むしろ悪戯して欲しい


   



<オープニング>


「「お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ!」」
 ハロウィン――日本ではさほど馴染みの無かったアングロサクソン系諸国の伝統行事だが、近年では次第に身近な物になりつつ有る様だ。
「あれ……居ないのかな?」
「ここじゃないんじゃない?」
 児童館主催で行われる今回のハロウィンイベントに参加した少女達は、新たな戦利品を求めて廃墟の様なボロアパートの一室にやってきた訳だが……住人からの応答はない。
 ――がちゃ。
「え、えっと、こんにちはぁ」
 何となくドアノブを回した子供も、まさか開くとは思わずやや当惑気味に中を覗き込む。
「……おいで……中へおいで……」
 薄暗い部屋の中からは、低い男の声。
 子供達は暫し顔を見合わせるが、さして警戒する事もなく部屋の中へと上がる。
「せーの、お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ!」
 改めて決め台詞を唱えて、男が居ると思しき居間に上がる可愛らしいお化け達。
 しかしそこで彼らを待ち構えていたモノは――。
「悪戯……して欲しいなぁ、フヒッ! フヒヒッ!」

「皆元気? 季節の変わり目は体調を崩しやすいからね」
 柳瀬・莉緒(中学生運命予報士・bn0025)は軽く挨拶をすると、早速本題へ入る。
「ある廃アパートが今回の舞台よ。そこには、禍々しい地縛霊が巣食っているの。このまま放置すると、来月のハロウィンには罪のない子供達がゴーストに襲われてしまうわ」
 無論、手を拱いていれば、子供達だけでなく更に多くの悲劇にも繋がるだろう。何としても早急に手を打たなくてはならない。

「この地縛霊は、自室を訪ねてくる人間に反応して姿を現わすわ。どう言う訳か、小学生以下に見える少女には余り積極的に攻撃して来ないみたい……むしろ、攻撃されて喜ぶ節さえあるわね……」
 少女へ直接攻撃をねだって怒りのバッドステータスを与えたり、しがみ付いて動きを封じたりはしてくる様だ。
「……相変わらずひどいのが多いわね」
 率直な感想を述べるのは速坂・めぐる(烈風少女・bn0197)。
 生前どんな変態だったのか知る由も無いが、ともかく凄まじくタフらしい。強力な回復能力も持っている。
「反面、男子や中学生以上の侵入者には金属バットや改造エアガン等で猛烈に攻撃してくるわ」
 敵はメインの地縛霊に加え、3体程の援護地縛霊が存在する。こちらは、特に何の考えもなく生者に襲いかかってくる様だ。
「部屋の中は、ゴーストが出現すると特殊空間になるから、一般人を巻き込む危険は無いわね」
 特殊空間内は地縛霊の理想を反映した悪趣味な部屋の様だが、広く足場も良く、戦い易いと言えそうだ。

「依頼的な意味での危険は余り無いと思うけど……まぁ、きっちりと始末して来て頂戴」
 溜息交じりにそういうと、莉緒は能力者たちを送り出すのだった。

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参加者
二階堂・渚(中学生白燐蟲使い・b41741)
露木・水無月(耳と尻尾はもふもふ・b43410)
山崎・ましろ(雪風桜の小命婦・b45247)
プリス・ベルグランデ(吸血幼女・b47961)
フェリシア・ヴィトレイ(きまぐれな野良猫・b54696)
フィーナ・レッドスプライト(最古のまじゅちゅし見習い・b61192)
雪道・碎花(小学生雪女・b62371)
エリザベス・モーガン(残酷な人形・b75304)
NPC:速坂・めぐる(烈風少女・bn0197)




