竜一の誕生日 〜冒雨剪韮


<オープニング>


「諸君!」
 集まった一同を見渡しながら、早乙女・弥生(高校生運命予報士・bn0039)は、ばん! と教卓の天板を叩いた。
「あたしの入手した情報によれば、ある男が現在イベントを企画中らしい!」
「ある男って……目の前に居るのですが……」
 ぼそりと呟くのは、教卓の脇に立っていた柏木・竜一(高校生魔剣士・bn0085)だった。
「ほら〜、勢いとか、大事だし?」
「……お願いしておいてなんですが、自分で説明した方が早そうですので、もう結構です」
「エ〜」と不満の声をあげる弥生を余所に、竜一は一同へと向き直る。
「今回、皆さんに声を掛けましたのは、折角の夏休みですので皆さんと山籠もり……もとい、キャンプのようなものへ行きませんか? というお誘いなのです」
「山へキャンプ?」
 集まった1人の言葉に、竜一は頷いた。
「ええ。場所は私が以前住んでいた山小屋の辺りです」
 例年であれば、彼1人でそこへ行き、掃除などの手入れと祖父の墓参りを済ませた上で、昨年誕生日を過ごした寺へ行き、修行をしているのだという。
「高校生最後の夏ですし、皆さんともお知り合いになれたのですから、今年は普通の学生のように過ごしてみようかと、思いまして」
 どんな場所なんだ? という問いに、竜一は暫し瞑目する。
「そうですね……山奥なので特に珍しいものはありませんが、多少騒いだところで、他の方に迷惑をかけることはありませんね。小屋の周囲は開けていますので、この人数ならテントを張ったり、炊事をするのに手狭ではないかと」
 また、小屋の周囲には深い森が広がり、近くには渓流も流れているという。
 機材や食材は持ち込まなくては駄目だが、薪や魚ぐらいならば現地で調達出来るだろう、と竜一は付け足した。
「火事や怪我人を出さなければ、大体思い付くような事は出来るかと。こちらと違い、涼しくて空気も良い所ですので、私と直接面識の無い友人の方々もお誘い下さい」
 なにより、そこで一度区切り、竜一は微笑んだ。
「自然の地形を活かした、様々な修練を積めますので、そこで大人数で賑やかに山籠もりというのも、楽しいですからね」
 そう締めくくった竜一に、「それ普通の高校生らしくないから」という一同の視線に気付いている節は無かったのだった。

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参加者
NPC:柏木・竜一(高校生魔剣士・bn0085)




<リプレイ>


「柏木先輩、小屋の手入れをするんですよね?」
 そう尋ねてきた悠樹に、竜一は戸惑いの表情を浮かべた。
「ええ、まずはそのつもりですが……」
「僕にも手伝わせてください!」
 しかし、と竜一は口ごもる。
「せっかくの誕生日だもん。早く終わらせて満喫して貰いたいし」
 それに、時間が余ったら一緒に遊んで欲しいから、という悠樹の言葉に、竜一は破顔する。
「そういう事であれば、お願いしますね」

 有志等が掃除や草むしりをしている最中、周囲からは死角となる小屋の陰で、サーシャと竜一は相対していた。
 サーシャが「用事がある」、と竜一を呼んだのだ。
「傷は癒えたようですね、少し安心しました」
 竜一の全身を確認するように視線を走らせたサーシャは、そう言って息を吐いた。
「ええ、手酷くやられはしましたが、大丈夫ですよ」
 その言葉を証明するように、竜一は大きく腕を回す。
 先だって2人が赴いた百鬼夜行討伐の戦いにおいて、彼等は敗北を喫した。その際、竜一が重傷を負ったことをサーシャは気に掛けていたのだった。
「それで、用事というのは?」
「えぇ……用事はそれだけですよ?」
 それを確認したかっただけです、とサーシャは付け足した。
「良い女は、此ぐらいの配慮が出来て当然なのです」
 そう言って微笑むサーシャに、竜一は一瞬きょとんとした顔を見せるが、直ぐに「そうなのですね」と笑みを浮かべるのだった。

 敷地の一角に、それは静かに佇んでいた。
 盛り土の上に大きめの石が乗せられた、質素な墓。だが、今は綺麗に掃除され、墓前には花と線香が手向けられている。
 その前で、龍麻は静かに手を合わせていた。
「怖い人でした」
 唐突に発せられた言葉に、龍麻は隣の竜一を見る。
「物心ついた時から、剣を叩き込まれましてね。生活の全てが、剣を磨く為のものでしたから」
 時々殺されるかと思うこともありました、と竜一は小さく笑った。
「嫌いでした?」
 龍麻の問いに、竜一は頭を振る。
「今際の顔が、忘れられません」
 そう言って竜一は、何かを思い出すように瞑目した。
「たぶん、悔しかったんだと思います。己の剣を伝えきれなかったこと。そして私が独り立ちするのを見届けられなかったことを」
 言葉を発せずに居る龍麻に、竜一は目蓋を開き、くすりと笑んだ。
「でも、今日のこの様子を見て、たぶんほっとしていると思います」
 そう言って竜一は振り返り、彼の呼びかけに応え集まってくれた仲間達の賑やかな様子を見る。
 その横顔を眺めながら、龍麻は「変わったな」と思うのであった。


