≪夕陽に舞う鴉≫海へ行こう!


<オープニング>


 8月。銀誓館学園も夏休みに入り、暑い日々が続く中、黒崎・雪姫(月下の蒼玉・b43562)は秘密基地に集まっていた仲間達に微笑みかけた。
「皆様、海に遊びに行きませんか?」
 途端にどよめく仲間達。行く行く! と次々に上がる手に、どんな水着にしようかな、なんて楽しげに考える声。
 今時期の海は混んでいるんじゃないかと懸念する声もあるが、心配はいらない。
「今回の行き先はプライベートビーチですから♪ ただ、海の家のような場所は無いですから、必要そうな物は全部、わたくし達で用意する必要がありますね」
 着替えに関しては、すぐ目の前にある別荘を使えばいいから大丈夫ですけど、と付け加える雪姫。つまり、海で何をするか計画を立てて、しっかり準備をしていかなければならないということだ。
 個人で必要な水着などはもちろん、遊ぶ道具や、飲み物・食べ物だって忘れちゃいけないだろう。
 荷物が多くて大変?
 ううん、そんなことは無い。ああしたい、こうしたいと考えて、わいわい荷物を抱えて出かけるのは、絶対に楽しいに違いないから!
 
 一面の白い砂浜と、輝く太陽、青い空。
 押し寄せて返す波が起こす水飛沫は、きっと気持ちがいいはずだ。
 広いビーチを自分達だけで独り占めにして、今日は思う存分、この海で遊ぼう!

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参加者
桃木・杏梨(ウィッチアリス・b01338)
天城・櫻霞(深淵に微睡む白刃・b22606)
椎名・ユキ(煌めく水蓮・b27879)
蘭・蓮(空を亡くした闇色の鷹・b35362)
サラ・モラトリアス(日陰の眠り姫・b36309)
永倉・エイゼン(朱雀は煉獄の空へ・b41066)
神楽坂・燈子(浅き夢見し・b42251)
黒崎・雪姫(月下の蒼玉・b43562)
近藤・秀一郎(闇を駆る真如の月・b55403)
狩野・マキナ(光射す道を探して・b57990)
音海・雨(壊れた花束・b61862)
ココ・スメンクカラー(恋人はラクダさん・b66981)
柳谷・凪(お気楽アーパー娘・b69015)
陽本・哲太(空回りの太陽・b69498)
初雪・ときわ(海を愛する防人・b70855)
烏丸・硝子(寒鴉・b73293)
御堂・楓(ラバス・b73943)
刃霧・桜(月光に照らされ寄り添う桜と櫻・b75235)
片霧・真木綿(紅き凶狼・b75259)
豆岡・里央(自分街道一直線・b76659)



