 そして、霜薙・威吹(深淵の間合い・b35312)の言葉は、彼等の自負だった。

マスターからのコメントを見る

参加者
布津・祭理(神聖不可侵・b00603)
九櫛・宿禰(十六夜白光・b03017)
鬼塚・龍也(鬼龍・b03442)
桐生・カタナ(修羅龍眼・b04195)
片崎・澪(白星紅風・b05292)
霜薙・威吹(深淵の間合い・b35312)
礎・彼方(刃金の戦巫女・b46121)
久我屋・明彦(アズラクバハルの狼・b54539)
NPC:柏木・竜一(高校生魔剣士・bn0085)




<リプレイ>

●今我ら鏡をもて見る如く
 それは合わせ鏡に映し出されたかのような光景。
 9人のもののふと、それにうり二つな9つの鏡像。
 実力は伯仲。
 だが、しかし……。
 戦いを重ねた時こそ、癒し手の真価が問われるもの。
 礎・彼方(刃金の戦巫女・b46121)は思う。
(「其ならば、魂を宿さぬ巫女にどれ程の信頼がおけるのかな?」)
 相手は互いにただの駒としか認識していないだろう。
 しかし、自分達にはまがい物達には無いものがある。
 じりじりと時が流れる。
 互いが互いの様子を伺いながら、戦いの体勢を整えてゆく。
 そして出来上がった陣形を見、九櫛・宿禰(十六夜白光・b03017)は言いようのない心持ちになる。
(「噂が本当でしたら、全くの互角」)
 現にお互いの陣形は、若干の差異は有れ非常に似通ったものだった。
 こちらは回復役の彼方と宿禰、そして実力的に劣る竜一が中衛。ライフルによる攻撃を行う久我屋・明彦(アズラクバハルの狼・b54539)が後衛となり、残りの全員が前衛を張る。
 一方の鏡像達は、やはり回復役の2人と明彦の鏡像が後衛であり、残りが前へと出てきたのだった。
 一見、互いが同じ思考の元に動いたようにも見えるが、細かな違いの部分こそが、彼我の差を物語っている。
 培われたもの全てが、写し出される訳は無い。
 互いの信頼と状況把握から導かれたこちらの動きに対し、敵はごくありふれた定石とも言える動きを取ったに過ぎない。そう、宿禰は判断した。
「真似をされようと、負けません」
「戦場で舞う戦巫女の真なる武芸、その写し身に刻めだよ!」
 2人の言葉と共に、火蓋は切られた。

●観る所朧なり
「お前が私なら、当然か」
 先陣を切る己の映し身を見据え、片崎・澪(白星紅風・b05292)は口元に軽く笑みを乗せた。
 駆ける澪の映し身が僅かに仰け反る。宿禰の放った破魔矢が映し身の肩口に突き刺さったのだ。
 それを確認するや、澪は大地を蹴った。
 跳ぶが如く勢いで間合いを詰めた澪は、双刀を抜き放つ。2条の斬撃は、それを防ごうとする映し身の二刀をかいくぐるように奔り、その偽りの身体を深々と切り裂いた。
 だがさすがと言うべきか、映し身は表情一つ変えることなく、直ぐさま反撃へと転じる。
 振り切った得物を引き寄せると、澪は振り下ろされる鏡像の双刃へと叩き付ける。
 硬い音と同時に、青白い火花が薄闇に散る。
 そして鍔迫り合いでの力比べ。微妙な均衡こそ保ってはいるが、僅かに澪の方が体勢は苦しい。
 刹那、澪の映し身が後方へと飛び退る。
 そこに浴びせられる、布津・祭理(神聖不可侵・b00603)と鬼塚・龍也(鬼龍・b03442)の斬撃。
(「写し身は、写した時点での自分達。ただ、人は刻一刻と成長するもの」)
 今の私達が負けるわけが無い。それは澪の揺るぎない自信だった。