 躊躇いは迷いを生み、迷いは剣を鈍らせる。
 今尚も……。
「どうしましたか?」
 掛けられた声に、座り込み、空を眺めていた煉侍は振り返った。
「先輩は、剣を振るう事に迷った事ある?」
 隣で腰を下ろした竜一に、煉侍はそう問う。
「迷う時は剣を抜きません。しかし、抜いた以上は躊躇いませんね。古からの教えを実践しているだけですが」
「やっぱ先輩は強いや」
 竜一の答えに、煉侍は再び空を仰ぎ、大きく息を吐いた。
「もう一度、立会ませんか?」
 そう言って立ち上がった竜一に、煉侍は頷くとのろのろと立ち上がり、剣を構える。
 立会こと数号、かつて無い竜一の剣気に煉侍は圧されていた。
 本気になった訳ではない。煉侍が年若いといえど、手加減をする竜一ではなく、また技量の面で煉侍が劣るわけでもない。
 厳しい打ち込みに抗ううちに、煉侍の中から雑念が払われていく。
 どれほど打ち合っただろうか。
 大きく息を吐きながら、煉侍は草地に大の字に転がった。一方の竜一も荒い息をつきながら汗を拭い、大地に腰を下ろす。
 結局勝負は付かなかった。互角の打ち合いの末、両者ともへとへとになり、そこで立会は終わったのだった。
「先輩、ありがとうっ!」
 広く真っ青な大空を見上げながら、吹っ切れた笑顔でそういう煉侍に、竜一は優しい眼差しで答えるのだった。

「手合わせ楽しそう……」
「行ってこないの?」
 川魚を捌く手を止め、皆が手合せをする光景見つめてそう呟くロロに、彼女が山での修行が得意な事を知る弥琴は問うた。
「うん、今はご飯よ。腹が減っては何とかでしょ?」
 頭を振りそう答えるロロに、弥琴は「そか」と頷く。
「そいえば、材料カレールーしか持ってきてないけど……」
 そう思案する弥琴に、ロロは大丈夫と答える。
「材料はほとんどこっちで揃えられたから、カレールーがあれば十分だと思うわ」
 そう断言するロロに、そのサバイバルっぷりは見習いたい、と弥琴は改めて感心する。
「ミコくんの木の実とかは、サラダでどうかしら」
 弥琴の拾ってきた木の実を手に、ロロはそう提案する。
「あ、それいいな。カレーにサラダは定番だもんね」
 そう言って、弥琴は頷いた。
「どうしたんです?」
 思案顔の黎己に、薫がそう尋ねた。
「焼き魚を作ろうと思うんですけど……」
 皆さん何派かな、と、黎己は頭を捻る。
「私は塩竃焼きを作りますね」
 自らが釣り上げた獲物を掲げて薫はそう言う。
「じゃあ俺は醤油でいきます」
 その言葉に黎己の悩みは解消され、彼は手際よく料理を始めるのだった。

 彼等を始め、フレステアやサーシャらの協力の元、カレーをメインとした夕食が出来上がる。
 量も十分、自然の中という普段は味わえない調味料も相まって好味な食事を、体を動かし空腹になった面々が平らげてゆく。
 そして、食後に花火で楽しんだ面々は、この山での1日目を終えるのであった。


「もう傷は癒えたのか?」
 カタナの言葉に、竜一は無言で頷く。
「では、今回はリハビリも兼ねてイメージトレーニングといこうじゃねーか」
「リハビリ……ですか?」
 そう訪ねる竜一に、カタナは不敵な笑みを浮かべた。
「俺を甘くみるなよ……今回は特別メニューだ!」
 そう言い放つと、カタナは手にした黒い木刀を構える。
「その構えは……」
 普段のカタナとは違う、そして見覚えのある構えに竜一の顔は険しくなる。
「……この構えは覚えているな?」
 頷きながら、竜一は静かに青眼に木刀を構えた。
 それはより実戦に近い緊張感を出す為に、かつて仕合った敵の動きと技を用いようという、カタナの考えによるものだった。
「見事、受け止め……乗り越えてみせよ!」
 そう叫びながらカタナは、裂帛の気合いをのせ猛禽の如く抜き打ちを放った。