<リプレイ>

「準備完了〜っ!」
「今日はいっぱい楽しもうね!」
 青い水着に着替えた片霧・真木綿(紅き凶狼・b75259)は、早速浜辺に飛び出した。待ちきれないといった様子で、音海・雨(壊れた花束・b61862)が口にすれば、
「うんうん。いっぱい遊ぶんだ♪」
 丈の短いジーンズにタンクトップ姿の狩野・マキナ(光射す道を探して・b57990)が頷き返す。
「これ全部……さすが黒崎先輩……」
 広いビーチを眺め、目を丸くする近藤・秀一郎(闇を駆る真如の月・b55403)に、黒崎・雪姫(月下の蒼玉・b43562)はいつものように笑うだけ。
 今日はよく晴れて絶好の海日和ですわね、と目を細める雪姫に、刃霧・桜(月光に照らされ寄り添う桜と櫻・b75235)が頷き返す。
「あ、でも日焼け止めを塗っておかないと……」
 初めての海に心躍らせながらも、強烈に照りつける太陽にハッとそれを思い出す桜。傍らの天城・櫻霞(深淵に微睡む白刃・b22606)も、焼けると後が辛いからなと手持ちの日焼け止めを出す。
「あの、では……」
 背中の方塗りますね、と桜は顔を赤らめながら櫻霞に手を伸ばす。それが済んだら、今度は櫻霞が桜に塗る番だ。
 さくっ。
 砂を踏む感触を噛み締めているのは、ココ・スメンクカラー(恋人はラクダさん・b66981)。こうしていると、ちょっとだけ故郷を思い出す。ラクダがいればもっといいけど……流石に日本でそれは高望みかな、と苦笑する。
「準備完了です!」
 準備体操を終え、初雪・ときわ(海を愛する防人・b70855)は銛を構えた。
 その頭にはシュノーケルセット、腰には網。彼女はこれから魚を取って来るつもりなのだ。
「得意のトビウオ泳法でたくさん探してきますよ」
 そう海へ向かうときわに声援が飛ぶ。
「じゃ、俺も」
 蘭・蓮(空を亡くした闇色の鷹・b35362)の狙いは貝類だ。海に潜ると、目を凝らしてそれらを探す。
「こんな感じ、でしょうか……?」
 砂浜では椎名・ユキ(煌めく水蓮・b27879)が旗を立てている。そこからいくらか離れた場所には、ラインを引いて並ぶ面々。そう、これからビーチフラッグが始まるのだ!
「あ、ここいい感じ……」
 軽く泳いだ御堂・楓(ラバス・b73943)は、ある場所で動きを止めた。そこはちょうど、ゴール地点を眺めるのにいい角度。楓はそこから観戦する構えだ。
「がんばれー!」
「皆さん頑張ってくださいね〜!」
 声援に、陽本・哲太(空回りの太陽・b69498)はチラッと視線を向ける。
「哲太くん、がんばれー!」
 視線が合った雨は、仲良しの哲太にエールを送る。哲太はぐっと拳を握って気合を入れた。
(「これは……なんとしても勝たないと……!」)
 ぱぁん!
「へ?」
 スタートの合図が鳴る。左右を飛び出していく面々を見て、まばたきを1つ。
「……出遅れたーっ!?」
 雨を見て意気込んでいる間に、すっかり出遅れてしまった事に気付いた哲太は慌てて駆け出す。
「足だけには自信があるんだからねっ♪」
「いーや最後に勝つのは俺だぜ!」
 先陣を切って走るのは豆岡・里央(自分街道一直線・b76659)。すぐ後ろを永倉・エイゼン(朱雀は煉獄の空へ・b41066)が駆ける。
 ……負けたら罰ゲームが待っているのだ。絶対に負けられない!
「皆さんガンバですよぅ」
 サラ・モラトリアス(日陰の眠り姫・b36309)はパレオを揺らして手を振っている。泳がないから、とレースのワンピースにパーカーを羽織った桃木・杏梨(ウィッチアリス・b01338)もパラソルの下で声援を飛ばす。
「残り3分の1を切りましたよ、あと少しです」
 雪姫は彼らに終盤戦に入った事を伝える。
「よっしゃ行くぜー!」
「そうきたか!? なら!」
 秀一郎は勢いのまま豪快に前宙をかます! そのアクロバティックな突撃に観客の視線が集まるが、エイゼンも負けてはいない。砂を思いっきり蹴ると宙を飛ぶ! そこへ里央もラストスパートだ!
 伸ばされた腕が殺到し、雪崩れ込むように転がる3人。フラッグを掴んだのは……。
「ゲットーッ! ボクの勝ちだよっ♪」
 男2人の隙間を突いた里央だ!
「残念だったね哲太くん」
「うう……」
 一方、出遅れを挽回できず、争奪戦にすら参加できず最下位に終わった哲太を、そう雨が慰めるのだった。