<リプレイ>

●突撃! 気の早いハロウィーン
 次第に秋が近づき、日の暮れるのもすっかり早くなる。
 黄昏時を見計らって、住宅街を粛々と歩む少女達の一団があった。
(「今回の地縛霊さんもかなりの変態さんなのですよ。死んだ後まで変態とは、残念な方なのです」)
 溜息混じりにやがて相対する敵のことを想像するのは、本依頼で唯一の男子である露木・水無月(耳と尻尾はもふもふ・b43410)。
「男の子は僕ひとり……ここはがんばらなくてはいけないのです」
 彼はジャックランタンの仮装を。使役ゴーストのさっきゅんはジャックフロストに扮している。
 男の子と言いながら、外見からは女の子に間違われてもおかしくはなさそうだ。
「しかし皆小学生なんだね、この分だと攻撃が集中しそうだ」
 今回のメンツでは年長組のフェリシア・ヴィトレイ(きまぐれな野良猫・b54696)。仮装の魔女姿は可愛らしいが、確かに高校生の彼女が小学生に扮するのは無理があるかも知れない。
「ボクも小学生に見えないだろうから攻撃されるよねぇきっと」
 頷きつつ応えるのは、こちらも高校生の二階堂・渚(中学生白燐蟲使い・b41741)。
(「地縛霊まで変態なんて……こんな変態さんを野放しになんて出来ないから早く片付けなくちゃ」)
 物事に執着する心が、残留思念となる。元々執着心の強いいわゆる「変態」と呼ばれる人種は、潜在的に残留思念を残しやすいと言えるのかも知れない。
「苛めて欲しいってんなら存分に苛めてやろうじゃねーか。迷い出た事を心底後悔するまでな!」
 極めて勇ましく言い放つのは、プリス・ベルグランデ(吸血幼女・b47961)。
「ええ。ワタクシ達のハロウィンを守るためにも、カリスマでドS(自称)なワタクシが満足いくまで悪戯しきってあの世へ送り返してやりますわっ!」
 こちらも高らかに言い放つ、フィーナ・レッドスプライト(最古のまじゅちゅし見習い・b61192)。
 しかしながら、今回の敵は幼い少女に苛められることを好む変質者らしい。2人の頑張りが、かえってご褒美になってしまわなければ良いのだが。
(「どうしてこうも変態に縁があるのかしらね」)
 一方、小柄な体格ゆえ、十分小学生に見えるエリザベス・モーガン(残酷な人形・b75304)もまた、変態ゴーストとの遭遇に辟易しているのかと思いきや――。
(「ふふ。嬉しいわ。楽しいわ。存分に苛めて逝かせてあげるわよ」)
 どうやらそうでもないらしい。魚心あれば水心と言った所か。
「それにしても……ハロウィンにはまだ早いから、この格好はちょっと浮くわね。ましろ、それ可愛いわね。もしかして手作り?」
 小悪魔衣装に身を包んだ速坂・めぐる(烈風少女・bn0197)は、落ち着かない様子で周囲をキョロキョロしていたが、顔なじみの少女が纏っているコスチュームに目を留める。
「お母さんが縫ってくれましたです」
 そう応える山崎・ましろ(雪風桜の小命婦・b45247)は、母親お手製の狐耳頭巾と狐尻尾の魔女仮装。
 ハロウィン本番に備えて、今回の依頼は前哨戦と言った所か。
「ここがあの男のハウスですね」
 そうこうしている内、目的地であるボロアパートへと辿り着く一行。表からドアノブに手を掛ける一行とは別に、雪道・碎花(小学生雪女・b62371)はベランダ側に回り込んで、窓から部屋への侵入を試みる。

●サイテー! 変態男のお部屋
「……おいで……入っておいで……」
 能力者達が部屋に踏み入るなり、どこからともなく響いて来る男の声。
「せーの、お菓子をくれたらもっと悪戯しちゃうぞーっ!」「えーと、お菓子くれなきゃいたず……」
 一斉に声を合わせる一同。若干合ってないが。
「おうふ……悪戯、して欲しいなぁ……ふひっ」
 出現したのは、2〜30代程度と思しき男。身長は低めだが、かなりの肥満体型でアニメキャラがプリントされたTシャツを纏っている。
「へんたいです! 大変なへんたいがいるのです!」
 生理的な嫌悪感を感じつつ、身構えるましろ。
 見れば、部屋の中は一面に子供(主に女児)向けアニメのポスターが貼られ、魔改造されたフィギュアや等身大のドール。抱き枕等が所狭しと並べられている。
「悠久の血を継ぐ智の後継!」
「月下に咲き誇る金の薔薇!」
 ゴーストと室内を見比べて能力者達があっけに取られていると、沈黙を打ち破るように上がる声。
「世界に蔓延る不埒なゴースト!」
「ロリーな瞳で見敵必殺!」
 声の主はプリスとフィーナ。今回の依頼に際して、かなり練習してきたと思われるヒロイン的名乗りを披露しようと言うのだ。
「お姉様に代わってお仕置きよ!」
 敵味方共に、彼女らの掛け合いをじっと見守る。そんな奇妙な光景が展開される中、名乗りも佳境に突入してゆく。
「二人は!」「プリフィナ!」
 ――どかーん。
 恐ろしいまでの完成度で決めポーズが成されると、背後ではお約束の爆発――その場に居る者達には、確かに見えたのだから仕方ない。
「な、なんでこんなことを……」
 やり切った後で、顔を真っ赤に染めるフィーナ。
「(私もちょっとやりたかった……!)」
 少し羨ましそうに呟くめぐる。やれやれと溜息をつくエリザベス。
 反応はそれぞれだが、一際異様な反応を示す者が居た。
「プリフィナキター!! リアル美少女戦士キタコレ! どぅふふ!! 退治されてみたいなんちゃってふひっ!」
 男は鼻息を荒くして、大興奮。彼のテンションの上昇に応じるかの様に、3体の援護ゴーストも出現した。
 特殊空間の中で、美少女戦士達と悪との戦いが始まる。