「特別メニュー、その2。私が相手だ」
 軽く身体を動かし、ほぐした澪は手にした木刀を構えながらそう宣言する。
「青い木刀……『あの』剣士ですか」
 竜一の頭に蘇るのは、苦い記憶。
「力が全てではないが、純粋な力は脅威となる」
「剛能く柔を断つ……ですか」
 『柔能く剛を制す』という言葉は有名ではあるが、実際にはこの2つが合わさった時、武はその力を十全に発揮するものなのだ。
「鍛錬だからと気を抜くなよ?」
 そう言い放つと、その独特な構えから渾身の一撃を澪は放った。
「……かわすか」
「一度、喰らいましたからね」
 最小限の体捌きで澪の初撃をかわして見せた竜一は、そこから突きを繰り出すが、澪もまた僅かな動きでそれを見切る。
 微かに笑みを浮かべる澪に対し、竜一の顔に余裕は無い。
「では、これはどうだ!」
 続いて澪が放ったのは、津波の如き怒濤の連撃であった。

「ん……そう言えば去年も、竜一さんには仕合をお願いしたよね?」
 そうでしたね、と答える竜一に、「今年も剣で語り合う事になりそうだけど」と彼方は微笑んだ。
「赤い木刀ですか、話には聞いています」
「竜一さんは初見の筈だからヒントを一つ。構えは正眼、ただ一度の斬撃に己の全てを……だよ?」
 そう言うと彼方は静かに構えをとる。
 剣氣とは殺氣、闘氣に非ず。己が魂を刃に載せる事。風に舞う桜花を思わせる優美さに隠し、己の全て込めて彼方はその一撃を放つ。

「まずは手当をしましょうか」
 居合道部ならではの、厳しい鍛錬をひとまず終えた竜一に、宿禰はそう声を掛ける。
 お願いします、と答える竜一の顔は浮かなかった。
「なにか、悩みでも?」
 手慣れた手つきで応急処置を施しながら、宿禰はそう尋ねた。
 やや躊躇した竜一は、大きく息を吐いた。
「……何故私は弱いのだろうかと」
「そう思うんですか?」
 宿禰の言葉に、竜一は頷く。
「普段から修練は怠っていませんし、実戦もそれなりに経験している筈です」
 だが、皆の成長に追いつけずに居る……。
「それは個人差もあるのでは?」
 宿禰の言う事は、竜一も理解しているのか頷く。
「力が足りず斃れたとしても、それは覚悟の上です。ですが……」
 もし、自分のせいで仲間を危機に陥れたりするような事があったなら。竜一の言葉に宿禰は「なるほど」と頷く。
「焦ったところで、どうにもなるまい」
 いつの間にか、それまで1人黙々と型の稽古をしていた祭理が、傍らに立っていた。
「地道な稽古の積み重ねこそが大事だという事は、お前が一番解っているだろう?」
 祭理の言葉に、竜一は黙り込んでしまう。
「まぁいい。では目先を変えて稽古してみてはどうだ?」
「目先を変える、ですか?」
 竜一の問いに祭理は頷く。
「そうだ。例えば戦術面。俯瞰するかのように、戦闘の流れを感じられるような配置を心掛ける為には……常に自らの配置に留意する必要がある」
 祭理の言葉に竜一は頷く。
「では、剣術の基本である足捌きを重点的に鍛えるぞ」
「はい、手当は終わりましたよ」
 宿禰に礼を言うと、竜一は立ち上がった。

「結構絞られた? でも、こっからが本番よ?」
 にしし、と笑いながらタオルとボトルを差し出す姫菊に、竜一は不安を覚える。
「本番、ですか?」
 タオルで汗を拭い、ボトルの水を一口飲んだ竜一が、そう尋ねる。
「動いた後はご飯だよね。現地調達にレッツゴー!!」
 そういうことですか……と、納得する竜一を姫菊は川の方へと引きずってゆく。
「あ、柏木」
 釣りに適した川岸には、先客が居た。
 修練は柄じゃない、と皆の様子を眺めながら釣り糸を垂らしている薫と、集中力を鍛えられるかも、とその様子を眺めていたエルアンの2人であった。
「お昼の準備、か?」
 エルアンの問いに、竜一は「そのようです」と笑う。
「さぁ、釣り勝負といきますか?」
 みんなの腹を満たすのは大変なんだから、そう言いながら姫菊は用意してあった釣り竿を竜一に差し出す。
「柏木、よかったら後で指導願える、か?」
 エルアンの問いに、釣り糸を垂らしながら竜一は、「ええ」と頷く。
 その間に、薫と姫菊は次々と魚を釣り上げていった。
「そうだ竜一君、もう汗は引いた?」
 ややして、未だ坊主の竜一に、姫菊はそう問う。
「いえ、まだですね?」
 何とも言えぬ既視感を感じながら答えた竜一を、姫菊は川へと突き落とす。
 盛大な水音、そして静寂。
「……動きませんね」
 ぼそりと薫が言う。竜一は水に沈んだままの姿勢で身じろぎ一つしない。
 一同の額に、嫌な汗が滲み始めたその時。
 ばしゃっ! という派手な水音を立て、竜一は起きあがった。
「……やはり、私はこちらの方が得意ですね」
 そう言う竜一の右手には、銀色に陽光を反射させ暴れる1匹の魚の姿。
「紛らわしい事するなぁ!」
 そんな叫びと共に、竜一は再び川へと蹴り込まれるのだった。