 続けて行われるのはビーチバレーだ。
「頑張ろうね、硝子さん!」
「ああ」
 真木綿は相方の烏丸・硝子(寒鴉・b73293)に笑いかける。初めてのビーチバレーが今から待ち遠しいといった様子の真木綿に、硝子は少しだけ表情を緩めて頷くと、コートへ目をやる。
 そこでは第1試合が始まろうとしていた。
「絶対負けないのだー!」
 びしっとビキニ姿で宣戦布告するのは柳谷・凪(お気楽アーパー娘・b69015)。隣では神楽坂・燈子(浅き夢見し・b42251)も、赤いワンピースの水着姿で頷いている。
「こっちだって負けないよー。ね、ココ」
「うん」
 対するはマキナ&ココ。ポジションを打ち合わせて試合開始だ。
「よっ……」
 故郷での経験を生かし、スムーズにボールを拾うココ。打ち上げたボールをマキナは見上げる。
「わ」
 太陽の輝きに思わず目がくらみそうだけれど、しっかりボールの輪郭を見極めて。マキナはボールを敵陣へ叩き込む!
「きゃ」
 それを拾いに行こうとした燈子は、腕で受けようとしたものの砂に足を取られて予想外に動きが鈍り、顔面からボールに激突。
「大丈夫!?」
「ん、平気です」
 思ったよりも痛くないのはビーチボールだからだろうか。なんとか跳ね上がったボールはまだ生きている。胸を撫で下ろす皆を前に、凪はとびきりのアタック!
「いけない……!」
 陣形の穴を突く一撃に、迅速な動きで滑り込んで対応するココ。
 どちらも粘り強くボールを拾う為、なかなか得点には繋がらない。ギャラリーも手に汗を握って試合の行方を見守る。
 やがて……。
「勝ったーっ! 勝ったのだ燈子ちん!」
 最終的に勝利したのは凪&燈子。残念がるココとマキナだが、2人は引き続き硝子&真木綿との試合が待っている。
「ココ、今だよ!」
「ん……!」
 今の試合で培った連係プレーで押していくココ達。序盤は彼らが優勢だったが、硝子達だってやられてばかりではない。
「えーいっ!」
 真木綿は硝子がトスしたボールを思いっきりアタック! この手のスポーツを得意とする硝子の猛攻も凄まじく、徐々に先行するココ達を追い上げる。
 特に粘り強さを見せたのは真木綿だ。トスだレシーブだアタックだと楽しそうに駆け回る真木綿のスタミナに、マキナ達は徐々についていけなくなる。
「任せて。はい、硝子さん!」
「よし……貰った!」
 それが決め手となって勝敗が決する。コートを出ると、思わず観客席にへたりこむマキナ達。
 一方、コートでは最終決戦が繰り広げられる。さっきの試合の調子で勝ちに行く凪と燈子だが、硝子と真木綿も勝利を譲るつもりは無い。
「わっ……」
 とにかくボールさえ拾えば、とバランスを崩しながらも打ち上げる燈子。
「燈子ちんが拾ったボール、繋ぐのだー!」
「こっちだって負けないよ!」
 凪が叩き込んだボールを真木綿が拾う。硝子は手薄そうな箇所を狙うが、今度は凪がそれをガードする。
「やるな……だが」
 激しい応酬が続き、硝子と真木綿も疲労困憊の表情だが……闘志は失われない。
「この勝負、私達がいただく!」
 気迫と共に打ち込まれたボールは凪の脇をすり抜け、燈子も砂に足を取られて間に合わない!
「や……ったーっ!」
 ぽてんと転がるボールに歓声をあげる真木綿。優勝の栄光に、硝子は嬉しそうに息を吐き出しながら、汗を拭う。
「すごかったですぅ」
「おめでとうございます」
「神楽坂と柳谷もお疲れ」
 観戦していた皆から、惜しみない拍手が贈られる。
「勝敗決まったのか」
 と、水を滴らせた蓮が戻って来る。両手には、たくさんの貝。
「うわあ、大漁ですぅ!」
「すごいです蘭くん」
 サラと杏梨は調理用に確保したスペースへ、それを運ぶのを手伝う。トゲや突起が危ない物は、蓮が下処理してから彼女達に渡す。
「魚、獲ったど〜っ!」
 そこへ響き渡る雄叫び。波飛沫をあげて立ち上がったのはときわだ。彼女の手には、大きな魚が握られている。
「やりました。やりましたよ皆さん!」
 砂浜にあがってきたときわは、網をずるずる引き摺っている。その中には、大小様々な魚達!
「すごーい!」
「今日も大漁です。串焼きにして皆で食べましょう」
「あっ、待って! 食べるのは戯れてからーっ」
 そんなときわの元へ駆け寄ると、魚達としばし戯れる里央だった。