 一点に集中しての能力者達の猛攻。その前に澪の化身は間もなく倒れる。
 その後に訪れたのは、奇妙な膠着。
 懸念であった呪言士の力を振るう澪の映し身を排除した後、能力者達が自己強化を開始したせいも有る。
 それと同時に、彼等は攻めあぐねていたのだった。
 彼等の目論見としては、まずは澪の化身。その後、回復役である彼方と宿禰の化身を倒す心算で居た。
 だが、敵前衛の数は未だこちらの同数。無策でそれらを抜き、その後ろに位置する2つ鏡像を攻撃する事は困難であった。
 ならば、どうする?
 躊躇する間にも、敵の攻撃は容赦なく浴びせられる。
「敵すれば則ち能く之れと戦い……でしょうか」
 竜一の言葉に、怪訝そうな表情を浮かべる者。
「確か、敵が同数であれば奮戦せよ、でしたか」
 切り結ぶ敵を押しやっての霜薙・威吹(深淵の間合い・b35312)の言葉に、桐生・カタナ(修羅龍眼・b04195)はにやりと笑む。
「つまり、真正面から叩き潰せってことだな?」
 本懐である。面々に浮かぶは喜色。
 この攻性こそが、彼等の本領であった。

 此度の戦いは、己が目で己を観る事が出来る、またと無い機会であると威吹は感じていた。
 眼前の自身の映し身が、龍也の黒き斬撃を辛うじて受け止める。
 だがその直後、明彦の盟友たるモーラットピュア『ノルウェ』の放つ衝撃波を、為す術なく浴びる。
(「しかと見届けさせて頂こう。己が弱さを」)
 苦痛に歪む己と瓜二つな顔を見つめ、威吹はそう心中で呟く。
 視線が合った。
 刹那、まるで示し合わせたかのように、威吹と鏡像は同時に地を蹴り得物を振るう。
 ぎんっ、という音と共に二つの切っ先諸刃造りの刃が絡み合う。
 激しい力のの応酬は、徐々にその動きを小さくしていき、やがて止まる。
「志の無き刃に敗れる訳にはいかぬッ」
 叫声と共に威吹は渾身の力で映し身を押しやると、そのまま撫で斬った。

「なるほど……確かに良く模している」
 感心するかのような祭理の口振り。
 これまで己の映し身が見せた立ち振る舞いは、確かに彼女らしい動きと言えた。
 鏡像は澪と二度三度切り結ぶものの、捌ききれずに深手を負う。
 かの者の立ち振る舞いと剣の捌き。それが自分と寸分違わぬのならば……。
「改めて痛感するな……自らの未熟さを!」
 その言葉と同時に、祭理は一気に踏み込む。それに対し、遅れじと動く祭理の映し身。
 瞬時に間合いを詰めた両者は交差し、そして行き違う。
「確かに貴様は私の強さを模倣した」
 赤き刀身が中程から叩き折られ、切っ先を下にして涼やかな音を立てて落ちる。
「だが魂なき剣にはその先がない……私は既に、数分前の自分を凌駕している」
 確信をもって振り返る祭理の目に映るのは、太刀ごと胴を断たれ、静かに崩れ落ちるほんの少し前の己の姿であった。

●されどかの時には
 威吹と祭理の鏡像が斃れ、映し身達の陣容は綻びを見せる。
 そしてそれは、居合道部の面々にとっては、待ちかねていた状況でもあった。
 こじ開けた空隙を縫い、龍也とカタナ、そして澪が真っ直ぐに敵後衛へと斬り込む。
 それを残った前衛を抑えながら、祭理、威吹等が影の腕を伸ばし、宿禰が破魔矢を放ち、明彦の詠唱ライフルでの射撃が、支援する。
 能力者達の集中攻撃により、宿禰と彼方の鏡像は、瞬く間に駆逐される。
 戦況は、完全に能力者達優位となったのである。