●攻撃がご褒美?! それってありえない!
「トリック・オア・トリート♪ 今日は特別に狐火ではなく鬼火なのですよー」
 水無月はさっきゅんに前衛を守らせ、自身は幻想的に揺らめく炎を出現させる。
 援護地縛霊2体が、その蠱惑的な動きに目を奪われた。
「悪戯されたいなら一人で来ればいいのに……」
「へんたいは消毒なのですー!」
 ――ごぉっ!
 そんな援護地縛霊らを、瞬時に飲み込んで行く碎花とましろの吹雪。
 ひらめくスカートから僅かに覗く碎花のふとももは、まだ肉付きも十分でない少女のそれ。色気と言う表現からはまだ遠いが――。
「ふひゃほ! 幼女の絶対領域! なんという殺傷力!」
 地縛霊は多いに喜んでいる様だ。
「お菓子をくれなきゃ殲滅するよっ!」
 フェリシアが降らせたのは、妖狐を守護する七星の輝き。彼女自身の攻撃力を高めると共に、援護地縛霊のうち1体を石化させる。
 次いで、ドン引きしていた渚も我に帰って光槍を放つ。
 ――どすっ。
 槍は男に命中したが、意に介するそぶりはない。
「すまないが、ロリ以外は帰ってくれないか」
 歪み無い変態地縛霊は、フェリシアと渚、エリザベスの使役であるバーサーカーを睨み付けて厳しい口調。やはり、守備範囲は小学生に限られるらしい。
「変態はァ! 潰して刻んで掻っ捌いて内蔵引きずり出してミンチだぜURYYYYYYYYY!!」
 そんな地縛霊の願いを叶えるかのように、貴種の血を覚醒させ吶喊するプリス。
「洋ロリきたこれ! しかもミニスカゴスロリ+毒舌! これで後十年は戦える!」
 再びテンションの上がる地縛霊。
 それを助長する様に、攻撃を仕掛けるのはエリザベス、フィーナ、めぐるの3人。
「これが欲しいんでしょう?」
「ぎょふぅっ!」
 エリザベスの「Gorgon hair」が男を打ち据えると、歓喜混じりの悲鳴が上がる。
「存分に味わいなさい!」
「は、はひぃ! 女王様ぁ!」
 実際それなりのダメージは入っている筈なのだが……。
「ワタクシのびぼーに魅了されるといいですわ!」
 ライオットバーンを振るい、動きを封じられた援護地縛霊らを攻撃するフィーナ。
「美幼女ハァハァ……」
「うざったいですわね、貴方はあとで相手してやりますわ!」
「!」
 フィーナのそんな言葉さえも、地縛霊にとっては歓喜を誘う物でしかない様だ。
「はぁ……なんだか疲れてきたわ。さっさと片付けるに越したことはないわね」
 黒燐蟲らを解き放ち、手負いの地縛霊らの体力を削るめぐる。
「ツインテツンクールロリ! 狙いすぎでゅくし!」
「狙ってない!」
 ともかく、少女達の苛烈な攻撃と男の歓喜の声が入り乱れる特殊空間での戦いは、混迷の度合いを深めて行くのだった。