「こんな感じでよろしいでしょうか?」
「ええ。お上手です、サラさん」
 そうして始まる料理の準備。教わりながら下ごしらえをしていたサラは、桜の言葉に嬉しげに笑って次の魚を取る。
「流石、櫻霞様はお上手です」
 桜は一時手を止めて、感嘆の息をついた。
「桜だって見事な物だろう?」
 そう櫻霞が苦笑する。2人はどちらも見事な腕前で、流れるように下準備は進む。
「味はこのくらいでしょうか?」
 杏梨は塩をつまむと、パラパラと魚にまぶす。素材の味を生かすなら、塩味が一番に違いないと、杏梨は按配を見る。
「もう少し多めでもいいかもな。熱中症対策にもなる」
「あ、なるほどです」
 頷いて調整する杏梨。そうして魚を焼き始めると、少しずついい香りが漂ってくる。
「スイカ割りの準備もできましたわよ」
 焼けるまでの間、今度はみんなでスイカ割りだ。ただ……これは同時に、罰ゲームでもある。 
「とほほ」
 もうどうにでもしてくれ、と哲太は滝のような涙を流す気分でうなだれた。彼は今、砂の中に埋められている。具体的にはスイカのすぐ近くに。
 そう、これこそが敗者に課せられる罰ゲームなのだ。
「一番手、行くぜーっ!」
 エイゼンは目隠しをすると、記憶と勘を頼りに、思いっきり竹刀を振り下ろす。
「来るな来るな来るな来るな……!」
 今のマキナに出来る事は、ただひたすらそれを念じる事だけ。傍らのココなど、青ざめて声も無くぎゅっと目をつぶっている。もう恐怖でそれしか出来ないらしい。
「わわわ……っ」
 びゅん、と風を切る竹刀が誰かに当たってしまわないか、ハラハラしながら見つめるサラ。しかし竹刀はめでたく外れ、スイカのすぐ脇の砂をえぐる。
「えっと、こっちだっけ?」
「違う違う違うーっ!」
 にやりと笑って竹刀を向ける里央に、絶対わかってやってると確信しながらマキナは叫ぶ。
「あらあら、うふふ♪ スイカはもっと右ですわよ」
 黒姫の誘導に軌道修正するが、竹刀はスイカに当たらない。
「罰ゲームだもんな。仕方ないよな。手加減しないぜ!」
 秀一郎は竹刀を思いっきり振り下ろす! ……と見せかけて、本当は手加減したそれを砂の上へ落とす。
(「逸れた……かな?」)
 目をつぶっているココは竹刀が近くを通った気配を感じながらも、意外と勢いが無い事に安堵する。
「ここだ! どーん!」
 が、その掛け声にココは再び、びくっと体を震わせた。
「海の子は目が見えなくても方向が分かるのです。でも、視界不良でまっすぐ進めません……」
「もっと右ですね。右に行くといいですよ」
 むむむ、と眉を寄せるときわに、楓がそっと助言する。
「え」
「右?」
「ってそれ俺達の方!?」
 よろよろと、ときわが向かった先はスイカでも罰ゲーム組でもなく、それを取り囲むギャラリー達!
 別の意味で大騒ぎになりながらも続けられるスイカ割りだが、なかなか竹刀は命中しない。
「ここか?」
 蓮は、マキナだけには当てないようにと配慮しつつ、狙いを定めて竹刀を振り下ろす。
 確かな手ごたえと共に何かが割れる感触。
 見事スイカは真っ二つになるのだった。