 対峙してみれば、存外やりづらいものだと、龍也は思った。
 己の眼前に立つ敵は、双剣を構えた男の姿。
 祭理と切り結ぶ男……己の鏡像は動きを、龍也は冷静に予測出来ていた。。
 何のことはない。己の力量を把握し、状況に対する最善の手段を導き出すのならば、彼我に差など有るはずがない。
 であれば、こちらの動きも相手には予測する事が可能であろう……。
 互いの手の内を知り尽くしている状況に、龍也が抱いたのは先述の思いであった。
 ほぼ互角に渡り合った祭理が僅かに下がるのと同時に、凝縮した妖気の炎を双刀に纏わせた彼方が、舞うように斬り込む。
 振るわれる火焔の双剣を、映し身は左手の一刀をもって迎え撃つ。
 叩き付ける様に一の太刀を押しやり、続けざまに二の太刀を刀身で受け止める。
 だが彼方の勢いを相殺する事は出来ず、二の太刀は鏡像の身体に傷を付け、纏わせた炎がその傷口から全身へと奔る。
 なぜ、映し身は右の太刀を使わないのか?
 その意図を正確に察知した龍也は、既に動き始めていた。
 鏡像が自由な右の太刀を、至近の彼方へと振るう。
 それは同時に、龍也にとっては好機である。
「所詮は偽物か……」
 自身の映し身に突き立てた双刀を、乱暴に引き抜きながら、龍也は呟く。
 崩れ落ちる己と瓜二つの男に対し、彼はなんら感慨も持ち得なかった。
 ゴーストであるならば、ただ切り捨てるのみ。
 それが龍也の信条であるからだった

 行儀が良過ぎると、カタナは苦く笑う。
 己の映し身であれば、かの化身は玉砕覚悟で出鱈目に暴れ回っても不思議ではない。
 だが、自分の映し身は、そんな素振りを見せることなく立ち回っている。
 それでも持てる力を最大限に活かすべく、刀術と体術を駆使する敵の姿は、紛うことなく己の映し身であった。
 明彦の射撃が、映し身の胸を穿つ。
 だが、鏡像は怯む様子も無く、辺りを睥睨する。
 視線が絡み合う。
 姿形は全く同じではあっても、そこに浮かぶ表情は相反する。
 不敵な笑みを湛えるカタナと、無表情の映し身。互いに倒すべき敵と認識した2つ存在は、駆け出した。
 武器がバラバラになり、鏡像の拳へとまとわりつく。
「成る程……無刃流まで模倣するか。ならば……」
 まともにぶつかったとて、すんなり決着は付くまい。
 そう判断したカタナは、鉄塊が如き得物の切っ先を地面に付ける形で低く構える。
 切っ先がコンクリート削り、嫌な音を立てる。
 拳を懐に引く敵の姿を捉え、カタナはタイミングと間合いを測る。
 そして踏み出した利き足に荷重を一気に乗せ、その勢いのままに身体を捻った。
 一回転し正面に向き直ったカタナは、己の鼻先で止まった拳を見つめ、笑んだ。
 僅かに得物の分だけ、カタナの間合いが長かったのだ。
 渾身の力で振り抜かれた式刀【千首斬魄】は、映し身の胴を横に薙いでいた。
 一歩二歩と、鏡像は後退ると、その身が硝子のように砕け散った。

 その敵が満身創痍となったのを見た竜一は、駆け出した。
「ん……竜一さん、動いては駄目だよ」
「竜一、出過ぎだ!」
 彼方と祭理の制止の言葉に、竜一は振り返らずに「すいません」と謝る。
 だが、彼の足は止まらない。
 竜一も剣士であった。己と向き合えるという千載一遇の機会を、逃したくはなかったのだろう。
 駆け寄る2つの姿は、まるで同じ。
 表情をあまり露わにしない竜一と、元より感情が欠落している彼の映し身。
 鏡に映し出しているのかの様に、二者は同時に剣を振りかぶった。
 舞う血煙。
 双方共、振り下ろした刃は、それぞれの左肩を深々と切り裂いていた。
 崩れ落ちる鏡像と、剣を引きながら下がる竜一。
「ん……大丈夫?」
 追いすがり、身体を盾にするように体を入れながら、彼方は振り返る。
「大丈夫です」
 そう答える竜一の顔に、彼方は彼にしては珍しい、満足そうな表情を見たのだった。