「やはり、かないませんね〜」
 そう言いながら、黎己は額から流れる汗を拭った。
 棍をもち、竜一に手合わせを申し出た黎己だが、慣れぬ接近戦という事もあり、防戦一方からついには自ら負けを認めたのだった。
「榮柄さんは良い筋をしています」
 礼をした竜一がそう、感想を述べると、黎己は「そうかな?」と頭を掻いた。
「休憩にしませんか?」
 そう2人に声を掛けたフレステアの手にあるのは、冷たいダージリンティーの入った保冷ポットとお手製のクッキーの入った籠だった。
 お疲れさま、と労いつつエルアンも、冷たい飲み物を差し出す。
「お菓子も沢山あるよ! 皆で食べよ!」
 時人もまた持参した菓子を披露するが、それはリュックサックいっぱいに詰め込まれていた。
「重くはありませんでしたか?」
 目を丸くしながら竜一はそう言い、腰を下ろす。
「食材はきっと、他の皆が用意してくれると信じてたからね」
 大の甘党である時人の言葉に「なるほど」と頷く竜一の目は、満面の笑みを浮かべている愛美の手にある水鉄砲を捉えていた。
 よく冷えた飲み物で喉を潤おし、甘い菓子を味わいながら、面々は暫し談笑する。
「一度、柏木さんと手合わせしてみたいですわ〜」
 フレステアの申し出に、竜一は「喜んで」と頷き立ち上がる。
「俺もあとで頼むよ」
 龍志の言葉に、竜一はええ、と頷く。
「ナイフとか危険なものじゃなく木刀あたり……あ、私、うまく扱えるかしら?」
「小太刀の木刀もありますよ?」
 慣れぬ武器をぎこちなく構えるフレステアに、竜一はそう提案するが、「大丈夫です」と彼女は頭を振った。
「す、少しは手加減……しないでくださいね?」
「解りました」
 フレステアの言葉に、竜一は表情を引き締め、木刀を青眼に構えた。

 既に陽は傾いていた。
 最後の手合わせをした太一と竜一は、相対し礼をする。
「先輩は、この銀誓館学園で何を見つけましたか?」
 太一の言葉に、竜一は思案する。
 かつて、共に戦った師兄達が言った言葉を、太一は思い出したのだった。そして、その問いに対し、生き様に共感を覚える男の答えを、聞いてみたいと思ったのだ。
「私が学園で得たものは、『友』ですね」
 竜一はそう言い切った。
「心強い戦友が傍らに居る事。私が知る人達を護りたいと思う事。それらが有るから、剣を振るえます」
 それしか私に出来る事も無いですけれど、と竜一は笑う。
「俺も見つける事が出来るでしょうか?」
 太一の問いに、竜一は「必ず」としっかりと頷く。
「やってるな」
 そう声を掛けながら歩み寄るカタナ。そして、そろそろ発つ時間だと2人を促す。
「そういや竜一も今年は受験生だな。進路はどうするんだ?」
 カタナの問いに、竜一は唸る。
「……まだ決めていません。ただ、進学しないと思います」
 学で身を立てるだけの才はありませんから、と竜一は笑う。
「そうか。まあ、目下の問題は夏休みの宿題だろうがな」
 自身の学生時代を思い出したのか、苦い顔で言うカタナ。
「それは夏休みに入ると同時に、終わらせてしまいましたから」
 そう宣った竜一に、カタナの表情が強張る。
「いえ、面倒なものは早く片づけて、修行に専念したかったので」
 この男ならではの言葉に、カタナは思わず吹き出す。
「竜一らしい」
「そうですか?」
 そう言い、2人は笑った。
「先輩……」
 そこにかけられたか細い声に、2人は傍らを見た。そこには、途方に暮れる太一の姿。
「俺、宿題まっちろなのです……」
「それは一大事」

 間もなく夏休みは終わる。
 そして、夕暮れの山深いその場所に吹く風にも、微かに秋の気配が漂っていた。


マスター:久地尚也 紹介ページ
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知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:23人
作成日:2009/08/31
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