「完成ですっ☆」
 焼き加減を確認した杏梨は、そう皆を手招きした。いよいよ楽しいランチタイム。杏梨は更に、海水を利用して冷やした素麺を出す。
「わたくしはこれを」
 と雪姫が出した重箱の中身は、華やかなちらし寿司。それを見たココは感動の眼差しを向けた。
「あらあら……はい、どうぞ」
 雪姫は一緒に持ち込んだ紙コップに、硝子が差し入れた烏龍茶を注いで皆に配る。それに口をつけたマキナは、ようやく人心地ついた様子で、
「あー、もうお腹ペコペコだよ〜」
「うんうん。どれもとっても美味しそうだし♪ いっただっきまーす!」
 箸を持つマキナに頷き、真木綿が両手を合わせれば、巻き起こる「いただきます!」の大合唱。
「私も手伝ったんですよー」
「え゛っ……どれを?」
 胸を張った燈子に、エイゼンはあからさまに不安げな顔をした。
「……箸を並べたりとか」
 しゅんとする燈子。反対にエイゼンは安堵を覗かせ、持参したサンドイッチを燈子にも勧める。
「んー、美味い!」
 蓮のおにぎりを頬張って、秀一郎はおかずに箸を伸ばす。塩味が効いたおにぎりは食が進み、何個でも食べられそうだ。
「桜ちんの稲荷寿司も美味しいのだ〜」
「あっ、ボクも食べるー!」
 みんなの料理を順番に食べていく凪。もぐもぐと料理を詰め込む安里のほっぺたは、まるでハムスターみたいに膨らんでいる。
「櫻霞様もいかがです?」
「ああ……ん。美味いな」
 玉子焼きをつまんだ櫻霞は、流石手馴れているだけあると一言率直に感想を漏らす。
「おいしい……」
 皆が用意してくれた料理を順に食べながら、楓は思わずそうこぼす。更にまたもぐもぐ。静かに感動しながら箸を進める。
「哲太くん、前にから揚げ好きだって言ってたよね?」
 はい、と雨が出したお弁当箱には、から揚げが詰まっていた。
(「あ、雨が、俺の好物を作ってきてくれただなんて……!」)
 哲太は幸せを噛み締めながら、早速それを口に運ぶ。
「すっげーうまい!」
「そう? よかった」
 笑う雨は、これでまた哲太との親友度アップだね、なんて思っているのだけれど。哲太にとっては、それでも幸せなひとときには違いない。
「午後からは何して遊ぼうな?」
「折角だから泳ごうぜ」
 デザートに杏梨が持ってきた桃のゼリーを食べつつ、皆を見回す秀一郎に、エイゼンが答える。そういえば砂浜で遊んでばかりで、大多数はまだ一歩も海に入っていない。
「また競争する?」
「ようし、今度は負けないよ!」
 あれだけ遊んだからか、ご飯はあっという間に空っぽ。そうしてまた一行は、浜辺を楽しみ尽くそうと立ち上がる。

 そうして、日が暮れるまで遊んで。そろそろ帰ろうという頃、黒姫が皆を呼んだ。
「みんなで撮りません?」
 その手にはカメラと三脚。みんなで集まって、タイマーを仕掛けて、赤く染まった海を背景に写真を撮る。
(「この結社に巡り会い、皆に出会えて……」)
 よかった、と硝子は思う。
 あるいは皆も、そんな気持ちなのだろうか。
 その答えは、もう出ているのかもしれない。やがて焼き増しされた写真には、どこまでもどこまでも楽しげな皆の笑顔が詰まっていた。

 ――それは、暑くて輝いていた夏の日の、大切な思い出。


マスター:七海真砂 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:20人
作成日:2010/08/22
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冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
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