 見ていて変な気分だ、と照準越しの映し身の姿に明彦はそんな感想を抱く。
 鏡が生み出したゴーストは、自身と全く同じ姿形である。
 だが例え姿が同じであっても、精神までは写せまいと、明彦は思う。
 故に、負けるわけにはいかないのだ。
 最後に残ったのは、明彦の鏡像と彼の相棒たるモーラットピュアのノルウェの映し身のみ。
 鏡像のモーラットは、満身創痍の明彦の鏡像を必死に癒している。
 その姿は、彼が心を通じ合わせた相棒に瓜二つではある。だが、明彦には明確に違いを感じ取れていた。
「見た目は同じだが、可愛さまでは同じじゃない」
 じっくりと照準を定めながら、明彦はそう独白する。それは明彦にとっての拘りである。
 照準が定まったところで、明彦は静かにトリガーを引いた。映し身もまた発砲した事を、明彦は冷静なまでに把握する。
 4丁の詠唱ライフルから発せられた発砲音は、一つになり、辺りにこだました。
 鏡像の射撃は、確実に明彦の身体を捉えた。銃創から血が滴るが、それに構わず明彦は鼻で笑った。
「腕だけ、は一人前か。それ以外は俺以下だな」
 明彦の射撃も映し身を確実に捉え、そして同時に動いたカタナが明彦の鏡像を斬り倒すのを見届けると、明彦は一度照星から目を離した。

●顔を対わせて相ま見えん
 最後に残ったモーラットピュアの鏡像が、能力者達の総攻撃により倒れると、辺りに静けさが戻った。
「偽者であっても、味方を攻撃するのは勇気がいるな」
 明彦はそう言いながら息を吐いた。
「得難き経験、天の配剤だな」
 祭理の言葉に、明彦は良い経験にはなったが、二度は経験したくないと、肩をすくめてみせる。
「更なる修練を重ねなければ……」
 そう呟く威吹の脳裏には、敗れた己の鏡像が焼き付けられていた。
 それは己の弱さを目の当たりに出来たという、まさに得難い経験なのだ。
「正しく異形、でしたね」
 辺りに視線をはしらせながら、宿禰もそう感懐を口にする。
「やはり、本人達とは違ったな」
 そう言いながらカタナは、ビルの構造物で濃い影が出来ているそこへと歩を進めると、『それ』を無造作に掴み、放り投げた。
 放物線を描き飛ぶ異形の鏡を、龍也が一刀のもとに切り捨てた。
「これで終わりだな」
 真っ二つとなりながら掻き消えゆく災いの元凶を見つめ、暫し身構えてた龍也は、メガリスゴーストが完全に消え去ったのを見届けると、ようやく刀を納めた。
「今回は流石に疲れました……」
 大きく息を吐きながら、宿禰は苦笑いを浮かべる。
「本当にお疲れさまでした。ぁ、桐生先輩、残業代は缶コーヒーでいいですよ」
 笑みを浮かべながらの澪の言葉に、カタナは「残業代はいいんだが」と東の空を見つめ答える。
「もっと強請ってもいいんですか?」
 にっこりと笑みながらの澪の言葉を、いや、と押しとどめてながら、カタナは指差した。
「……とりあえず、おはよう」
 カタナの指差す東の空は、夜明けを間近に控え白みを帯びていた。
「ああ、随分時間が経ってしまったんですね。ええと、おはようございます」
 そう言う竜一を顔を見ながら、彼方ははたと思い出す。
「ん……そう言えば竜一さん、先程の本はどんな内容なの?」
 彼方の問いに、竜一は「ああ、これですか?」と、手にした本を彼方へと差し出す。
「古代中国の兵法書ですよ。これ自体はさほど古いものではないですが……」
 虎の巻と言いますが、と竜一は付け足すのだった。

 『以上が、本件の処理後に行われた、想定の範囲外であった戦いの顛末である』
 そう記述すると、彼方は筆を置き、改めて記録を頭から読み進め、確認を行う。
 「ん……」
 問題無い。そう判断し頷いた彼方は、その冊子を閉じると立ち上がった。
 机の上に置かれた冊子の表紙には、こうあった。
 『GH派遣事務所 業務日誌』と。


マスター:久地尚也 紹介ページ
この作品に投票する(ログインが必要です)
楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知 的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:8人
作成日:2009/09/17
得票数:カッコいい19 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
   あなたが購入した「2、3、4人ピンナップ」あるいは「2、3、4バトルピンナップ」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 マスターより許可を得たピンナップ作品は、このページのトップに展示されます。
   シナリオの参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。