●二度と来ないで! 天に還った変態
「あっちいけ! あっちいけ! あっちいけ!」
「あはぁ……もっふもふ、もふもふだぁ……」
 ましろの尻尾が、男の顔面を幾度となく打ち据える。
「ど、どんだけしぶといのよ……!」
 浄化の風を呼び起こし、すぐさま封術を解くめぐるだが、疲労の色は隠せない。
 地縛霊は想像以上のタフさと異常さで、能力者達の体力と精神力を削っていたのだ。
「渚、行くよ」
「うん!」
 ――バシュッ!
 フェリシアの放つ雷弾と、渚の光槍がまたも地縛霊を直撃。
「……何してくれちゃってんだこの×××どもがぁぁ!」
 小学生達に攻撃されて喜んでいた地縛霊は、まるで人が変わったように怒声を上げる。
「お兄ちゃん、乱暴は止めて!」
 そんな地縛霊を止めるべく、必死の声を上げるのは碎花。
「そんな事するお兄ちゃん……嫌い」
「おにいちゃん頂きましたー!」
 別に彼女が止めたからと言う訳では無いだろうが、体力を回復する地縛霊。
「……お兄ちゃん……だいすき」
 碎花はそんな地縛霊にしな垂れかかり、ほっぺにキスする――かと思いきや、零距離から氷の吐息を浴びせる。
「ひゃいぃっ!!?」
「今日はお友達もハロウィン仕様なのです。みんなで悪戯しちゃうのですよ♪」
 飛び上がる男に落ち着く暇を与えず、水無月はアヤカシの群れを展開する。
「よ、幼女がいっぱいきたぁぁ!」
 群れにたかられて、集中攻撃を受けながらも地縛霊は嬉しそうだ。
「テメェが! 死ぬまで! 攻撃を! やめないッ!」
 更には、踊るような軽やかな回転から雷光剣を振るうプリス。
「なっ! 何をするだァーッ! もっと、もっとぉーッ!」
 切り刻まれながらも、地縛霊は奇声を上げ続けるばかり。
「とんだ変態ですわね……」
 そのタフさ、イカれ具合にフィーナが辟易して呟いた刹那――。
 ――がしっ。
「フィーナたん、君ももっと攻撃していいんだよふひっ」
 なんと地縛霊は、彼女に縋り付いた。
「ひゃぁっ、こ、この変態! 離せ、離しなさいってば!」
 振りほどこうとするが、さすがにそう簡単に離す気はなさそうだ。
 しかし考えようによっては、集中攻撃のチャンス。能力者たちはそんな地縛霊に引導を渡すべく一斉に襲い掛かる。
「さぁ、跪いて求めなさい。その汚らわしい頭を踏んであげるわ。嬉しいでしょう?」
「ひゃいっ!?」
 ――がすっ!
 エリザベスは、さすが堂に入った責めっぷり。地縛霊の頭に容赦ない蹴りを浴びせる。
「よっしゃー! 踏むなら任せろー! 成敗!」
「ごぶおっ!!」
 プリスもまた便乗する様にハイジャンプすると、変態の頭に着地。
「ほら、貴方も踏みなさい、フィーナ」
「え、いや、踏むって……コレを? こ、こんなの踏みたくないですわっ!」
「自称カリスマでドSなんでしょう?」
 最初は断固拒否していたフィーナだが、結局流されて目を瞑ったまま踏みつける。
「ロリっ娘に踏まれた悦びと共に逝きなさい、この豚!」
「ぎょふぉっ!!?」
 ――バシュッ!
 トドメとばかりに振るわれた鞭が、男を打ち据える。
 不死身にも思えた変態地縛霊だが、さすがに能力者たちの攻撃でダメージが蓄積していたのだろう。燐光を放ちながら、霧散し始める。
「お、覚えておけ幼女達……俺が倒れても……第二第三の同志が……こぽぉ」
 そして、不吉な捨て台詞と共に完全消滅したのだった。

●永遠なれ! 正義のヒロイン達
「終わったね……」
 安堵と疲労感を感じつつも、笑顔で皆を見回す渚。
「……お菓子を出さずにイタズラを受けるだなんて、お菓子だけに、おかしな話でした」
 小首をかしげながら、上手い事を言う碎花。
「ハァ、な、なんか無駄に疲れましたわ。ドSってのも、なかなか大変ですわね……」
 こちらはぐったりと、疲労困憊のフィーナ。
「……手強い敵だった。そう、テメェもまた強敵と書いて友と読……まねぇよなぁ。変態だったし」
 と、ドレスの埃を払いつつプリス。
「ふふ。この手の依頼は楽しいわ。いつでも来なさい変態ども。遊んであげるわよ」
 一方で、エリザベスの様に全く疲れを見せないつわものも居る。
「しかしめぐる絡みの依頼は色々とアレなゴーストが多いよね。好かれているのかい?」
「わ、私絡みとか言わないでよ。変態と関係があるみたいじゃない……でも次は、眼鏡っ子に踏まれたい地縛霊とかが出てくるかも知れないわよ?」
「……」
 冗談で済めばよいが――フェリシアとめぐるは、心からそう祈るのだった。
「……ゲン直しとか精神ダメージ回復に、本当にお菓子くれるところに行きたいのです……せっかく仮装もしてますし」
「そうですね、地縛霊さんも無事退治できたことですし、みなさん甘いものでもどうですか? 今日はジャックランタンを模ったカボチャのクッキーを作ってきたですよ」
 ましろの呟きに、水無月が取り出したのは手作りクッキー。女の子ばかりで肩身が狭いかと思いきや、完全に馴染んでいるのはさすがだ。
 ともかくこんな長く辛い戦いの後には、甘いものを食べて一休み。鋭気を養うのも良いだろう。

 何しろ彼女達に退治される事を待って――いや、彼女達が退治しなければならないゴーストは山ほど居るのだから……。


マスター:小茄 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:8人
作成日:2010/09/30
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冒険結果:成功!
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